音楽を愛するすべての皆様こんにちは。ワイです。
皆様は普段音楽を聴くとき、何で聴いていますか?
おそらくサブスクを使ってスマホとイヤホンで…っていう方が大多数かなと思います。
推しているアイドルやバンドのCDは買うしCDプレイヤーは持ってるよ~って方もいるのかな。
そんな皆様に今おすすめしたいのが、レコードです。
なんでいまさらそんな古いものを?と思うなかれ。
好きな音楽を所有する喜び、音の良さはレコードが一番じゃないかなと思います。
しかも近年のレトロブームや、海外から火が付いた日本のシティポップブームなど、
様々なことが影響し、以前と比べて生産量も売れる枚数も爆伸びしているんです!知ってましたか?
むしろ今こそレコードやろ!ということで、
今回はレコードの魅力についてお話していきたいと思います!
ぜひ最後までお付き合いください✌
そもそもレコードとは何ぞや
まずは、「見たことないんだけどそもそもレコードってなに?」というあなたに向けて、
どういったものなのかご説明したいと思います。
レコードとは、音(振動)が溝に刻まれた樹脂などでできた円盤のことです。
こういうの。写真だけは見たことあったりしませんか?
プレイヤーのターンテーブルに載せて回転させたレコードの溝に刻まれた音を
プレイヤーの針で読み取り、読み取った信号を増幅してスピーカーから音を出す、というような仕組みです。
盤のサイズ、回転数などその種類は様々で、
大体以下のように分類されます。
呼称 | 回転数 | 大きさ(単位:インチ) | ざっくり説明 |
LP | 1/33 | 12″(直径30cm) | 「Long Playing」の略で、盤が大きくなったことで より多くの情報を記録できるようになったもの。 みんなが最初にイメージするおっきいやつ。 この大きさで両面に1~2曲ずつ収録したシングル盤もある。 |
EP | 45 | 7″(直径17cm) | 12″より小さなシングル盤で、 特に正式な呼称はないため、 EP盤や7インチシングル盤などと呼ばれる。 真ん中に空いた大きな穴から、日本では「ドーナツ盤」とも。 穴が大きいのはジュークボックスの自動チェンジ機能に対応するため。 日本国内盤や60年代あたりのUK盤などは、 パキッと折って外すことができる、 LPと同じ大きさの穴(センターアダプタ)がついているものが多い。 |
SP | 78 | 10″(直径25cm) 12″(直径30cm) | 蓄音機用に作られていた1950年代以前に生産された 古のレコードで、「Standard Playing」の略。 プラ製の7インチやLPの登場後にこう呼ばれるようになった。 こちらは他と違いガラスや金属のような質感。 酸化アルミニウムや硫酸バリウムなどの粉末を、 シェラックという天然樹脂で固めた混合物を主原料としている。 落とすと簡単に割れてしまうので取り扱い要注意。 一部のレコード屋では取り扱い対象外の場合もあり。 |
それぞれのサイズを比べるとこんな感じ。
前から7インチ、10インチ、12インチ。
SP盤も真ん中の10インチサイズか、一番後ろの12インチサイズが多いですが、
あんまり厳密に決まってないというか、規格がちゃんと決まってない年代のものなので、
物によって微妙に大きさが違ったりするようです。
レコードが好きになったきっかけ
さて、ちょっと話は変わりますが、なんでワイがレコードを好きになったか、
そのきっかけについてお話してみようと思います。
ずばり、レコード屋でバイトしていたからです。
昨年まで約3年ほど、レコード好き御用達の赤と黒の某店でメタル担当として働いていました。
ヴィレッジと並行してたのが1年いかないくらいだったかな。
で、その前職に入社した当初はレコードに興味はあるけど手が出ないな~とか思ってて、
1枚も持ってなかったんですが、当然周りはもうそれはそれはレコードが好きな人々なわけですよ。
レコードの為に借金するレベルの。もはや病気です(誉め言葉)。
まぁ当然影響されちゃうよねっていう…笑 流されるのダサいですが。
あとは単純に自分もある程度レコードに関する知識を持っていないと、
お客様に太刀打ちできないな~と思ったからっていうのもあります。
自分たちより圧倒的に知識も経験も持ってるお客様がたくさんいらっしゃるので、
いろんなお話を聞いてよく勉強させていただきました。
偉大なる先輩たちですね。いい意味で癖強い人も多かったですが楽しかったです。
たしかはじめて買ったレコードはJourneyの名盤「Escape」の国内盤でした。
帯なかったけどまぁいいや・・・と思って買ったんですけど今思えば絶対帯付見つけた方がよかった。
人生の名盤だというのに。いつかきっとUSオリも買います。
スタッフは中古品買えないルールだったので別の店で買いました。
幸いなことに2駅先にレコ屋があるんですよ…。ありがとう埼玉県。
そんなこんなでワイはレコードの査定がある程度できるくらいまでに成長し、
自分でもレコードを買いあさるようになっていった…というわけです。
マジで沼。沼超えて宇宙。
ちなみにワイは現時点で100いかないくらいの枚数を持っていますが、
まじですぐこうなります。一瞬。1枚目から3秒。マジで沼。沼こry
レコードのここが楽しい!
ここからはワイ的レコードの楽しいポイントをご紹介!
興味はあるけど手が出ないなあ~という方の手助けになれば幸いです🙇
1 音がいい
やはりなんといってもアナログ特有の温かみのある音。これがいちばんかな~と。
実際生で聞いてもらわないと伝わらないような気がするんですが、
なんでしょうね…生感がすごいんです。音源を聴いてる!じゃなくて、
目の前で演奏してる!みたいな(伝われ)(お前が伝えろ)(ごめんなさい)
とにかく一回聞いてみてほしいんですよ…絶対感動すると思うので…。
2 ジャケットの存在感
レコードはCDより大きいので当然ジャケットも大きくなるわけなんですが、
この存在感がたまらんのです。部屋に置いておくだけでワクワクするというか…。
こんな感じで。
無理やり乗っけてるのでちょっと不格好ですが。
ディスプレイラックだとなおよしですね。
好きな盤やジャケットを並べておくだけで雰囲気が出ます。
あとはジャケの細部がよく見えるので、
アーティストのこだわりや隠し要素を探しやすいというのもあります。
中にはジャケットに仕掛けがあるものもあり、
絵が回ったり、飛び出す絵本のようなギミックがあったりしてこれまた楽しい。
3 集めるのが楽しい
先ほども書きましたが、レコードは大きさ以外にも様々な形態があり、
集めるのが本当に楽しいです。ワイが持ってるものの中から一例をご紹介したいと思います。
どどん。
レコード自体に色をつけた、いわゆる「カラー盤」と呼ばれるもの。
一色だけのものや、透明のもの、さらには2枚目の大理石みたいな模様の「マーブル盤」、
3枚目のペンキを散らしたような柄の「スプラッター盤」など、色々な種類があります。
綺麗なんですよね~…。レコ屋時代によく買っていました。ちなワイはマーブルフェチ。
続いてはこちら。
4、5枚目は盤面に写真が印刷された「ピクチャー盤」。
飾るには最高ですが、大体透明のビニールに直接入っているので塩ビ焼けを起こしやすいのが難点。
でも視覚から楽しむにはもってこいの仕様です。賛否両論あると思うけどワイは好き。
あとは、まだ持ってないのですが、レコードが円形でなく、四角やハート、クローバー型など、
様々な形に成形されている「シェイプドディスク」なんてものも存在します。
もちろん円形じゃなくてもちゃんと聞けますよ。
あとは、レコードって出た時期が早ければ早いほど(製造された順番が原盤に近ければ近いほど)
音がいいとされていて、初版のものはいわゆる「オリジナル盤」といわれ、
マニアがこぞって買い集めているわけなんですが、
古いものや貴重なものはまぁそれなりのお値段がするんです。
レアなものだと平気でウン十万、ウン百万します。すごいねレコード。
そういう、「いつか手に入れたい憧れの盤」や「よりよい音を求めてオリを探し続ける」
というような楽しみ方もできます。
ほかにも「○○なジャケット」だけ集める、とかね。集め方は人それぞれです。
例えばワイのお友達にはタバコが写ってるジャケだけ集めてる奴がいたりします。
「タバコって…かっこいいじゃん…」って言ってました。たしかにわからんでもない。
あなたも自分だけの最高の音楽コレクション、作ってみませんか?
レコードが欲しくなったあなたへ
ここまで読んで「レコード、欲しいかも…」と思ってくれたあなた、ありがとうございます。
とってもとっても嬉しいです。そこまでいってなくても興味持ってこの記事を開いてくれただけでハピネス。
さて、ここからは実際にレコードを買いに行きたい!でもどこに行こう?どこで買えるの?
という疑問にお答えしようと思います。実は意外とあなたの家の近くで売ってたりするものですよ~🤗
1.レコード屋
まずはなんといっても専門店。
都内を中心にジャンルごとの専門店を構えるディスクユニオンをはじめ、
タワーレコードやHMVもレコード専門店や専門フロアを設けていたりします。
店頭になくても注文できる場合もあるのでスタッフの方に声をかけてみましょう。
大丈夫、怖くないです。ただみんな音楽が好きなだけです。
「レコードってお高いんでしょう?」と思ったあなた、大丈夫。
中古であれば100円台から買えますよ◎ 実は意外と金額のハードルは高くないんです。
しっかりと状態も表記してくれてるので安心してお買い物できます。
新品は7″なら2000前後~、LPなどは4000前後~ってところです。
CDよりちょっと頑張れば買えますね。ね!(圧)
ちなみに、ジャンルごとに専門店があるディスクユニオンは、
探しやすいし、DVDや書籍、Tシャツまで扱っているので本当に楽しいです。
関東近郊の方は都内に出たらぜひ覗いてみてくださいね。
関東以外では大阪と名古屋にオールジャンル取り扱い店があります。
大阪はクラシックの専門店もありますよ~~
好きなジャンルのものしかないなんて最高ですよね。どこも圧巻の品揃えですよ。
あとはちょっとハードルは上がるかもしれませんが、
個人経営や小さい規模のレコード屋さんもおすすめです。
よりディープに掘っていくなら間違いなく楽しいかと。
通い詰めてご主人と仲良くなった~なんて話もよく聞きます。
博識な方が多いのでおすすめの盤やアーティストを尋ねてみてもいいかも。
2.ネットや電話での通販
「レコ屋なんて近くにねえよ!!」というあなた、ご安心ください。
時代は令和。もちろんネット通販もありますよ。
先ほど挙げた大手3社はそれぞれ通販サイトを持ってますし、
Amazonにも出品してたりするのでそっちでも買えます。
店頭ではすぐに売り切れてしまったようなものが実はAmazonでは別の業者から出品されてる…
なんてこともあるので意外と馬鹿にできない存在です。
法外な値段で売ってる転売ヤーはガン無視してくださいね。
あとは店舗に直接電話をして購入可能な店舗もあります。
お住まいの地域やライフスタイルに合わせて使ってみてはいかがでしょうか?
3.中古品買い取り専門店
「レコ屋もなければ通販も使えねえよ!」という方(いるのかな)も大丈夫。
お近くの中古買い取り専門店でもレコードを扱ってる場合があります。
もっとも有名なのがハードオフ。探してみると意外な掘り出し物があって楽しいお店ですよね。
そんなハードオフでは、レコードがかなりお得に買えることがあります。
数百円や1000円ちょいで買った盤が実はめっちゃレアだった…なんてこともしばしば。
いわゆる「ハードオフドリーム」ってやつですね。
もちろん状態だったり、その値段になるには相応の理由があることがほとんどなので、
買うときに中身の状態を確認できるようであれば確認させてもらうと安心かと思います👍
最後に
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
わ~間違ってはないと思うけど変に認識してるところあったらどうしよう~!
とビクビクしながら書いてました。先輩方、なんか間違ってたら優しく教えてください…。
こんな記事ですがレコードの魅力、少しでも伝わっていたら幸いです!
この便利な時代にあえて手間のかかるもの買わなくてもいいじゃないの…。
って思う方もいるかもしれませんが、それがいいのよ…。わかって…。
自分の好きな音を手元に置いてしっかり耳を傾ける、そんな時間が最高なのですよ。
興味を持ってくれたあなたはぜひぜひ買ってみてくださいね◎
めっちゃ余談ですが、ワイはいつかほしいレコードってのがいくつかありまして…。
X JAPANの「BLUE BLOOD」と「VANISHING VISION」、
hideが2011年にアナログ再発したタイトル全部、
Guns’N’Rosesの「Appetite for Destruction」の発禁ジャケ、
BURZUMの「BURZUM」とMEGADETHの
「KILLING IS MY BUSINESS… ANDBUSINESS IS GOOD!」USオリジナル盤…などなど。
頑張れば買えるやつから頑張っても買えなさそうなやつまでありますがこの辺揃えられたら夢です…。
というタイトルをこれから始めようと思ってくれたあなたにも見つけてほしいなと思います。
たのしいよ。ほんとうに。
それでは今回はここまで!
素敵な音楽ライフを~!
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