そう店長に言ったのが早1年前…
ついに書くことができてめちゃ喜んでいる小林です。
今回は文豪の夢野久作さんについて書きます、かなり楽しくかけたので是非見てってください!!!!
夢野久作とは?
夢野久作(本名: 杉山泰道)は、1889年1月4日に福岡県福岡市で生まれました。九州男児です。
1926年10月「あやかしの鼓」で入選し文壇入りを果たし、2年後「瓶詰地獄」を発表します。
この時、大先輩の江戸川乱歩に褒められます!よかったね!
構想、執筆に10年以上をかけた代表作「ドグラ・マグラ」が、1935年1月に刊行。
この小説は彼の死の前年に書かれ、日本文学において独自の地位を築きました。
1936年に「少女地獄」が刊行。
1936年3月11日に自宅で「今日は、良い日で、あは、は、は―」と笑いながら両手を挙げて倒れ、脳溢血で死亡した。享年47歳。
その日は、父の負債の処理などの全ての厄介ごとが清算される日のことでした。
どんな顔?
『ユメノ銀河』という実写映画で黒トンビの客を演じている、俳優の嶋田久作さんが本当にそっくりすぎて驚きました…
いやマジ似てるんすて。調べていただけると…!!
ペンネームの由来
作品を読んだ父:茂丸に「夢の久作さん(昔の福岡の方言で夢想家、夢ばかり見ている変人)ごだる小説じゃね」と言われたことから。
昔のペンネームは海若藍平、香倶土三鳥、かぐつちみどり、杉山萌円など
余談①
作者の人柄は、日本の探偵小説三大奇書『ドグラ・マグラ』の著者であることから
めちゃくちゃな変わり者かと思われているが、
郵便局員、陸軍少尉、農園主などさまざまな業種を経験し、金・酒・賭け事で失敗しない常識人。
余談②
『昭和の初め、夢野久作は福岡一ハイカラな男と言われ、幾種類もの帽子を持ち、当時珍しかったビロードやベルベットの服を着た。スポーツはテニスをよくした。洋食を好み、福岡市内のカフェやレストランによく出入り。家庭でも朝は家族で一人だけパンを食した。子どもの頃から喫煙の習慣があり、ヘビースモーカーだった。』
引用元:『夢の久作のごとある』p.16
余談③
実は夢野は、三人の子供がいるお父さんなんです!
文ストの幼い容姿+家庭があるイメージがなさ過ぎて驚く人も多いかもしれません。
代表作
ドグラ・マグラ
日本の探偵小説三大奇書の一つ。青空文庫でも読めます!
あらすじ
1926年(大正15年)、九州帝国大学医学部精神病科の独房に閉じ込められた、記憶喪失中の若き精神病患者の物語(と思われる)で、彼の一人称「わたし」で語られていく。 彼は過去に発生した複数の事件と何らかの関わりがあり、物語が進むにつれて、謎に包まれた一連の事件の真犯人や動機、犯行手口などが次第に明かされていく。
引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%A9
少女地獄
少女を主人公とする3つの小説で構成される短編集。
ボーカロイド曲が作られたり、映画が作られたりとさまざまな形でメディアミックスされています!
以下あらすじ
何んでも無い
医師・臼杵の前に可憐な自称19歳の少女・姫草ユリ子が現れた。ユリ子は優秀な看護婦だが、病的な虚言癖があった。それが臼杵や周囲の者にばれてしまい姿を消す。1か月後、ユリ子が自殺したという知らせが届くが……。
引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%A5%B3%E5%9C%B0%E7%8D%84
殺人リレー
田舎から上京してバスガイドになったトミ子のもとに、小学校の同級生でバスガイドのツヤ子からバスの運転士・新高は結婚詐欺師で殺人者だから、もし配属されてきたら気をつけろという手紙を受け取る。その1週間後、ツヤ子は不審な事故死を遂げる。その後、トミ子のもとに新高が配属され、トミ子はツヤ子の仇を討とうとするが、新高に魅せられ……。
引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%A5%B3%E5%9C%B0%E7%8D%84
火星の女
県立女学校で焼身自殺体が発見される。その後立て続けに校長の失踪や発狂、女教師の自殺や書記の大金拐帯などが起こる。
そして卒業生の遺書が発見され、校長等の悪事が暴かれる。
引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%A5%B3%E5%9C%B0%E7%8D%84
瓶詰地獄
丸尾末広によってコミカライズされている代表作の1つ!
丸尾先生と夢野ワールドが溶け合うこの感じがたまりません。
あらすじ
×× 島に手紙が入った麦酒瓶が三本漂着した報告書から物語がスタートする。
極楽鳥の舞う南国の離れ小島に、海難事故にあった幼い兄妹の市川太郎とイチカワアヤコが流れついた。しかし、そこは危険な動植物もいない、住むにはもってこいの地上の楽園のような場所であった。愛しい両親の助けを待ちながら、聖書に祈りを捧げ二人で力合わせて生き続ける。しかし共に成長していく中で、二人の関係は変わっていく。彼らが海に流した、三つの瓶に入った手紙には楽園が地獄に変わっていくさまがつづられていた。
最後に
ここで紹介した作品は青空文庫で無料で読むこともできるので、良ければ一度読んでみてください、、!
卒論に選ぶほど好きな作家で記事を書くことができてめちゃ楽しかったです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
コメント
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