田舎から都会へお引越し~
3年付き合った彼(アニメのチビTシャツ着てるヴィレヴァン店長)にプロポーズ?
もどきを受けて急遽、大阪へ共に引っ越す事になったのは今から約7年前でした。
この頃の私は30代に突入し、大きな不安を抱えていました。
このまま転勤した都会(長野→大阪)で30過ぎていきなり職が見つかるのか?と。
(今思えば全国転勤初回あるあるだと思います)
幸いにもヴィレヴァンのスキルがあったので、大阪の某店舗で働くことになりました。
ここでも大きな仕事の転機、生活様式が変わることになります。
一方、彼はアルバイト店長から社員に昇格して一定のお給料になりました。
私はその時、収入が激変。
同棲を始めたものの、まだ’結婚’ではなかったので扶養に入るという概念がなかった為、
自分で社会保険(健康保険、厚生年金保険)を払っていました。
当時の手取りは13万↑↓(当時、大阪府の最低賃金は800円台×労働時間)
大阪では2年半暮らしていました。
都会の誘惑を含むどん底浪費生活と、立て直しを第2章で語ります。
遠距離だった彼と念願の同棲生活スタート☆
2DKに引越して、まず手はじめに家具をそろえました。
・ダイニングテーブルとチェアー(2~4人座れる位大きめの)
・ソファ(2人掛けが出来てさらにソファベットになる)
・植物の台
・家庭菜園のあれこれ(ベランダいっぱいの鉢)
・マットレス(+1人分追加購入)
・IKEAで細かいキッチン用品
etc,,,トータル20万↑↓
引っ越し直後1ヵ月は’家の状態を整える’という
彼とのルールをつくり、私は仕事をお休みしてました。
大阪に引っ越して大きく変わった事をまとめてみました。
生活で変わったこと~
・二人暮らしの環境が整い、料理をする時間が増えた
(労働時間も日中がメインになったので20時にはゴハンの準備が出来るようになった。)
・都会にお引越しで自由度UP
(欲しいものを欲しいときに買いに行けた。服も雑貨も大手化粧品も。イベントにも行けた)
・遊び方
(関西のお祭り、大型クラフトイベント、観光地巡りetc)
・家族が増えた
(屋台で見つけた出目金、その後にイモリ♂2匹)
奈良でお散歩してた時の鹿ちゃんとのショット↓(あたし、若!今の年から見ると、、、)
仕事で念願の本とNM担当した事~
それまで2番手という立場で店全体をみたりしていました。
大阪某店舗で本の担当、そしてNM(CD)担当する機会を頂きました。
サブカル色にどっぷりつかり、日々勉強でした。
効果的な売り場作り、”うきうき”するような特集(季節をイメージした小説etc,,,)
CDの新譜(同日12タイトル発売)の売り場をその日に完成させる。その後SNS発信。
これまでの仕事内容とは異なる領域にいけました。(笑)
その中でも思い出深い特集を2枚紹介します☆
季節のテーマを決めて打ち出したコーナー。
前回に続きまして大阪でのヴィレヴァン伝説は~笑
その①名古屋で店外イベント参戦(元祖POP UP)
(2回目。彼と大阪に来る前に1度出店していたオタクカルチャーイベント。
1回目に利益が出て売上貢献したので2回目もお呼ばれ。)
その②絵本の新刊発売に伴い、
ヴィレヴァンでどこの店舗よりも多い”サイン本”を確保。
(イベントを多数開催し、情報発信も安定している都内の大型店舗を超えて)
後にVVマガジンで作家さん紹介をPOP付きで掲載して頂いたのが良き思い出です。
カルチャー雑誌“TOKYO GRAFFITI”で本や映画の紹介を掲載
“関西本屋ナイト”というイベントにてゲスト枠トークショー参加
今となっては懐かしい思い出です。
その③NM(CD)担当でレーベルの方やバンドの方と仲良くさせてもらいました。
CD新譜発売日前後にアーティストの方が店舗に訪ねて下さり紹介。POPにサインをいただき購入者特典にさせてもらったり。都会ならではの仕事を経験しました。
推しのジャンルでまとめた棚を構成したり。
商品の移り変わり速さ、提案のスピード、鮮度が大事でした。
そんな中で店長は3回代わり、スタッフの入れ代わりも何度か経験しました。
年々キャリアを積むと「こうあるべきだ」が強くなってきました。
年の離れたスタッフとの考え方の差を感じ、”もがく”時期も後に訪れます。
この時はヴィレヴァンを離れるべきかな?と悩み、考える、行動するに繋がります。今後の人生にも大きく影響していきます。
収支で大幅に変わったこと~
収入は社員の彼と私のお給料を合わせて、手取り31万円
(この後に重大な事を彼から暴露されます。2人分の収支の管理を私がやり繰りするきっかけになったのです。)
・大きな支出 まさかの借金!
プロポーズされた?彼からカードローンがあり、リボ地獄だという告白を受けます、、、
30万くらい、、、徐々に返済することに。
・そして私にも、、、収入が多かった昨年分と前に払いきれていなかった分の住民税、市民税がどっさり請求きました!
▲3~5万返済で1年半くらいかけて完済。
まさかのマイナスからのスタートでした。
今までのつけ?が回ってきたのだと思いました。この2つの返済が大きな支出に。
・大阪という都会の誘惑(その他の大きな支出要因)
その①バレンタインの大型デパート催事
(有名なパティシエの~会場限定~に弱い。販売する側でなく、購入する側になる)
その②休日は近隣の県へプチ旅行(1回で1~2万使う)
その③神戸で出会ったリッチなゴハン、ワールド雑貨店で洋服と雑貨をパーっと買う。
その④京都で美味しいおばんざいゴハン&お寺観光巡り
その⑤関西友達が出来て、飲みに行ったりゴハン行ったりが増える。
その⑥昔好きだったブランドの服をバーゲンでGet!
(安い!と思っても塵も積もれば・・・)
ざっと、差し引いて毎月5万前後はクレジット引き落とし請求が・・・
続きまして、、、生活に必要な固定支出~
・家賃 7.5万(社員の住宅手当が4万円補助で3万5千。給与天引き)
・食費 6万(ごはん4.7万円、酒8千.タバコ5千←彼の娯楽2つ)
・光熱費 1万5千(比較的ここでは安く収まりました)
・通信費 2万5千(ケータイ2台分+インターネットWi-Fi5千)
・おこずかい 4万円(2万×2人分)
・消耗品(生活用品) 1~3万(キッチン用品、美容、彼の服)
・病院代 1万(突然、彼が喘息再発)
・借金の返済 5~6万(1年半くらいかかりました)
ここに+a娯楽浪費という名の謎浪費5万円で通常貯金2万位
総額25.5万くらいの支出で貯金は一人暮らしだったときより少なく2年半で約900.000
そして結婚の話も出ず同棲していくうちに、お互いの嫌な面や遠距離時に感じたドキドキ
感もなくなり。さらに仕事のスキルを磨きプライドを持ったことで意見の食い違い。
今振り返ると一番喧嘩が多かったのもこの時期でした。
封筒貯金のはじめ方~
借金完済と同時に、もうこんな事にはならないようにとあることを思いつきました!
毎月の収入からまず貯金分を先取りする。名付けて
「封筒貯金」をはじめました。
最初は小さな目標額を決めて、少額から始められる事。
目標別に、簡単にお金の管理が出来るのでおすすめです。
ホントにオススメなので、ここで手順を説明します。
特に貯金が苦手、ズボラな人は一度やってみてください。細かい管理は一切不要です!
①まず、ざっくりと目的、目標を決めます。
(国内旅行資金etc…興味のある事や、これからはじめる新しい趣味とか。)
②いつまでに、いくら必要か?
(例えば釣りに興味があり、釣り道具が3万円必要だとして
10月からスタート、来年5月までに買うと決めたら月5千円)
③次に封筒を用意します。(100均のA4茶封筒がオススメ☆いらない広告やチラシなどの裏紙でお札が縦に入るサイズの封筒型にして使うでも良いと思います)
④③を繰り返して、いつのまにか目標達成☆
・・・いう流れです。
一見誰にでも出来そうですが、注意しなければならない事もあります。
それは封筒から出すのは、“使うお金が貯まったタイミング”のみです。
今月ちょっと生活厳しいから5千円抜いて~なんて繰り返していたら一向に
貯まらなくなるのでNGです!
オススメは毎月その封筒に入れる時に、入金日と金額を書きニヤニヤしながら貯まってきている総額を見ること。目標に向かって一歩ずつ貯まったのが実感できるためです。
ちなみに我が家の封筒貯金の目標設定は、、、
・帰省費 1万
(転勤族必修。お互い遠方に実家がある為、帰省するタイミングでまとまったお金があると重宝します。急な帰省やお土産代などサクッと支払えます。)
・引っ越し費用 5千円
(転勤族必修②こちらはゆるっと。2年で12万貯まる計算です。
転勤先で転妻の家事、育児で基盤が整うまで1か月働かなくても慌てずに済むように。
目安ですが12万は現在の我が家の生活費1か月分です。
生活に余裕が出たり2年以上の場合、そのまま次の転勤に備えて据え置き貯金。もしくは新境地で必要な家具、買い替えがあるものを選定し直すこともできます。)
・交友費 1万(主に2人で外食する時のゴハン代。月1は”ちょっといいとこの”ゴハン行ったり。飲みに行ったり。リフレッシュ)
・家電貯金 1万(これも意外と大事。転妻でない方もはじめるべきでしょう。
当時頂き物の中古冷蔵庫3年目のある日、冷蔵の効きが悪くなり食材が傷む事態に直面した事がありました。
家電製品は10年で買い替え目安とよく言われるので、壊れるその前に500~1,000円でもその費用を封筒貯金しておくと安心です。わが家では16万円のちょっといい冷蔵庫狙いで2年半×5,000円。引っ越しのタイミングで新調する計画でした。
購入したのはその後8万円の高機能冷蔵庫でした。残りのお金で突然壊れた、11年愛用していた3合炊きの炊飯器の後釜として5合炊きの象印さんと出会い迷わずNEW炊飯器GETです。釜炊き仕様で毎日美味しいゴハンに大満足です。)
以上のように急に大きな出費があるとき。なぜかその月に出費が重なる事態が起きたときに慌てないための“お守り”として、
はじめるといざって時に「あー!助かったー」ってなります。
突然の大きな出費の後に、「今月は使いすぎたし、節約しなきゃー」という事にならないので、ストレス緩和に。
アルバイトしてる同棲カップルには特におすすめです。結婚資金とか、2人で目標決めたらすぐにはじめられるハズ。
封筒貯金以外にも大阪在住で、新しくはじめた事があります。
新しくはじめたこと~
大阪在住の前半は仕事ばかりだったので、後半はやりたいことを始めることにしました。
中期
・習い事 月謝1万(材料費かかる時はさらに+5千)
(前から興味を持っていた、京都の伝統的な手作業。いずれ職に困った時のために副業に
と考えて始めたのですが、後に母の喫茶店コーヒーカップやお皿の修繕をする事に。
数こなせるのでありがたいのですが。)
・作家活動再開
(実は学生時代に作家としてモノづくりをしていました。高円寺を中心に2店舗、
長野のカフェ1店舗に卸してました)
久々に作りたいものが出来たので、作りはじめたのがきっかけです。
主に京都のお寺さんのイベントに出店。
後にヴィレヴァン仲間がアメ村に古着屋さんを出して、そこでも置いてもらえる事になりました。現在継続中。売上は趣味程度で当時は年間10万未満です。
当時の作品↓
後期
・検定にチャレンジ
手始めに興味があった”S&Bスパイス&ハーブ検定”の3級、2級を同時取得。
(空いた時間でテキストとにらめっこ。勉強期間半年くらい)
よなよな大好きなチャイを飲みながら。
好きな事だと覚えるのが”苦じゃないな”と改めて確信しました。
暗記というか、知識をつけるイメージでした。
この後もヴィレヴァンの仕事に折り合いをつけるべく、「30代から始められるものは?」と考えました。
「自分はどんな事を仕事にしたいのか?」「どんなことにやりがいを感じるのか?」
ふとした瞬間に、「ヴィレヴァンに入社した時に感じた人を喜ばせる事や、人に喜んでもらえる仕事がしたいな!」と思い出しました。
初めての検定取得で自信もついていたので、そこで次のステップへ
・マッサージの資格取得
(スクールで半年~1年かけて2つの資格を取りました。)
その後も働きながら勉強して、休日はオイルマッサージの研修に参加したり。
実はこの後の人生でも、この考え方で続けていく基盤になるのですが。
2章はこの辺りまでで区切ろうと思います。
本章もここまで読んで頂きありがとうございます。
次回3章は「堅実貯金革命期」です。
さらに引っ越し&結婚、転職?!と32歳の大きな転機!
そして大幅な貯金計画のエピソード2年半の出来事をお話しようと思います。
同じ転妻境遇の方や過酷な転勤族の生活に興味のある方に届きますように。
次回もどうぞお楽しみに☆
最後にみんなで深夜改装したときの差し入れ力飯!を披露します☆
大阪時の深夜改装は過酷でしたわ~!
同時多発改装ゆえに大人数だったので楽しかったのですが。
差し入れ飯も出勤前の2時間で仕込み。今となっては良き思い出~
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