ルルーシュの【知略】からコードギアスを語ってみた。

2018年に完全新作映画、2020年にNext 10years Projectが始まり、ますますアツイ『コードギアス』
自分は、2006年のテレビ放送リアタイ勢なのですが、当時はまだツイッターもなく、ブログもやってなかったので、思いのたけを吐き出し損ねて、はや15年以上。

今更ながらですが、個人的ギアス大好きポイントを語らせていただきます！

【コードギアス】パーカー ルルーシュ（Mサイズ）

8,300円（税込）

ゲーム化、映画化と常に話題を生んでいる「コードギアス 反逆のルルーシュ」とヴィレッジヴァンガードのコラボグッズを発売！
期間限定２０２２年８月４日～２０２２年８月２８日までの受注生産となっているので期間にはご注意ください！

オンラインストで見てみる

やっぱルルーシュ！

思いきり架空世界ながら、がっちり作りこまれた世界観やメカ設定というSF的な面や、個性あふれすぎる登場人物が数多く登場する群像劇の面、あるいは現実世界の理不尽に対応する社会風刺としての面、など様々な切り口があり、どこを切り取っても語りがいのある『コードギアス』（シリーズ）ですが、

ここはぐぐっと主人公のルルーシュに絞って語りたいと思います!

主人公、ルルーシュ・ランペルージは、神聖ブリタニア帝国の属領『エリア11』となった日本の、私立アッシュフォード学園に通うブリタニア人の学生で、妹想いの優等生。

引用元：コードギアス反逆のルルーシュ公式HP/STORY/STGE3　https://geass.jp/first/story.html

・・・というのは表向きの顔

その正体は神聖ブリタニア帝国の第11皇子ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア!!

引用元：コードギアス反逆のルルーシュ公式HP/STORY/STGE12　https://geass.jp/first/story.html

いろいろあって、いつか皇帝である父親をぶっ倒し祖国ぶっ壊したる！という野望を胸に秘め、着々と準備を進める日々を送っていたところ、ブリタニア軍とレジスタンスのドンパチに巻き込まれ、『ギアス』という世界の根幹にかかわる能力を手に入れます。

ルルーシュが手に入れた『ギアス』は、他者を一度だけ自分の言葉に従わせることができる『絶対順守』の能力。
仮面で素顔を隠して「ゼロ」と名乗り、レジスタンス組織「黒の騎士団」を結成したルルーシュはギアスと生来の知略を武器にブリタニアへの反旗を翻す、というのが大まかな導入です。

世界設定もルルーシュ個人の設定も、かなりてんこ盛りなのに、実際に作品を観ると破綻なくルルーシュ周辺に収束し、ルルーシュの物語を追うだけで、作品世界全体の情報が入ってくるというのが、この作品の凄いところだと思います。

で、それを支えているのがケレン味あふれる演出であり、ルルーシュの知略炸裂シーンでこそ、その演出が光りまくっている！！

と思うのです。※個人の感想です

次は、具体例を挙げながら語っていきます！

【コードギアス】フレグランスハンドジェル(ルルーシュ)

660円（税込）

ルルーシュをパッケージにデザインしたハンドジェルが発売開始。
鞄等につけれるホルダー付きです。

オンラインストで見てみる

条件はすべてクリアされた!!

ルルーシュの名言として、代表的な言葉に

「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」

「違うな、まちがっているぞ」

などがありますが、個人的にイチオシなのが

『条件はすべてクリアされた』を代表とする『条件はクリア』系のセリフです。

引用元：コードギアス反逆のルルーシュ公式HP/STORY/STGE23　https://geass.jp/first/story.html

このセリフ、早くもSTAGE1（第1話）で出ています。
初『条件はクリア』はさらりとつぶやくのでわかりにくいのですが、“どういう条件をどうクリアしたのかは語られない”　“前提が甘く実は条件をクリアしていない”などなどの突っ込みところを最初の一回から抑えているのがいい感じです。

そう、『条件の詳細や具体的にどうクリアされたのかは、ほぼ語られない』
のがポイントで、このセリフは、ルルーシュの『いかにも知略を巡らせている感』を魅せるための演出の一つ。

くり返しますが、ルルーシュの知略炸裂シーンはケレン味あふれる演出こそが主役なのです！※個人の感想です

STAGE1では軽くつぶやくくらいの『条件はすべてクリア』ですが、STAGE2では『条件はクリアしたも同然』とビシ！と宣言されて、本格的に決めセリフ感が出てきます。
さらにその後

『イレギュラー』ランスロットによって目論見が崩れるお約束まで、この回で登場！アツイ！

引用元：コードギアス反逆のルルーシュ公式HP/STORY/STGE2　https://geass.jp/first/story.html

このパターンは、STAGE10で美しい完成形になります。
この回は『条件は全てクリアされた、駒もそろった。後は相手の本陣にチェックをかけるだけだ』とキメたところでスパっと終わるのですが…

予告で『イレギュラーさえなければ』って言っちゃうんですよ。

自らフラグと立てに行くルルーシュ…。

お約束＆ツッコミみたいになってしまいましたが、『条件はクリア』がルルーシュから出る時の“策をめぐらせた感”とそこをひっくり返す相手側（主にスザク）のヤバさが際立ち、さらにそこから苦境に陥ったルルーシュが再逆転という痛快さへの期待の高まりまで、このセリフ一つでキタキター！！となる演出の妙がたまらんのですよ。

最後に、ルルーシュの知略炸裂シーンを個人セレクトしてみます！

※次の章は若干のネタバレを含みます。

ルルーシュの知略炸裂シーン3選

『反逆』から１つ、『R』から１つ、映画『復活』から１つ、選りすぐりでご紹介したいと思います。

反逆のルルーシュ：STAGE15マオ戦

引用元：コードギアス反逆のルルーシュ公式HP/STORY/STGE15　https://geass.jp/first/story.html

光として作用するという、自身のギアスの特性を利用した『自分にギアス』によるひっかけも痛快ですが、一番のケレン味ポイントは
前半のチェスシーンで心を読むマオに対して『同時に７つの別の手を考える』ことでかく乱を試みるシーンです。
結果は深層心理を読まれて失敗するのですが、チェスで強い手を打つよりも、ルルーシュの頭脳のすごさが伝わる『演出』。
具体的にルルーシュの頭の中がどんな状態になっているのかは謎ですが、こういうの入れてくるとことがたまりません。

反逆のルルーシュR2：TURN24シュナイゼル戦

引用元：コードギアス反逆のルルーシュR2公式HP/STORY/TURN24　https://geass.jp/r2/story.html

相手の思考を読むことで、会話を先に録画しておき、

録画とリアルタイムで会話していると油断させておいて、接近してギアス！

実際相手の反応が読めたとして、会話のタイミングまで録画で合わせられるもんなんか？
ちょっとでもズレたら変な間があいてばれる危険高すぎないか？

など突っ込みところもあるのですが、これが映像で観ると鮮やかに決まるんですよね。

この離れ業の説得力を高めているのが、STAGE14のマオ戦（1回目）で一度使ってみせているところ。
ここぞという見せ場での離れ業を、唐突に出すのではなく前もって一度見せて『得意技』にしておくことで、『見事にハメた』感を出すこの演出。
ヤバすぎです。

復活のルルーシュ：シャムナ戦

引用元：コードギアス復活のルルーシュ公式HP/キャストコメント　https://geass.jp/R-geass/comment.php

死ぬと過去９時間まで遡ってやり直せるという『死に戻り』の能力を持つ相手に、策が通じず能力も見抜けずグダグダになるルルーシュ！
しかし、C2の叱咤で気を取り直し

『あとは条件を絞り込むだけだ！』
からの大攻勢。
複数の策を用意し、ギアスの効かないC2にランダムに展開させることで『心を読むギアス』対策をしたうえで、相手のギアスを絞り込むという手を打ちます。

時間操作系能力を見破り、かつ攻略するってのは能力者バトルボス戦の醍醐味ですね。
ジョジョのディオ戦、吉良戦、ディアボロ戦しかり、ドラマSPECのニノマエ戦しかり。

ここでのケレン味演出ポイントは、用意した策を最初の数個以外は実際には見せず、カウントしながら相手の能力を絞り込んでいくところ。
可能性をあと２個まで絞り込んだところで策が尽きます。
ここのテンポと緊迫感が上手い。

さらにそこからは直接対決で、話術で正解まで絞り込みます。
ここで満を持しての

『条件はすべてクリアされた！』

引用元：コードギアス反逆のルルーシュ公式HP/STORY/STGE23　https://geass.jp/first/story.html

条件がクリアされる瞬間を見ることができる大サービス！！

このシーンだけで映画館まで観にいったかいがありました！！！
※個人の感想です。

以上、ルルーシュの知略にスポットをあてて語ってみました。

皆さんもぜひ、各々条件をクリアしてみてください！

引用元：コードギアス復活のルルーシュ公式HP/キャストコメント　https://geass.jp/R-geass/comment.php

【コードギアス】フレグランスハンドジェル(ルルーシュ(帝王))

1,100円（税込）

ゼロ・レクイエムをモチーフにしたルルーシュのハンドジェルセットです。

オンラインストで見てみる