50年も生きると、いろいろごっちゃになるし、すっかり忘れます。中学の友達と高校の友達がごっちゃになり、読んだ本、観た映画もごっちゃになるし、読んでも観てもすっかり忘れてるし…そもそも忘れたのではなくて、記憶違いで、読んでない、観てないのか?と、すべてわからなくなります…
そんな中でも、忘れていないことのひとつ、カセットテープのウォークマンで、ひたすらローリングストーンズばかり聴いていた高校生だったこと、よくわかっていないまま「ブラウンシュガー」を聴いて、ハマって、ウットリしていたけど、ロックンロールって怪しげな炎が揺らめくものだなって感じてはいた…ってことを思い出させてくれるバンドにまた出会えてしまった…
出会って
LAの人気ロックバンドSTARCRAWLER、三年ぶりとなるサードアルバム「She Said」発売に際してまさにこのタイムリーな時に、自分も言っておこう、記憶に残しておこう記事です。ボーカルのアロウ本人もインタビューで言っていること、2018年の初来日ツアーは名古屋が一番興奮したと… 「壁に頭を叩きつつけて血まみれになっている男の人がいたり、ライブ中ずっと私たちのお尻を叩いてくる人もいたりして、すごく楽しいショーだった、東京より小さな街って聞いていたから盛り上がるか不安だったけど、本当にクレイジーで最高だったよ」…そう興奮した、狂喜した、乱舞はできずに呆然とした、でも自失しないように、すべて忘れないように、そこに自分がいたことの証を自分にも残すために、「ここに自分もいます!映像」を添えて…
この映像のライブの時からずっと愛用しているライブTシャツ(STARCRAWLER のロゴから赤い血が垂れている白Tシャツ)は、血を呼んでいるのか突然の鼻血やら、中指のひどいささくれ(ファックスのしすぎじゃありません…)やらで何度も血染めしていますが、このライブでステージから血のりを吐き、客席にダイヴしてきたアロウに、人の頭の上を泳いできたアロウに、もっと真っ赤にもっとクレイジーに染めてもらえばよかった… その時、そこでクレイジーだった証が、普通に毎日頑張ることをもっとしなやかにもっと支えてくれてるのかもしれないな…なんてふと思うのです。漂白剤、漂白剤、漂白剤…で、なんとかキレイにしてきたTシャツを今も着て…今月リリースされるアルバム曲の映像も添えておきます。
聴いて聴いて
「すべての曲がキャッチーで最高にかっこいいロック・レコードを作ること。それ以外になかった」というアルバム制作となり、「パンクロックが好きな人たちだけでなく、すべての人のために…」と作られた音楽です。音楽の聴き方が様々な形になり、なんとなく…音楽から離れてしまったような、あんまり聴かなくなったな…とか、CD買わなくなったな…とか、熱くなれていたのに冷めてしまったのかな…とか、多少はあるのかもしれませんが、ちゃんとかっこいいロックをやっているバンドがいます、火は消えてないな…と思えます。いいものは、残っていきますように。(自分の記憶にも残せよ、忘れるなよ…)イントロからゴキゲンなギターリフです。頭をフル用意してから、どうぞ♪(ひとに、どうぞ、とか言ってないで、自分の頭をフリきれよ…)
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