「放課後、ヴィレヴァン寄って行こ〜」
「なんか面白いプレゼントってヴィレヴァンにあるかな〜」
「へ〜!こんな物も売ってるんだ〜」
他のどんな店とも違う、唯一無二の世界観。
なんかよくわからないけど理由もなく立ち寄ってみたくなる不思議な空間。ヴィレヴァンってそんなところ。
通称ヴィレヴァン、正式にはヴィレッジヴァンガード。
家族からは「言いにくい」「覚えにくい」と散々な言われ様なのですが、言い慣れるまで言ってもらうし、覚えるまで私が良さを語り続けてやろうと決めています。まじです。
そもそもヴィレヴァンって何屋さん?
キーワードは「遊べる本屋」
つまり、本屋さんってわけです。
とはいえ、働いている身で言うのもなんですが、本屋さん?って気持ち。
なにせ、それくらい書籍以外の存在感が半端ない店内。
というより、その書籍すら雑貨という認識で売場が作られている。
個人的にめっちゃ推せるポイントです・・!
実は1号店は1986年に名古屋にオープンしていて、意外と歴史ある本屋さんなのです。ギリ昭和です。
どこに住んでいるかによってヴィレヴァンの印象が違ってくるのも、これまた推しポイント!
あなたが立ち寄ったヴィレヴァンは、路面店ですか?
それともショッピングモール内ですか?
それだけでも全然違うんですよ。
路面店が放つオーラは別格。
店内のお客さんも選ばれし人って感じで興奮します。ホントに。
モール内のヴィレヴァンの方が全国的に多いので、そっちの方が馴染みあるかもしれないですが、あの、なんとも言えない異世界感!たまらんです。
都会と地方でも意外と違うんです。
置いてある商品は同じだったとしても、都会の店舗は独自のイベントやサイン本なんてものも!
以前、趣味で都内のヴィレヴァン巡りの日帰り弾丸一人旅に出かけたんですが、その時の感動と言ったら・・!!(照)
私自身、都心に行く機会もなく、当日の天気があまり良くなかったのもあって、6店舗くらいしか回れなかったのですが、
全部違って全部いい!!!!!
おっと、察しの良い方はお分かりかと。
地方ってもっと違うんですよ!
同じ商品が並んでいるにも関わらず、手に取りたくなる商品が店舗ごとで変わるんです!これは七不思議とかにした方がいいレベル!!
気になる方には是非とも足を伸ばしていろんなヴィレヴァンに立ち寄ってみていただきたい。
系列店わりとあるんです
ヴィレヴァン自体が独自の世界に突き進んでいて、グループ化できるようなジャンルではないのに、そこから派生する店ってなんだ?もう誰も追いつけないんじゃないか?とすら。そう、思っていたんです。
ハンバーガー屋さんがある!!
なんてこった、飲食店事業だなんて・・かっこよすぎるじゃないか。
ハンバーガーショップダイナー、実は2003年からあったんです!
ほぼ都会にのみ展開されていて、地方民の私は知る由もなく。
聞くところによれば、ボリューミーでアメリカンなのだそう。最高ですな。
アウトレット店なんてものも!!
昔ながらのヴィレヴァンをこよなく愛する方々が集う店としても、人気なんです!
アウトレットなので、売れ残った商品のようなものを全国から集めているお店。
欲しかったあの商品が安く変えちゃったり、まだ見ぬ素晴らしい商品と出会えたり、ヴィレヴァン界の夢の国とはこのこと・・!
ターゲット層を変えた系列店もあるんです!!
ヴィレヴァンよりもさらに幼い層、およびファミリー層をターゲットにした
QKという店舗は知っていますか?数ある系列店の中でも特に知る人ぞ知る、かもしれない。
愛知県に唯一ある店舗なのです。
地域的にファミリー向けの店づくりをしているヴィレヴァンもありますが、QKは別格です。
親戚に子供ができたら毎回おすすめしてます。
ヴィレヴァンよりも少し大人なNewStyleなんて素敵な系列店も。
キーワードは「大人になっても遊びたい」
店内に入ると、ちょっとおしゃれな気持ちになれちゃうとか。
ヴィレヴァンと比べ、アパレルが多く、なんとなく価格帯も高め。
店舗自体はヴィレヴァンの隣接フロアにあることが多いので、
「ヴィレヴァンじゃないけどヴィレヴァンみたいな謎の店がこっちにもある」
となりがち。うーん。
New Styleを紹介したい
実はニュースタイル、2021年くらいにめっちゃ閉店したんです。
もうホント、めっちゃ。
1号店すらもう今はないんです・・
なので!
こういうところだよ!すごいよ!と。ヴィレヴァンの良さを受け継ぎつつも、違った良さもあるよ!と。
そういう話がしたいんです!!!!!!
ということで、実際に、ニュースタイルの店長にも聞いて来たので紹介していきます。
店長の推し商品
店長にインタビューしてみたところ、どうやらピンと来ていないご様子・・
ですが、お話を聞いていると
力を入れている商品が判明!
さらに、店内には店長の圧倒的趣味のような商品が並んでいたので、そちらも一部取り上げていきます!!
まず、力を入れている商品をご紹介。
『SUBU(スブ)』という秋冬サンダル。
寒い時期でも、少しそこまで出かけるために素足で履けるというもの。
店長はもちろんのこと、スタッフの愛用率も高いのだそう。
忙しい大人のリラックス時間をより快適にする素敵なアイテムのひとつとして、自分用や大切な人のための贈り物としても多く購入されていると言います。
そして、こちら。
店長の愛が詰まった商品を発見。そしてこのPOP・・
愛ですね・・・
こちらからは何も説明は要らなそうですね。
深いです。
売りたいものや売れるもの、それだけじゃないのがヴィレヴァンの良さだと私は思っています。
それと同じベクトルで、見せ方を変えて展開していけるところは、系列店のニュースタイルの良さであり、強みな気がしました。
個人的推し商品
個人的に紹介したいのは、ヴィレヴァンにも置いてあるけど、ニュースタイルならでは存在感があって、より世界観にマッチしていると感じるもの。
ずばり、アウトドアグッズ!
ヴィレヴァンでなくても雑貨屋さんでも見かけたことのある商品がちらほら。
にも関わらず、
ここまで解像度の高い世界観を眼前に広げられる破壊力!
通りかかった人には
「ここはアウトドアグッズが置いてあるんだね」
ではなく
「こんなとこでキャンプしてる!!?」
という驚きと臨場感を与えるような。
各売場における世界観が確立しているからこそ、店内でいろんな国を旅する感覚になれる。
そんな、ヴィレッジヴァンガードの根本的な良さを抑えつつ、落ち着いた雰囲気の系列店ならではが詰まっていると思います。
ヴィレヴァンに近付いている・・?
置いてある商品は、だんだんとヴィレヴァンと同じになりつつある気もします。
それでも、例えば
アパレルはどっちの店舗にもあるけど、ニュースタイルでは光って見えるみたいなことも。
店内の雰囲気も覗いてみると結構違うんです。
ヴィレヴァンは少し入りにくいという方も、ニュースタイルなら立ち寄れることもあるそうで。
これはもちろん逆も然りですが。
ヴィレヴァンと同じショッピングモール内に存在している店舗が主なので、スタッフが仲良しなことも多いんです。
でもそれなりにスタッフたちの系統もそれぞれな感じがあって、店の雰囲気に自然と合っている、これまた七不思議的なところ。
おわりに
ヴィレッジヴァンガードというところは、その空間や世界観を愛する人々によって作られている
それはお客さんもスタッフも。
というかそもそも、「自分がお客さんだったら」という発想のもと誕生している会社なので、当然かもしれませんね。
「永遠の未完成」という言葉をよく耳にしますが、本当にその通りで。
これは良い意味で変化し続けていくということ。
ヴィレヴァンは、私たちの変わりゆく愛を形にし続けることができるお店のひとつとして存在しているんだと思います。
これからもどうぞ、よろいくお願いします!
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