あけおめ。ワイです。年末年始はゆっくり休めましたか?社会復帰頑張りましょうね。
我々は1/1から働いているので褒めてください。
そして皆様、弊社のゴミ袋(鬱袋) 福袋、たくさん買っていただきありがとうございました。
おかげさまでうちの店も完売です。ベリー安堵。バイトのせいで箱根駅伝見れなかったけどこれで許せます。
世間が年末年始の浮かれ散らしたムードに包まれる中、あるバンドのTwitterが更新されました。
そこには画像と、配信が始まったとあるEPのリンクが。
あるバンドとは「Paymoney To my Pain」。通称PTP。
ライブキッズや国内ラウドロックファンなら誰もが知る存在のバンドです。
先ほどのリンクはそのPTPのヴォーカリストである、Kのソロ作品のものでした。
ファンは感動の嵐。配信直後のTwitterは歓喜の声で溢れていました。
なぜみんながこんなに沸いたか。それは、
聴けるはずのない新曲だったからです。
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そもそもPTPとは
彼らの結成は2004年。
ハスキーで甘く切ない声と轟音のようなシャウトを使い分け、観客を魅了するVo、K。
Limp Bizkitのギタリストオーディション最終選考まで残った経験を持つPABLO。
GReeeeNのHIDEの兄で、V系バンド「CHILD(CHILD HOOD’S END)」での活動歴もあるギタリスト、JIN。
Def Techなど様々なアーティストの楽曲に参加し、腕を磨いてきた3弦ベーシストT$UYO$H。
KAMINARI、dawnhateなどで活動してきたドラマー、ZAX。
以上の5名で活動を始めました。
それぞれのメンバーの卓越した演奏技術とハードコア系のサウンドが特徴のロックバンドです。
05年にKが渡米、帰国後の06年から本格始動。同年バップからシングル「Drop of INK」を発売しデビュー。
07年には1stアルバム「Another day comes」をリリース。
翌年、JIN(Gt)が脱退するも、その後も順調に活動を続けていました。
しかし、2012年、彼らに悲劇が訪れます。
2012年12月30日、K、死去。死因は心不全。31歳という若さでした。
この事実は翌年1月に発表され、ファン、関係者など多くの人がその死を惜しみました。
同年11月、すでにレコーディングが済んでいたKの声と、ゲストヴォーカリストを迎えた曲で構成された
4thアルバム「gene」をリリース後、Zeep Tokyoでイベントを開催し、活動を休止。
そして19年、活動休止から7年の時を経て、coldrainの主催フェス「BLARE FEST.2020」への参加を発表。
2日目のステージに登場し、Taka(ONE OK ROCK)、葉月(lynch.)、MAH(SiM)ら、超豪華なメンツを迎え、
久しぶりのLIVEを披露。一夜限りの再集結と変わらぬサウンドで会場を大いに沸かせました。
長くなりましたが、前述した「聴けるはずのない新曲」となった理由は、
Kが既にこの世を去っているからなのです。
今回のEP「Orange Ave.」について
この4曲は、バンドの公式Instagramにある通り、Kが渡米中に宅録で制作されたもの。
その中には、Kが生前使っていたmy spaceにアップされていた楽曲も含まれているようです。
my spaceに上がっている音源は既に再生できなくなっているため、このリリースまでは長らく聴けない状態が続き、
一部の古参ファンや関係者など、知る人ぞ知る幻の音源となっていました。
もしかしたらPTPのアルバムの中や、さらに曲を貯めてソロアルバムとして発表されていたのかも。
今この時、彼が生きていたとしたら、いったい何を思い、どんな風に形にしていったのでしょう。
もっともっと長く見ていたかったな。偉大なるミュージシャンはなぜか早く逝ってしまいますね。
天国の観衆を沸かせてくれていることを願うばかりです。
Spotify以外をご利用の方はこちらから。
PTPのその後
活動休止後、それぞれの道を歩んでいるメンバーたちのこともご紹介しておきましょう。
T$UYO$HIとZAXは以前から限定メンバーとして参加していたJESSE and THE BONEZへの参加継続を決め、
バンド「The BONEZ」となった現在も活動中。
PABLOはギタリストとしてOblivion DustやFAKE?、LiSAなどの楽曲、LIVEに参加。
途中脱退となったJINは弟の所属するGReeeeNやROTTENGRAFFTYのプロデュース、
バンド、High Speed BoyzでVoを務めるなど、様々な活動を続けています。
それぞれの今後にも要注目です?
そして昨年、Kの命日である12月30日に、PTPのTwitterでもう1つの発表が。
今年、PTPの映像が劇場公開されることが発表されました…!
詳細はまだ明らかになっていませんが、今後の情報に期待大です。
俺たちのPTPがまた見れる!かも!
今後、フルメンバーが揃うことは永遠になくなってしまいましたが、
KやPTPのメンバーが過去に放った強烈な光は、色褪せることなく後世に伝えられていくでしょう。
我々が彼らのことを忘れない限りずっと。
この記事を読んで、今からでもこのバンドのことを愛していただけたら嬉しいです。
それではまた!
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