チェンソーマンの曲たち(米津玄師編)

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チェンソーマンという作品

お疲れ様ですシュウトクン!です。
皆様漫画好きですか?僕は好きです。
漫画好きな方はもちろん、知らない方も聞いたことくらいはあるんじゃないでしょうか?
「チェンソーマン」の名前を。
個人的今期再注目アニメなんです。
もちろん原作が好きとか、映像が綺麗でめっちゃ期待できるって理由もあるんですが。
僕が注目という理由の1番は「毎週別のアーティストがed曲を担当する」という点。

あっヤッベぇわこのアニメ。

そんなわけで毎週チェンソーマンの曲を担当したアーティストの記事を書くことでこの昂ぶりを収めようとしている次第。
まぁもう6話まで放送しちゃってるんですが・・・今から追い上げるから皆ついてきてくれよな!(虚空に響く声
今回のアーティストはOP「KICK BACK」を担当する米津玄師さん。

KICK BACKの話

(トラックに轢かれる米津玄師)
(爆発オチなんてサイテー!)

上が本人MV、下がアニメop版になります。
もうこの曲一つとっても語りたい点が多すぎる。
まず何?筋トレ米津玄師って誰が予想したんだよこの曲の雰囲気から。
「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」じゃないんだよ。音楽じゃなくてそういう努力がしたかったのかもしや?
曲の強さにMVのビジュアルが負けてないの意味わからん過ぎて好きすぎる。
もうこれ以外のMV想像つかんもん。

OP版もOP版でスゴイ。
藤本タツキ先生が映画好きということで、OPのに様々な映画の1シーンをオマージュした映像がたくさん。
ていうかサビにいくまでほぼ全部レベルでオマージュ。サビもオマージュ。
以下元ネタの映画を挙げてみます↓

  • レザボア・ドッグス(開幕の4人横並びシーン)
  • 悪魔のいけにえ(お墓で子供デンジがポチタを抱きかかえてるシーン)
  • パルプ・フィクション(岸辺が銃を突きつけるシーン)
  • 貞子VS伽椰子(チェンソーマンとサムライソードが井戸上でジャンプするシーン)
  • ノーカントリー(暴力の魔人が一室で座るシーン)
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(アキとデンジが車乗ってるシーン)
  • アタック・オブ・ザ・キラー・トマト(会議室でわちゃわちゃしてるシーン
  • 女優霊(デンジが驚いてパワーが笑ってるシーン)
  • ジェイコブス・ラダー(天使の悪魔が階段に座ってるシーン)
  • コンスタンティン(アキと姫川先輩が見つめあうシーン)
  • ビッグリボウスキ(デンジがボールをめっちゃ磨いてるシーン)
  • ソー ラブ&サンダー(パワーが水着になるシーン)

多くね?????????

これ以外にもサビでチェンソーマンが叫ぶシーンはエヴァだって言われてたり、爆発シーンはタツキ先生の別作品「さよなら絵梨」だったり・・・
こんなにオマージュ全開遊び心100点満点のOP見たことねぇよ・・・
制作者の愛と情熱をひっじょ~~~~~に感じてやまない。
このままだとOPの好きなとこを語るだけで終わりそうなので次行きます。

米津玄師という才能

今や一般的にも広く認知されている米津玄師さん。
元は「ハチ」名義のボカロpであるということはオタク間では周知の事実ですが、ハチ時代から好きだって方もこの記事にたどり着いてくれるような方なら多いのでは?

(感度良好5・2・4)
(ぱっぱっぱらっぱっぱぱらぱ)

大正義「マトリョシカ」に「パンダヒーロー」、「ドーナツホール」に「リンネ」など昔のボカロ時代を彩ったオタク感涙モノの神曲たち。この頃から非常に有名かつ人気のpであったことを考えると現在の米津玄師名義で有名になることも当然というか。耳障りのいい音やリズムの作り方が凄いんですよね。あとどことなく陰鬱とした雰囲気があるというか・・・
ご本人も若いころ明るい人生を過ごしてきたわけではないようで、それが俺たちオタクを優しく受け入れてくれる(過激思想

(あの日の悲しみさえ)
(花が咲いたら)

ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として起用され米津玄師という存在を一気に世に大きく知らしめるきっかけとなった「Lemon」に、紅白出場したFoorinの「パプリカ」など、もはや「ネット音楽の人」ではなく「超有名アーティスト」ですよね。この2曲からもわかるんですが、曲の雰囲気にも非常に幅があるんですよ。
また別の雰囲気では「感電」、「LOSER」などダウナーな雰囲気やポップな雰囲気まで。
さっき載せた「KICK BACK」のように激しめの曲調まで操るその才能たるや。
個人的に好きなのは「MAD HEAD LOVE」。あれは声に出して歌いたい曲としての完成度がものすごいと思う。
曲紹介もめっちゃ語りすぎてしまう・・・好きなんだ・・・

カリスマだよね

ここまで米津玄師さんの曲やらを語らせていただいたんですが、もう一つ米津玄師さんの「カリスマ感」も語りたい。
ここから先は本当に僕個人の感覚の話なのでそれは違う、って感じる方もいらっしゃると思うんですが。

米津玄師さんが「ハチ」から「米津玄師」に変わり本人が登場する、っていうある意味「冒険」をした頃から、ネットにいた才能たちが「自分たちもやりたいようにやっていい」って動き始めたような気がします。
「シャルル」のバルーンさんが須田景凪名義になったり、霜降り明星の粗品さんがボカロpをやってます、って言うのもそれに近いかな、と。
これは決して後から出てきた人が米津さんの真似だとかそういう意味ではなく、ただ単純に世界を広げるきっかけを作ってくれたような気がするんですよね。
古い考えなんですが、やっぱり少し前までオタクって言葉には少し蔑称ぽいところがあったし、ボカロはなかなか社会的に認知されづらいジャンルだったと思うんですよ。
それが時代の流れもあって、もう○〇オタクっていうのは普通に公言して何ら恥ずかしく感じるような社会ではなくなったし、キスマイの宮田君とかだってオタクを前面に出してとても愛されてますよね。

少し大きい言い方をするとネット音楽出身者が社会的に愛されることで、「サブカルが社会に自然に溶け込むきっかけ」ができ始めたのが米津さんが本人MVを出し始めたころだったように思います。
ボカロなんて聞かない友達に「Lemon」って知ってる?って言われて調べたらハチさんが名義変更して作った曲だって知った時、時代の流れを感じたのめっちゃ覚えてる。
「それ元ボカロpだよ」って話できた時スゴイ嬉しかった。
ボカロ好きな僕とボカロ聞かない友人が同じ曲の話が出来たのは、間違いなく「ハチ」が「米津玄師」に変わった影響だったと思う。

なんかオタク長文がすごくなってきたんで無理やり着地するんですが

ありがとう米津玄師(お気持ち表明)

米津玄師を聴こう。チェンソーマンを見よう。

これに尽きますことよ。
米津玄師が好きな人はチェンソーマンを見て、チェンソーマンが好きな人は米津玄師を聴く。
永久機関が完成したのでこれでノーベル賞は俺ンモンです。
次回からはed曲のアーティストを解説します。
暇つぶしになったらぜひ次回も読んでネ。

おわり!!!!

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この記事を書いた人

チャンミに全てを賭けているオタク

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