①たぬきとの出会い
突然だが、私にはトラウマがある。
小さい頃、家の近くにあった居酒屋の前にどんと置かれたたぬきの置物がとても怖かった。
引用元:いらすとや https://www.irasutoya.com/search?q=%E3%81%9F%E3%81%AC%E3%81%8D&m=1
本物怖いのでイラストは可愛いのにしました。
小学生くらいの身長があり、しかもふくよかだ。よく見るとギョロ目だし、歯がギザギザしてる。おとぎ話に出てくるたぬきとの違いにガタガタと震える子供だった。
もちろん目を合わせることはできない。
本気で夜動くんじゃないか、って思ってた。
この恐怖体験で「たぬきイメージ=怖い」が強く焼き付いてしまった。
大人になった今、堂々とその前を歩けるようにはなったが、直視はしない。怖いから。
縁起物だということは承知だが、もっと柔らかい印象の方がいいんじゃないか。
たぬきトラウマは今でも健在だった。
②私のたぬきイメージを変えてくれた
イラストレーターのヒダカナオトさんが産み出した陶器製のぼんやり小だぬき。同じ陶器製のたぬきとは思えぬルックス。
おやおや、と思った。
可愛らしさの具現化ではないか
どこかノスタルジックな雰囲気があり、特徴はこのぼんやり顔。
のほほーんとしているようにも見えるし、すっとボケているようにも見える。何も考えてないかもしれない。上目遣いだとしたらなんでも買ってあげたくなる。
一瞬で虜になってしまったが、
私の知ってるたぬきでは無い。
小さい時の自分にプレゼントしたい。
こんな可愛いたぬきもいるんだよ、と教えてあげたいのだ。
恐怖を与えるたぬきより、見ているとゆったり時間が流れるたぬきの方が素敵じゃないか。
田舎の風景を特段見てきたわけではないが、ぼんやり子だぬきを見ていると青空、山、畑、花などの映像が流れるのが不思議だ。きっと一緒にぼんやりしちゃうのだろう。
③ぼんやり子だぬき普及化計画
なんとこの度この「ぼんやり子だぬき」がガチャになった
引用元:トイズキャビン https://toyscabin.com/product/20221012_523.php
通常は陶器の置物として一個ずつ手作りで受注生産らしいが、ソフビフィギュアになって登場。これでまずは気軽に子だぬきと生活してみて欲しい。家に子だぬきがいる。ぼんやりしている。ふふふ、とこっちまで笑顔になる。
そして気づいた。私はたぬきトラウマを脱したのかもしれない。
ぼんやり子だぬきが日本、そして世界に広がればほっこりした気持ちを分かち合える。ぼんやり子だぬきが共通言語になることも夢ではない。
④まとめ
他の人よりたぬきに囚われがちな人生だったが、今新たな目標ができた。
いつか、我が家に陶器製の子だぬきを迎え入れたい。
今のところ色で悩んでしまいなかなか決めきれていないけれど、その日が実現できたら好きなたぬきと出会えたことに感謝し、あのトラウマ居酒屋で乾杯しようと思う。
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