【星のカービィ】カービィのおかげでVVスタッフになれたかもしれない話。

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はじめまして。
友達はいないけど、イマジナリーフレンドならたくさんいる。

そんなとある新人スタッフです。

アラサー、カービィとの再会

仕事が休みになると、特に当てもなく1人でブラブラお店を見て回るのが好きでした。
~~友達いないから。~~　1人が好きだから。
その日も休みの日で、久しぶりにヴィレヴァンに行きました。

そしたらね、そこにいたんですよ。
カービィ。

「え、今こんなにグッズあるんだ…」ってビックリしました。
「てか待って。こんなに可愛いグッズがこんなにたくさんあっていいのか…！？」
頭の中フリーズしながら、我に返るような感覚でした。(ん？)

大人になるにつれて、自分の中でどこか卒業していく好きなモノたち———
時間の使い方がドチャクソ下手な自分は、社会人になって尚更自分の好きから遠ざかっていました。
というか、見ないフリ、気づかないフリしてたのかもしれません。

自分にはもう必要ないんだって—————

カービィとの記憶

初めてカービィに出会ったのは、64のスマブラでした。
その当時まだ幼稚園生だったから、スマブラなんてうまくできないし兄や兄の友達がやるのを見てることが多かったです。
でも、自分でやるときはひたすらカービィ使ってました！

理由はなんてったって可愛いから！！笑
ピンクで！丸くて！空飛べて！石になれて！なんか他のキャラ吸い込んで変身する！
とにかくなんでもできる！！可愛い！！最強！！！！って感じでした笑

小学生になると『星のカービィ64』が発売されて、誕生日に買ってもらいました。
その時はほんっっっっっと〜〜〜に嬉しくって、学校から帰ってカービィと冒険できる毎日はキラキラでした。

1番好きなコピー能力なんて今でも選べる気がしないけど（というかカービィは全優勝してるから1番とか決めなくていい）、強いて言えばニードルニードル（サボテンとか鉛筆のやつ）が1番お気に入りです笑
敵を倒す実用性？凡庸性？は、あんまりって感じだったけどなんかもう愛おしくって笑

よく使ってたのは、カッターボム（手裏剣）、スパークカッター（ビームサーベル的な）、バーニングカッター（炎の大剣）、バーニングボム（花火）とかですかね。
能力はなんか強くてかっこいいのが好きみたいでした笑

小学校低学年の子に全部のクリスタルを集めるなんて難易度高過ぎて全クリできなかったけど、それでも何度も最初からやって、何度も一緒に冒険しました。

スーパーでオマケ付きのお菓子を買ってもらって、付録でついてきた小さなぬいぐるみカービィを愛でてたことも思い出します。
足がもげちゃって、中のクッション生地が丸見えになった時はギャン泣きしたけど、接着剤で何度も修復されたカービィはボクの宝物でした。
レゴで作った自作の飛行船に乗せたり、外で遊んだり、おでかけの時も寝る時も、とにかくいつも一緒でした。

小学校3年生の時にゲームキューブで『カービィのエアライド』とかいうヤバイ神ゲーが出るんですけど、うちはゲームキューブなかったので友達の家に遊びに行ったときにやらせてもらってました。
それはもう楽しくって楽しくって！！！！笑
大学生になって先輩の家にあった時はめちゃくちゃ盛り上がって、当時流行ってたマリオカート8よりもカービィのエアライドに必死でした笑
なんか面白いゲームって時代を越えるし、いつやっても面白いですよね。

今までのゲーム全作やってるわけでもないし、カービィの存在を知ってから今までずっとかかさず好きだったわけでもありません。

でも、自分の記憶の中に色濃く生きてたんですよね。

そうだ、ヴィレヴァンで働こう！

店内でそんな記憶を辿っていたら、スタッフ募集の貼り紙を見つけました。
じつはその頃、ちょうど転職活動中だったんです。

なんか社会に出て今までずっと、正社員で働かなきゃダメなんだって思ってました。(なんでだろ…？)
でも、そういうこだわりにも疲れちゃって。
そもそもそんなこと誰が決めたのか。

周囲の人？世間体？自分自身…？

元々、絵は得意なほうだからPOP描いてみたいなって思ったし、接客も好きだし、気づいたらWeb応募してました。(勢いって大事。でも心の中には恐れもいたり。)

面接当日、自分で描いたカービィ持参したんです（もはやお守り）

店長さん、めちゃめちゃラフで優しくて…。
「ずっと正社員で働いてこられてますけど、うちで大丈夫ですか？」って心配されました。

直近で受けたフルタイムのパート面接とか全滅だった(どこに行っても正社員からなんでいきなりパート？バイト？と構えられました…笑)ので、「(あぁ…やっぱりまたダメかな〜)」って勝手に内心落ち込みました。

面接って最後に「なにかご質問等ありますか？」って聞かれること多いじゃないですか。
だから、そこで出したんです。

なんかもう駄目でもいいからどうにでもなれ～って気持ちだけど、猛アピール！みたいな。

そしたら店長さん、めっちゃ驚いて、褒めてまでくださって。
「ちょっと他のスタッフさんにも見せに行きましょう！」ってなって、恐れ多くも他のスタッフさんにも見てもらって…。
久しぶりに褒められて承認欲求(？)自己肯定感(？)爆上がりだし、いきなり他のスタッフさんにも晒すことになって無事に脳内バグってました。

今思うとふつうに恥ずかしい。
その時の自分、よくやったなって…

今は家で冷蔵庫の見張りしてくれてます！笑
冷蔵庫の中身少なくなってるのは、
大体カービィの仕業です。

最後にまとめのような自己紹介のような

結果は採用でした。
実は、当日その場で採用いただいたんです(嬉じいぃぃぃ)

働きだしたのは、今年の3月。

まだまだ覚えることたくさんな新人スタッフです！毎日時が経つのが早いです！

入ってすぐ描かせてもらった看板POPがこちら。

あんまりヴィレヴァンぽくない…？

なんか違う…？

ヴィレヴァンぽいとは…？(迷子)
う～む…

いろいろ試行錯誤することが多いですが、そのぶん楽しくやっています。
これからもっともっと目立つPOPを描いていきたいし、魅せる売り場作りをしていきたいと思っています。

一緒に働いている人たちは、面白くて楽しくてユニークな人たちばかりでズルいです。
ボクも個性爆発させたいです。

採用してくださった店長と、キッカケになってくれたカービィに、ありがとうございますです。

小さい頃の記憶に色濃く残るほど大好きだったカービィ———

気持ちの強さや愛し方は人それぞれ違うけど、
好きなモノがあるって、なにかの支えになってませんか？

みなさんの好きなモノは、なんですか？

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この記事を書いた人

ふじいろ

迷える限界アラサー。
愛用画材は60色ある色鉛筆。
白は200色用意されていない。

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