少女！天使！ゴーストバスター！！個人的少女時代のバイブル『エンジェル・ハント』！

突然なんですが、私は人外もしくは人間の見た目にちょっと羽とかツノとか生えてたり鱗があったりとか…そういった見目のキャラが大の好物の人間です。プロフィールに書きましたが頭にツノが生えてたりするキャラ大体好き。今一番好きなのはツイステッドワンダーランドのマレウス・ドラコニア。

といってもツノとか、あと見目から「人外だよ～」って言ってる感じの見た目が好きになったのは多分自身がまだ成人を迎える前くらいに好きになったんですよね。それまでは分かりやすく。

「天使とか悪魔っていいよなぁ…」

って考えてました。わっかりやすいなこいつ（自分）。で、なぜ天使・悪魔なのかと言いますと幼少期に呼んだ漫画の影響をバリバリに受けているからです。

その作品はタイトルにもある通り、エンジェル・ハント！
おそらくタイトル聞いてビビッとくる方もいるのではないのでしょうか？
そんなわけで、今回はエンジェル・ハントについていいぞ、その結果今の私が出来たぞって話です。よろしくお願いします！

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エンジェル・ハントとの出会い

エンジェル・ハントが当時連載していたのは月刊漫画雑誌でもある【ちゃお】、連載時期は2002年代。読んでいた当時が小学校といっても私は初回から連載を読んでいた訳ではなく、雑誌に付いている付録か何かが欲しくてちゃおを買ってもらって読み始めた、ぐらいだと思います。当時の記憶があやふやでアレなんですけど…。
で、読んでいくと、すっごい可愛い女の子が呪文を唱えて悪い霊を封印してるシーンがあって。

「呪文かっこいい！」「この子たち可愛い！！」

そんな思いを抱いてエンジェル・ハントに出会いました。魔法モノともまたちょっと違うけど…可愛い女の子がそういう悪いもの倒すとか、あと天使の羽とか…主人公の子たちの制服とか扉絵の服装もとってもかわいくって…ダメですそんなの好きになる要素しかない……。こう、天使の羽がぶわって広がっているのとかその子自身や相手を羽で包み込んであげるあの感じ、良くないですか？私は好きです。

そこからコミックを買い始めて見事にハマりまして…。徐々に読んでいくうちに

「あれ？もしかして結構しんどい話か？」

ってなりながら読んでました。次にそう思ったお話について触れていきたいと思います。

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どんなお話？

そんなエンジェル・ハント。どんなお話かというと、ダークファンタジー系のお話です。

■あらすじ
中学生の天音(あまね)のパパは神父でスゴ腕エクソシスト。
幽霊に近づくことは止められているのにクラスメートの真由が幽霊退治をすると言い始めて…。
見習い天使２人が奮闘するミラクルファンタジー☆

出典元　エンジェル♥ハント|ちゃおランドhttps://ciao.shogakukan.co.jp/webwork/1474/

主人公は椎名天音という金色の髪を巻いた女の子です。あらすじにもある通りお父さんが神父で幽霊退治もするエクソシストで、そんな優しいお父さんの事が大好き。見目も可愛いので男子からも人気のある子です。
そんな天音はお父さんと約束をしています。

【お父さんのいないところでは霊が見えても見えない、聞こえないふりをすること。いたとしても他の人に話したり、除霊もしてもいけない】という言いつけです。

そんな言いつけを守っているので学校でも霊嫌いということで通っているのですが…、その言いつけが守りづらい存在が同じクラスにいます。霊が見えるというオカルト大好きな松田真由という茶髪の髪を2つ結んだ女の子の存在です。霊嫌いで通る天音を好んでおらず、上記のあらすじにもある通り幽霊退治がきっかけで真由にも霊が見えるという事がばれてしまいます。

そこから2人で幽霊退治をしたり、高等部のイケメン3人と出会い、そしてエンジェルという存在について後に知って本格的にゴーストバスターをしていくことになる、というお話になります。

作品のいいところは主人公でもある天音や真由の可愛さは勿論、魔物や悪い霊を祓ったり封印したりのファンタジー要素。
悪い魔物を封印するとガラス細工みたいな小さなものになって可愛い容れ物に収納してたりしていて。封印の仕方とそのガラス細工っていう設定がすごく心躍りましたね…。

なにより、恋愛模様であったり、起こる出来事に2人がぶつかりあったり、乗り越えていく様がちょっと現実感があるところが読んでいてしんどいながらも良いなと思うところだと思います。
改めて読んでた当初、ファンタジーや時に恋愛アリの少女漫画なのかなぁと思っていたんですが、とあることを知ったことで真由と天音の仲がギスギスしたり…。あの感じが、妙にリアルというか、幼い心ながらすごく心が痛かった……。しかも最初それを片方だけが知って、知ってるが故に妙にぎすぎすしたり周りにそのイライラをぶつけてたり…その複雑な心境が見れるっていう…初めての作品だったので余計に印象が強いのかな…。そういうのを見て幼いながらに「しんどい…仲直りして…」と思ってましたね…。

書いてておもったんですけど、少女漫画にしてもここまで内容…というか心境を複雑に描いてるのってあまりなかったと思います、少女が初めて見る分には分からなくとも、後でその複雑さが分かる一度で二度おいしい作品になっていると思います。

当時の付録も凄くよかった

現在でもちゃおに付録がついているとは思うんですが、当時エンジェル・ハントが連載していた際の付録が……

まぁ～～～～可愛いものが多かった！！！

言うて自分が特にエンジェル・ハントにハマっていたので、特に覚えていたり調べていて「あ～あったわこれ～！！」となったものを少しお話させてください。

というのも、こういうファンタジー作品って出てくる小物とかがすっごい可愛いし、欲しいじゃないですか。某日曜の朝とかにやってる番組のキャラクターの持ってる道具って欲しいというか…憧れるじゃないですか。あれと同じ心境ですよね。
そういった付録が多かった！今思うとオタク心を分かってる人が多分編集部あたりにいた。絶対いた。というか今もいると思う、受け継がれてる。
付録としてついてきたものに本編で出てくるネックレスやネイル、あと幼い頃に天音が着けていたというキューブのヘアゴムやバンクルなどなど。…書いててすごく懐かしくなってきた！いや本当に、特にネックレスが嬉しかったんだ個人的には！十字の真ん中にピンク色の石？が入ってて可愛くって本当に、本当によかった！！

あとこれはちゃおの編集部さんが上げてくれていたのですが、これも懐かしかったですね。

調べてて「そうだあったなタロットカード！！！」って心の中でめちゃくちゃ大声出しました。このカードごとのデザインもイラストも凄い好きでした……。やっぱりイラストがかわいい…！保管してない過去の自分が恨めしい…！！当時タロットカードをよく分かってなかったですけど、今になって欲しくなってくるんですよこういうの…。

こういうのって復刻しないんですかね…付録付きの愛蔵版みたいなのがあったら、私は金を惜しみなく出すんですがね…。

最後に。

改めてこうして書いてみると、エンジェル・ハントのこと結構覚えてるものだなぁと他人事のように思います。もちろん調べたりも多々あるんですけどね。

エンジェル・ハントという作品にハマってから模写ではありますがそこから絵を描き始めたり、後になってから天使とか悪魔について調べたり他の作品を見ていくうちに多種多様な人外系のキャラが好きになったり…。
…これに関しては良く言って好みが広がった、悪く言ったら好きなものが拗れたと言えなくもないけれど、うん。

とにかく！幼い頃に見た、読んだ作品はモノにもよりますが自分を形成する大元の根っこになっているということですね。こうして派生して好みが残っているぐらいには影響が出ているし今の自分があるのかなぁと。

という感じでなんかスケールのでかいようなことを言っておいてなんですが、突き詰めてしまえば

「エンジェル・ハント読んでくれ」

っていう事を言いたい。もうこれが伝わってくれたらいい、文字デッカくしとくんでタイトルを目に焼き付けて下さい。
メインで天音と真由の事を話しましたが出てくる高等部のイケメン3人もいいキャラしてるんで、イケメンなんだ本当おおばやしみゆき先生のキャラクター本当イケメンなんだ……。

ということで、以上。エンジェル・ハントはいいぞってお話でした。ありがとうございました！