続。今、最も注目のトリエンナーレ《奥能登国際芸術祭》に行ってみた

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2日目もガッツリ投稿したいと思いますので最後までよろしくです!

今回は芸術祭のことと、折角なので、珠洲の紹介も少ししていきますね!
多くの作家を魅了した珠洲の良さ、この会場の意義を、少しでもお伝え出来ればいいなと思います!

前回と同様にヴィレヴァンは『遊べる本屋』という魂は捨てられないので、
本の紹介から。

今回の指標である、旅の歩き方を紹介した公式ガイドブックはコチラです!

奥能登国際芸術祭2020+公式ガイドブック¥1,182
目次

珠洲といえば、朝活!!?ということで2日目のはなし。

8時にホテルの朝食をとり、9時半には会場に行けるように支度。

『すず靴下』を履いて準備バッチリです!

まず朝イチ1

発目は田んぼのど真ん中!!!!
エヴァに出てきそう?時空超えて現れた様なオブジェを発見!

さあもっと近づいてみましょう。

四方謙一 [Gravity/この地を見つめる]

長閑な風景と、穏やかな風、生き物(虫や鳥)の音。
自然と何処か調和している様に見えるのは、鏡張ステンレスの特性でしょうか。
この作品は風の動き、人の動きに連動して動き、風景も切り取られた空間
の様に変化
するんです。

ぜひ動画、実際に見てもらいたい作品の1つです!

さらに奥に進むと、、、牛舎の跡に

大量のステンレス板が!!!!!

一瞬カラスよけ?と思いましたが、こちも作品。
強い風や沢山の人が一斉に動かしたらどうなるのだろう、、、
とワクワク想像しながら次の会場へ向かいます。

田んぼの次は海を眺める公園〜

児童公園のブランコとその横に、、、!!!!?
木製戦車?風の乗り物??巨大オブジェが出現!!!

コドモだったら走って近づくだろうと思いますが、
オトナも見つけた瞬間、思わず走って近づきました!!!

シモン・ヴェガ [月うさぎ:ルナークルーザー]

よく見ると能登瓦(ツヤツヤした黒い瓦が特徴。釉薬を厚く塗り、高温で焼成。能登の厳しい自然にさらされても半世紀は保つという耐久性。集落の景観をつくり能登の自然と一体化した瓦は美しい風景に。)や廃材で作られています。

オブジェだけど、今にも走り出しそう。積み木の様なカタチのパーツも愛着がわくフォルム。

中に入れそうな空間があります。(まん延防止中か締め切ってました)

アニメーション上映もあるそうです!

作品の正面が海。一望できる事でさらにオブジェの面白い見方が出来ないかな?

観察していたら、MYスポットを発見しました!

もし行くことがあれば探してみて下さい。

海を切りとった様な空間がお気に入りポイントになりました。

続きまして、丘の上の小学校。

エゲツない程に、急な坂を登ると旧西部小学校跡地があります。

何処かで見た風景と思ったら、、、

あーーーーーー!!ここは、
公式ガイドブック。表紙の場所だ!!!!

さあ、見比べて見ましょう!

風の動きと関係なく松の木が右に、しなっています!

公式ガイドブックは珠洲の大蔵ざらえ(蔵の中の大掃除)を連想させる構図になっていて
写真家[石川直樹〕さんの作品です。

折角なので、記念撮影を同じ場所で行いました。
ひと、1人だとシュールさが際立ちますね。。。

ご当地グルメの『スズ弁』発見!!!!!!

この場所近くのテントで、昨日と違う[スズ弁]発見!!!
いろんな具のお稲荷さんに心オドル!!!!
迷わず即、購入です!!!

ちなみにここには、
能登かに飯や能登牛弁当、唐揚げやサザエのカタチの最中もありました。

そして、ここの展示会場は見ものです!!!
【スズ・シアター・ミュージアム「光の方舟」】
1時間以上居れる空間展示でした!

パス活用の有料ゾーンは写真UP出来ないのが残念ですが、気を取り直して次いってみましょ!

お昼は狼煙にある『いかなてて』へ。

2017年にオープンしたレコード店「LIBRARY RECORDS」に併設したカフェ。
最近地元フリーペーパーや雑誌で紹介さていた事もありましたが、大勢のお客さんで賑わっていました!

注文したのは『ポーク・ビンダルー』

酸味とスパイスが絶妙!
ポークの柔らかさと石川米「ひゃくまん殼」艶のあるしっとりしたお米との相性も◎

亭主さん、天才です!地産地消で地元も元気になりそうです!!!

パワー充電したところで午後の部、探検再開でーす!

午後は海沿いを軸にまわりましょ

海が見える丘の上に着きました。ここで記念に写真を1枚。

ん?良く見ると構図が、少しおかしい様な?
靴下の文字が鏡文字になってる上に同じ人物が2人???!

キムスージャ [息づかい]

ネタバレは次の通りです!
実は海沿いから、丘の上まで歩くと3つの鏡パネルが登場します。

色んな見方で楽しめる作品です。

近くで自分や人物を映して見るもよし。
少し離れて大自然の海の平行線を丘と繋げてみたり。

自然界の中では何処か違和感のある構図がスクリーンになったり、
面白さが見るものの解釈で変わるような作品だと感じました。

色々遊んでいるうちに。

海を背にして少し離れて鏡面パネルを覗いた時に
海の平行線が丘に映し出されるこの角度MYお気に入りです!

帰り路に1軒の家屋が!

虹が掛かっているように見える家屋。

実はこちらもキムスージャ[息づかい]作品の1つです。
さらに近づいて中を覗くと。。。

家を覗いてガラスに反射した外の世界は、まるでミラクルワールド!

実は中に入れるらしいので、また再チャレンジ予定です!

海沿いにはこんな巨大オブジェも!

!!!!!!?

車窓からすぐに気付くこちらの作品は。。。

スボード・グプタ  [私のこと考えて]

ステンレスの巨大バケツから何やら大量のゴミがひっくり返されたかの様な。
このオブジェはしっかりと固定されていたけど、海岸のその辺に落ちていてもおかしくない
漂流物。日本海は強風と荒波で大陸から多く流れてきたそうです。
昔は漂流物は『寄り神』として祀られていともあったそうです。
今やプラスチックなど環境で問題視される漂流物は
消費社会を彷彿とさせる様なインパクトがある作品。

今回も、どの角度からベストショットが撮れるか試行錯誤した結果。。。

ここで納まりました。
自覚のある消費、環境問題は今後世界の目標SDGsとも
関わってくるので、まず自覚する必要があるのではないか。と、この構図。

続いて海が見える丘の旧小学校跡地その②

お!
ある日、校庭から遺跡が発掘されました!っと夢のある作品が。

トゥ・ウェイチェン   [クジラ伝説遺跡]

奥能登では縄文人が食したイルカやクジラの化石が存在します。
クジラの骨が出土する考古遺跡をオマージュした作品。
遺跡のフェイクニュースが流れているので現実かのように記憶に混在してしまいそう。

港の船着き場には

金氏徹平 [tower(SUZU)]

情報と再生で構築される現代社会を
カラフルでインパクトのある作品で表現しているので、
珠洲の中では目に止まりやすい作品。
珠洲に2箇所存在するので、探して見るのも面白いですね。

ここからは、ARTだけじゃない!珠洲の魅了をお届けします!

会場を回っている途中で島を発見!!!!

この島は『見附島』と言います。
空海が佐渡島から渡った際に最初に見付けた島というのが由来です。

別名:軍艦島(島のカタチが軍艦に似ているから)
珪藻泥岩から出来ている白亜の島です。
踏み石が並べられているので、引き潮の時間には島の近くまで歩いて行けます。

夜はライトアップもされてシンボルマークのような存在に。
日の出の時間も見ものです!

高い丘から海をよくよく覗いて見ると、紺~エメラルドグリーンにグラデーションが美しいのです。

日本海は波も荒くゴツゴツとした岩のイメージですが、
富山湾に面した内浦は波も静かで遠浅の砂浜も多く透明度がある海水です。

珠洲の名産品で{揚げ浜塩}が有名です。
リマン寒流と対馬暖流が交わる場に位置し、多くの生き物を育む栄養豊富なすずの海。
海水を日本古来の「揚げ浜式」と「流下式」の2つの製塩技法で高濃度にする為に釜で煮詰めて仕上げた塩。

わが家も何回か購入してます。仕上げで足すと丁度いい塩加減で料理が楽しめるし、
ミネラルも多く含まれているので健康志向の方におすすめです!

珠洲市民の憩いの場。二三味珈琲へ。

永作博美さんと佐々木希さんのW主演で2015年に公開された映画

『さいはてにて〜やさしい香りを待ちながら〜』で「ヨダカ珈琲」
のモデルになったのが自家焙煎の珈琲豆専門店『二三味珈琲』
香りやイメージのブレンドと商品名が地域にリンクしているので
珠洲を訪れたら、ぜひ味わいたい珈琲です。

店内大勢の方が利用していたので、今回は豆を持ち帰る事にしました。
100gから購入可能。豆のままor挽いた状態で持ち帰ることができます。

今回2種の豆を購入したので紹介します。
{いいなぎブレンド}
スッキリと爽やかな味。
穏やかな海をイメージして作られたそうです。

{日置ブレンド}
モカの香り・酸味好きな方向け。
自家焙煎している舟小屋周辺の古い地名の由来で読み方は「ひき・ひおき」

この他にも{さいはてブレンド}映画をイメージした香りなど
気になるブレンドが何種類がショーケースに並んでいます。

家でゆっくり豆を引いて飲もう。

2日目は最終日に備えてホテルでスズ弁をいただきました。

珠洲産蟹をふんだんに詰めたかに飯
珠洲の色んな具のを詰め込んだスズ弁稲荷
能登納言最中たっぷり、さいはてのサザエ。カタチの可愛さに一目ぼれ。

今宵は地物で晩酌も。

さいはてジンジャー}と道の駅でもらった昔懐かしい{ポン菓子}とともに。
珠洲で本格焼酎をつくる「さいはて蒸留所」(日本醗酵化成)
ここでは主に本格焼酎がつくられていますが、能登の梅で造った
{ウメノさいはて}{梅酒の実}販売も。
パッケージもデザイナーの【佐藤ゆめ】さんが手掛けているのでキャッチーだけど、
どこか素朴さもあり、お土産屋さんでもひと際目立ちます。
からだ想いのリキュールなのでお酒好きな女性へのプレゼントにも喜ばれそうです!

{さいはてジンジャー}シソ、ショウガ、レモンと能登産を使用。

ピリっとした生姜に、香り豊かな紫蘇、爽やかなレモンが焼酎との相性も良い、上品な味でした。
割かたのオススメは炭酸や氷でロックは勿論ですが、ミルク割もおススメのようです!
お酒1:ミルク3の比率がベストです。
これからの時期はお湯割りなんかも、おつですね。

ホテルの露天風呂に浸かり
明日はいよいよ室内作品鑑賞へ

最終日は盛り沢山でお届けいたします。
それではまたファイナルでお会いしましょう。

会期は11月5日まで延期になりましたので、待ちきれない方は現地へGOです!
あなたの解釈で現代アートを楽しみましょう。

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