【おそ松さん】今更ながらおそ松さんを見直したら魅力にあふれすぎてたので語ります。【2期編】

どうも！墨田です✋

前回はおそ松さん1期について熱弁しました。楽しかった……。

実は記事製作途中に、おそ松さんを見直すきっかけとなった映画作品「おそ松さん 魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会♡」を2回ほど見に行きました。

正直良すぎたのでまた記事にすると思います。お時間ありましたらぜひ読んでください。

今回もおそ松さんの魅力を語りたいと思います。

前回はこちら！

キャラクター

キャラクター立ち絵と説明欄が前回とちょこっと変わってるので、6つ子たちだけでも軽く紹介だけさせてください。

おそ松

松野家の長男。
ニート、童貞。
小学生メンタルの奇跡のバカ。
パチンコ、競馬、女の子が好き。
CV.櫻井孝宏

公式サイト「おそ松さん2期」キャラクター紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/chara/

この立ち絵好きすぎる。

おそ松のニヤリ顔からしか得られない栄養素絶対ある。
あと何気ポケットに手を突っ込んでるの、最高なんですよね…。

カラ松

松野家の次男。
ニート、童貞。
常に自分の世界に浸りカッコつけている。
……が、あまり相手にされない。
CV.中村悠一

公式サイト「おそ松さん2期」キャラクター紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/chara/

カラ松いつもビジュがいい。

やっぱりカッコつけているだけあって、他5人と比べるとしっかりキメてるんですよね。
腕まくりも健在です。

チョロ松

松野家の三男。
ニート、童貞。
まじめそうに見えてそうでもない。
自意識が高く、指摘されるとオラつく。
CV.神谷浩史

公式サイト「おそ松さん2期」キャラクター紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/chara/

1期とポーズが一緒のチョロ松。愛おしい。

前回紹介時は疑問符がついていたものの常識人枠として紹介されていたのに、2期紹介ではそうでもないと否定されています。

あとオラつくのも追記されているの、非常に好（ハオ）です。

一松

松野家の四男。
ニート、童貞。
半眼でぼそぼそと喋るアブナイ奴。
自分への評価が低い。ネコが好き。
CV.福山 潤

公式サイト「おそ松さん2期」キャラクター紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/chara/

チョロ松と同じくポーズが1期と一緒の一松。愛おしい（2回目）

自分への評価が低いことを追記されています。
自己肯定感が低いところが根がまじめなところを感じれて好きです。

十四松

松野家の五男。
ニート、童貞。
テンションとフィジカルを担当。
なんかよくわからない。
CV.小野大輔

公式サイト「おそ松さん2期」キャラクター紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/chara/

今回は動きを感じられるようなポーズの十四松。
相変わらずの長めの袖に安心感すらある。

テンションとフィジカル担当らしい。何のだろうか…松野家のだろうか…？

トド松

松野家の末っ子。
ニート、童貞。
計算高く、あざとく、心がない。
愛称はトッティ。
CV.入野自由

公式サイト「おそ松さん2期」キャラクター紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/chara/

スマホを片手におしゃれにポーズをとるトド松。

前回はドライな一面程度にとどまっていたのに、心がないと言い切られてしまう。
最初は兄弟に呼ばれることを嫌がっていたトッティという愛称もだんだん馴染んできてます。

ぜひとも見てくれ！オススメ回

前回同様に個人的にオススメの話を紹介します。
各話の簡単なあらすじ、そしてそれについての感想等を語ります。
※ネタバレがあります！！ご注意ください！！

第1話「ふっかつ おそ松さん」

2016年に幕を下ろしたTVアニメ、“おそ松さん”が戻ってくる!! 波乱を呼んだ第一期終了から時は経ち、イヤミとチビ太が目にしたものは…
はたして前回を反省し、6つ子たちはちゃんとできているのだろうか……？

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000286

（いろんな意味で）記念すべき2期1話め。
初手はお蔵入りとなった1期1話を彷彿とさせる一昔前のおそ松くん時代の絵柄で開幕します。

またアニメが再開したことを知った6つ子たちはテレビで未来の自分たち、つまり第1期放送終了後から1年半が経った世界がどうなってるかを覗く。
チビ太とイヤミは相変わらずの姿で街を歩き、6つ子のもとへ訪れると恐ろしいものを見た。
そこに映るのはアニメが大成功し富と名声を得て変わり果てた6つ子たちの姿だった。
家の前にはファン（主に女子）が大行列をつくり、6つ子たちと握手会に大熱狂。
これには二人は開いた口が塞がらない。
さらには6つ子だけでなく、自分たち以外の主要メンバーすべてアニメの成功からか大きく変貌していた。
果たしてこのままおそ松さんは再開されるのか…？

これぞおそ松さんといった回。
記念すべき1話をおとなしくお行儀よくなんてやらないのがおそ松さんらしいなと感じました。

変わり果てた姿、正直「そうなりそうだな」と予想していたところと「え？なぜ…！？」と予想を斜め上に飛び越えられたところがあって面白かったです。
6つ子たちがどうなったか、オチも秀逸なのでぜひとも見てください。
ちなみにですが、変わり果てた姿の6つ子の中ではおそ松が一番かわいくて好きです。赤ちゃんみたいで愛おしい。

第3話「げんし松さん①」、「チョロ松と一松」、「トト子の挑戦」

「げんし松さん①」
6つ子の原始人たちがマンモスを見てひらめき作り出された物とは…
「チョロ松と一松」
チョロ松と一松― 一緒にいた二人を襲う思わぬ試練!?
「トト子の挑戦」
負けられない闘いに挑むトト子。そんなトト子の挑戦をさまたげるのは、６つ子と…？

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000290

こちらは3本立て。
なんとあの有名人も赤塚区の町にやってきた回です。

「げんし松さん」では、原始人姿の6つ子たちが己の欲望を消化すべく様々な材料や技術を駆使しているお話。

ぶっちゃけると下ネタです。しょうもなすぎて笑えるので疲れてる方はこれを見て元気を出してください。

「チョロ松と一松」ではいつも通り家でだらける6つ子たち。
お腹がすき、逆に気を紛らわせるためにパチンコに向かうおそ松・カラ松・十四松・トド松の4人。
居残ったチョロ松と一松は、普段あまり絡みがない故気まずい空気を感じる。
はたしてこの空気が耐えられるのか。

この回非常に大好きです。
一松とチョロ松の絡みは、1期でもあまりなかったのでとても新鮮でした。
誰しもこういった気まずい空間に耐えがたい経験があると思いますが、まさか兄弟、しかも6つ子間であるとはとちょっと驚きです。
共感性も高いのでぜひともおすすめ。

「トト子の挑戦」では、トト子が「爆食い女王決定戦」に出場することに。
大会に向け特訓や願掛けなど行い万全の状態で臨むトト子のために、両親と6つ子たちが応援にかけつける。
応援をうけていつもより真剣に取り組もうと意気込むが、本番直前に大会MCの照英と6つ子が絡みだす。
「ニートで童貞」ということを明かした6つ子と意気投合し、大会よりも肩入れするように。
照英と6つ子の様子に気が散るトト子は、集中しようとするが…。

なんと照英さん本人が役を演じるという謎のスペシャル回。
声も聞き取りやすくめちゃくちゃ上手でした。
照英さんが気になってマジで話が入ってこないので、この紹介で気になる方は是非とも見てください。

第4話「げんし松さん②／松造と松代」

「げんし松さん②」
6つ子たちが、速さを競ってるところに現れたのは…
「松造と松代」
最近、悩み事でどこか様子のおかしい父・松造。異変に気が付いた6つ子たちは協力し家庭と、自分たちのニート生活を守ることはできるのか……？

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000295

「げんし松さん②」は前回に引き続き原始人の6つ子が出てきます。
木製のスケートボードに乗り風を感じるおそ松の前に現れたのは…？

前回と比べて下ネタ0の脳死で見れる。
原始人の6つ子、なんかお猿っぽくて好きです。
特に毛むくじゃらの十四松が可愛い。

「松造と松代」では、朝から普段と様子が違いぼーっとしている松造。
おそ松以外の5人は心配し、6人の時に松造のことを話に出すもおそ松にニートであることが悩みの種なんじゃないかと茶化す。
しかし後日チョロ松が松造に直接訪ねると、「母さんが最近冷たい」という悩みを打ち明けた。
まるで恋する乙女のような顔で「最近はあれやこれやもない」「俺のこともう好きじゃないのかな？」ともじもじしながら話す松造に、チョロ松も物陰から見守っていた5人もイライラする。
しかし親のピンチを救おうと6つ子たちは立ち上がるが…？

松造と松代の夫婦仲の良さや信頼関係が知れる、ハートフルな回です。
2期の中で個人的に好きな話上位に入るのでぜひともおすすめ。

6つ子が父親のために奮闘するところが、家族愛の強さを感じれて好きです。
結婚したら松造と松代のような夫婦仲になりたいなと思えます。

第5話「夏のおそ松さん」

「今年こそは」と意気込む6つ子たちとその脇を固める仲間たちが色んなことを巻き込んだり巻き込まれたりする!?

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000299

なんと短編も含め10本立ての回。
話のテーマはすべて「夏」で構成されています。
数が多いため、好きな短編のみ紹介となります。

「流刑」は全3編。
トド松はスタバァで働いていた女の子と海に遊びに来ており、女の子たちと仲が縮まると兄5人が現れ島流しされる短編。

本当にただただトド松が不憫で同情しつつ、兄5人を出し抜こうとする勢いが凄いなと感じます。
あと不思議なんですが、1期7話の後だとすると女の子たちはトッティが“あの”姿を見てもなお付き合いを続けてくれてるんでしょうか？だとしたらすごいな………。

「サマー仮面」では、夏を愛する男サマー仮面が登場します。
目に入る夏を満喫する者たちすべてにサマーであるかないかを言いながら街を闊歩するサマー仮面は、松野家の前で立ち止まる。
家の中でダラダラしまくっている6つ子の5人にサマーを注入しろと熱く語りかける。

この話めちゃくちゃ大好きです。というかサマー仮面が大好きです。
サマー仮面が登場するとなぜか次男カラ松はいませんが、そういうところも含めて好きです。
サマー仮面が気になる方はぜひともオススメします。
あとこれは予想ですが、なぜかカラ松推しの方は多分好きになると思うので見ることをオススメします。

第7話「げんし松さん③」、「三国志さん」、「おそ松とトド松」

「げんし松さん③」
6つ子の原始人たちが歴史に残した挑戦とは…？
「三国志さん」
漢たちが闘いを繰り広げた三国時代― その一国の中にあの6つ子たちも…
「おそ松とトド松」
トド松の合コンにおそ松が参加することになった。不安の抱くトド松をよそに合コンは思わぬ方向へ。

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000306

個人的にツボな回、7話です。

「げんし松さん③」では、いろんな意味で好奇心旺盛のげんし松たちがマンモスと戯れる（？）お話。

個人的見所は最後の博物館のシーンです。
2期はところどころに1期のネタを入れてる遊び心があるのですが、今回も例にもれずありますのでお見逃しなく。

「三国志さん」はタイトルからわかるように三国志が元となったお話。
時代は魏呉蜀が天下をとろうと三国争っている乱世、実はひっそりともう一つ国「松」という国があった。
殺伐とした緊張感ある三国と比べのほほんとした松は、帝を入れて6人という少数精鋭で呉を目指し戦を仕掛けようとする。
戦を仕掛けるというのに徒歩で向かう6人。当然ながら疲れて休むことになると、怪我をした魏の丞相・曹操と出会う。

この回は三国志を知らない人も笑え、知っている人なら倍笑えます。
やはり6つ子はどこまでいってもどんな姿になっても6つ子なんだなと感じあきれつつも笑いがこみあげてくるので、是非ともおすすめ。

個人的には6人のやられセリフがめちゃくちゃ大好きなので、そこにも着目してみてほしいです。

「おそ松とトド松」では、友人あつしくんから紹介された女の子との合コンにおそ松を誘うトド松。
打ち合わせをするも、合コンが始まる前からテンションMaxのおそ松にトド松も咎めるも聞き入れない様子。
気を抜くと下ネタやセクハラしそうな兄に釘を指すトド松。
合コン場所の居酒屋個室にて事前に堅めの宣言をし熱い握手を交わすも、合コンが始まるもおそ松の様子がどこかおかしい。
果たして合コンは成功するのか…？

この回はおそ松とトド松が女の子の前だとどうなるのかがよくわかる回です。
ちなみにこの二人大好きなのでマジで笑い止まりませんでした。

個人的にはトイレでおそ松に詰め寄るトド松と、弟と揉めたくないと本心をこぼすおそ松が大好きです。
あとトド松がテンパりすぎておそ松を呼び捨てにするところも好きです…。あれからしか得られない栄養素あります。

女の子に対してある程度耐性があるトド松、対して近距離で女の子と話したことあるのはトト子ちゃんくらいのおそ松。
どちらが女の子と打ち解けれるか気になる方はご覧あれ。

第11話「復讐のチビ太」

「復讐のチビ太」
チビ太の怒りをかってしまった6つ子たち。嵐の夜に一人、また一人と松刈りを始めるチビ太。果たして逃げ切れることはできるのか…!?

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000333

ホラーギャグテイストな回です。

いつものようにチビ太のところで飲もうとする6人。
しかし溜まり溜まったツケを払わないとおでんも酒も出さないと怒るチビ太に、お金がないのに深いわけがあると語るおそ松たち。
お金がないのに美味しいおでんが食べたくて来てしまう、でもいつまでもツケで行くのもだめだと言って帰ろうとする6人に仕方ないとおでんと酒を出すチビ太。
ところが翌日6つ子たちがパチンコと競馬場から出てくるのを見かけると怒り狂って追い回す。
さらにはチョロ松の頭にかみつくチビ太を離そうと5人が引っ張ると、大事なチビ太の髪の毛が抜けてしまった。
うなだれるチビ太をおいて逃げる6つ子に、復讐心を燃やす…。

これめちゃくちゃ怖いんですが、めちゃくちゃ面白くて笑えます。
ビビりの私でも見れるハッピーホラー（？）です。

最後のオチまでずっとドキドキしながら見れる秀逸なギャグ回なのでぜひともご覧ください。

第13話「年末」、「戦力外通告2017　クビを宣告された末っ子」

「年末」
年末のショート集！！
「戦力外通告2017 クビを宣告された末っ子」
２期に入り不調が続くトド松。ついに松野家から戦力外通告を受けてしまい。。。

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000335

年越し前に見たい年末スペシャル回です。

「年末」は年末をテーマにした短編集。
年末に何もやっていないことへの焦燥や、宝くじ。雪像に年賀状などなど。

オススメは冒頭のおそ松とチョロ松による年末になにかいいことをしてやった気になる小話が好きです。
雑に扱われるイヤミがツボ。

「戦力外通告2017 クビを宣告された末っ子」では、前半登場しなかった末弟トド松メイン回。
ドキュメンタリー風になぜ6つ子からクビ宣告されたのかを語られる。
戦力外通告されたトド松はなんと一人色のついてない無地のパーカーを着て川原で野宿していた。
それまでの経緯を順を追って紹介していくが……。

前半Aパート「年末」を見ていて違和感に気づく方もいたでしょう、トド松だけが画面に一切映らないことを。
すべては戦力外通告されていたからでした。
戦力外通告とは………？？

野球ネタ盛りだくさんな上、今までのなんでもないシーンまでもが伏線であったことを知れる手の込んだ回なのでぜひともオススメ。

第14話「実松さん　第九話」、「ＵＭＡ探検隊」、「チョロ松事変」

「実松さん 第九話」
相変わらず会社でうだつの上がらない実松。そんな実松にある日、奇跡が起こる！？
「ＵＭＡ探検隊」
未確認生物UMA。そんな人類のロマンUMAを探す冒険へ、イヤミ隊長、十四松、ハタ坊が出発する！
「チョロ松事変」
年が明け、良い機会だからと茶髪デビューするチョロ松。リアクションに困っていた一松、十四松、トド松の前におそ松とカラ松まで現れて。。。

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000336

年明け回はいつ見ても濃い。
今回はいつもより特別濃い回です。

年明け恒例となった「実松さん」は、誤認逮捕される始まり方。
会社ではその誤解が解けず、以前よりも冷遇される実松。
ある日、社用車を運転する実松は事故に遭います。
ところが名前を呼ぶ声で目を覚ますとそこにはおそ松がいる世界で、目の前にはおそ松が。
おそ松達と過ごし少しずつ心を開く実松だったが…。

実は「実松さん」設定が妙に凝ってて地味に好きなんですが、今回は考察せずにはいられない回でしたね。

「おそ松さん」の世界線と交わるという初めての現象に、当時の視聴者もかなり驚いたようです。
考察好きな方は1期14話の「実松さん」も合わせてぜひ見てください。

「UMA探検隊」はイヤミ・十四松・ハタ坊の三人による短編。
未確認生物UMAを三人で探し確保する旅へ、珍しいメンバーが挑む。

一番やる気があるイヤミ、遊び感覚で参加しに来た十四松とハタ坊という温度差を感じるメンバーに思わず笑みがこぼれるショートストーリーです。
なごみます。

「チョロ松事変」では新年早々茶髪になった姿を一松・十四松・トド松にイキった様子でお披露目。
が、この茶髪死ぬほど似合ってなくむしろダサかった。
弟たちはなかなか「ダサい」と言おうとするも、兄の圧に耐えきれず言い出せない。
そこへおそ松とカラ松ややってくるが…？

チョロ松節がききまくった最高の回です。
1期19話の自意識ライジングは健在のチョロ松、非常に成長がなくて愛おしいですね。

なにより兄の圧に強く出られない気遣いができる下三人がちょっとかわいそうになる回です。特に一松。
チョロ松がどうなったか知りたい方はぜひともご覧あれ。

第16話「宇宙海賊／グルメ回／となりのかわい子ちゃん」

「宇宙海賊」
宇宙海賊シャーザー、この宇宙に飽き、自らの過去を捨て、顔を捨て、新たな道へ進むことを決意した。しかし彼を狙う追っ手からは逃れられず・・・
「グルメ回」
松造は実はグルメな男。松造が作る究極のおでんとは！？
「となりのかわい子ちゃん」
松野家の隣に「犬山キン子」というかわい子ちゃんが越してきた。キン子と奇跡的に仲良くなった６つ子は奇跡的に初デートに行くことになったが、その日はなんとトト子との約束が入っており・・・

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000341

16話は個人的にお気に入りです。
今回もパロディやオマージュもりもりなのでぜひとも元ネタを探してみてください。

「宇宙海賊」では、いつもとタッチが違うSFアニメ調な絵柄。
宇宙海賊シャーザーは美貌、金、力、女等人々が欲しがるものすべてを手に入れていた。
ある日突如すべてに飽きてしまい、顔を作り変え宇宙のどこかへ消えてしまった。
しかし敵は彼を追い求め、とうとう追い詰めたようだが…？

たまにある、手の込んだギャグ回ですね。
おそ松さんはこういった悪ふざけを全力でしてくれるので楽しんで見れます。

「グルメ回」では松野家みんなでおでんを食べにチビ太の屋台へやってきた。
松代も6つ子もおいしいと言いながらおでんを楽しんでいたが、松造の様子がおかしい。
なんとチビ太のおでんの味に納得がいかないようで、チビ太のおでんを「素人が作ったただのごった煮」とまで言った。
あまりのキャラ変に驚くおそ松たちをよそに「究極のおでんを食べさせてやる」と名刺をひとつ置き、家族をおいてどこかへ行く松造だった。

松造の声優・井上和彦さんを存分に生かしたギャグ回です。
こちらはわかりやすいくらいパロディしているのでぜひとも元ネタを知っている方はご覧ください。

「となりのかわい子ちゃん」は松野家の隣に「犬山キン子」というかわいい女の子が引っ越してきた話。
奇跡的にも6つ子たちと次第に仲良くなり、なんと6対1でデートに行くことに。
しかしその日はトト子との先約がある日でまさかのダブルブッキングに。
とある理由によりキンちゃんとのデートを断腸の思いで選んだ6つ子は、トト子ちゃんに断りの連絡をするが……。

新キャラの可愛い女子「犬山キン子」ちゃん、めちゃくちゃ性格も良くて可愛いんですよね…。
おそ松さんに出てくる女子の中で数少ない活発女子で、そして珍しく裏表がないタイプ。もう普通にすきーーーーッッ！！！！

また珍しくトト子が嫉妬しているシーンが見れる貴重な回です。
個人的にはおそ松推しに見てください。私（おそ松推し）は見て卒倒しました。

第18話「イヤミはひとり風の中」

古き良き昭和の雰囲気漂うハラペコ町。
裕福ではないが町は活気に溢れ、そこに住む人々は一生懸命に暮らしていた。そんなハラペコ町で働きもせず、だらしない生活を送るイヤミが出会ったのは「菊」という目の見えない少女で・・・

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000353

イヤミが主役回は神回ばかりですが、18話はおそ松さんの数あるシリアス回で特にじんわりと泣ける素敵な回です。

古き良き昭和の街「ハラペコ町」では、たくさんの人々が住んでおり豊かではないものの活気に満ちあふれていた。
そんな街で働かずにだらだら暮らしていたイヤミは、目の見えない花売りの少女「菊」に出会う。
道路に落としてしまった売り物の花を拾えず困っていたところに、イヤミは声をかける。

この話本ッッッッ当に大好きです。イヤミがいつも以上に大好きになります。

元ネタはおそ松くんで描かれた同名エピソード。普段と違う健気なイヤミと、義理人情にあついハラペコ町に目頭が熱くなるシーンもあります。
普段はどうしようもないキャラクターたちですが、やはり憎めない人間味あふれたところもあるのを感じさせる、まるで映画のような話でした。

脇役の6つ子たちもチビ太もいい味を出しているので、ぜひとも見てほしいです。
ちなみに私は好きすぎて定期的に見てます。

第19話「デカパン大統領／ふくわ術／バレンタインデー／デリバリーコント」

「デカパン大統領」
ノリで大統領になったデカパン。ふと自分の部屋に気になるボタンがあるのをみつけて・・・
「ふくわ術」
チビ太とハタ坊を人形の代わりにして、でたらめな腹話術で近所の子供達から金をぼったくっていたイヤミ。そんなイヤミに一攫千金のチャンスが！？
「バレンタインデー」
やはり今年ももらえない。悪夢の１日バレンタインデー。どうしてもチョコがほしいおそ松たちはついに行動に出る！！
「デリバリーコント～本当は話が進まない 白雪姫～」

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000354

「デカパン大統領」では大統領になったデカパンが謎のボタンを押したい話。
しかし押せばすべてが終わるといって止める秘書・トド松。
はたしてボタンを押してしまうのか…？

ちょっとデカパンが可愛く感じるこの回。
押し問答が繰り返される王道のやりとり、ですが飽きを感じさせません。
みんなが予想するオチ、しかしわかっていても見てしまうのでぜひ見てほしいですね。

「ふくわ術」では、前回いいところを見せたイヤミ、そしてチビ太とハタ坊がメイン。
チビ太とハタ坊を人形に見立ててふくわ術ショーを行うイヤミは、見物していた子供たちと十四松からお金を巻き上げていた。
最初は騙し上げて稼いだ金で豪遊する目的のイヤミ＆チビ太、そして人形になる遊びが気に入ったハタ坊だったが、突如人形役に尿意と便意を襲う。

イヤミとチビ太とハタ坊の三人メイン回です。
18話のようなイヤミも大好きですが、やっぱりイヤミはこうでなくちゃなと思いますね。

痛快なオチも見所の「ふくわ術」ですが、個人的に着目したのが観客の子どもたちに混じっている十四松。
やはり感性が子供と似ているのでしょうか…。明らか知り合いがやっているとわかる状況でも楽しんでいたのが不思議でした。

「バレンタインデー」はその名の通り6つ子たちがバレンタインデーを迎える回。
カレンダーを確認してから朝から様子がおかしい6つ子たち。
特に用もないのに家の扉や冷蔵庫を開け閉め、外に出てきょろきょろしたり、ゴロゴロ床で転がったりと落ち着きがない。
家に戻りチョコに興味がない素振りや発言をするも、トド松の欲しいという素直な言葉に感情が爆発。チョロ松はチョコが欲しすぎてチョコ松になりたいなんて言う始末であった。
しかし今年こそはもらおうと外出する決心をする6人。意気揚々と外出するが…？

狂気！誰も正気じゃないバレンタインデー回！
1期のクリスマスの時点で察してはいたものの、クリスマスの比じゃないくらい6つ子たちが狂っていて最高です。

人は狂気に陥るとここまでしてしまうのか…と恐ろしさも学べます。
途中から哀れで震えるのでおすすめです。

「デリバリーコント～本当は話が進まない 白雪姫～」ではトト子とにゃーによる白雪姫のコント。
尺が余ったため二人によるコントが始まるが…。

チョロ松が喜ぶ最高のデリバリーコントのメンツ。
この二人好きすぎるのでこの回本当にうれしかったです。

第21話「深夜の日松屋」、「BANANA」、「ニート矯正施設」

「深夜の日松屋」
飲み会後のよくある風景。ラーメン日松屋でぐだぐだしているおそ松たち。
「BANANA」
一攫千金を狙うトティ美にまさかの展開が！！
「ニート矯正施設」
まさかのニート矯正施設に６つ子を預けることにした松代。しかし入れるのは一人だけになってしまい・・・

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000361

2期の中でも屈指の回です。
ちょっとハートフルもあり…。

「深夜の日松屋」は中華チェーン店で出来上がっている6つ子たちの話。
酔っている為シラフでは絶対笑わないくだらないネタでずっと笑うニートたちだが…。

このゆるさとしょうもなさが個人的に一番ツボで笑えました。
飲むシーンや飲んでるシーンはあれど、その際の会話は今まであまり描かれなかったので結構貴重です。

個人的見所は兄弟それぞれの笑い方の違いがすごくわかるので見てほしい。
見る時は深夜だとなお笑えるのでぜひお試しあれ。

「BANANA」は高収入バイトに興味を持つトティ美の話。
繁華街を歩きながらお金がないことを嘆くトティ美、すると目の前に高収入バイト紹介サイトの広告「BANANA」を見て目を輝かさせる。
早速BANANAの紹介で面接を受けるも、一発ギャグやモノマネに仮装などトティ美が思うより高収入バイトは過酷で絶望する。
トティ美が望む短時間でパパッと稼いで一発逆転できることとは…！？

新たなキャラ・トティ美らが登場するBANANA回。
某高収入バイト紹介サイトと似た歌が非常に耳に残ります。

トティ美の声優入野さんがめちゃくちゃいい感じで歌ってくれていて、正直これ車で流しながら走っても誰も気づかないのでは？というレベル。
強引なオチも癖になるのでご覧あれ。

「ニート矯正施設」は松造と松代にとあるセールスマンが訪問する。
ニートをとある施設で矯正し、立派な大人へと変貌させるという怪しいことこの上ないですが、今なら一人無料で矯正してくれるとのことだった。
松造とは反対に乗り気の松代は、6つ子のうちの一人を施設に送ることを決めた。
とは言っても誰を選べばいいか悩んでしまい、チョロ松に相談をすることに。
はたして6つ子たちの中で施設に送られるのは誰なのか…？

松野家の良さが詰まった回です。
両親を困らせる6つ子たちの普段のダメっぷりが垣間見えます。
見ると「やっぱり親って、どんな子でもめちゃくちゃ可愛くてしかないんだな…」と感じるので、親を大事にしようと思いましたね。

より一層松野家が大好きになれるのでぜひとも見てください。

第23話「深夜の日松屋②」、「ダヨーンとダヨーン」、「悩むイヤミさん」、「深夜の日松屋③」

「深夜の日松屋②」
飲み会後のよくある風景。ラーメン日松屋でぐだぐだしているおそ松たち。第2弾。
「ダヨーンとダヨーン」
これまで謎に包まれていたダヨーンの生活が明らかに！！そしてダヨーンの前にもう一人のダヨーンが現れて！？
「悩むイヤミさん」
最近、おそ松さんをやっていく自信が無くなったイヤミ。番組プロデューサーに相談するも・・・
「深夜の日松屋③」
飲み会後のよくある風景。ラーメン日松屋でぐだぐだしているおそ松たち。第3弾。

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000372

「深夜の日松屋②」は前回と同じく中華チェーン店で飲む6つ子たち。
しかし時間は進み深夜、だらだらと飲み続ける兄たちに帰ろうとトド松が促すも拒否する5人。
後ひと盛り上がりないと帰れないという中で、十四松がとある提案をする…。

深夜飲み特有のあるあるが詰まった回です。

結構帰ろうと言い辛いんですよね…こういう長引いた飲み会って…。
その点トッティは帰ろうと促せる力があってえらいなと思いました。

「ダヨーンとダヨーン」では、謎に包まれたダヨーンの日常に触れる回。
1人暮らしをするダヨーンは会社でも頼れるが愛嬌ある会社勤め。
そんなある日電車に揺られ帰っていると、自分と瓜二つの男が目の前にいた。
後をつけると男は「木村」という名前で、妻子持ちでしかも一軒家持ち。
ダヨーンに気づいた木村は二人で話そうというが…。

普段何をしているか不明のダヨーンがどんな生活をしているかわかる回です。
スーツを着ているだけあってやはり6つ子やイヤミとは違って立派な社会人なダヨーンでした。ちょっと意外。

そして瓜二つである木村なんですが、たれ目のダヨーンと違い、目はキリッとしており声も深みのある低い声でした。
全くそっくりというわけでもないのがちょっと凝ってますよね。
衝撃的なオチなのでぜひともお見逃しなく。

「悩むイヤミさん」はアニメ『おそ松さん』への自信を無くしているイヤミのお話。
真っ白な背景でロープと台座を持って現れるイヤミ、おもむろに首吊りを謀るイヤミに大慌てでプロデューサーが止める。
理由を尋ねると「ミーってこのアニメでなんか浮いてないザンスか？」「ミーって人気あるザンスか？ないザンス。」と自身の悩みをはっきりといった。
プロデューサーは必死にフォローするもイヤミは疑惑の目を向けるので、だれかほかに助けを求め呼びに行くとおそ松とチビ太がやってきた。
果たしてイヤミの悩みは晴れるのか…？

メタ発言ばかりの問題回でとっても好きです。
もともと声優さんが好きで見てる人は特に面白いんじゃないでしょうか。声優さん好きの私はめちゃくちゃウケました。

このネタはおそ松さんのラジオ番組「シェーWAVE」からきているのもあって、結構生生しいことやメタ的発言が出まくっています。
なんならイヤミじゃなくてほぼ中の人が出てきているシーンもあるので、気になる方はぜひともご覧ください。

「深夜の日松屋③」は時間軸がさらに進み、再び料理と酒を楽しんで酔っている6つ子たち。
一松曰くそろそろタイムリミットな6人は己の将来について考えていた。
しかし何が自分に向いているかわからないというカラ松に十四松はあの仕事しかない！と答え、他も続いて答えていく…。

まだまだ帰らず飲み続ける6つ子たちが、よくある飲み会の戯言を言ってる回。
それぞれが違う仕事に就くべしと言って、かつそれっぽい理由を並べているので面白いのでぜひご覧あれ。

あと酔ってる時の呂律が回ってない感じがそれぞれ違うのでそちらも注目してみてください。
そういえば酔ってる時ほど気持ちがデカくなるあの現象ってなんでしょうね…？

第24話「桜」

「桜」
松造が倒れてしまい今後の人生について真剣に考える6人。それぞれがまた新しい生き方を模索し始める…。

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000373

2期24話は1期24話と対照的な成長を感じる回です。

春先、いつも通りの日常を過ごす6つ子。遅くに起きてご飯を食べ喧嘩をしつつ用意を済ませ出かける。
そんないつもの日常を楽しんでいるとき、トド松のスマホへ母から電話があった。なんと松造が倒れたのだった。
無事とは言え、自分たちが働かずにいたせいではないかと思う6つ子たち。これがきっかけで就職や自立を考えた方が良いのではと言うおそ松、文句を言いつつもやるしかないと覚悟を決める6つ子たち。
母の家事を変わってやったり、バイトをしたりと今までとは違って真面目に自分たちができることをこなしていく。
しかしおそ松は一人悩んでいた、そんな中トト子に出会う。
トト子にぽつりぽつりと悩みを話す、このままでいいのか、みんなバラバラになってしまったと。俺カッコいい？まだおそ松でいれてる？と不安をこぼす。
彼女も何でもないようにおそ松のいうことを静かに聞いて、彼女らしいアドバイスをする。
トト子に悩みを打ち明けて少し楽になり考えもまとまったおそ松は、翌日朝から弟たちを集合させた……。

1期とは別の意味でこの回しんどいッッッッッッ！！！！！となる回でして…

2期では1期と違い、おそ松が自立しようと述べるんですよね。

また兄弟のバラバラになってるといっても物理的に家から出るなどではなく、実家で暮らしつつ就職やバイトなど己のできる範囲で自立しています。

前回のように一松が行き倒れそうになったり、十四松がけがをしたりとそういった明確な不安要素もありません。

ここからは個人的解釈ですが、これだけ対照的なところが多い2期24話ですが、以前記事でも言った「子供のような大人のおそ松」の根本的なところは変わっておらず、6つ子であることを固執しているのも同じのままだと個人的には感じました。

それ故バラバラになってしまっている現状とおそ松である現状に悩んでいたのではないのかなと思います。
1期では変わることを決められなかった、2期では変わらざるおえなかった。ここが決定的な差なんだろうというのが私の見解です。

おそ松はいったい弟たちに何を話すのか、そしてこれからの6つ子たちは…？
ぜひともあなたの目でご覧あれ。

第25話「地獄のおそ松さん」

「地獄のおそ松さん」
前話で宝探しにでたイヤミが乗った飛行機が松野家に落ちた！最終話にしてまさかの全員死亡。死んでしまった6人が落ちたのはまさかの地獄！！果たして6人の運命は！？

公式サイト「おそ松さん2期」ストーリー紹介ページより　https://osomatsusan.com/2nd/story/detail.php?id=1000374

今回もですがあえてなにも情報を得ずに見てほしいです。

1期ほど出オチレベルのネタバレはないんですが（あるっちゃあるけど）、あまりに作品として良すぎるので24話から一気に0情報で見てほしいんですよ……。
ちなみに私は2期の中で一番大好きです。

展開も演出も今までよりもずっとエモくて激熱です。
2期のみならず1期を含んだ今までのアニメ全話が伏線となっているので、ぜひとも1回のみならず何度も見返してみてください。

最後の怒涛の展開に、これでいいのだ！と思えるオチ。
2期最終話、きっとあなたを楽しませる素敵な回なので必見です！

最後に

いかがでしたか？

前回もそうだったんですが紹介する話を選定する作業が一番キツいです。
だって全部紹介したいくらい面白いので……。

私の記事をきっかけに以前見ていたけど2期見ていなかった人や以前も見ていたけどもう一度見直したくなった人、もちろん初見の人も見るきっかけに少しでもなればいいなと思います。
どうかこれをきっかけにおそ松さんを知って、そしてアニメを見て笑える日々を過ごしてもらえれば幸いです。

2期もたくさんの魅力を語れて楽しかったです！
次回は「えいがのおそ松さん」について語らせていただこうと思います。

それでは！