お盆にあった僕のトラウマ心霊体験

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怖いもの好きの皆さん、こんばんは。

今年のお盆が終わりましたが、皆さんはなにか不思議な体験はありましたか?
今年に限らず、『お盆に心霊体験をしたことがある!』という方はぜひコメントにて教えてください:)

お盆・・・不思議な文化ですよね。
普段は幽霊の存在を信じていない人も、ご先祖さまの魂が帰ってこれるようにと準備をする
矛盾してるなって思うの僕だけですか?

まあそれは置いておいて
今回の記事では僕が過去に経験したお盆のトラウマ級心霊体験についてお話させていただこうと思います。

お盆の時期。どうやら活発的になられるのはご先祖さまだけとは限らないようです。

目次

お盆の時期におじさんはやってきた。

まず、僕の家族について説明させてください。

家族構成は、父・母・兄・僕の4人家族。

母方の家系が霊感がかなり強く、僕と兄はそれを引き継いでしまったんです。

幸いにも父方の守護霊のお力が強いらしく、酷い目にあってもなんとか助かるようなバランスになっています。

僕は、霊の姿形はあまり見ることはありません。
その代わりに耳がとても良く、普段からそういった存在の音、声がよく聞こえます。

対して兄は、耳は普通に聞こえるくらいだけれど、姿形をよく見てしまうといったすこし僕とは対象的な感じなんです。

今回は、僕が異音を聞いてしまったことがことの発端でした。

最初の違和感、異音。

僕の家には玄関を入ってすぐ左に廊下があり、そこにはズラーっと物干し竿が置いてあります。

お盆の入りかけ頃に。僕が家から帰ってくるとそこの物干し竿から変な音がしたんです。

“キンキンキンキンキン”?はたまた“カンカンカンカンカン”といったような

まるで頭の中に鳴りかけてくるような、よくわからない音です。

なんか変な音がするな~。なんてそのくらいであまり気にすることはなかったんですが

毎日同じような音が聞こえるんです。

3日ほど経ったころ、兄と一緒に帰宅するタイミングが重なったことがありました。

僕は兄に言ったんです。「なんかここの物干し竿からキンキンキン、カンカンカンみたいな音がしない?」

兄は聞こえないといいます。僕だけが聞こえているらしいんです。

でも、幽霊はかまちょ。

僕は気にしないことにしました。

姿を表す、おじさん。

次の日の夜、兄から話がありました。

「今日の朝、物干し竿のある廊下の奥におじさんが座ってた。」

「ずっと見つめてたら、線路の方に消えてったよ。」と。

恐らく、僕たちが物干し竿の前で異音の話をしてしまったことが原因でしょう。

なんせ、霊の一番の目的は“気付いてもらうこと”なんですから。

成仏出来なかった霊ならば、何かしら人間にアピールして成仏させてほしい。
ご先祖さまならば、忘れないでほしい。

こいつら、見える 聞こえる と思われちゃだめなんです。

でも、聞いてしまった 見てしまった。

ここから状況は悪化していきます。

家の中を走り回る、おじさん。

兄と話しをした次の日から、おじさんが調子に乗って活発的に行動するようになりました。

霊の喋り方を聞いたことがある人ならわかると思うんですけど、基本的になんて言ってるかわからないんです。

おじさんは、“あぁあ゛おおうううおお゛ぁああうおお゛うおおああ゛”みたいなことを、ずっと低い声で唸るように叫びながら、家の中を走り回るようになります。

例えば、僕が廊下にいるときは音は聞こえません。

でも、2階に居たり、自室に居たりするときはそうやって走り回るんです。

まるで本当に人が走ってるのかというくらいハッキリ聞こえるんです。

本当に嫌だったのは

お風呂の最中も聞こえること。

頭を洗って目を瞑っている最中もおじさんは低い声で唸声をあげながら走ってきます。

僕はどんどん恐怖に染まっていき、兄の自室に籠もるようになります。

足音が少しづつ迫ってくる。

おじさんの足音ははっきりしてるので、どこにいるのかがわかりやすかったんです。

1階の廊下を走り回っている音が、ずっとしていたので

僕は2階にある兄の部屋で過ごすようになります。

声と足音がするのは怖いですが、まだ近くに居ないのなら少しは恐怖が紛れるからです。

でも、そんな状況も一変します。

普段どおり走っていたおじさんの足音が

ダンッダンッダンッダンッ!

声も

あぁぁ゛おおうおお゛あぁああぉあああああ゛!

と、階段を登ってくるようになってしまいました。

明らかに僕を認識し、僕に近付いてこようとしています。

ですが、幸いにも階段を登りきる直前で引き返して降りていく。

登ってきては降りる。おじさんはそんなことをずっと繰り返していました。

耳元で囁く。

ある夜。

僕は兄の部屋で、少し兄と離れた場所で寝ていました。

すると、いつも寝るときは聞こえなかったおじさんの足音が聞こえてきます。

僕は恐怖で縮こまり、息を殺して布団の中で身を潜めました。

音に集中すると、おじさんはいつものように奇声を発しながら走り回っているようです。

階段を登ってくる音が本当に怖くて。階段を登りきることはしないとわかっていても、自分の方へ音が近づいてくるのは本当に怖いんです。

おじさんが階段を登ってくるたび

『くるな、くるな!』

と心のなかで叫びます。

そんなことを何回も繰り返した頃でした。

階段の最上段あたりでおじさんの足音と声がピタリと止みます。

え?おじさんが消えた?と思った瞬間

ヒタ、ヒタ、ヒタ、ヒタ

足音だけが、部屋の前まで近付いてきて、止まります。

えっ?えっ?と、状況が理解できないで居たその次の瞬間

と、耳元でおじさんが囁きました。

おわりに

その後、僕は当たり前ですがめちゃくちゃでかい声で「兄者!兄者!」と兄を叩き起こし兄の横で寝ました笑

それから現れることはなく数年立ちましたが、お盆の季節は毎年どうしても思い出してしまいます。

なんだったんですかね?お坊さんとか見てたら教えてくださいほんとに

一応まだまだ体験談のストックはあって、ヴィレヴァンの心霊担当の座を密かに狙うべく

心霊体験を書いていこうと思っていますので、よろしければシェアしてお友達や家族を怖がらせたり

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じゃないと、あなたの家にもおじさんがくるかもしれないですよ・・・。

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この記事を書いた人

ヨルシカと米津玄師をこよなく愛するひと
猫と珈琲と音楽があれば生きていける

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