みなさんロボットは好きですか?
私は好きです。AI搭載でかつ人型から離れるほど良い派です。
そして私が好きなロボットが登場するゲームがあるんですけど……
出典元:「ラストオリジン」公式サイト ー https://www.last-origin.com/
ムチムチだらけやないかい!!
いやカッコイイロボットいます!いますんで!!
…そう、次世代美少女×戦略RPG「ラストオリジン」です。
ラストオリジンについては以前書いた記事『ラストオリジン』流行らせてください!をご参照ください。
このゲーム、重厚なストーリーと重厚な女の子(バイオロイド)が人気なのですが、AGSというAIを搭載したロボットも登場します。このAGSたちが見た目はもちろんホントにカッコイイし、人間やバイオロイドとは違うAIゆえの考え方や悩みなどそれぞれ濃いキャラクター性があって、他のロボゲーとは違う魅力がたっぷりです。
この記事では、そんなAGSたちから私のお気に入りをピックアップして紹介していきます。
RF87ロク
今回紹介するのは機動型攻撃機 RF87ロク です。
いや…見てくださいこの…猛禽類を思わせるフォルムと黒金のボディに赤く光るライン…
カッコよすぎる。マジに。
開発したのは三大バイオロイド企業のひとつでありAGSを開発した民間軍事会社(PMC)、ブラックリバーです。
ロクくん始めここで作られるバイオロイドやAGSは軍事用であり、PMCである自社の戦力でもありました。
そんなブラックリバーの会長に直属で仕えていたのがロクくん。
そして何より彼の魅力は…
なんだその喋り方?!最高か?!
中二病心をくすぐる見た目から中二病みたいなセリフが出てきます。回りくどい喋り方をしたりククク…と笑ったり、ホントにAIか?高度な人格が与えられているとはいえ感情豊かすぎませんか?
ゲームにおける性能
さすがはブラックリバーが特に目をかけていたAGS、ロクくんは単騎でも優秀な性能をしています。
まず素のステータスが高く、特に行動力(他のゲームでいうすばやさ)は全AGSでトップの数値。
さらにパッシブスキルにより回避率や行動力、攻撃力が上がり、反撃や雷属性ダメージも追加とやりたい放題の性能です。
反撃そして範囲の広い属性攻撃が優秀です。
このスキルのおかげで他のキャラの補助を受けずに単騎で自動戦闘が可能。AGSであるロクくんは栄養資源を消費しないので栄養を節約したい時のオート周回などに運用できます。
しかしロクくんひとりで完結してしまっているぶん他のキャラとのシナジーは薄く感じます。
他のキャラと組むのであれば、アクティブスキルに雷属性が付与されていることを活かして属性特化した編成にするのもアリかもしれません。
リオボロスの遺産
ロクくんは2020年7月末~9月まで開催していたイベント「リオボロスの遺産」で初登場しました。
このイベントは現在「常設イベント」となっており、いつでも参加できます。
ロクくんは研究を進めると製造ができますが、このイベントのクリア報酬でも手に入るので、彼をいち早く手に入れるならやっておいて損はありません。
イベントでは海底でのサルベージを専門としていたバイオロイド、トリアイナも初登場。
彼女の抑えきれない冒険心に振り回されつつ、司令官は彼女の「お宝探し」をオルカの隊員たちの夏季休暇に利用します。
出典元:[라스트오리진] 멸망 전의 어느 기록 14화 ーhttps://www.pixiv.net/artworks/82857717
アンヘル・リオボロス
人類滅亡当時のブラックリバー会長、リオボロス家当主。
会社を大きくするために手段を選ばない暴君であり、人間・バイオロイド・AGS問わず平等に利用価値で評価する実力主義者でもありました。
鉄虫の襲来後は莫大な遺産とRF87ロクたちAGSに守られながら地下シェルターで最期を迎えます。
当時軍用が無かったバイオロイドに有用性を感じバイオロイド産業に参入しつつも最期はロクくんを傍に置いていたためか、プレイヤーの間でロボット大好きおじさんだと思われてるとか…
画像は韓国公式で連載されていた「滅亡前のとある記録」より
休暇に訪れた島にはブラックリバー会長、アンヘル・リオボロスの遺産が眠っているとのこと。
遺産の眠るシェルターで出会うのが、そこを守るAGSロボットRF87ロクです。
ロクくんは遺産を求めてやってきた司令官くんに取引を持ち掛けます。
…要約すると「遺産を譲る代わりに、暴走した兄弟機を破壊してほしい」とのこと。
回りくどい!でもそういうとこが好き♡
遺産が眠る金庫のコアシステムが、機械を侵食し人類を殺す敵鉄虫に感染し、ロクくんの兄弟はそれによって暴走していたようです。
暴走する兄弟を自爆覚悟で止めに行くロクくん。
お宝とロクくんの命を諦めたくない司令官くんとトリアイナたち探検隊。
遺産、そしてロクくんはどうなるのか───
というのが「リオボロスの遺産」のあらすじです。
ロクくんを、そしてバイオロイドを一人の人として扱う司令官くんの、かつての主人や人類たちとの違いを不可解に思いつつその考えを尊重するようにロクくんが困惑しながら変わっていく様子がキュート!
チョロン
ロクくんが再び登場するのは2021年11月10日~12月22日まで開催していた「楽園への招待状」。
イベントに参加したことがなくても基地→記録物保管所→記録室からいつでもイベントストーリーは読むことができます。
ただ時系列がメインストーリー第8区域クリア後のお話なので、こちらをクリアしてから読むと一層楽しめると思います。
イベントのストーリーは、「あらゆる欲望が実現する」という楽園に向かった司令官くんと隊員たちが、各々の望む世界を見せられ楽園に閉じ込められてしまうというもの。
いつもは冷たい態度のメイドバニラA1もこの影響を受け、司令官くんとの甘々な夫婦生活を送っています。
(ホントはそんなことを望んでいたのか…可愛すぎか?)
司令官くんとはハッピー、チョロンと名付けた2匹のペットを飼っているようで…
ハッピーと、
チョロンです。
ロクくん?????
久々に登場したと思ったら暴君AGSロボットタイラントくんと共にこの扱い。
主人が望むなら…と渋々ペットを務めてます。
ちなみに「チョロン」は韓国語で「うるうる」とか「キラキラ」とかいう意味らしい…
その後司令官くんやバイオロイドたちの活躍により「楽園への招待状」メインストーリーはなんやかんやで一件落着。
シナリオが本当に面白いのでなんやかんやは君の目で確かめてくれ!
後日談にて、ペットになってしまっていたロクくんはというと…
チョr…ロクくん……
バニラに巻き込まれた形とはいえ司令官くんの”ペット“に成り下がっていたことが相当応えていたらしいです。
(隅っこで小さくなってるロクくんは可愛い)
AIが構成する「私」とは、バイオロイドとAGSの違いとは、と苦悩が増えるロクくん。
しかしロクくんは自分で自分の機嫌を取れる良い子です。
この後名誉挽回のために自ら願い出て鉄虫を一掃してくれます。よかった。
「楽園への招待状」、シナリオの面白さに旧人類要素やバイオロイドの悲嘆、コメディもピョンテも盛り込んだ素晴らしいイベントです。シナリオの良さに定評のあるラスオリで、個人的にもトップクラスに楽しいお話なので是非とも読んでほしい!
「ラストオリジン」はロボのゲームです
いわゆる美少女ゲームではメインの役どころにロボットが登場することは少なく思います。
しかしラストオリジンにおいてAGSたちはバイオロイドと並んで欠かせないキャラクター。
ロクくんは特に人格・個性やバックボーンが複雑で面白く、彼について調べるほどラスオリの世界観についてかなり理解が深まるはずです。
私はムチムチで画面の7割が肌色で埋まるエルフがきっかけでラスオリを始めた人間ですが、
AGSにもバイオロイドと同じくらいに魅了されています。
バイオロイドと違う無機質的な外見、人間が司令官くん一人だけの世界での彼らとの関係、高度なAIを持った彼ら特有の悩みや価値観の違い、かつての冷徹な主人とは違う優しい司令官くんに付くことを決めた心情…
…つまり私はロクくんのことをエッチな目で見ています。
ネクスト 司令官ズ ヒント
次回もお楽しみに
<前回記事 『ラスオリ』のバイオロイドを語るVVスタッフ【ソワン編】
コメント
コメント一覧 (7件)
ラストオリジンとは…
バイオロイドはもちろん、ロボット達もピョンテ。仕方ないね
ポストアポカリプスもののある種のお約束かもしれませんが
旧人類よりロボット達の方がよっぽど優しかったり人間臭いんですよね
AI機能拡充とホログラム投影装置の増設を希望した(と言う設定の)AGSも居る
誰の為に?それを想像すると萌えます
今回もとてもピョンテな記事でした
次回も楽しみにしてます
ロク君の厨二病染みた言葉遣いと滅茶苦茶人間臭い性格好き
遺産だけじゃなくて楽園のロク君も紹介してくれてありがとうございます。
最近そちらで韓国単語集買わせていただきましたので勉強して本国版やります。
記事の内容全てに共感してました。本当に素晴らしい記事をありがとうございます。ラストオリジンにおいてAGSは切っても切り離せない存在ですからね。それに間違いなく断言できることは、ロク君はえっちなロボ。
グラシアスも良いですぞ……っ!
そしてネクスト司令官ズヒント……
あの子は二度とひとりぼっちになんかさせない……絶対に……ツナ缶もあげちゃう……
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