皆さんは「魔法陣グルグル」というアニメ、もしくは漫画作品をご存じですか????
おそらく若い方にはあまりピンとこないものの、3~40代の方はめちゃくちゃ懐かしい!!!と思うはず!!!
私自身は世代ではないものの、エンディング曲である奥井亜紀さんが歌う「Wind Climbing ~風にあそばれて~」をふと耳にした事をきっかけに子供の頃にどハマりしてから十数年、いまでもずーーーーっと大好きな作品なので今回は語らせていただきます!!!
出典元:TVアニメ『魔法陣グルグル』公式サイト-http://guruguru-anime.jp/
『魔法陣グルグル』とは
こちらは今から約30年前、月間少年ガンガンにて10年間連載されその間に2度、そして2017年にもリメイクとして三度目のアニメ化をした、衛藤ヒロユキさん原作のRPGゲーム風ファンタジー作品になります。
3~40代の方々が子供のころはめちゃくちゃ人気だったらしく、当時はいろいろなグッズ商品が展開されたり、劇場アニメ化もされ、子供たちの遊びとしてノートや校庭に魔法陣を描くのが流行ったりしていたそうです。
また、笑えるギャグ漫画としても知られており、もう本当にクスリとくるネタのオンパレードです。
たとえば、ボスの弱点の特徴が長すぎて「肩のうしろの2本のゴボウのまんなかにあるスネ毛の下のロココ調の右」と誤読したり、主人公であるニケが勇者であると証明されたことを記録する際、不注意で自分の名前を勇者「ああああ」と記録してしまったり・・・
さらには魔王を倒そうとするラストバトル時、ニケは「うんこがしたい」ことで頭がいっぱいの中、めずらしくシリアス顔で魔王を追い詰める姿を見て、ヒロインであるククリはときめきつつとどめの魔法を発動させたり・・・
最初から最後まで、ページを開くたびにほとんどギャグが詰め込まれています。
あらすじ
ジェムジャム大陸にあるジミナ村。そこには平和なのに両親から無理やり勇者として育てられていた少年「ニケ」が住んでいた。
ある日、コーダイ国王からこの村に魔王討伐のため勇者募集の看板が立つ。その看板をみたニケの父はニケに対して「魔王を倒して来い」と半ば強制的に家から追い出してしまう。
ニケはやる気のないまま、しきたりに則って村はずれに住んでいる魔法オババのもとを訪ねると、勇者が現れるのを待ちつづけていた、ミグミグ族の末裔でグルグルという魔法を使える少女「ククリ」と出会う。
そのままククリを託され、魔王を倒すために二人は旅にでる・・・
二人の主人公
・ニケ 金髪で頭にバンダナを巻いている男の子。お調子者でかわいい女の子に弱くスケベな少年。勇者として旅に出ているものの職業の適正は盗賊で盗む能力が高い。
光魔法「キラキラ」という自然界のエネルギーを剣に変える力と「カッコいいポーズ」というかっこよさで魅了させて相手を動けなくする魔法が使える。
・ククリ 黒いローブと三つ編みが特徴の天真爛漫な少女。幽閉されていたため世間を知らないことが多く、お金の使い方を知らなかったりチョコレートを食べたことがなかったり。
光魔法とは対だと言われている、杖を用いて魔法陣を描くことによって発動する、心の状態が大きく影響する魔法「グルグル」が使える。
出典元:STORY|TVアニメ『魔法陣グルグル』公式サイト-http://guruguru-anime.jp/story/?ep=1
「ニケに恋するククリ」という物語の鍵
そんなギャグ漫画である魔法陣グルグルですが、ククリという一人の女の子の恋物語でもあります。
ククリは最初ニケと会ったとき、勇者として憧れのまなざしを向けていました。ですがニケの事が気になる描写が巻を重ねるごとに増えていき、ある時ニケへの一方的な恋に気づきます。
そんな中、敵によってニケとククリの仲を裂いて、心の影響が出やすいとされるグルグルを使えなくすることを目的とする「ラブラブ大作戦」というものが実行されます。
その時にやってきた「スエラ」と名乗る謎の女の子はニケをたぶらかした後ククリを挑発、その時に「勇者様のとなりをとらないで!!」と不安が最高潮に達した中で泣きながら描いたグルグルによって、悪さをしまくる「デビルククリ」に変貌してしまったのです。
そんなデビルククリがどうなったかは・・・ぜひ本編をご覧ください!!
そんなククリの恋心は、中盤までは闇魔法だと扱われていた「グルグル」と大きく関連しています。どうやって魔王ギリを封印したのか・・・ミグミグ族、そしてグルグルとは何なのか・・・話の根幹にククリの恋がおおいにかかわっています。ネタバレしたいけどできない・・・これもぜひ本編をご覧ください!!!!!
キタキタおやじという強烈な親父
この作品を語るにあたってある意味で欠かせない存在です。
上半身裸で下には腰ミノを巻いている姿、そして「キタキタ踊り」という怪しさ満点の踊りを、後継者を探すために常に踊り続けていることがトレードマークの存在が強烈な親父です。
といってもこの踊りにはククリが使う魔法が隠されており物語に一役買うものの、作品内では上記の行動が原因でトラブルメーカーとなっており、ニケやククリはもちろん敵である魔族たち、そして魔王「ギリ」からも気持ち悪がられていました。
そんなキタキタおやじですが踊りによって鍛えられたのか、作中に出てくるHP表示がニケ20(魔王を倒してからは68)、ククリ16、その他キャラでも50前後なのに対して、キタキタおやじはぶっ飛んでいてデフォでHP1650もあったリします。
親父だけ高すぎんだろ・・・
そしていろんな作品でオマージュされている伝説的なネタに「ワキおにぎり」というものがあるのですが、これはキタキタおやじが発祥だったりします。
とある場所で旅の資金を稼ぐため、ニケ一行はそこを通る旅人に食事を売ることに。そこで売り子をおこなったククリのかわいさによって旅人の間で一時期評判になるのですが、ある時旅人が「ぎゅっぎゅっ・・」という異音に気づき売店のテントの中をのぞくと、そこには自分の腋の下でおにぎりを作ってるキタキタおやじの姿が・・・
うーん食べたくない・・・
そんなキタキタおやじですがあまりに人気すぎて、主役として「舞勇伝キタキタ」というニケとククリが魔王を倒した後の物語のスピンオフ漫画が出てしまっています。
出典元:STORY|TVアニメ『魔法陣グルグル』公式サイト-http://guruguru-anime.jp/story/?ep=7
続編の魔法陣グルグル2
さて、3~40代で子供の頃にグルグルにハマっていた方でも知らない方が結構いるのですが、実は魔法陣グルグルは2012年から続編である「魔法陣グルグル2」がガンガンオンラインより連載されております。
あらすじは「魔王ギリを倒し、世界が平和になりジミナ村に帰ってきたニケとククリ。そこで退屈で平穏な日々を送っていた二人だが、また新たな魔王が出てきてしまう!!!」
ちなみにニケは光魔法が、ククリはこれまでのグルグルが使えなくなっております。
無印のグルグルから絵柄は多少変わっているものの、クスリと笑ってしまうギャグ要素は健在なので昔と何ら変わりなく楽しめますよ!!!
出典元:BOOKS|TVアニメ『魔法陣グルグル』公式サイト-http://guruguru-anime.jp/books/others.html
最後に
アニメを見る際には、一期、二期、三期があるのですが、所見の方はまずは三期から見るのをお勧めします!!!!
一期は1994年に、二期は2000年に放送されたのですが、どちらも当時は原作が未完ということもありアニオリ要素が含まれる中で魔王を倒さず終了しています。
三期は2017年に放送されたのですが、その時は原作が終了しているため原作を基に24話構成で放送しています。多少ダイジェスト気味ではあるものの、テンポが良くてとても見やすいです!!!
もちろん一、二期が悪いとかではないです!!!ゆったり物語が進んで見やすいですし、吉田古奈美さんの演じるククリちゃんは信じられないほどかわいいです!!!!そして一期のEDである「Wind Climbing ~風にあそばれて~」と二期EDの「西の空へ」は本当に名曲です!!!!
またニケクク、キタキタおやじだけではなく、さまざまな道具を産みだすトマくんやジト目でおとなしそうだけど行動は破天荒な巫女であるジュジュちゃん、ナルシストで魔法発動時には変な踊りをしだす敵のレイドなど・・・そのほかにも個性的なキャラクターがたくさん出てきます!!!
昔のグルグルが懐かしいと思った大人の方やこの記事で興味を持った方々、本当にオススメの作品なのでアニメ・漫画をぜひご覧ください!!!!!
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