まずは質問をさせてください
Q.「BUCK-TICKを知っていますか?」
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A.「んー、聞いたことあるけど、聴いたことない。」
A.「惡の華、だよね?」
A.「知ってるよ、ジャストワンモアキスでしょ?」
A.「↓こういう髪型のバンドでしょ?」
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この質問、100人にしたら、95人はこの返答である。
(参考文献 民明書房 「B-Tのあるある言いたい」)
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初めまして、ヴィレッジヴァンガード渋谷本店で働く社員のますどさんです。
齢36歳の中年男児、通勤1時間の穏やかな土地で猫2匹と暮らしつつ、毎日毎日業務に勤しんでおります。
あ、
毎日に誤解がないように補足しますが、休みはちゃんとありますから!
(ドラマ「ヴィレヴァン!」は事実に基づいたフィクションです)
→気になる方はコチラ
(さてと愛社精神ステマを挟んだところで)
人事異動をきっかけに東京へ引っ越して早2年半…。
東京に来たからには果たしたい夢は3つ。
①猫を飼う
②広いキッチンを手に入れる
③BUCK-TICKをどこかで偶然見かけたい(声はかけれない)
①②はあっという間に叶いましたが、③まだまだ夢に夢に夢見る私から、BUCK-TICKの楽しみ方や、歴史から紐解く教訓や、無能社員の不甲斐なさ、ついには猫にも嫌われる悲しさや、なんかもうこうドロドロっとしたヤツを中心にお付き合いいただけないでしょうか?
A.「結構です」
脱線事故失礼、時を戻しましょう。
言わずもがな、【惡の華】【JUST ONE MORE KISS】は欠かせない代表曲。
その後のアーティストへの影響の大きい日本のバンド史、音楽史を語る上で欠かせないターニングポイントです。
ただ、本当にもう残念で仕方ないから声を荒げて言うと、
「そこからがとっても面白いのにーー!!」
です。
(なんならそれまでも面白いしな、それな)
-BUCK-TICK(バクチク)とは?-
BUCK-TICKは1985年にデビューし、その後87年にメジャーデビューを果たし、
当時としては異例のメジャーでセルフプロデュースでの音楽制作を行い、
セールス面も成功を修め、その後も変化を恐れずさまざまな音楽要素を取り入れ、
メンバーチェンジを1度もせずに今年メジャーデビュー35周年を迎える、今なお進化を続ける稀有なロックバンドです。
私が思うに、
最近は物事を断片的に切り抜いて、
良し悪しを判断してしまう傾向に思います。
35年もあると、いろんな場面があるのでね。
だから、なるべくいろんな時代をちょっとずつ切り抜いて、いろんなBUCK-TICKを知ってほしいです。
そして日本が誇るべきバンド「BUCK-TICK」の歩んできた軌跡を知ってもらえたらな、と思ってております。
祝!今年でメジャーデビュー35周年!!
改めて、
メンバーが変わらず、35年も一緒にバンドを続けるって本当にすごくないですか??
35年もあれば、いろんなことがありますよ?
自分に置き換えて考えてみてくださいよ。
結婚したり、子どもできたり、半額の総菜ばかり狙ってみたり、確定申告の仕方未だにわからなかったり。
いろいろありますよね。
ちなみに私の年表は下の方に貼っときますね。
そしてその長い長い歴史は、
昨年9月にリリースされたシングル
に現れていて感慨深いです。
【Go-Go B-T TRAIN】
ファンをしている者からするとタイトルから「おっ(笑)」と思ってしまうこのチョイス。
曲中の合いの手なんかは、ライブなんかも想定しちゃってツボなのですが、
この曲はまさに35年を走り続け、まだ見えぬ終着駅へと続く未来への寝台列車。
こういう釜飯的な表現の際は”バンドワゴン”という言葉を使いがちではありますが、
メンバーと共に歩んだ道のり、だけではなく、そこに不特定多数の皆様、つまり支えてくれた皆様が乗れるスペースがある電車を選ぶ辺りがさすがBUCK-TICKです。へいっ!へいっ!へいっ!
さて、ご覧いただいた動画が最新のB-Tの姿でございます。
初めて観た方やあの頃しか知らないって方は、
・あれ?こんな感じ?
・もっと重たい感じ、ダークなイメージだった。
・左の人なんか派手ですね。
・左の人、今でも派手なんですね。
・ボーカルが恐ろしく美形やな
・ドラムはまだ尖ってるんかい!
そんな感想を持ったり持たなかったりいらっしゃるかと思います。
一旦、そちらの感想をお持ち帰りいただき、次回をぜひお読みいただきたい。
次回は、私が21歳の頃の亡命時代のお話を添えてB-Tの魅力をさらに伝えたいと思います!
その1 -出会い- ~京都のレンタルビデオ屋から愛を込めて~ へ続く
-ますどさんの年表-
0才 京都に生まれる。
4才 幼稚園の滑り台から落ちて、頭蓋骨陥没。なぜか運動が嫌いになる。
10才 学校には給食の時間に行くようにする。
14才 学校にも行かず、家からも出ずの非行の限りを尽くす。
15才 お布団から飛び出してBOOKOFFを1日で6件回る生活を週3回行う。
16才 定時制高校で70歳と同級生になる。ベースを始める。
17才 家のポストに自作のマッチョヒーロー漫画を不定期でポストへ入れていく親友ができる。
18才 仲良かったクラスメートが突然退学。どうやら、消えたのは学校からだけではないみたい。
19才 ブラックなカラオケ屋でバイト。酔っ払い客に殴られた事を報告したら社長が客を脅しはじめて、強さについて考える。
20才 このままじゃダメだと思い、知り合いのレンタルビデオ屋へ亡命。社割でCD借り放題。バンドを始めてもっとダメになる。
21才 BUCK-TICKと出会う。
23才 レンタルビデオ屋買収により、ニートに。
23才 ニートのくせに大阪のBUCK-TICKしか流さないクラブイベントに通い詰め貯金50万を失う。
24才 友達の誘いで音楽スタジオでバイトを始める。店長と口論になり、一時シフトが週0になる。
27才 友達の誘いでヴィレヴァンアルバイトスタート。
29才 「君はもう詰みですよ」と店長に告げられ、追い込まれ社員希望を出す。
大阪へ異動し修行。漢の厳しさ・優しさを学ぶ。
32才 2年半の修行を経て店長デビュー
33才 社員昇格
34才 CYBERTOKYO渋谷に異動 。BUCK-TICK結成35年!
35才 いい大人なのに迷惑ばかりかけている。
36才 ひとつの結論として、現在断酒。BUCK-TICKメジャーデビュー35年!
コメント
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