HR/HMを愛するすべての皆様こんにちは。
ARCH ENEMYの来日公演に行けなくて泣いちゃったワイです。
まじで許せない。どうしてこうもチケットが取れなかったり日程が合わなかったりするのか。おかしい。
さて、散々自分のプロフィールや他の記事の導入部分に書いてきたにも関わらず、
ワイのメタル愛を発揮していないなと思ったので、ゆるーく新シリーズ始めます。
題して、「ガールズメタル沼へようこそ」。
メタルはメタルでも、女性メンバーだけで構成されたアーティストに焦点を当てて、
おすすめのバンドやアイドルなどを紹介していきたいと思います。
今回はその記念すべき(?)第1回。
国内ガールズバンド、嬢メタルの先駆けともいえるレジェンドバンド、SHOW-YAをご紹介します!
最後まで読まない人はそのあとで殺します(嘘)(ファンなら笑ってくれ)
はいじゃあスタート!!
バンドプロフィール
出典元:バンド公式サイト(https://show-ya.jp/biography/)
1985年東芝EMIからデビューしたSHOW-YA。現在のメンバーは以下の通りです。
寺田恵子 – Vo
中村美紀 – Key/Cho
五十嵐sun-go美貴 – Gt/Cho
角田mittan美喜 – Dr/Cho
仙波さとみ -Ba/Cho
(いずれも敬称略)
寺田さん、中村さんが所属していた「メデューサ」というバンドが前身で、
その後現在のバンド名に変更。82年、ヤマハ主催の「East West ’82」というバンドコンテストでグランプリを獲得。
寺田さんソロでのデビュー話が浮上するも、寺田さんが「バンドでデビューしたい」と申し出たことで、
バンド全員でのデビューが決定したものの、この時に当時所属していたメンバーのほとんどが脱退。
その後集まったのが現在のメンバーたちです。
デビュー曲はいきなりコカ・コーラのタイアップ、衣装はあのコシノジュンコ氏がデザインを担当するなど、
一大プロジェクトとして進んでいきます。しかし、売り出し方はあくまでも「アイドル」。
私たちはアイドルバンドじゃない!と、ハードロック路線に戻ってみても売れない日々が続きます。
「売れないのは私の書く歌詞のせいだ」と思い悩んでいた寺田さんは、
7枚目のアルバム「Outerlimits」の制作にあたり、私の日記を基に歌詞を書いてくれ、と安藤芳彦氏に作詞を依頼。
そしてプロデューサーとして、後にコブクロやイエモン、ユニコーンなどのプロデュースを担当することになる、
笹路正徳氏を起用。この2つの出会いがバンドの運命を変えていきます。
89年、前述の2人が関わったはじめてのシングル「限界LOVERS」がオリコン最高13位を記録する大ヒット。
SHOW-YAの代表曲となります。次のシングル「私は嵐」も続いてヒット。
この2作が当たったおかげで一気にメジャーシーンへと駆け上がることになります。
その後もアルバム、シングルをリリースし、いよいよ海外進出かと思われた矢先、バンドから、
「寺田恵子、90年内の活動休止、翌91年1月開始のツアーをもって脱退」という衝撃の発表が…。
誰にも代えられない「寺田恵子」という偉大なヴォーカリスト、
何より苦楽を共にした仲間を失ったバンドは、暫く活動を休止。
何とか活動再開し、日系アメリカ人のステファニー・ボージャスや、
YOSHINOへとヴォーカルを変えたものの、活動は長続きせず、98年9月、ついにバンドは解散。
事態が動いたのは解散から7年後の2005年。
寺田さんがメンバー1人1人に頭を下げ、活動再開を説得。その期間はなんと5年にも及びました。
それが実を結び、ついにバンドはオリジナルメンバーで再始動。
その後は精力的に活動を続け、21年にはついに念願の世界デビューを果たし、
日比谷野外大音楽堂で、女性アーティストのみが出演するイベント「NAONのYAON」を定期的に開催するなど、
デビューから38年たった今も現役バンドとして、
また女性アーティストの活躍の場を広げるレジェンドとして、目が離せないバンドです。
SHOW-YAのオススメ曲
ふう。長かったね前半。ここまでよく読んだね。まとめる力のないニキでごめんね。
さあ後半戦は楽曲の紹介です。女の、女による、女のためのハードロックともいえる、
強く妖艶なサウンドにしびれやがれ!!
1.限界LOVERS
先ほども書きましたが、まずは何といってもこの曲。
89年リリースの大名盤「Outerlimits」に収録された、彼女たちの代表曲。
とにかく強い女を強いサウンドで描いた名曲です。天使よりも悪魔よりもSHOW-YA。
クセになるイントロ、キャッチーなサビ、男顔負けのぶっっといサウンド。たまらん。
姐さんの弾き語りVerもあるでよ
よりヴォーカルが際立つアレンジ。こちらもGOOD!
2.私は嵐
「Outerlimits」収録のもう1つの定番曲。ヘヴィでラウドなサウンド、溢れる疾走感がたまりませんね。
泣いちゃいそう。かっこよすぎるんよ全く・・・なに・・・
ちなみにこの映像、3年前のLIVEです。バンド35周年でこの美貌、この音圧、この声。
どないやねん!!!!!素晴らしい!!!!!
さらに、世界進出を果たしたアルバム「SHOW DOWN」には、英語Verも収録されております。こちら。
はいかっこいい。英詞になったことで、よりリズムが出て、キレのいいビートを感じられます。すばら!!
3.しどけなくエモーション
はじめて自分たちで作曲・アレンジを担当した2枚目のシングル。
2ndアルバム「QUEENDOM」に収録されました。
まだまだアイドル感、歌謡曲感の残る見た目や歌詞ですが、要所要所にHR要素が垣間見える初期の名曲です。
キーボードがフィーチャーされたイントロが癖になる。
ちなみにですが、このあとの3rdアルバム「WAYS」でHRサウンドが帰ってくることになります。
4.EYE TO EYE
史上最強、最重の呼び声高い最新アルバム「SHOW DOWN」のリードトラック。
とにかくヘヴィなのに年齢を重ね、円熟味の増したサウンドや色気は健在。
海外ファンをも唸らせた、まさに女帝の一撃。最高!
実はカバーも熱い
さて、ハードでクールなSHOW-YAの皆様ですが、実はカバーもたくさん発表しています。
「Glamorous Show」という、日本のロックの名曲をカバーするアルバムを2作発表しており、
XやGLAYといったV系から、LOUDNESS、EARTHSHAKERといったメタル系、
THE MODS、イエモン、BOOWYなど、広い守備範囲を見せています。
たとえばXの大名曲、「紅」はというと、
かっこいい…
原曲に忠実なアレンジながらも、キーが上がり、女性である寺田さんが歌うことで、
色気や殺気、今すぐにでも死んでしまいそうなこの曲の主人公のナイーブさなどがより際立ち、
また違った味を感じられます。良カバーすぎ。
そして、日本の女性ロックミュージシャン、アン・ルイスさんの名曲「あゝ無情」のカバーはこんな感じ。
はいかっこいい。
こちらは逆にキーが下がり、よりヘヴィになったサウンドが気持ちいいですね。
ケバさがいいでしょの説得力が段違い。よろしすぎる。
結論:いいオンナのメタルは沼
はい。そういうことです。
男性にはない色気、強さ、しなやかさを持ち合わせた女性メタルバンド。これは深き沼です。
一度ハマったら最後、二度と抜け出すことはできないでしょう。抜けようとするやつはワイが許しません(?)
さてさて、一応これシリーズ化するつもりなので次回予告です。
次回のバンドのヒントは、「海外人気抜群」「お給仕」「くるっぽ」「実は前ちょっとだけ書いてる」です。
当たった方には弊社より、今年売れ残った福袋をプレゼントします。嘘です。絶対しません。
それではまた次回~!
コメント
コメント一覧 (1件)
皆様たくさんお読みいただき有り難うございます!!
1点訂正です。記事の中でバンドの活休と解散に触れた文がありましたが、
私の認識が間違っており、98年の解散まで活動は継続されていたそうで、
sun-goさんご本人より引用RTにてご指摘いただきました。
申し訳ございませんでした。
また、貴重なお時間を割いて反応していただき有り難うございます!!
さらにバンド公式TwitterでもRTいただきました。
大感謝です…そしてすみませんでした!!
愛する気持ちは本物なので…ユルシテ…。
読者の皆様は続編や他の記事もお読みいただけますと幸いです。引き続きよろしくお願いします!!
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