なんにも無い!だけど生き物への愛はある!!愛こそすべて!!!We love たけすい!!!!

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グソクムシの時計の下で待ち合わせ。

水族館、と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
自分の身長の何倍もある巨大な水槽?広いプールでのイルカショー?幻想的な照明の演出?
……すみません、これから紹介する水族館にはそのどれもありません。
じゃあ何があるのかって?
その水族館にあるもの、それは……。

無意識の裏切り。

幼い頃から大好きな水族館。
その中でもよく連れて行ってもらったのが竹島水族館でした。
つるっと見てしまえば、一周するのに15分程度で回れてしまう規模ですが、とにかく水生生物が好きだった私にはそれでもとても魅力的でした。
しかし、そのうちに名古屋港水族館が完成しました。
水族館として豪華な設備、近隣には遊園地やショッピングモールが充実していて。
中学生になってから、初めて友人と子供だけで水族館に行くという経験をしたのは名古屋港水族館でした。
このころ、モールの中にはヴィレッジヴァンガードBAY店があり、隠れ家のようなそのお店もとても好きでした。
まだ今ほど簡単に電車の検索ができる時代ではなかったので、名古屋港は一人でも電車で行ける水族館で、近くに下りられる浜辺が無いこと以外は満点の水族館でした。
そうして竹島水族館に行く機会が少なくなり、その間に入館者数が激減していたようで……廃館にすることも検討されていたのだとか。

明るい兆しを見せたもの。

竹島水族館には、身長の何倍もある巨大な水槽も、イルカショーをする広いプールも、幻想的な演出をする照明もありません。
この水族館を何とか廃館から救いたいと思った人たちが、最大限に知恵を絞り、持ち前の生き物への愛で、この危機を脱したのです。
そしてそれが話題となり、入館者数も回復、本が出版され、ドラマにもなりました。
休日には待ち時間ができるほどの人気の水族館に返り咲いた竹島水族館を少しだけご案内しましょう。

まず館内に入った私たちを迎えてくれるのは、大きなタカアシガニの標本です。
これ、めっちゃ長い。ちゃんとはさみ使える?大丈夫?と心配になるくらい。
タカアシガニはこの水族館の目玉生物の一つです。

そのすぐお隣の水槽にいるのが、真っ白なアリゲーターガー。
白変種と言って、アルビノとは違うのだそうです。

「あぁ、名古屋城のお堀にいるやつ」ってつい言っちゃいますが……ちゃんと名前がありますもんね、気を付けます。
しかし格好いい……生物とはまさに、神の作り給うた傑作。

個人的に淡水魚で一番好きなピラルクー。

これ、本当に……視線を感じる……。
視野がどうなっているのか解らないのですが、お魚のお顔がいっぱい見られます(正面から見る魚の顔が好きなので……)。

ウツボだらけの水槽。
気持ち悪さを前面に押し出しているそうですが、見ているとお顔はとっても可愛い。
いつもその時のお気に入りの子の写真を撮るので、うごめいている全体の写真が無くて申し訳ないです。
ツボの中や水槽の隅に密集しています。本当にウツボのみ、いっぱいいます。

深海コーナーに生きた大きなタカアシガニ!
動いている姿はメカメカしく、なんだか応援したくなります。
海の深いところには、こんなすごい生物がいるのか……遭遇したくないな……絶対びっくりするから。
その先にさわりんぷーると言う海の生物と触れ合うことのできる水槽があり、なんと……タカアシガニやオオグソクムシに触れちゃいます!! 
深海生物は冬が最盛期なので、夏場は海辺の生き物になることもあるそう。
いつも一人で行くので、誰にも写真が撮ってもらえず……一人で触っては、一人でわいわいしています。
めちゃめちゃ楽しいです!!だって普通に生きていたら触る機会なんて無いので……貴重な体験。
広いプールでのイルカショーはありませんが、距離の近いアシカショーがあります。
1日3回、オタリアのラブちゃんが一生懸命頑張ります。
しぶきが上がるほどの迫力のジャンプは必見!そしてお顔が可愛い!態度も愛嬌たっぷり!
さわりんぷーるとアシカプールの間には、たけすいの小窓と言うコーナーが設置され、冬場になると非常に珍しい、激珍深海生物が展示されることがあります。
以前展示のあった、リュウグウノタワシ(仮)など、Twitterでバズっていましたが……なんなのこれもうよく解らない海の神秘(褒めています)。
出口付近のパクパクおさかなプールは行くとついエサをやってしまう……おすすめは300円の干しエビみたいなエサ。ウミガメはゆったりパクっとしてくれて、魚たちは大はしゃぎで食らいついてくれます。

人を狂わせるもの、それはいつだって愛。

地元から電車で1時間。
名古屋駅からでもJRを使って乗り換えなしの1時間で行ける蒲郡。
大人になってから、車が無くても公共交通機関で行けると知り……年パスデビューもしました。
時々によって生き物の入れ替えがあったり、企画展が行われたり、バックヤードツアーやナイトアクアリウムも開催されて、何回行っても楽しめます。
お土産も充実していて、オリジナルグッズやお菓子、カプセルトイなどここでしか買えないものも多く、何度も来るのに……と思いつつ、ついつい買ってしまうものばかりでちょっと困りますね。だってどれも欲しくなっちゃう。
また近くには、竹島ファンタジー館(何故かみんな、秘宝館だよね!と言う……違うよ!いかがわしくないよ!)、生命の海科学館(駅と水族館の間にあるのに入ったことないですが)、海辺の文学記念館(レトロな洋館で、時手紙と言う未来にあてた手紙を書こう!)、蒲郡オレンジパーク(水族館からは少し離れていますが、季節ごとにフルーツ狩りが楽しめます)、蒲郡クラシックホテル(つつじまつりと透明カレーが有名)と見どころ満載!!
水族館の名前に冠されている竹島は、橋を渡って上陸でき、島中央には神社があり、その周りは遊歩道になっていて、島を歩いて回ることができます。
個人的には、干潮時を狙って行くと、島の周りも水が引いて、ヤドカリなどが見られて楽しいので、おすすめです。
大好きなクラゲの展示は少ないですが、

まだお会いしたことはありませんが、勝手に推している山田さんが、これから頑張ってクラゲコーナーを盛り上げてくれると信じています。

愛称がつけられるのは、愛されているからこそ!

竹島水族館の強み……それは、水族館に携わる人たちが一丸となって、どうすればより良くできるかを考えて、実行していることだと思います。
手作りの説明書きや、魚歴書、食べてみたのレポート、工夫を凝らした水槽の展示、そこに入れる生き物の魅力のひきだし方、本来なら交わらない陸のニンゲンと深海の生き物を結びつける方法など、人にとっても生き物にとっても、双方に優しくあることを考えた結果なのでしょう。
いつまでも日々変化し進化を続けていくことは、大変ではあるけれど大切なことなのだと、私たちが生きていくうえでの指針にもなる気がします。

We love たけすい!

なんにもない……だけど生き物への愛はある!!
そんな竹島水族館について少しだけ書かせてもらいました。
……もう何を書いていいのか、何を書いたのか解らなくなってきましたが。
地方の田舎にあるその水族館は、いろいろな人の愛で成り立っています。
建物は狭く、設備は古い……しかしそこには愛があふれています。
正直、『愛』なんて言葉、気持ち悪いですよね。
自分で言っていて、ウツボより断然気持ち悪いと思うのですが。
それでも声を大にして言いたい。
「We love たけすい!!」
たけすいさん、これからも頑張ってください!
遊びに行きます、年パスを持って!
いつまでも、みんなが楽しく過ごせる場所でありますように、祈って。

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