ホラー好きの人は知ってますよね、、カタコンベ。
映画も心霊スポットも大好きすぎてパリのカタコンベ、行ってきちゃいました！！！小娘が一人でも飛び込めるカタコンベの魅力を全力で伝えたい！！
カタコンベって何、、、？
ローマ帝国時代にキリスト教の信者が信仰を守るために用いられた地下墓所。
ローマ帝政時代、キリスト教が非合法とされ迫害されていた為、信者はここで祈りを捧げるなどして信仰を守ってきました。そして、キリスト教徒は火葬ではなく土葬を行うためどうしても場所が必要になります。ここには、一般市民や裕福ではないパリ市民が一まとめにされ墓地に眠っています。こうして何百年も埋葬が続けられついにキャパを超えることとなり集団墓地にあった大量の遺骨をパリの地下のトンネル跡に移しました。
世界最大はイタリアですが、パリのカタコンベも負けてない！
フランスのカタコンベに行ってきた！！
「地下に潜む怪人」を見てから忘れられなくて行っちゃいました、夜に、、ひとりで、、、
映画の描写のような這って歩くような場所はないですよおお！
入り口からエックス線を通す荷物検査があって旅行客は特にボディーチェックをされます。足場が不安定だったり地下の構造上同じ場所に複数名立てないような感じなので一人づつ歩かされます。通路の至る所に骸骨が並べられていますひとつひとつじっくり見たいけど前の人を見失うとガチの迷子になります。つい集中して、前の人と離れていることに気づくたびに終わった、。と思ってました。目を凝らさないと見えないような暗さで標識も少なく、人がいる気配と物音だけを頼りに歩いていきます。
入ってみると、空気が全然違う、、！気温も地下に入ると一気に下がり、何だこの空間は、、と一気に不安になってきます。匂いもものすごく独特で「これが腐敗臭なのか、。」と海外のきつい香水でもごまかせない存在感の初めて嗅ぐ臭いでした。
ちなみに、帰りにも手荷物検査をされ「骨持ってきてない？」と聞かれます、笑
びっくりするような心霊スポットではないので心臓の弱い方にもおすすめです！！ぜひ！！
ミゾミゾしたいなら
パリのカタコンベは住宅街の公園の中に入り口があります。あのパリの街並みと地下墓地がミスマッチでとてもよい。
国中が乾燥しているフランスもカタコンベに入るとじめじめしていて、自分がフランスにいることを忘れるくらい不思議な空間。壁中に敷き詰められた骨は虐殺や弾圧のあった時期や出来事ごとにまとめられている箇所もあり順に辿ると臭いも変化してきます。何があるかわからない不安と興味と期待で最高にミゾミゾします、、。
パリの地下に残る負の遺産、フランスに行くなら絶対に行くべき！！
探検家が地下に吸い込まれていくのも分かる、、
パリの地下には墓地だけでなく地下通路が張り巡らされています。パリの地下への入り口はコンクリートで埋められたトンネルの隙間にある異様なスペース。中は落書き？アート？のようなものが残されていたり、人が生活していた跡も残っているんだとか、、
そしてフランスには地下愛好家という人がいるんだそうで、居心地が良すぎて住み始めちゃったり、地下の冒険が嗜好だったり、、そんな人たちの間では地図が作られているそうですが多くの好奇心旺盛な人たちが壁を破壊し前進していったりもするため一生完成しないらしい、、、。地下に冒険に行ったきり数日帰ってこない愛好家もいればそのまま行方不明になってしまう人もいる、ということは、侵入は禁止されているんでしょう、。
まとめ
ホラーが好きな人は映画「カタコンベ（2007）」「地下に潜む怪人（2014）」正直よくあるホラーやスリラーですが、映像は日本では撮影も再現もできないであろうこの場所が忘れられなくなるはず！一度行ったら忘れられない貴重な体験でした。ホラーを見ない人にもこの場所の魅力を伝えたい！大人になっても冒険心を忘れたくないよね！というミゾミゾを人に共有したいと思ってこの記事を書きましたが、少しでも「なんだここ、、！」と興味を持っていただけたら嬉しいです。
コメント
コメント一覧 （1件）
パリのカタコンベは、キリスト教迫害とは関係なく、パリが再開発された時に各地域に点在歯ていた古い共同墓地の区画整理に伴って発掘された数しれぬ数の無縁の遺骨を1ヶ所に集めるために作られた施設。
バラバラで誰のものやらわからないので頭蓋骨、足の骨などパーツごとに分けられて修められています。
遺骨の搬入は荷馬車を使い、真夜中にそっと行われていました。
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