生粋の百合スキーが新しい百合沼にハマったようです

というわけで皆様ごきげんよう。
百合があれば大体のことは乗り越えられるでお馴染みしおたろう100号と申します。

今まで生きてきて百合漫画を100冊以上読んできた（ガチで盛ってなくてそれくらい読んでいるはず）私が百合好きの新たな境地に至る作品と出会ってしまったのでお知らせいたします。

【Kino.Q】紙神経衰弱

3,300 円（税込）

めくっても、めくっても白い紙！！ 数字ではなく、26種類の白い紙でできたトランプです。 ルールは簡単。 裏返したトランプから2枚めくって、同じ種類の紙をあてるだけ！たくさんのペアをとれた人が勝ちです。 記憶力で…手触りで…それとも白色の違いであてられる？！ さあ、あなたも真っ白な世界で神経を衰弱させてみてください！！

詳しくみる

きたない君がいちばんかわいい

今回ご紹介したいのはこちら！

とりあえず何も言わずにこのツイートから始まる漫画を読んでいただきたい！！
読みました？読みましたね？？（物凄い圧のかけ方）
こちら「きたない君がいちばんかわいい」（通称「きたかわ」）の第一話なんですけど色々衝撃的過ぎやしませんか…
最初は学園ものかーくらいの気持ちで読んでいたんですよ。
一目を忍んで好き合う二人…的な感じなのかな～みたいな。
でもさ、ツリーの７くらいからなんか頭に？が飛ぶようになって一話のラストまで読んだら…なんかもの凄く背徳的なものを見てしまった感に包まれるという。
同性同士だからとかそういうので禁断の関係なんてのは全く思わない人間なのですが、これはなんか本当に禁断の扉を開いてしまったような。
とにかくこれが私にとって刺激的で心をギュッと掴まれてしまう百合作品との出会いとなったのでした。

叫ぶチキン 32㎝

880 円（税込）

叫ぶチキンのお腹を軽く握りつぶすと、「ああー」と音がなります！ びっくり！

オンラインストアで見てみる

簡単にキャラクターを紹介してみる

まずはひなこから

主人公その１。後述する愛吏の中学時代からの友人。クラスでは目立たない立ち位置のグループに所属。愛吏に度々過度の要求を受けるがそれを悉く聞き入れ、彼女が満足した表情を見るのを嬉しく思っている。

続いてあいちゃん(本名は愛吏さん）。

主人公その２。前述のひなことは中学時代からの友人。同じ高校の同じクラスに所属しているのにひなことは普段の学校生活では全く接点を持っていない。かなりの優等生でカースト上位のグループに所属。ひなこが自分のために惨めな姿を晒すのが最上の喜び。日曜朝のアニメをずっと追いかけているという幼さを感じさせる一面もある。

次は一叶。

愛吏と同じグループに所属するムードメーカー的な明るい性格の女の子。そのキャラ的に何も考えてなさそうな印象を受けるのだが…

とりあえず以上！

本当はもっと沢山紹介したいのですが、取り合えずジャブ的な感じで３人だけ紹介させていただきました。
こういう感じなら主人公２人の紹介だけでも良かったんじゃないかって？
なぜこうなったかと言えば私の「きたかわ」内での激推しキャラが一叶ちゃんだからなのだ！！
見た目がストライクなのも勿論あるのだけど、途中で垣間見える一叶の願望が私のハートを打ち抜いたのですよ。
私は基本的に主人公を推さない傾向にあるのですが、それを差し置いてもやっぱりこの作品の中では一叶がナンバーワンだと思う（※超個人的感想）。

「きたかわ」って一般的にイメージする百合作品と一線を画す作風だと勝手に思っているんですけど、キャラクターの二面性がこの物語の面白さを色濃く浮き彫りにしているのではないかなと考えておりまして。
ひなこは愛吏に蹂躙されているキャラとして第一話から描かれている訳ですが、とある出来事を経てその二人の関係性は違ったものになっていくのです。
第一話を読んだ時点で後にひなこが愛吏の○○を○○る日が来るなんて想像できなくないですか？？（ネタバレ回避のため伏字。尚当てはまる文字は複数ある模様）
いや～…ホントこんなのゾクゾクせざるを得ないでしょう…
二面性と言えばひなこと同じグループの好美ちゃんなんて大人しそうな顔をして（実際大人しいんだけど）悠子ちゃん（こちらも同じグループの子）のため（と思い込んだら）○○を○○して○○なんかしちゃったりして（ネタバレ回避のためとはいえ伏字が多すぎる件）完全に「きたかわ」のストーリーに無くてはならないキャラクターだと思うの。
というか好美がいなかったらあんなこと（どんなことなのか）になってないから本当諸悪の根源キーパーソンてやつですな。
そんな素敵なキャラてんこ盛りな「きたかわ」ですが、貴方が読んだら一体誰推しになるでしょうか？
「きたかわ」を読んで最初と最後の方では推しが変わった！なんてこともあると思います。
是非その辺りの変化などを含めてコメントなどで教えていただけるとめっちゃ嬉しいです！

まとめ

「きたかわ」は正直ストーリー的に好き嫌いがハッキリ分かれる作品だと思います。
でもだからこそ刺さる人にはマジで刺さって抜けないやつ。
言うまでもなく私もその一人です。
読んでいるとめちゃくちゃ苦しくなるんだけどその手を止めることはできず、ラストを読んだ後はその衝撃から頭が真っ白になってしまったほど。
ここまで読むのにパワーがいる作品は中々ないですよ。
その辺サブカル漫画に通じるものがある気がします。
メンタルゴリゴリ削られながら読む百合漫画も一興！
興味ある方は是非読んで一緒に「きたかわ」の世界観の虜になってしまいましょう！