【ヴィレヴァンは本屋さん】個人的に好きな出版社を紹介する『ナナロク社』編

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前回までのあらすじ

ヴィレヴァンは本屋さんとして認識されてないのではないか?

と思ったので、個人的に好きな出版社を紹介していこうと一人立ち上がったのだけど、ちょっと足が疲れてきたのだった。

前回の記事はコチラ↓

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目次

というわけで今回は『ナナロク社』です!!

今回は『ナナロク社という出版社をご紹介します!!

ナナロク社。
ご存じでしょうか??
公式サイトの概要にはこうあります。

『ナナロク社は出版社です。2008年に創業しました。』

引用元:ナナロク社公式サイトhttp://www.nanarokusha.com/

……し、シンプル!!

公式サイトはかなり簡素な作りで、普段仕事で『隙間は悪!空間があったらとにかく埋めろ!!』
と教えられてきた僕なんかが見るとちょっと不安になる作りですが、
刊行している本を考えるとこのようなサイトの作りもなんだか納得しちゃうラインナップ。

なんというか『とにかく作った本を読んで!!』という熱さを(勝手に)感じます。

今回のナナロク社も良い本だらけです。

個人的な偏見込みでどんなイメージの出版社か一言で言うと
『写真集や詩・短歌が主だけど以外に漫画や絵本もある出版社』
でしょうか。

あと漠然としたイメージですがとにかく『沁みる本』が多い気がします。

「沁みるってなんだよ!」って感じですが、まあこういうのはイメージですから。

というわけで今回も個人的に代表的な本かな?という本と
個人的に好きな本をご紹介しようと思います。

つまりどのみち個人的なのです。
だって勝手に書いてるし。

ナナロク社といえばコレ!な本

まずは『ナナロク社といえばこの本!』という本をいくつかご紹介しようと思います。

①未来ちゃん

引用元:ナナロク社公式サイトhttps://nanarokusha.shop/items/5a054054f22a5b6d4f006027

まずはコチラ!
『イメージは写真云々』の写真の部分です。
写真家・川島小鳥さんを一躍有名にした本です。
とある女の子の一年間を撮った写真集。
装丁家の祖父江慎さんのL版の写真をそのまま閉じ込めたような造本もお見事。
この躍動感!この瞬間にしかない空気を切り取った作品です。
いいですよねえ。
2011年発売で、思い返せばヴィレヴァンでもよく売れていたなあ、とか思ったり。
今ヴィレヴァンで2000円以上する写真集ってあまり売れてないんじゃないかなあ。
なんとも寂しいかぎりです。
続編ともいえる作品で『未来ちゃんの未来』もあります。

②藤岡拓太郎作品集 夏がとまらない

引用元:ナナロク社公式サイトhttps://nanarokusha.shop/items/5a013417c8f22c3bef002c03

次はコチラ!
『イメージは漫画云々』の漫画の部分です。
ヴィレヴァンともなじみ深い(と思う)漫画家・藤岡拓太郎さんのはじめての本です。
今や売れっ子作家さんと言っても過言ではない藤岡さんですが
この作品からもう最高です。
発売から5年以上経過していますが、いまだにヴィレヴァンではロングセラーで
取り扱ってる店舗も多いのではないでしょうか。
僕ももちろん持っております。
というか藤岡さんの作品は全て持ってました、よく考えたら。

③バウムクーヘン

引用元:ナナロク社公式サイトhttps://nanarokusha.shop/items/5bed1e0f5f78667a8b000603

そしてコチラ!
『イメージは詩云々』の詩の部分です。
説明不要の詩人・谷川俊太郎さんの2014年発売の作品です。
ひらがなだけで書かれた詩を収録しておりますが、しっかり大人の詩集。
自分の中のこどもに会う詩集といいますか。
表紙のイラストがディック・ブルーナなのも個人的にはグッとくるポイント。
プレゼントにもおすすめの本です。

個人的おすすめ!なナナロク社の本

ここからは個人的に好きなナナロク社の本をご紹介しようと思います。
どれも良い本ばかりだ………!!

①育児まんが日記 せかいはことば

引用元:ナナロク社公式サイトhttps://nanarokusha.shop/items/628b54501c6fdf6aaf14ecad

写真家・齋藤陽道さんと子供たちの成長を記録した絵日記。
と書くと普通かもしれませんが、齋藤さんも奥さんも手話で話すろう者。
そしてこどもたちは耳の聴こえるいわゆるコーダ。
普遍的な喜びや発見がある素晴らしい作品です。
はっきり言って僕は普通に齋藤さんファンです。

②ぞうのマメパオ

引用元:ナナロク社公式サイトhttps://nanarokusha.shop/items/624bffc1047a9d3e90ffe902

続いてはコチラの本。
『ナナロク社といえば』でもご紹介した藤岡拓太郎さんの最新作品です。
196ページの大長編絵本!!
んもう、最高にかわいいです!!
今までの作品を読んで方にはお馴染みな雰囲気のキャラクターももちろん登場します。
それもいいのですが、何よりもマメパオの可愛さったらないです。

何故かヴィレヴァンであまり置いてないので、
これを読んだヴィレヴァンスタッフは是非取り扱いを!!

③幸せについて

またもやナナロク社といえば


引用元:ナナロク社公式サイトhttps://nanarokusha.shop/items/5bed1a995f7866352900039d

またもや『ナナロク社といえば~』でもご紹介した谷川俊太郎さんの作品です。
こちらは詩集ではなくて、タイトル通り『幸せについて』考えてエッセイのようなもの。
90歳にもなる人生の大大大先輩の幸せ論読んでいて損はない
大切にしたい一冊です。
こちらもやはりプレゼントにお勧めです。

是非ナナロク社を御贔屓に!

なんて言ったら大きなお世話だとは思いますが、少しでも広まったらいいなあとか結構真剣に思っております。

ナナロク社の本は他にも良い本ばかりなので、お気に入りの本を見つけて欲しいです。

みなさんも是非お近くの書店で探してみて下さい。
勿論ヴィレヴァンでも可。(笑)

それでは~。

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この記事を書いた人

本が好きなどこかの店長。
本が好きでこの会社います。
あと鳥とカレーも好きです。
なんとか本をなんとか出来たら良いな。

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