※この記事は2023年10月に行ったインタビューをもとに作成しております。
※『【緊急企画】株式会社悪の秘密結社に潜入!!シャベリーマンと対談してみた!!』1&2の続編です。
まだご覧になってない方はまずそちらをご覧いただくことをお勧めします。
あらすじ
弊社HPにて”勝手に”ドゲンジャーズシリーズについて紹介しまくった私に
突然下った、ドゲンジャーズシリーズを手掛ける実在の企業『株式会社悪の秘密結社』からのお呼び出し。
しがない店舗スタッフの私は、恐れおののき
店長とエリアマネージャーを引き連れて『株式会社悪の秘密結社』へ向かった。
大目玉覚悟で向かった私を待ち受けていたのは
株式会社悪の秘密結社広報部長『シャベリーマン』だった。
どうせ怒られるくらいならと
決死の思いで敢行したインタビュー。
しかし!!
シャベリーマンは全然怒っていなかった!!!!
前回、なんとダンゴムシマンまで登場!!
畳みかけられるマシンガントーク!!
圧倒される筆者ぴあお。
先方に
「大丈夫ですか、、?まとめられますか、、?」
と心配された記事も今回で第3弾!!
大丈夫とは言ったものの
普通に不安です!!
そんな白熱の取材はついに
フィナーレを迎える、、!
シャベリーマンへインタビュー
ぴあお
ヴィレッジヴァンガードで働いている。この記事の筆者。
叩いてもホコリは出ない。
シャベリーマン
株式会社悪の秘密結社広報部長。ドゲンジャーズシリーズの脚本、プロデューサー、演者も務める。
叩けばホコリしか出ない。
シャベリーマン大解剖
今回はシャベリーマンの大解剖と称しまして
シャベリーマンさんについてより深く教えて頂きたいと思っております!
よろしくお願いします。
まずシャベリーマンさんの最近のマイブームを教えてください。
ソシャゲですかね〜。
ブルーアーカイブと
パズドラ、、。
あと最近はジムに通ったり、、
英会話に通ったりしてます。
英会話通ってるんですか!
通ってますねェ。
フィリピン人の講師の方と
日々バトってます。
バトル、、、。
バトルですよ本当に、、。
バトルといえば
シャベリーマンさんが戦闘時身につけてる装備ありますよね?
あの装備の秘密を教えてください!
あー別名『文鎮』ですね。
胸バン!開いたら
マイク出てくる、、
あの機能まじでいらないなぁって。
(笑)
実は作った時よりちょっと太っちゃってキツいんです。
あと背中のスピーカー、
元々アレはまじで音が出るようになってるんですよ。
音出したこと1回しかないんですけど(笑)
逆にその1回はどういうタイミングだったんですか?
装備が出来た時です。
(笑)
出来て、背負って
「おもたぁい、、(汗)」って。
あれ35kgくらいあるんです。
なので
「音出る機能要らんくない!?」って
バッテリーが抜かれ、、
今となっては『文鎮』として
書類を押さえる機能がメインになりました、、。
知られざる機能ですね(笑)
続きまして、脚本を書き始めたキッカケを教えてください。
キッカケ、、というか
必要に駆られてですよね。
ドゲンジャーズが生まれる前
『株式会社悪の秘密結社』にはヒーローがいないので
毎回闘う相手が変わってたんですよ。
「台本どうします、、?」ってなって
「じゃあ全部書くわ。」って。
映像も芸能も文章も学校出たわけでもないので
ひたすらがむしゃらにです。
イベント毎、闘う相手毎に書いていったってことですよね?
やばい時は年間100本書いてたりしました。
GWとかはギチギチに違うシナリオが詰まってるんで
台本書いてて
「あっ、、そっかこの日はキタキュウマンと闘うのか、、!」みたいに
混乱しながら書いてました。
大変だ、、、!
そんな感じで
ちゃんと書き方教わってないから
最初テレビ用に書いた台本も
フォーマットがめちゃくちゃで
「読みにくいよ!」
って沢山言われて、、
ハイスクールの時に初めて
ちゃんとした書き方教わって
やっと、、!
って感じです。
それでもまだ僕の台本の書き方
めっちゃウザいらしくて、、
そうなんですか?
僕、映像を思い浮かべながら書くんで
「ここでフェードイン」
とか細かく入れちゃうんです。
こういうのって
監督が考えることなので
監督さんからすると
「この通り撮れってことかよ!」
ってなっちゃうんです。
台本拝見して
読むだけで映像が思い浮かぶので
わかりやすいと思ってたんですが
これは書きすぎなんですね、、!
そうなんです。
人と一緒にものづくりをするのは難しいですね。
監督をはじめ
製作陣との信頼で成り立ってるんですね、、!
僕、ずるいんですよ。
現場を指揮する監督がいるから
普通は脚本は現場に入んないんです。
でも僕、脚本とプロデューサー、演者までやってるんで
現場に居ちゃうんですよね。
で
『ま!プロデューサーとしてはァ〜!』
っていう(笑)
なるほど〜(笑)
かなり特殊な環境ですね、、!
先ほど台本のお話で
『銀魂』のスタイルを踏襲しているというお話があったと思うんですが
(Part.1参照)
他に影響を受けた作品ってありますか?
まず『キルラキル』ですよね。
あのスピード感めちゃくちゃ好きです。
あと僕、情報量が多い作品が好きなんですが
『ニニンがシノブ伝』という漫画がありまして
これが本当に好きなんですよ。
表現がもう独特で。
あと『神無月の巫女』っていう全12話のアニメがあって
それがホント面白くて、、、、
ちょっと喋っていいですか?
是非!
ボルテージの上がったシャベリーマンは立ち上がって我々に物語のあらすじを話してくれました。
主人公が女の子なんですけど
朝女の子のお友達が迎えに来るんです。
で学校ついて
「ごきげんよう!」みたいな。
「なるほど、お嬢様学校なのか、、」と。
そしたら主人公が階段からコケるんです。
それを生徒会長の女の子が
「大丈夫ですか?」と助けて
なんかいい雰囲気なんです。
「あ、、百合系なのか、、?」
と思うわけですよ。
で放課後、男子から呼び止められるんです。
「共学ね!?ごめん勝手にお嬢様校かと、、。」
となりまして、、
でその男子から告白されるんです。
次の日答え聞かせてくれよ。みたいな。
「おいおい三角関係じゃねーか、、!」
でその日の夜中主人公寝てるじゃないですか。
そしたら、、
怪獣が出てきます。
!?
で襲われちゃうわけなんですが
その日の放課後告白してきた男の子が
ロボットに乗って戦います。
!?
生徒会長とかも助けに来るんです。
で主人公倒れてて、、
呼びかけるんです。
そしてそこでなぜかキスをするんですね。
キスをして一言
「HAPPY BIRTHDAY….」
って言うんです。
??(笑)
その背景では男の子が乗ったロボが敵倒して
うぉおおおおおおおお!!!!!!
情報量やばいですね(笑)
これ1話。
これ1話!?!?
これちょっと笑かせようと思って喋ってると思うでしょ?
大マジですからね。
これ僕だったらギャグで書いてしまうわ、、
それを真面目にやってる感じが本当に好きです。
熱演。
愛が伝わってきました。(笑)
色んな作品に触れてきましたけど
やっぱ特に影響うけたのはこの2作品ですね。
特撮作品から受けた影響はありますか?
実は特撮作品からって僕あんまり影響うけてないんです。
作品一つ上げるとするなら
『仮面ライダー響鬼』。
僕、親がめっちゃ離婚してて、、
ストーリーに感情移入しながら観てたんです。
なので特撮作品だと響鬼ですね。
作品として影響受けたのは
『デッドプール』と『ダークナイト』。
アメコミヒーローの方が”悪”にフォーカスが当たるので。
確かに、ジョーカーとか魅力的ですよね。
あ!あと『栞と紙魚子』とか好きです。
諸星大二郎好き。
あれ、意味わからないけどそのままストーリー進んでいくんですよ。
「この人の中ではこれが常識なんだろうな。」
っていう
その人の脳内だけの世の理を
そのまま見せられてるのがすごく好きです。
なるほど〜!
ドゲンジャーズ作品に出てくる皆は
爆発しても死なないじゃないですか。
アレは僕の中での常識なんです。
「俺たちはそう言うもんだから!よろしく!」
みたいな自分ルールを
観てくれる方に敷くのが好きなのかもしれないです。
その自分ルールに「あ、そういうもんか。」って
妙な説得力を持たせているからこそ
ドゲンジャーズは愛されるコンテンツになってますよね。
ドゲンジャーズについて
そんなドゲンジャーズシリーズやってきたなかで
良かったことを教えてください。
優しい世界観に出来たのが誇りです。
ドゲンジャーズにはルールがあって
人が死なない。
人気ランキングはしない。
あと真面目なキャッチコピーやビジュアルはやめてくれって言ってるんです。
みんなでバシッとキメてるってのより
全員が違うことやってるってのが良くて。
そういう伸び伸びした優しい空間作れたのが良かったですね。
各々の個性が光ってますよね。
そんな優しいドゲンジャーズシリーズの
テレビシリーズでお気に入りのシーンを教えてください。
お気に入りのシーンか、、
逆にお気に入りのシーンありますか?
あげ出したら本当にキリがないんですが
以前記事でも紹介させて頂いたのは
白石がユズユズに欲しいもの尋ねられる所ですね。
「君ですよ〜〜!!」って。
あれが2人の距離感とか関係性を表す
めちゃくちゃ良いシーンだなって、、
あーありがとうございます!
あれね!
別に“君が好き”っていう訳ではないんですよね!
そうなんです、、!
あくまで警察としての言葉なんですよね!
描きすぎないのが本当に素敵です。
シオン君の芝居も良かったしねぇ、、
あ、いまパッとでてきた好きなセリフは
ナイスバディで
キタキュウマンがエルブレイブの過去を話しながら
さりげなく武器をすり替えるシーン。
エルが
「良いこと言いながらそんな事してたのか!!」
って言ったのに対して
キタキュウマンが
「そんな事をする為に良いことを言ってたんだ。」
っていうやつ。
ありましたね!
あの言い回し面白いし最高です。
キタキュウマンらしさも全開で。
あと僕、ハイスクール結構お気に入り多くて、、
特に好きなのがネクタリスの回で
真子が明峰に言ったセリフ。
あれが今までの中で一番好きなセリフかな、、
明峰、
この姿になってわかったんだけど
どの世界にも
上には上がいて
今すっごい大変。
だからずっと努力して
誰よりも努力してる
アンタはすごい。
そんなアンタを誰も褒めないなら、
私が褒める。
これですね。
めっちゃ良いやん、、。
マネージャーさんも早く観てくださいよ!!
すみません(笑)
今聞いて改めてグッと来ます。
優しい空間のお話に通じますよね。
ずっと勉強してて真子とも対立したりしたけど
それでも認め合って、、
『思いやり』に溢れてますね。
わー嬉しい、、。
続きまして、、
めっちゃ今いい話だったんでアレなんですが
いつもSNSとか拝見してて
よく“ボツネタ”みたいなのを挙げられるじゃないですか?
弊社SNSでも『ドゲン列車編』とおっしゃられてたり、、
あれ僕めっちゃ好きでして、、
他にもなにボツになったくだりありますか?
いっぱいありますよ、、、
最近でいうと
職務質問を受けて
「オーマイガー(ピヨピヨ)!!」
ってのが話題でしたよね(笑)
あれボツになってムカついてSNSあげたんですよ!!
他で言うと…..
(自主規制)
当記事でもボツでした。
めっちゃおもろかったけどボツでした。
流石に使えねーよ!!
えー、、続きまして、、
1日だけヒーロー達と
入れ替われるなら
誰と入れ替わって何をしたいですか?
うーん、、、
ヒーローにはなりたくないかな、、
アクションも苦手だし、、
ヒーローは僕にとって
荷が重いです。
彼らって減点方式なんです。
「ヒーロー”なのに”。」
って
その点我々は加点方式ですから
「悪者”なのに”。」
ってね。(笑)
(笑)
なのでヒーローを志す人達みんな尊敬します。
僕にはできない。
僕の器はもう満たされてて
これ以上は求めてないですね、、
もしこれ以上有名になれば
なんかボロが出て
叩けばホコリしか出ない私が職務質問を受けているー!!
オーマイガー(ピヨピヨ)!!
オーマイガー(ピヨピヨ)!!
になってしまいますからね(笑)
最近気づきました。
僕はアングラなんだなって。
僕はアングラでいいけど
会社としてはもっと日を見ないといけないと思ってます。
従業員の方々がいるので。
悪者なのに流石です。
では次に仕事がお休みの日の
『A DAY OF シャベリーマン』を教えてください。
なんもない日か〜
最近はね!健康なので!
女の子と遊びます!
おめかしをして!
不健全じゃないですか。
昼からお酒のんでね!
不健康じゃないですか!
あ!
マリオRPGのリメイク版
出るじゃないですか!!
今度の休みにあれやりたいです!
懐かしいですよね!
あれ、、?
失礼ですが今おいくつですか?
僕27です。
おい!!
歳下じゃねえか!!!
(笑)
僕はいま40で、、
失礼しましたッ!!
なので僕もスーファミやってましたよ!
あれ面白いんですよね。
あと意外と下ネタが多くて
話もめちゃくちゃで。
もっとシャベリーマンさんの
モーニングルーティーンみたいな感じのやつ聞きたいです。
モーニングルーティーン、、?
気になります!
モーニングルーティーン、、
朝起きて、、
ゲームのログインボーナス貰って、、
そしてリンパを流して、、、
身支度して、、
何してるかな、、、
あ、音楽とか聞きつつ出社、、
何聞かれるんですか?
ゲームのBGMとか聴きますね
ドンキーコングとか。
へぇ〜〜!
曲とか聴いてると職業病で
サビとかで構えたくなります。
ICカードとかもキメながら改札通って、、みたいな。
なんかでもその気持ち
ちょっとわかります(笑)
モーニングルーティーン、、
そんな感じですかねぇ、、
ありがとうございます!
では次なんですが、、
弊社ヴィレッジヴァンガードを
ヒーロー化、怪人化するなら
どんな風にしますか?
イメージは
『バイオハザード4』の”武器商人”。
アングラチックで
色んなモノ出せるし。
welcome…ってやつですね
いたなぁ。(笑)
変身前の役者さんは
『もう中学生』さん。
段ボール駆使して戦ってほしい。
そういうことか(笑)
変身前後の振り幅すごいな。
決め台詞は
「…タメになったろ?」。
「タメになったねぇ〜」
じゃなくて
めちゃくちゃキメて言って欲しい。
良いですねェ(笑)
そして思いつくスピードが早い!
次に
今後の野望についてお聞かせください。
ドゲンジャーズを文化にしたいです。
やり続けることで文化になるので
これからもしっかり頑張りたいです。
あと“悪の秘密結社”なので
悪の秘密結社らしく
手を変え品を変え
色んな悪事をしなきゃいけないので
特撮の枠を超えて
色んな情報量多いものを提供していきたいです。
では最後に
いま記事を読んで頂いてる皆様に
なにかひとこと頂ければと思います。
棚売上って知ってる…?
わかってますよね…?
改めまして本日は本当にありがとうございました!!
インタビュー後、、
怒られるかも、、
とビクビクしながら向かった『株式会社悪の秘密結社』。
怒られるどころかインタビューにまで答えてくださいました。
、、、、あれ?
ではなぜ我々は呼ばれたんでしょう、、、。
インタビューが終わって
ふと一つの疑問が頭をよぎりました。
あの、、
はい。
悪の秘密結社の方に呼び止められました。
久留米店さんは普段
『ヒャクトーバン』推し店舗として
商品を展開してくださってますよね?
そうですね!
白石役の土屋さんにご来店頂いたり
ユズユズやヒャクトーバンのサインを頂いたり
本当、良くしてくださってありがとうございます!!
そんなヒャクトーバン推しの久留米店さんではあるんですが、、
いつも記事書いてくださったりしているお礼の意を込めて
是非今回、シャベリーマンのサインもお渡しできればと思いまして、、!
!?
いいんですか?
大丈夫です!
大丈夫ですよね!?
書きましょう!
ヤッター!!
ありがとうございます!!
むしろお礼という形で呼んで頂けていたようです。
光栄だぁ、、、!
というわけでなんとシャベリーマン様からサインを頂けることに、、!
素敵なサインを頂きました!
こちらのサインはなんと!!
ヴィレッジヴァンガードゆめタウン久留米店にて展示します!
最後に記念に玄関前でお写真を撮らせていただきました!!
よかったねぇ。
さいごに
なんとか無事生きて帰ることができた筆者ぴあお。
株式会社悪の秘密結社の魔の手(おもてなし)に感激しながら
今日も働くのであった、、!
給料日まであと〇〇日!
給料が入ったら、ぜひ皆さんも
ヴィレッジヴァンガードでドゲ活してください!!
ではまた!
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