暴れん坊将軍からマツケンTubeまで。松平健さんとメディアの話。

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マツケンTube知ってますか?

ご存知、暴れん坊将軍の上様
マツケンサンバのマツケン

俳優の松平健さんのYouTubeチャンネルです。

ご存知の方には今更ですが、松平健さん、二年ほど前からYouTuberとしても活動されているんです!

今回は、暴れん坊将軍からマツケンTubeまで、松平健さんが、いかに各時代のメディアを席巻してきた軌跡を語ってみようと思います‼

目次

『マツケンTube』がすごい

ひとことでいうと、近年のYouTuber配信の要素の
すべてが詰まっているんですよ。

マツケンチャレンジ、という単語が出頻出する通り、

歌はもちろん、料理に観光、とテレビのお仕事でやってきたような定番はもちろん
オモシログッズ紹介から流行りのパーティゲームからゲーム実況にTikTokerと共演まで

ほんと様々なことにチャレンジされていまして、

例えばスライムカレー食べてみた回では、

(青いカレーに辟易しつつ感心もしつつ)
松平健さん『こんなの普通には、、、売ってないよね?どこで売ってるの?』
スタッフ『ヴィレッジヴァンガード。雑貨屋さんです。』
松平健さん『雑貨屋さん。ヴィレッジヴァンガード?

ヴィレヴァンの名前が!

さながら、お忍びで貧乏旗本の三男坊『徳田新之助』と名乗り
江戸の下町文化に驚き楽しむ、暴れん坊将軍初期の上様のようなやりとりもあわせて、最高です!

そう。松平健さんといえば、僕らの世代では圧倒的に『上様』。
八代将軍吉宗といえば、日本史で習うより先に暴れん坊将軍で知りましたし、
なんなら吉宗を超えて、将軍という単語だけで、松平健さんの姿、立ち振る舞いが浮かぶくらいに
刷り込まれています。

ご存じ『暴れん坊将軍

暴れん坊将軍、ある程度より若い世代には、ずっと続いていた時代劇の定番、もっと若い世代だと昔の名作、かもしれませんが、リアルタイム世代(と言っても始まったころは幼稚園でしたが)には『新しい』時代劇だったんですよ。

僕が幼いころ、『水戸黄門』『遠山の金さん』『銭形平次』はすでに御三家、という感じで、サザエさんやドラえもん同様、生まれる時からずっと続いているイメージでしたが、暴れん坊将軍は、子供心にも『新しい』と感じる作品でした。

乏旗本の三男坊徳田新之助、その正体は八代将軍吉宗!という仕立て自体は、水戸黄門遠山の金さんでおなじみのものでしたが、前半パートのコメディ調の下町人情話から、

後半シリアスパートの切り替えのメリハリ、テーマ曲から始まる殺陣のカッコよさ!
武家屋敷を縦横無尽に動き回り、時折カーン!と眼光を飛ばして威圧しながら、大勢を相手取る剣の達人っぷり
!!

先に挙げた御三家時代劇でも殺陣はあるのですが、暴れん坊将軍は特に見せ場として特化していて、子供ながらに引き込まれたものです。

『暴れん坊将軍』は1978年から24年も続く長寿番組となり、2002年に終了。

その後、2004年に『マツケンサンバ』(ミュージックビデオDVDとCDの2枚組みミニアルバム『マツケンサンバII』)で一世を風靡!

したのちに、2010年代には立て続けに『暴れん坊将軍』リスペクト映画が立て続けに公開されます。

『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』(2010年公開)

引用元:ナタリー/映画ナタリーhttps://natalie.mu/eiga/film/153164

仲間由紀恵さん阿部寛さんのハマり役と堤幸彦監督の作風ががっちりかみ合った、名作テレビシリーズTRICKの劇場版三作目にしてシリーズ10周年記念作品
TRICKシリーズは、毎回犯人役を個性的な有名俳優さんがゲストで演じる『古畑任三郎スタイル(正確には刑事コロンボスタイル)』ですが、『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』の犯人役は、松平健さん

タイトルの通り、とある寒村で、村の守護者的な霊媒師の後継者を決めるべく、全国から集った霊能力者によるバトルロイヤルが行われる、という内容で、松平健さんも霊能力者を演じているのですが、

その得体のしれない只者ではない感がすごいのです。
上様を知らない人が見ても、『これは只者ではない!』と感じるであろうオーラがビンビン。

で、見所の『暴れん坊将軍リスペクト』ですが、そもそもTRICKシリーズ、仲間由紀恵さん演じる主役の山田が時代劇好きという設定で、決めセリフや見栄の切り方などからしてもう、時代劇そのものだったりします。
そんなTRICK松平健さんが出演です。
『成敗!』『余の顔を見忘れたか!』という決めセリフの引用はもちろん、殺人トリック自体に
『上様ならではの要素』が仕込んであるのです!
気になる方は本編をぜひ。

『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』(2011年公開)

引用元:ナタリー/映画ナタリーhttps://natalie.mu/eiga/news/356663

タイトルに『将軍』とズバリ入っている通り、仮面ライダーオーズと暴れん坊将軍の夢の競演作品です!
冒頭、オーズ世界のごたごたで、主人公一行は東京の一部と一緒に過去の江戸に飛んでしまいます。
当然江戸の町民たちからは、奇異の目で見られ(敵怪人との派手な戦闘に町を巻き込んだこともあり)迫害されそうになるのですが、そこで間に入って仲をとりなすのが、貧乏旗本の三男坊と称する、徳田新之助。
オーズ世界の過去の江戸は、暴れん坊将軍の世界なのでした。

なんやかやで、上様とオーズが共闘することになるのですが、ここで暴れん坊将軍のテーマ!
お決まりのセリフの数々に、上様の殺陣、白馬とライダーバイクの並走など、見所満載です。

仮面ライダー暴れん坊将軍、一見ミスマッチに見えますが、実はニチアサの定番である仮面ライダーシリーズ戦隊シリーズ元をたどれば、東映時代劇に行き着くのです
特撮ヒーロー物のの元祖のひとつ『仮面の忍者赤影』を観れば、時代劇の要素が色濃く出ていることがわかります。
『赤影』のノウハウを生かして作られたのがTVシリーズ『仮面ライダー』で、アクションシーンには、東映が時代劇の殺陣で培った要素が生かされています。

上様とオーズの共演はまさに仮面ライダー40周年にふさわしいものと言えるでしょう。

最後に

80年代、90年代暴れん坊将軍として駆け抜け、ゼロ年代初頭にはCDでマツケンサンバブームを巻き起こし
テン年代には、人気ドラマと仮面ライダーと映画でコラボ。
そして現在2020年代にはYouTubeで、またまた大人気。

時代が変わるたびに新しメディアを席巻してきた松平健さん。

次の時代のコンテンツでもきっと『余の顔を見忘れたか!』と、新しい姿を見せてくれることでしょう!

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この記事を書いた人

ヴィレヴァン歴ン十年。全国異動中のサブカルおじさん。

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