社長すみません。
今年のアカデミー賞、平日なの有給とらせていただきます。
アカデミー賞の興味ない人にとっては意味不明かもしれませんが、
低血圧の僕が年に一度だけテンションが上がる日がアカデミー賞の日なんです。
この日だけは何も手につかないし、
早朝からお菓子とジュース買い込んでWOWOWで生中継を見る。
https://www.wowow.co.jp/extra/academy/
もうお祭りなんです。
”
引用元:ELLE https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a252621/cce-oscar-models-students-set-as-oscar-trophy-carriers-13-0225/ ”
ポイント①『ドライブ・マイ・カー』
まず今年の見どころの一番のポイントはなんと言っても『ドライブ・マイ・カー』が
作品賞!監督賞!脚色賞!国際長編映画賞!ノミネート歴史的快挙!!
これ本当にものすごいことなんです!
ちょっと信じられないくらいに。
昨年のカンヌ国際映画祭でもものすごい評価をされて、
グランプリにあたるパルムドール賞を受賞してもおかしくないくらいの評判でした。
結果は脚本賞。その他にも賞をとり、結果4冠。
これもとんでもない快挙だったのですが勢いはとまらず、アメリカの賞レースも席巻!
様々な前哨戦の国際長編映画賞を独走状態。そこまではまだしも、
本当に身震いしたのが、
ニューヨーク批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、全米批評家協会賞で作品賞を受賞。
この3つを受賞した作品は過去のアメリカ映画の中でも両手で数えられるほどしかないという…。
しかも外国語の作品が。
国際長編映画賞は100%受賞間違いないとして、脚色賞の受賞も望みあり。
ポイント②『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
今年最多の11部門12賞でノミネートされているのが『パワー・オブ・ザ・ドッグ』。
Netflixの配信作品が作品賞受賞となると歴史的瞬間となる。
しかし、かなり有力と思われる。
この作品の強いところは総合的なレベルの高さにある。
俳優陣も4人ノミネート。脚色、撮影、音楽など受賞が有力とされている。
一番確実視されるのがジェーン・カンピオンの監督賞。これは多分間違いない。
作品賞も過去の前哨戦の実績みると圧勝と思っていたところに、この1か月くらいで勢いをあげてきたのが
日本でもヒットしている『CODA』だ。
ポイント③『コーダ あいのうた』
日本でもすでに公開されていて話題になっているコーダ。
アカデミー賞のノミネートは作品賞、助演男優賞、脚本賞の3部門。
作品賞にノミネートされている作品の中では一番ノミネート数も少なく(リコリス・ピザと同じ)、
総合的に評価されている映画ではない。
しかし、この一か月くらいの勢いを感じる。
前哨戦を見る限り圧勝だった『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のコディ・スミット=マクフィーの勢いがおとろえ、
『コーダ』のトロイ・コッツァーが受賞しまくっている。
俳優協会の賞であるSAGの作品賞にあたるアンサンブル賞も『コーダ』が受賞し、
そのスピーチが印象的で、アカデミー賞の舞台でもこの光景を見そうとまで思わせる勢い。
家族みんながすばらしく、この作品は誰が観ても愛してしまう作品なので、
作品賞の対抗馬となるのはこれしかない。
ポイント④『作曲賞』
ここからは大きなポイントではないけど個人的に気になるところ。
まずは作曲賞。
これは『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のジョニー・グリーンウッドと、
『DUNE/デューン 砂の惑星』のハンス・ジマーの一騎打ちか?
ジョニー・グリーンウッドはレディオヘッドのギターリストとしても知られ、
『リコリス・ピザ』のポール・トーマス・アンダーソンの作品での作曲でも知られている。
今回は他にも『スペンサー ダイアナの決意』でも作曲を担当し、
前哨戦ではそちらも多くノミネートされてきた経緯もある。
ハンス・ジマーももちろん良かったが、圧倒的に作品の色を作ったのはジョニー・グリーンウッドと思う。
ポイント⑤『長編アニメーション映画賞』
毎回ディズニーが強いこの部門。
アカデミー賞は現場の映画人が投票するので、会員数の多く、知名度の高いディズニー作品は有利となる。
もちろんクオリティも高いが。
今回も3作品
『ミラベルと魔法だらけの家』(ディズニー)
『ラーヤと龍の王国』(ディズニー)
『あの夏のルカ』(ピクサー)
がディズニー。
しかし今回は他2作の一騎打ちかな?と思っている(ミラベルの可能性も捨てきれない…)
『ミッチェル家とマシンの反乱』
この作品はNetflix配給で、ソニー・ピクチャーズ製作。
『スパイダーバース』でアカデミー賞を受賞したフィル・ロード&クリストファー・ミラーが製作。
この二人は『レゴ・ムービー』など画期的なアニメーションを生み出してきたコンビで、
今作も新しい手法を多く取り入れながらも、万人受けするエンタメに仕上がってて前哨戦では有利。
対抗馬は『フリー』。
こちらは今回のアカデミー賞で史上初の「国際長編映画賞」「長編ドキュメンタリー賞」「長編アニメーション賞」でノミネートされた作品。
『フリー』の評価の高さから「長編ドキュメンタリー賞」「長編アニメーション賞」のどちらかで受賞が予想されるが、
予想が難しい。「長編ドキュメンタリー賞」
今後の予定
他にも、主演男優賞、主演女優賞も混戦だったり、
今回予想が難しい部門がわりと多い。
アカデミー賞予想
その① 今年の見どころ編(3/15公開)
その④ 来年の予想編
の4回で連載しますのでよろしくお願いします。
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