マクロスとの出会い
マクロス、それは僕にとって、無くてはならない存在ではなかった。
というのも、リアルタイムで見ていたマクロスフロンティアも、
見返した他のマクロスシリーズも、『戦闘機が変形する』ロボットアニメ
の枠を、その時は出なかったのである。
こんなこと言っていると、ファンの人に怒られるかもしれない。
いや、怒られるだろう。
ただ、今の僕は、スマホの中にマクロスだけで構成されたプレイリストを入れて
持ち歩くほどには大好きである。
これは当時の僕が、心身ともにマクロスという作品に、心が追い付いていなかったのであろうと、のちに推測するのであるが、それはまた別の機会にでも。(長くて面白くない)
僕にとってのマクロス
多くのアニメーション作品は、さしずめ主人公自体にスポットが当てられ、物語が進んでいく。なので、どれだけ主人公の立ち振る舞いや言動が魅力的であるかが重要だと僕は思う。
(異論は認める)
しかし、マクロスにおいて、もちろんキャラクターは魅力的なのだが、それよりも物語のメインに置かれているのは、『心』なのである。
『デカルチャー』。マクロスを語るうえで、無くてはならない言葉の一つである。
『驚愕した』『なんてこったい』などの意味で使われることが多いのであるが、
カルチャーとは文化、つまりはどういったことで心が動かされるか?ということである。
心にフォーカスをあてた作品が、超時空要塞マクロス、およびマクロスシリーズである、と思っている。
そして、心を伝える手段として用いられるのが『歌』だ。
マクロスには、数々の名曲があり、アニソンベストヒットには必ずと言っていいほどランクインする。
マクロスには、歌い手の心、聴き手の心、そしてその他に関係する人の心がのせられている。
だからこそ、僕たち視聴者を引き付け、虜にさせてくれるのであろう。
最後に
『歌で戦争を終わらせる』
そんなばかげた話、現実には起こりえないのかもしれない。
しかし、マクロスを幾度となく見ていると、そんな現実も、心が、文化が伝われば
あり得るのかもしれないと、ほんの少しだけ思わせてくれる作品。
それが、『マクロス』の魅力ではないのかと、ふと思っている。
もし、過去マクロスを見てハマらなかったことのあるそこのあなた、
もう一度見直してみると、僕のようにまったく違うマクロスを
感じることが出来るかもしれない。
コメント
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