TRPG動画の世界~ニコライ・ボルコフさん

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こんにちは。40代後半に差し掛かるサブカルオタクおじさん、いとうさです。
今回はTRPG動画投稿者かつバ美肉Vtuberのニコライ・ボルコフさん

の動画を入口にクトウルフ神話はいいぞ!TRPGはいいぞ!というお話をしたいと思います。
ついでに、動画投稿とか見んけどTRPGなつかし!ていう年齢層高めなオタク(同年代)TRPG動画はいいぞ!と広めたいです!

目次

前置き①TRPGとは

テーブルトークロールプレイングゲーム、の略でコミケ分類ではボードゲームやカードゲームと同じ『ゲーム(電源不要)』に分類されます。
ざっくり説明するとコンピュータゲームのRPGの、ストーリー進行、戦闘進行、NPC役、モンスター役をすべてGM(ゲームマスター・ゲームによって呼び名は様々)役の人間が行い、プレイヤーはキャラクターになりきって会話で進めるゲームです。ルールブックやシナリオ集などが、一つのコーナーホビーショップや書店でも扱っているので、ぼんやりとご存知な方も多いでしょう。マダミス人狼に隣接するジャンルとも言えます。

また、和製ファンタジーの代表作の一つ『ロードス島戦記』シリーズがもともとはTRPGリプレイという、実際にTRPGをプレイした様子を台本のト書きのように仕立てた読み物から始まったことで有名です。
その他有名どころでは元祖ラノベブームを牽引した『スレイヤーズ!』シリーズも、TRPGをメインにした雑誌『ドラゴンマガジン』連載で、その世界観や作風はTRPG世界を大きく反映していたりします。
近年の作品では、ネトフリオリジナルドラマ『ストレンジャーシングス』で主人公の少年たちが熱中している遊びが、TRPGの元祖D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)です。
このように、日米オタク文化に根強い影響力を持つジャンルなのです!

前置き②クトゥルフ神話とは?

ニコライさんのTRPG動画の中でもメインといって良い量投稿されている『クトゥルフ神話TRPG』関連動画。
クトゥルフ神話、という単語には見覚えのある方もいるでしょう。

1920~30年代のパルプ・マガジン作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの怪奇小説に登場する神々や魔導書、地名、人物などを、生前仲間内の遊びで共有していた友人や弟子筋が一つの体系としてまとめ上げ、『クトゥルフ神話』と呼ばれる形で(ある程度の解釈幅はあるもののおおむね)定着しました。
以来、様々な作品で直接的にあるいは『ネクロノミコン』のような小道具のような形で引用されてきました。
その引用されっぷりは、諸星大二郎先生の『栞と紙魚子』シリーズのようなマニアックどころから、近年ではラノベやアニメ『這いよれ!ニャル子さん 』やイラストやガチャで人気の『ゆるるふ神話シリーズ』まで様々なジャンルに広がっており、
もはやオタクの基礎教養の一つといっても良いくらいかもしれません。

で、この『クトゥルフ神話』。日本での第一次ブームは80年後期代~90年代なのですが、当時原作小説より先行して『クトゥルフ神話TRPG』が流行したのでした。
先に述べた、『ロードス島戦記』『スレイヤーズ!』ブームのころですね。
なので、現在40代くらいのオタクには、クトゥルフ神話といえばTRPG世代、が結構いるのではないでしょうか。

ニコライ・ボルコフさん

僕がまさに先ほどあげた『クトゥルフ神話TRPG』世代なわけですが、Vtuberブーム前後あたりでしょうか
『ゆっくりTRPG』『ゆっくりクトゥルフ』というジャンルがあることを知ったのです。
『ゆっくり』ジャンルについてはまた長くなってしまうので割愛しますが、ひとまず「合成音声」を使った後付け編集によるゲームプレイ動画、という感じでご理解ください。

これが、先に述べた『ロードス島戦記』のもとになったTRPG『リプレイ』の現代版!といった感じでして。
そうそう、この空気~!とハマってしまいました。

そのゆっくりTRPG動画ジャンルの中でも、ハイペースで数多くの動画を投稿してきたのが
ニコライ・ボルコフさんです。

お名前の後についている『日本語読めない卓』というのは、ゲームをするときの『場の名前』とでも言いましょうか。
その昔、インターネットもケータイもなかった時代には、身近な友人意外とTRPGをする仲間を探すにはホビーショップの張り紙で告知されるゲームイベントに参加してですね、公民館とか市民センターとかに集って遊んだわけです。
その時、GMがそれぞれテーブルに分かれてプレイヤーを募るのですが、それを『卓を立てる』と言います。その『卓』です。

日本語読めない卓の由来についてはコチラ

そのニコライさんの膨大な『ゆっくりリプレイ』動画、入り口がコチラ

第一話ばかりずらーっと上がっているので、ここから気になったシリーズを追っていく、というのがオススメです!

編集済のいわば『作品』になった状態の二コニコにたいして、ライブ感ある仲間とゲームしてる感じ!が楽しめるのが
YouTube配信でして、この棲み分けも面白いです。

こちらは同人シナリオ『風の又三郎 ‐Scarlet Girl with Wind Voice‐』を用いたセッションですが

↑YouTube版で、文化部の部室会話感(褒めてます・笑)を楽しみつつ、

ニコニコの編集バージョン(こちらはニコライさんプレイヤーとして参加)と比較して観る、

なんてことも出来たりします。
こちら、リプレイ、シナリオを読み物として楽しんだうえでなお、実際にプレイするとGM(クトゥルフのばあいはKP:キーパー)やプレイヤーによってさまざまに変化する!という
TRPGの醍醐味が味わえるマニアック楽しみ方となっております。

続きまして、個人的に今お気に入りで見ているのがこちら

様々なTRPG配信者さん参加のセッションでニコライさんも1プレイヤーとして参加。12人ものプレイヤー同時参加の、このワチャワチャ感がたまりません。
むかし市民センターで初対面の人たちを遊んだ『TRPGコンベンション』を思い出します(笑)

さらに先日、ニコライさんKPのセッションも配信されました。

またまた同じシナリオで違う面子、という例のマニアックな楽しみ方ができちゃうってコト!?

以上。
ニコライ・ボルコフさんの動画、TRPG、TRPG動画、の楽しげな雰囲気、伝わりましたでしょうか?
あー、久々にTRPGやりたくなってきた~!!

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この記事を書いた人

ヴィレヴァン歴ン十年。全国異動中のサブカルおじさん。

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