こんにちは!派手髪ウルフです!!
今回もまたまたバンドのお話です。
【Pay money To my Pain】
というバンドを皆さん知っていますか?
今回はこのバンドについて語ろうと思います。
Pay money To my Pain
Pay money To my Pain(通称PTP)
オルタナティヴ・ロック・バンド
Vo. K
Gt. PABLO
Ba. T$UYO$HI
Dr. ZAX
(ex‐Gt. JIN)
2004年に結成
2016年にシングル「Drop of INK」でデビュー
その後もアルバムやベストアルバムを出している
活動や楽曲制作も自分たちでのプロデュース
出逢い
私がこのバンドに出会ったのは高校生の時。
当時バンドにハマり始め
色んなバンドを聴きあさっている中で出会った。
Youtubeで音源を聴いて
「かっこい・・・・」
と一瞬にして虜に。
その当時ゴリゴリの重い音楽が好きで
Kさんの歌声とPTPのサウンド
歌詞が刺さる。
そんなPTPは私の地元秋田で開催されている
【男鹿フェス】にも過去に出演!
過去に男鹿フェスについても記事書いているので
ぜひこちらも↓
こんなにかっこいいバンド、
ライブに行くっきゃないでしょ!!!!!
と意気込んだ矢先に目に入った情報。
ボーカル Kさんの急逝。
2012年12月30日の出来事だった。
突然の別れにきっと沢山のファン・バンドマンが驚きを隠せず
悲しみに暮れたはず。
え?もうPTP見れないの?
でもバンドは解散はしなかった。
最後にKさんがレコーディングしていた
アルバム「gene」を翌年の11月にリリース。
途中の楽曲はPTPと親交があったバンドのゲストボーカルで完成された。
2013年12月30日の命日に
Zepp Tokyoで「From here to somewhere」というライブを開催し
活動休止を発表。
このライブはPTP目標でもあっただろう
Zepp Tokyoというデカい舞台でのライブ
きっとこれが最初で最後のPTPとしてのライブ
そうみんなが思っていたはず。
MONSTER ENERGY OUTBURN TOUR
Kさんの一周忌から少し遡って
2013年3月28日。
SiMとcoldrainの2バンドによる
「MONSTER ENERGY OUTBURN TOUR」のファイナルが開催。
ここの場所にはそう
「Pay money To my Pain」も一緒に立っているはずだった。
親交があったこの2バンドにとっても
PTPは大きな存在であって
「本当はここで一緒にやりたかった」
と無念の気持ちもありながら
このライブをしていた。
SiMは「Weight of My Pride」、
coldrainは「Pictures」を
それぞれPTPの曲をカバーして演奏している。
その時の映像がこちら
これを聴いて何度泣いたことか・・・
もう本人の声を生で聴くことは叶わないからこそ
カバーという形でもPTPのサウンド・歌を届けてくれたのには
本当に感謝しかない・・・
謎のカウントダウン
2016年
PTPのSNS等に謎のカウントダウンが。
PTPのロゴマークとともに数字が刻まれていて
0に近づいていく。
ベースのT$UYO$HIさんはTwitterで
とか言ってますが(笑)
0になった時
デビュー10周年記念COMPLETE BOX
『Pay money To my Pain』
発売
グッズの通販などはしていたものの
時が止まっていたPTP
またPTPの時が動き出した瞬間でした。
しかも初のオリコン1位。
おめでとう、PTP。
このBOXもまた
PTPファンには忘れられない音源になったはずです。
あーやばい、書きながら泣きそう(笑)
一日限りの復活
2020年2月。
coldrain主催のフェス
【BLARE FEST.2020】が開催。
その二日目のアクトに『Pay money To my Pain』の文字が。
そう、奇跡の復活。
Kさんが生き返るわけじゃない
でも確かにそこにはPTPがいる
当時私は東京に住んでいて
仕事などの関係もあり
開催地である名古屋には駆けつけることは出来なかったが
PTPの復活は本当に本当に嬉しい気持ちとともに
どうやってやるんだろう?????
という不思議な気持ちでもいっぱいだった。
当日は『gene』のアルバム同様、
ゲストボーカルでの演奏
そして・・・・
Kさんの映像での歌声とともに
他3人のメンバーの生演奏
ステージの真ん中にはちゃんとマイクが立てられ
スポットライトも当てられていた
きっとそこにはKさんがいて
歌っていたはず
その時の映像が一部ではありますがこちら
このライブの後、SiMのボーカルMAHさんが
TwitterにPTP・Kさんへの思いを綴っている
これを読むだけで泣けてくる・・・
Kさん、PTPというバンドは
たくさんの人にとって大切な存在だった
そしてこの日は
新たな伝説の一日
男鹿フェス
最初に少し触れたが
男鹿フェスにとってもPTPという存在は大きい
Kさんが亡くなった年の男鹿フェスにもPTPは出演していて
私は実際には男鹿フェス会場に足は運んでいないが
きっとものすごくいいライブだったはず
その年にKさんが亡くなって
多くのファンはもちろん
男鹿フェスの運営の方々もかなりショックだっただろう
それから毎年男鹿フェスは
転換中はPTPの音楽を男鹿の海に響かせている
今はもうあまりそういう声は聞こえなくなったが
出演バンドも
「K、聞こえるか。」
とKを想う言葉をよく口にしていた
今年の男鹿フェスのアーティストのサインが入ったフラッグにも
PTPの文字が
The BONEZというバンドのベースとドラムが
PTPと同じメンバーということもあり当人たちが書いてくれたんだと思う
男鹿フェスはPTPへの愛も大きい
最後に
PTPというバンドは本当にいろんなバンドに刺激を与えたバンドだと思うし
たくさんのファンにとっても大きな存在だと思う
Kさんの死後も尚ファンは増えているし
まだ若い年代のファンも
ライブをすることが困難になって
音源を出すことさえできない中でも
みんなの中にはPTPの音楽はずっと生き続けているし
活動休止とはいえこうやっていろんな人の中で
好きが広まっていること
好きでい続けていることが
PTPが存在していて
動き続けている証拠なんじゃないかと思う
誰かが亡くなった、いなくなった途端に
好きだったのに・・・
会いたかったのに・・・
と思う人が多いのが現状で
私は知った当時だったため叶わなかったが
「会いたい」
「見たい」
と思っているうちにちゃんと行動に移した方がいいと思う
いつ何があるかわからない
解散や脱退も突然やってくるし
バンドマンだって人間だからいつか終わりは来るわけで
バンドマンに限らずとも
会いたい人には会える時に会って欲しいと
私は思う
こういう人の死を美学化はしてはいけないと思うし
とは言え美学化されてしまう世界
でも音楽を好きになるきっかけはなんでもいいと思う
PTPの音楽で救われている人はたくさんいるんだから
ありがとう
Pay money To my Pain
ありがとう
Kさん
You live eternally in my heart.
Pay money To my Pain will live forever.
R.I.P K
コメント
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