皆さまごきげんよう。
夏が近くなり益々ホラーが似合う季節になってきましたね。
という訳で、本日はこちらをご紹介させていただきます！
フォビア
それではまずこちらのツリーをご覧ください。
こちらの2本の作品は原作・原克玄先生、作画・ゴトウユキコ先生の「フォビア」という作品のエピソードです。
この作品は何かしらのフォビア（恐怖症）を描いた作品で、最終的にかなりゾっとさせられてしまうストーリー満載なのです。
今のところ2巻まで発売されていて、上記のツイートで公開されているものの他には、隙間、匂い、高所、閉所、拒絶、孤独、長身、醜形と恐怖症の種類は多岐に亘ります。
貴方には怖いものはありますか？
私はあります。
集合体も怖いし、植物（特に花）も怖い。
そしてこういったものの最たる悩みというのが殆どの人に理解してもらえないことだと思っています。
単行本第1巻の第1話に収録されている隙間恐怖症の女性の話はその辺とても分かりやすくて、人から見れば奇行に見えるような行動をとってしまったり、大袈裟すぎると思われてしまうことでも本人からすれば大真面目だし本当に必死だったりするんですよねぇ。
なにがそんなに怖いの？って私も何回家族から聞かれたことか(;^_^A
でもそうはいいつつ誰しも一つはそんな人から理解されない恐怖症を持っているのではないかなと勝手に思っています。
作品の話に戻りますが「フォビア」はどのエピソードも大体の場合主人公が闇落ちするというか幸せとは言えない結末が待っていることが殆どです。
私がホラー的な意味合いで好きだと思うのは隙間、匂いでしょうか。
高所、閉所は是非「世にも奇妙な物語」でやって欲しい系統の面白さ！
拒絶はもしかしたら本当にあるかもしれない…と思う絶妙なリアリティが怖さを掻き立てるなと思って読んでいます。
第2巻の最後に収録されている醜形恐怖症のお話は最後まで読むと本当に切ない。
「フォビア」を読んでいて初めてウルっときたエピソードでした。
果たして貴方が読んだ時、共感を覚える話はあるでしょうか？
もしもあったら是非教えてください。
まとめ
今回「フォビア」について語らせていただきましたがいかがでしたか？
ホラーはホラーでも人間の怖さを描いたホラーが好き！という方に是非お勧めしたい一作です。
表現的には読んでいてゾクゾクするというよりもゾワゾワするという表現がぴったりかも！
この表現分かるわ～と思っていただけた方がいらっしゃったら是非コメントお待ちしてます。
また暑さ吹っ飛ぶホラーをご紹介していきたいと思っていますのでその際はお付き合いください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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