私は正月付近になると『TRICK』のドラマスペシャルを見ることをハチャメチャ楽しみにしていた子どもだったので、『TRICK』が完結した時は普通にうろたえました。お年玉、おせち、福袋、『TRICK』が私の正月でした。
こんにちは、今回私は大好きなドラマ、映画シリーズである『TRICK』について書かせていただきます。
よろしくお願いいたします。
『TRICK』とは
『TRICK』とは、テレビ朝日系列放送の日本のドラマシリーズで映画化もされており、シリーズ１作品は2000年から放送、初期のドラマは金曜ナイトドラマの枠で放送され、2002年には映画化、2003年には木曜ドラマでゴールデンに進出、その後もドラマや映画化は続いていき、スピンオフドラマ『警部補 矢部謙三』が放送されました。2014年に『TRICK劇場版ラストステージ』、『TRICK新作スペシャル３』で完結、14年にわたり放送されました。
自称天才マジシャンの山田奈緒子と物理学教授の上田次郎のコンビが超常現象や、奇怪な事件に隠されたトリックを解決していくミステリードラマで、コメディ要素やパロディ要素も多いです。
しかし,コメディが結構押し出されている反面、事件解決しても必ず全てが救われるわけではなく、割とハッピーエンドで終わらない所も魅力の一つです。
出演者はたいへん豪華な俳優陣が使われており、こんなに豪華な人たちが出ているのかと驚きます。
TRICKの好きなところ
ここからは私の『TRICK』の好きな所語らせていただきます。
『TRICK』の好きな所①驚きの展開
『TRICK』前述書かせて頂いたのですが、綺麗なハッピーエンドでは終わらない事が多くそれが最高に好きです。
多くコメディ要素でげらげら笑っていたのに最後のどんでん返し、伏線回収でハラハラドキドキがたまらないです。
被疑者が救われない場合、犯人が救われない場合、その両方が救われない場合、どれも『TRICK』にはあり、ハッピーエンドの物語しか読んだり見たりしたことのない小学生の私は最初困惑しました。
なんでこの犯人悪事がばれて捕まったのに、目の前の子供に対してこんな怖いこというんだろとか、これ結局真相は何だったんだとか考えました。
しかし、少し成長して考えてみるともしかしてこの犯人ってこんな事考えていたのかなとか、真相はもしかしてこうだったのかもしれないなどと考えれる事が楽しくなっていきました。
確かにぱっと見、救われていないように見えて本人たちは満足していたり、もしこの結末じゃなかったらもっと悲しいことになっていた可能性があったかもしれないと思うようになっていきました。
それが悲しくも美しくどんどん『TRICK』にハマっていきました。
『TRICK』の好きな所②個性豊か過ぎる登場人物
『TRICK』は本当に個性豊かで普通だったら浮いてしまいそうなキャラクターばかりなのですが、すごい俳優陣の演技力でいないと言い切れない個性が浮かずに変なんですが、いるかも、となっています。本当にすごい。
まず、『TRICK』の主人公の自称天才マジシャンで家賃滞納しており寝相と寝言が酷い、友達はペットのハムスターと亀しかいないらしい山田奈緒子（演 仲間由紀恵）と、『TRICK』のもう1人の主人公、物理学教授で怪奇現象を見るとすぐに気絶し、簡単なトリックにコロッと騙される通信空手で黒帯の上田次郎（演 阿部寛）この二人からしてキャラクターが強すぎるのに他の登場人物も個性が強すぎる。
なぜかカツラを認めず、カツラが外れるとモザイクがかかり頭部が見えなくなる警部補の矢部謙三（演 生瀬勝久）や、奈緒子の母で書道家で奈緒子とは対照的に金儲けが得意な山田里見（演 野際陽子）などのレギュラーメンバーに続き、物語に出てくるゲストキャラも一度見たら忘れられないキャラクターが多いです。
そんなキャラクターたちの過去編やかっこいい所を見ると心がつかまれて大変でした。
最後に
好きです。『TRICK』本当に。どんとこい！超常現象をどうにか令和のこの世に流行らせたいです。
『TRICK』を見たことない友達に無理やり見せたらドハマりしていたので、まだ『TRICK』を見ていないだけでハマる人間は沢山いるんだなと思いました。
気になった方はぜひ『TRICK』を。
ここまでこの記事を読んでいただき、誠にありがとうございました。
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