こんにちは。
みなさん、SNSでマンガ、読んでますか?
RT等でTLに流れてくるとどんなお話なのかな~
と気になって読んでみたりしますよね。
その中でも特に人物の描写が際立ってると感じた作品「私のジャンルに『神』がいます」
(原題:「同人女の感情」)について書いていきたいと思います。
「同人女の感情」
はじめて読んだのは、三年前にアップされたこの一作。
ざっくり言うと、二次創作する女性のコミュニティ内で起こる悲喜こもごも。なのですが
この作品の回りよう(SNS上でのシェアされよう)がとんでもなかった!
・神作家・綾城さんに認知されたい!
・仲良しそうな人への嫉妬…
・(好きすぎて)ブロックししよう
あたりが”あるある”としてウケてるのかなという印象でした。
最後報われて終わるのもいい。
他のコミュニティでも似たような共感を呼びそうですよね。
そしてこの投稿以降連作が続き、アップされるたび夥しい数のシェアがされていくようになります。
綾城とおけけパワー中島
第二話では第一話と違う女性が主人公として現れ、この作品がオムニバス形式であることが分かります。
この新たな主人公もまた綾城さんの熱烈なファンです。そしてこの綾城さんと仲良しそうで
”イラッとくる人”として描かれていたおけけパワー中島さん(※以下おけパ)も再登場。
二話ではイラッとどころでなく恨む勢いで主人公に嫌われる存在になっています。
が、最後に主人公の知らないところで橋渡しをしてくれてる描写があり
ただの不愉快なヤツでは無いことが判明していきます。
その後第四話の主人公については明確に救いの手を差し伸べる存在として出てきますし
第五話六話ではおけパの行動により主人公が感涙するところまでいきます。
(逆に綾城さんの露出はサラッとSNS上のみの描写)
おけけパワー中島という存在
徹底しておけパのビジュアルは作中描かれてないのですが、読んでいると彼女の言動が
悪気無く、素直で、人懐こく、反応が速い。ということが分かってきます。
それが人に寄ってハマるかハマらないかの違いなんでしょうけど
ある人にとっては嫉妬、憎悪の対象。ある人にとっては数少ない心許せる友人。
ある人にとっては逐一反応をくれる自分のファンでいてくれる人。ありがたい存在。
といった形で、とにかく多面的な存在感があり、作中最も奥行きがある人物と言えます。
分かりやすく切り出されている回もあるので貼っておきます↓
おけパは憎たらしいけど、雑にヘイトツイートしてる人に怒ってしまう
七瀬の愛憎入り乱れた感情が見ものです。
おけけパワー中島という概念
そしてこのマンガがバズって以降”おけパという概念”がSNS上で確立したのが
一番の注目ポイントと言えるかもしれません。
おいそれと近づけない、崇めていると言っても過言ではない憧れのクリエイターに
なれなれしくリプを飛ばし、親しげに交流している人。また、その人への羨望の気持ち。
を「おけパ」と名付けて語られるようになったのです。
言葉の省略にウェルカムなSNS上で流行るのは自然な理(ことわり)なんでしょうけど…
一度おけパでツイッター検索してみてください。
本当に使用してる人が多くてびっくりすると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「私のジャンルに『神』がいます」、読みたくなりましたか?
単行本化されたものも3巻まで発行されてるので
ネットで読んでよかったら紙媒体で入手するのもオススメです。
ここまで目を通して下さりありがとうございました。
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