【ホントにあった怖かった話】~ヴィレヴァン店員が見た赤い服の幽霊~

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こんにちは、ドシタッパと申します

暑くなってきましたね。

暑くなってきたらやはり…怖い話の季節。

現在ヴィレヴァンではこうして私のように記事を書くライターが増えており、その中には怖い話を書く人もちらほら…。

やはり怖い話やオカルトちっくな話ってちょっとワクワクしてしまいますね。ホラーの中にあるロマンを感じます。

  

  

こうしてみると怖い話というのはけっこう人気。

では私も怖い話を書いてみるかと思ったのですが正直幽霊の類などはあまり信じていません。

めちゃくちゃビビリな人が目の錯覚などで見間違えたんだと思っています。

  

 

しかし自分が経験した、もしくは持ちネタのような怖い話なんてあったかしらと考えていた時、思い出したのです。

8年前のあの日を…。

目次

その日は3月のわりにまだ寒かった

8年前、私はその時からヴィレッジヴァンガードで働いていました。

しかし現在働いてる長崎の店舗ではなく、別の県のイオンモールさんの中にあったヴィレヴァン。

そのイオンモール内のヴィレヴァンは朝10時から開いており、従業員は開店準備があるためそれより少し前に出勤します。

 

その時、季節は3月。

四季の中では春に分類される3月ですがまだかなり寒くマフラーをして出勤していたのを覚えています。

寒い、ということで朝もまだかなり暗い時期でした。

当時の私は真っ暗な歩道を歩いてイオンに向かい、従業員入り口で出勤カードを押した後、従業員通路を通ってヴィレヴァンの店舗へ向かっていました。

赤い服を着た黒く長い髪の女を見たのはその時です。

なんか出そう…

大型商業施設で働いたことがある人は経験あるかもしれないのですがまだお客様のいない時間の、朝の従業員通路や電気の付いてないお店が並んでる光景って、めちゃめちゃ怖いんです。

 

その日の私はかなり目覚めが良く、朝の準備も余裕でこなし、開店時間の1時間くらい前にイオンの従業員入り口に到着し、早く着いちゃったしお店にコートを置いたら休憩室でゆっくりしておこうかな、と思っていました。

まだぼんやりと明かりがついたくらいの従業員通路。それでもとても暗いです。真っ暗な窓になにか映ってもおかしくないような。

横スクロール型の短編ホラーゲーム「つぐの日」をご存じだろうか?

「つぐの日」公式サイト→https://www.gamemaga.jp/tsugunohi/

主人公がただ「左に進むだけ」のホラーゲーム。

状況的にはまさにあんな感じ。

幽霊の類を信じていないながらも「確かにこりゃなんか出そうだ」と考え、怖さを紛らわすためにTwitterのTLを眺めながら歩いていました。

私が目指していたヴィレヴァンの店舗は端の方にあり、従業員通路を通った後もまだ何店舗かのお店の前を通らなければいけません。

確か眼鏡屋さんとか、マクラ屋さんとか、ダイソーさんとかがあったような。

大きなイオンだったので店舗の間に通路があり、お店に挟まれる形でスマホを見つつ歩いていました。

その時です。

え?待って今誰かいなかった?

そこはとある本屋さんの前でした。

誰かが立っていたのです。

足が止まることはありませんでしたが少し歩く速度が鈍り、頭がヒヤッとしました。

イオン館内の誰よりも早く出勤した自信のあった私はその人がスタッフではないことがすぐにわかりました。

だってここ、30分前に従業員入り口混むんだもん。

皆私のように一時間も前には来てないはず、そんな自信がありました。

しかもスマートフォンを見ながらで通過してから気づいたけど

ちょっとだけ見てしまった

本屋さんの前を通りすがった一瞬の間でしたが、赤い服を着た、黒く長い髪の女の人が下を向いて立っていた。

↑イメージ図(私作)

え?

ヤバくない?

幽霊じゃん。

明らかに幽霊じゃん。

じわじわと冷や汗が出てきました。

怖すぎて振り向くことができませんでした。

え、なんで本屋さんの前にいるの?

まだ開店前だからお客さんではないはず…

暗いとはいえもう朝だよ?

朝に幽霊なんて聞いたことない。

 

 

ん?朝…?

待てよ…

そうだよ!暗いとはいえまだ朝だよ!

勝てる!!!!!!!!!!!!!!!(?)

脳筋の私はそこで歩みをガッと止め、その正体を見てやろうと本屋さんに向かって振り向きました。

そこには!!

 

そこには…!!

 

そこには……!!!!!!

 

 

又吉さんがいました。

等身大パネルの。

 

 

等身大パネルの又吉さんは「火花」の本を持っていました。

「火花」の本は赤いのです。それを胸のあたりに持った又吉さんがそこにはいました。

赤い服を着た、黒く長い髪の女の人が下を向いて立っていたのではありません。

「火花」の本を持った黒く長い髪の、「又吉さん」の等身大パネルがあったのです。

  

つまり又吉さんだったのです。

私はその場でズッコケました。

 

…ほ、ほらね

幽霊なんてきっとこういう見間違えなんですよ?

以上、ほんとにあった怖かった話でした。

おわり

 

「火花」が気になった方はこちらから→https://amzn.asia/d/2bp41Cc

(((又吉さん、あの時は見間違えちゃってごめんなさい。

相席食堂のシーズン2 エピソード26「ちーよ」回、めちゃくちゃ好きです。

これからも応援しております。)))

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この記事を書いた人

バイトのドシタッパと申します。記事を書くのは初めてなのでがんばります。
夢はオールド・イングリッシュ・シープドッグというカワイイワンちゃんに会うことです。

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