運命の果実を一緒に食べよう【輪るピングドラム】【ピンドラ】

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生存ッ!戦略ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッ‼︎‼︎

コホン。失礼いたしました。

はじめまして、園(えん)と申します。

この度ご縁がありまして、この記事を書かせていただくことになりました。

記事を書くにあたり、せっかくならお題くらいは筆が走るものにしたいなと思い候補一覧にあった作品名。

輪るピングドラム

引用元:輪るピングドラム|10周年特設サイト (penguindrum10th.jp)

みなさんご存知ですか?

今回はこの家族という形のないものを時代背景と共に多角的に描き、多くの視聴者に問いかけてきた名作について

最近知って肩まで沼に浸かったオタクがつらつらと書いていきます。

目次

輪るピングドラムってなんぞや?

ではここでご存知ない方向けにザッとご紹介を。

輪るピングドラム』とは、2011年7月から12月まで放送されていたブレインズ・ベースが制作し、幾原邦彦氏が「家族」をテーマに監督・脚本手掛けたオリジナル・アニメーション作品です。

星野リリィ先生原案による個性的なキャラクターたちや、「ピングドラム」とは何なのか?という謎が謎を呼ぶ展開、クリスタルワールドなどの独特のビジュアルを使用した世界観で大きな話題となりました。

また、やくしまるえつこメトロオーケストラとCoaltar of the deepersによる主題歌をはじめ、劇中キャラクターのトリプルHによるARBのカバー曲も高い評価を得た作品でもあります。(劇中歌も最高すぎるのですが、今回は尺の都合上割愛させて頂きます、、、無念)

少女革命ウテナ』などを手掛けた幾原邦彦氏は、さまざまな作品群でかたち作るキャラクターには皆生々しくもどこか輝かしく眩しい憧れのようなものを抱く私です。

そして、キャラクターデザインの原案は星野リリィ先生でございます。

すぅ、、、

ええ、私のドストライクですとも。

出典元:輪るピングドラム|10周年特設サイト (penguindrum10th.jp)

この少し懐かしさを感じさせるタッチと彩色美。

何よりこのキラッッッキラした女の子たちがもう堪らんのですッ‼︎(衰退した語彙力)

[ちなみにこの記事の表紙にもなっているPOPは我が店舗の誇る神絵師が1人ッ(ホントに複数人いる)T氏に無理を言って書き上げていただいたもの。マジでスーパーウルトラハイパー可愛いよね、、、

ふぅ、、、、

とまあ、途中興奮熱弁タイムに突入しかけましたが(まだまだ序の口)

何が言いたいかと言いますと

製作陣だけ見ても豪華すぎる!!!

ということ。

出演声優さんたちも木村昴さん、木村良平さん、荒川美穂さん、三宅麻理恵さん、石田彰さん、豊崎愛生さんなどなど錚々たる面々なのです。

ここまでの情報だけでも一見の価値アリなのですが、今回ゴリ推ししたいのはそこではありません。

ではなにかと言いますと、

ストーリーそれぞれが受け取るもの

です。

美しくも苦しい物語

では、次に物語のあらすじを。

高倉冠葉高倉晶馬と妹の陽毬の3兄妹は、病気によって余命わずかとなっていた妹の願いに応え、自分たちにとって想い出の場所である水族館へと出かける。しかしそこで陽毬は倒れ、病院で息絶えてしまう。覚悟していたこととは言え、悲嘆に暮れるばかりの兄弟だったが、彼らの目の前で突然、水族館で買ったペンギン型の帽子を被った姿で「生存戦略!」の掛け声と共に陽毬は蘇生した。ペンギン帽子を被っている間に限っては、陽毬は、別人格「プリンセス・オブ・ザ・クリスタル」に変わる状態になっていた。そしてプリンセスは、陽毬を助けたければ、ピングドラムを手に入れろと兄弟に命じる。彼らに添い従う3羽のペンギンを与えられた兄弟は、プリンセスからの指令で女子高校生・荻野目苹果の調査を開始するが、それは過去にも繋がるTSM荻窪線沿線で起きる様々な事件の始まりとなる。。。

ね?訳わかんないでしょ?

そういうもんなんですよ、ええ。

個人的にはこういう最初何見てるのかさっぱりわからない作品はゾクゾクするので最ッ高に好きなのですが。

黙ります。

この全くわからないところから点と点が結ばれていく展開。

キャラクターそれぞれが胸に秘める想いそれに準ずる行動理念が見えてきた時、運命が動いていきます。

作品を観てオタク(拙者)は、、、

この作品を観て、とても考えさせられました。

それは作者が意図したものではないかも知れませんが、一受取手として

とても大きなものを受け取った気がしました。

例を挙げると、

“家族愛、恋愛とは?“ということ。

“子どもは親を選べない“ということ。

“家族の罪は自分の罪でもあるのか?“ということ。

“子どもにとってのセカイは親が全て“だということ。

引用元:輪るピングドラム|10周年特設サイト (penguindrum10th.jp)

これらを観て「今まで見てきた現実まんまじゃん、、、」とあまりの生々しさに言葉を失いました。

また、主人公たちのと大きな関係がある95年のとある出来事。

私自身が1995年生まれだということもあり、当時の時代背景についても度々考えさせられました。

可愛らしく美しいキャラクターたちで紡がれる生々しくも目を逸らせない現実。

その中でどうやって“愛“を貫くのか。

“家族“ってなんだって作品だと私は感じました。

そして10年後。

そしてそして、、、、

10年の時を超えて、クラウドファンディングを経て

ついに、、、、、

輪るピングドラムが帰ってきたのです!!!

しかも、、、

完全新作パートを含む劇場作品!!!!!

ちなみに私は前々から作品自体は知っていたのですが、なかなか手が出せず

「新作劇場版がやるなら!」と観に行ったのがキッカケでした。

もうね。

劇場の大スクリーンで観る生存戦略と、大ボリュームの劇中歌最the高でした。

本当にゾワッって鳥肌立ちましたね。(特に前半のED入るタイミングとか)

どうしてこの作品にもっと早くから触れていなかったんだと激しく後悔しました。

今では後編の公開日に有給を合わせて観に行く始末(最高)

何はともあれ今回の記事で1人でもこの作品に興味持っていただき、この素敵な世界と音楽を知ってもらえていたら幸いです。

果たして

私は誰と運命の果実を一緒に食べるのでしょうか?
(字余り)

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この記事を書いた人

初稿です。噓です。初稿です。

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