【緊急企画】株式会社悪の秘密結社に潜入!!シャベリーマンと対談してみた!!part.2

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※この記事は2023年10月に行ったインタビューをもとに作成しております。

『【緊急企画】株式会社悪の秘密結社に潜入!!シャベリーマンと対談してみた!!part.1』の続編です。
まだご覧になってない方はまずそちらをご覧いただくことをお勧めします。

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前回の記事はこちらから!
目次

あらすじ

弊社HPにて”勝手に”ドゲンジャーズシリーズについて紹介しまくった私に
突然下った、ドゲンジャーズシリーズを手掛ける実在の企業『株式会社悪の秘密結社』からのお呼び出し。

しがない店舗スタッフの私は、恐れおののき
店長とエリアマネージャーを引き連れて『株式会社悪の秘密結社』へ向かった。

大目玉覚悟で向かった私を待ち受けていたのは
株式会社悪の秘密結社広報部長『シャベリーマン』だった。

どうせ怒られるくらいならと
決死の思いで敢行したインタビュー。

しかし!!

シャベリーマンは全然怒っていなかった!!!!

胸をなでおろしたのも束の間。
私は人生初のインタビューで『シャベリーマン』の洗礼を受けるのだった。

次々飛び出す面白いお話、そして貴重な資料やアイテムに圧倒された私に待ち受けるのは、、、!?

さて、今回もそんな私『ぴあお』と『シャベリーマン』の対談の様子をお届けします。
是非、お楽しみください。

シャベリーマンへインタビュー

ぴあお
 ヴィレッジヴァンガードで働いている。この記事の筆者。
この日のために気合を入れて紫のカーディガンを買った。

シャベリーマン 
株式会社悪の秘密結社広報部長。ドゲンジャーズシリーズの脚本、プロデューサー、演者も務める。
忙しそう。

脚本について

ぴあお

改めて、こうして株式会社悪の秘密結社にお邪魔させて頂いてるんですが様々なシリーズの脚本がここで生み出されているんですよね?

シャベリーマン

そうですね。
文字にするのはここなんですが
考える時はいつも大濠公園を歩きながら考えてます。

ぴあお

歩きながら考えてるんですね

シャベリーマン

歩きながら考えて
思いついた事を書き留めて、、

を繰り返しています。

脚本を書くってなったら
1ヶ月は他の事をしなくなるんです。

そうしなきゃ無理ですね。

ぴあお

大変な作業ですもんね、、!

シャベリーマン

脚本を書いてる時は

『頭の中で詰将棋』をやってる感じなんです。

この人物はいまどの場所にいて、、
まだこの人が喋ってないな、、とか、、

もう、鬱陶しいんですよ!!この番組は!!

そんな中
今ちょっと良いですか?
って止められると

頭の中の将棋盤をガシャッ!ってされた感じで

もう!

ってなっちゃうので。

ぴあお

なるほど〜、、

シャベリーマン

僕、脚本には恋愛要素をあんまり入れない様にしてるんですけど、、



徐に席を立って筆者に同行していた弊社マネージャーの隣へ座るシャベリーマン

シャベリーマン

どすか?恋愛の方は?



と唐突に弊社マネージャーに話を振る。

マネージャー

あ。(笑)僕はいまナイスバディまで視聴させて頂いてて、、、

シャベリーマン

いやいや、いいんですよ。ドゲンジャーズなんか。
どすか?恋愛、してますか?

ぴあお

(笑)

マネージャー

そうですね(笑)あんまり、できてないですかね(笑)

シャベリーマン

あら♡

僕もなんですよ。
とてもじゃないけど
僕も書けるような恋愛してないんですよ。

こちとら、終わってるから。

シャベリーマン

メトロポリスを執筆してるときは追い詰められてて
ユズユズ白石の関係どうしよう、、
恋愛模様は描きたくないし距離感が難しい、、

ってときに
飲みに行って
こんなことが最近あって、、
って恋愛話を聞いて

「それや!!!!」
ってバーっとメモをとって
「じゃあな!!!!」
って帰って執筆しました。

ぴあお

そうなんですね、、!

僕ユズユズと白石の
関係性を完全に描き切らない空気感が大好きだったので
その誕生秘話聞いて感動してます、、!

シャベリーマン

そうですねぇ。
そういうのはありましたね。

ぴあお

他に脚本を書く時に気をつけていること
意識してることはありますか?

シャベリーマン

勉強はしますね。

メトロポリスの時は警察の事勉強したり、
警察官の方に話聞いたり、、
あとは止めないように書く。ですね。

ぴあお

なるほど!止めないようにですか。

シャベリーマン

あと初見に優しく。

ぴあお

メトロポリスでも
アイドールちゃんの説明したりとかしてましたもんね。

シャベリーマン

あれは尺使いすぎでしたけどね

ぴあお

あそこは思わず笑っちゃいました、、

シャベリーマン

あとは大人のファンの方も観てくださってますけど

子どもは子どもでどんどん自我が芽生え出してくるので
そういう子ども達の『自意識』に刺さるように意識して書いてますね。

ぴあお

それぞれのシリーズで意識したことはありますか?

シャベリーマン

まずファーストは『ドラクエ1』を書こう!
ってのを意識しました。

ドラクエって
RPGがまだ日本に浸透しきってない時に
簡単なストーリーで段階踏んで
日本人にRPGを慣れさせた作品だと思ってて。

簡単な情報量、勧善懲悪ってのを気をつけました。

ぴあお

確かに。

毎話キャラ達の情報がしっかり入ってきたので
皆好きになっちゃいました!

シャベリーマン

あと福岡ネタで内輪ノリになりすぎるのを避けたくて
『ルーキー』を登場させました。

ルーキーがツッコミ役として
視聴者がそこに移入できるように。

ぴあお

なるほど!

シャベリーマン

ナイスバディでは
絶対に展開を読まれないようにしたい。
っていうのと
あと『東映』さんへの対抗心と感謝
どっちも全部出しきろうとしました。

ハイスクール
学園祭って一つの目標に向かって
ヒーローとして、1人の人間としての成長軸が作れて、、、

あれは良い物語だなぁ、、。

ぴあお

僕も大好きです。

シャベリーマン

メトロポリスは
走馬灯思いついた時に

俺天才だなぁって

事務所での思い出

ぴあお

前回もお話させて頂いた『事務所移転』のお話で

移転前に振り返ってみて
事務所で起きた『珍事件』などあればお伺いできれば、、、

シャベリーマン

珍事ばっかりですよ!!

シャベリーマン

色んな会社が入ってるビルですから
他のオフィスでは真面目に仕事をされてるんですが、、
そんな中うちのオフィスから

「爆発してさ〜HAHAHA〜♪」

とか聞こえてきたりするわけですよ。

ぴあお

(笑)

シャベリーマン

あと職業柄変なゴミばっかでるから
清掃の方とは仲良くする様にしてますね

「アンタんとこは変なゴミばっか出してから!!
でもまぁいいよ。アンタ男前やし。」


って言ってもらえたり、、、

ぴあお

良いですねぇ

シャベリーマン

あとこれは前の事務所での出来事なんですが、、

ぴあお

はい。

シャベリーマン

衣装盗まれたことがあります。

ぴあお

えーー!!!

シャベリーマン

仕事の準備の為に衣装を事務所の玄関に置いてたんです。
それでそのままソファーで寝ちゃってたんです、、

ソファーで目覚める朝もあるじゃないですか。

ぴあお

やっぱり家具がお好きなんですね。

シャベリーマン

それで起きたら衣装が無くなってて。
監視カメラの映像見たら酔っ払った海外の方が入ってきて、
僕の方みてそっと手を合わせるんです。

そしてそのまま衣装を持っていって、、

ぴあお

怖ァ、、。

シャベリーマン

1番の事件はそれですかねぇ。
彼を呼んでもらっていい?

と誰かを呼ぶシャベリーマン。

シャベリーマン

ウチの社員にはそういう思い出話が得意なのがいるんですよ。
お前は、そういう才能を持っているよねってのが。

ぴあお

その方を呼んでくださったんですね!
わざわざすみません!



コンコン。ガチャ

???

失礼します。

ぴあお

あ!

ダンゴムシマン

ダンゴムシマンと申します。

ぴあお

ワー!
お世話になっておりますゥ!!!!

ダンゴムシマン

こちらこそお世話になっております!



ダンゴムシマンさんでした。

ダンゴムシマン 
株式会社悪の秘密結社内勤。
ツイッタラー。


シャベリーマン

なんかさぁ
事務所で起きた思い出とかってある?

ダンゴムシマン

そうですねぇ、事務所越してきてしばらくwi-fiがなかったとかですか?

シャベリーマン

よく覚えてるなそんな事。

ダンゴムシマン

根に持つタイプなので。

ダンゴムシマン

というかコレなんですか、、?何用ですか、、?

状況が飲み込めないまま召喚されたダンゴムシマン。

シャベリーマン

なんか、、ホラ、エピソードトークしてくれたら。

ダンゴムシマン

エピソードトークですか、、、

あ、ウチ以前、食品イベントをやってた時期がありまして、、

シャベリーマン

もう二度と戻りたくない頃ですねェ、、

ダンゴムシマン

ご当地のパンを振る舞おうみたいなイベントをやった時
パン屋さんに電話をしなきゃいけなかったんですけど

「お世話になっております。悪の秘密結社です。」

って言うじゃないですか?

そしたらガチャン!と切られてしまって
あら?とおもってもう一回かけたんですよ。

そしたら

申し訳ございません。そういう会社があるんですね。
イタズラかと思ってしまって、、、」って、、


「それはごめん。」と思いましたね。

ぴあお

(笑)

ダンゴムシマン

社名が特殊だから、、、、。

シャベリーマン

あ!!それで思い出した!!アレがあるやんけ!!

今度事務所移転するんですが、実はその前に一回失敗しておりまして、、

ぴあお

そうなんですね!

シャベリーマン

良い場所があって、ここにしますかと。
書類書いて申し込んで、、、

そしたらオーナーNG出たんです。

わからん!悪の秘密結社!?なんだこの会社は!」と。

で、僕お手紙をしたためたんです。
めっちゃ良い。感動のお手紙を送ったんですよ。

僕脚本家ですから。

でそのお手紙読んで
先方さんが痛く感動してくれてね。

管理会社さんがその手紙を持ってって
交渉してくれたんです。

ぴあお

ほうほう。

シャベリーマン

で、ダメでした。

ぴあお

(笑)

シャベリーマン

そのお手紙、残ってるんじゃないかな、、



とパソコンをいじるシャベリーマン。

シャベリーマン

えーっと、、、




あ、あった、、、、、、




ハァ、、これ良い手紙やわぁ〜、、、、、、。

ダンゴムシマン

自分で噛み締めただけ!?!?!?



ちなみにコチラのお手紙。後日見せて頂けましたが
マジでめっちゃ良い手紙でした



そこには株式会社悪の秘密結社にかける想い
ご自身の半生を語りつつ
なぜ『株式会社悪の秘密結社』という名前なのか
というお話が書いてありました。

シャベリーマン

まぁ、そういう社名で苦労したりはありましたね。

シャベリーマン

あとコレ、うちの事務所では当たり前の光景なんですが
めっちゃヒーローが出入りするんですよ。

見慣れ過ぎてて僕らリアクションも取らないけど
よく考えたら異様な光景ですよね。

フクオカリバーさんなんか
めっちゃ皆さんが知ってるあのまんまで。

「お疲れさまですー! お疲れさまでしたー!」

くらいの速度で帰ってったことがあって、、、

「え!?今フクオカリバーさんおらんかった!?」

って(笑)

ぴあお

めっちゃいいなー(笑)
本当にまんまで素敵です。

シャベリーマン

あ!コレ珍事というか、、
なんですけど。

ぴあお

是非聞かせてください!

シャベリーマン

ここで、ふくやさんとピザクックさんが会議したんですよ!

ドゲンジャーズとふくやとピザクックがコラボした
『ドゲンジャーズスターフォー』ってピザがあるんですけども、、

ぴあお

存じ上げております。

シャベリーマン

あれ、実は存在しちゃいけない商品なんです。

ぴあお

え!?どういうことですか、、?

シャベリーマン

理由は簡単で、この2社は『競合だから』。

ぴあお

言われてみれば、、!!

シャベリーマン

競合だけど「知るかッ!!」と思って(笑)

僕が勝手に台本にコラボしてくださいって書いて
それを見たスーツの人達が動き出しまして、、

それで誕生した商品なんです!

なのであのピザが生まれたのは、、、


まぁ、、俺のおかげ?
みたいな?

ぴあお

そんな誕生秘話が、、!

シャベリーマン

冷静に考えたら他社の商品作ってる実績って凄いな。


ちょっとコレプロフィールに書いとこ。

ダンゴムシマン

俺が育てた」、、みたいな。

ぴあお

(笑)

ぴあお

ところで事務所移転のお話なんですが
移転後はどういう事務所になるんですか?

シャベリーマン

お洒落。もうお洒落です。

モノを床に置いた瞬間にぼてくりこかす。』
と言ってます。

ダンゴムシマン

この間お掃除ロボット導入しましたよね。

シャベリーマン

頂き物で、めっちゃイカついの導入したんですよ。
なのでそのお掃除ロボットが何かにぶつかり次第キレます。

ダンゴムシマン

我々社員はお掃除ロボットより人権がないんですね。

ぴあお

ヒエラルキーが生まれている、、

シャベリーマン

悪の秘密結社徹底的なクリンネスに努めます。綺麗にする。

あと屋上付きなので
エロ〜い屋上テラスにしたいです。

ダンゴムシマン

エロいって、、“色気のある”とかにしましょうよ。

シャベリーマン

“エロい”を使うのには理由があるんですよ。

モノを作る時に自分でそれに興奮できるか、、?
って言う所を大事にしてるんです。

なのであえて“エロい”。

ダンゴムシマン

ちょっと前までは『心拍数が上がる』って表現してましたよね?

シャベリーマン

言ってたっけ、、

ダンゴムシマン

全年齢向けにそっちの方がいいんじゃないかな。

シャベリーマン

じゃあ『心拍数があがる事務所』にしたいです。

斧とかトラップとか設置してね。

ぴあお

そういう心拍数ですか!?

シャベリーマン

タイミング良くR1ボタン押してもらって、、

ぴあお

バイオハザードみたいな

シャベリーマン

なんかドゲンジャーズでもこんなくだりやったな!

ぴあお

改めて新事務所、お引越し楽しみです。

シャベリーマン

ありがとうございます、、!
ダンゴムシマンもお話ありがとう!

ダンゴムシマン

いえいえ!

ぴあお

ありがとうございました、、!

シャベリーマン

早く仕事して?

ぴあお

理不尽

突然のダンゴムシマンさんの登場で盛り上がったぴあお。
事務所での思い出や次の事務所の構想をたくさん聞けて
めちゃくちゃ楽しかったです、、、。

次回予告

1つの質問に10で返してくれるシャベリーマン。
彼のユーモアで徐々に緊張が解けてきた私。

このまま無事にインタビューを終えられそう!
むしろ楽しくて終わって欲しくないまである!

でも気を付けて!
本当の闘いはこれからよ!

シャベリーマンの装備の秘密とは!?
シャベリーマンの知られざる一面とは!?

そしてついに、、

シャベリーマンから咆哮が飛び出す!!
その瞬間を見逃すな!!

次回、『シャベリーマン、解剖。』

また見てね!

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