オタクのオタクが語る鉄道系YouTuberスーツ③

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こんにちは、みやこです

わたくしはオタクに興味があります
オタクな方を観測し、自分の好奇心と心のスキマを満たし、役に立つのかどうかもわからない知見を深めることが好きなのです

そんな、【オタクのオタク】かもしれないようなわたくしが高い関心を寄せているのが
鉄道系YouTuberのスーツ氏である

この記事を読めばスーツ氏がなぜここまで人気を博してきたのかがわかるのと同時に、今までよりもちょっとだけ鉄道と旅が好きになっているのではないかと思う

目次
 〇スーツ氏ってどんな人?
 〇スーツ氏の活動 

 〇みやこが選ぶおすすめのスーツ氏の動画←第3回目はこちらからの内容
 〇まとめ

そして今回は第3回目の記事、鉄道系YouTuberスーツ紹介最後の記事である

①と②をまだご覧になっていない方は、この下に貼り付けてあるので是非①から順にご覧いただければと思う
そのほうが今回の記事をさらに楽しめるはずである
是非、読んでみてほしい

目次

みやこが選ぶおすすめのスーツ氏の動画

①と②のわたくしのつたない過去の記事を読んでいただけた方はもうすでにスーツ氏のことをある程度理解していただけたと思う

そしてそんなわたくしが最後の記事でみなさまにおすすめする、スーツ氏の動画というものがある

始めに行っておくと、スーツ氏の動画はどれも魅力的であることはもう一切の揺るぎない事実なのではあるが、その中でもとりわけ、わたくしにはお気に入りの動画がある

スーツ旅行チャンネルの【天城越え 伊豆の踊り子の物語をたどる旅】である


『なに⁉ 前回までの記事であれほどスーツ氏の真髄はスーツ交通チャンネルにあるといっておいて、みやこはスーツ交通チャンネルから動画を紹介しないのか!まったくもってけしからん!』といったお叱りの声や怒号がとんできそうではあるが、どうかその振り上げた手を下ろしていただきたい
その手は人を咎めるためにあるのではなく、乗車券購入ボタンを押すためにあるのだから


では、こちらの動画を説明させていただこう

この動画は川端康成の小説【伊豆の踊子】を事前に読み、後日特急踊り子号という列車に乗ってその小説に登場するルートを辿るというスーツ氏の旅行動画である
当時の、東京大学一年生であった川端康成の見た景色を同じ様に体験できる動画といってもいいだろう

そして小説の中に出てくる、当時の川端康成が実際に三泊ほどした福田屋という宿にも赴き、同じ部屋に宿泊する
余談ではあるが、その部屋の一つ隣には太宰治が宿泊した部屋も存在するというのだから、この福田屋というお宿の歴史とその重み、貴重さをも感じ取ることのできる贅沢な動画でもある


そしてなぜ、わたくしがこのスーツ旅行チャンネルの【天城越え 伊豆の踊り子の物語をたどる旅】がお気に入りであり、みなさまにお勧めするのかというと、理由は2つある

・現代の我々が持つ潜在的ニーズを満たす良いきっかけを与えてくれる
・スーツ氏の本質的な魅力がより味わえる


紐解いていこう


まず初めに、皆様はMidjourneyやDream by WOMBOをご存じであろうか
これらは情景表現のワードや文章を入力することでAIがその景色を忠実に再現して自動生成するという素晴らしい人工知能プログラムである
一部英語で入力することをもとめられるようなものもあるのだが、DeepLなどを活用すればだれもが簡単に利用できる

そして、こういったAIによる自動生成システムを利用すれば、かつての名著の一節や有名アーティストの歌詞などを入力すればその対象の景色をイラストや画像化、視覚化することがいとも簡単にできてしまうのである
それはそれはとても驚異的に優れたものなのだが、その情景を視覚化するのには当然のことながら過去のビッグデータや言語間の解釈などといったフィルターがどうしてもかかってしまう
そのため、出来上がったそれについての解釈や正誤にはさまざまな意見が噴出することにもなる

現代のようにネットやSNSが私たちの生活にこれほどまでに身近な存在となっている今、いつ・だれが・どのような経緯で公開している情報であり・どれだけの信ぴょう性のある情報なのか、といった情報の正誤の判断はとても大切な事柄となっている
それゆえ、出来る限り一次情報にたどり着き理解することの重要性は現代に生きる私たちにとって最も重要な事柄のひとつになっているといえるだろう

そしてこの、【天城越え 伊豆の踊り子の物語をたどる旅】である
当時の作品の著者や作品の中の登場人物などと出来るだけ同じ道を辿るといったような体験はそのような事にも通ずるではないか

たとえ時間とともに景色が変わっていたとしても今、この瞬間可能な限り作品当時そのままの景色や道程を一次情報としてなんのフィルターもかけずに現在可能な限りの最高純度と最高の信頼度で情報を受け取ることができるのだ

当時の川端康成が後に伊豆の踊子として作品を世に出すきっかけとなった道を、景色を、情報を、現在可能な限りそのままに体験することができ著者本人や登場人物の心の機微や感情の揺れ動きに思いを馳せたり、寄り添うことでより一層旅や作品、鉄道をも楽しむことができるということでもある

それはまるで、過去の誰かが躓いた小石の一つ一つを現代の私たちが拾い集めるような体験である
その贅沢さたるや、場所と時間と心の旅を一度におこなっているかのようではないか

まさに没入である

そのようなリッチな体験の一端を、スーツ氏のお馴染みの独特の語り口と作りこみすぎることのない映像で、視聴者である私たちの感情と感覚をあそばせる余地をあえて残すような仕上がりとなって、味あわせてくれるのである



そのうえ、スーツ氏は鉄道オタクと広く認知されているが実のところ非常に地理や歴史にも精通していることが他の多くの動画からもわかる。しかも台本など用意せずともながれるように解説や語りを悠々と入れることができるのである

その結果、鉄道以外の分野においてもスーツ氏の持ち味が存分ににじみ出ており、むしろその持ち味をしっかりと味わうことができるのがこのスーツ旅行チャンネルであり【天城越え 伊豆の踊り子の物語をたどる旅】であるのだ。

これはもはや、スーツ氏が鉄道オタクという冠を取り払っても十分に注目に値する存在であるということの証であり、
スーツ氏の人的魅力こそがスーツチャンネルの魅力の本質であり、今日までの成功の秘訣なのではないのだろうかと考えさせられる、そのような動画なのである

それゆえ、みなさまにも是非一度はご視聴いただきたいと思える動画なのである

まとめ

さて、今回を含めて3回にわたってYouTuberスーツ氏の紹介記事を書かせていただいた
はじめはもっと短い記事になることを想定していたのだが、気持ちが昂ってしまいこのようにパート3まで来てしまった

わたくし自身が感銘を受けた場面や極めて私的な解釈を交えながら【YouTuberスーツ】という存在を皆様に、
誰からもお願いされていないのに勝手に語らせていただいたのだが、これらの記事をどこかで誰かが目にすることで少しでも氏に興味を持っていただけたならば幸いである

ここまで長々とわたくしの駄文にお付き合いいただきありがとうございました
また、お気に入りの存在を紹介できる機会があれば記事を書かせていただきます
それでは

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この記事を書いた人

日本の端っこのVVの店長

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