「あの頃の僕にはもう 戻れないよ。」

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こんにちは!こんばんは!

最近「ヴィレヴァン!」(ヴィレヴァンを舞台にしたドラマ)
をまた見返して


ヴィレヴァンっていいな~


って気持ちに浸ってる派手髪ウルフです。





「ヴィレヴァン」でもサブカルチャーを語っているシーンがとても多い
そんなヴィレヴァンでも有名な
「浅野いにお」先生の
前回紹介した「ソラニン」


☟前回のはコチラから読めます☟



その第2弾!!!!!

目次

個人的好きなシーン

まずは個人的に好きなシーンから語っていこうと思います!!!!

「・・・・・バカなんじゃないの?」

芽衣子が働いてる会社で
後輩の女の子の代わりにコピー機を直しつつ
彼氏(種田)のことを聞かれ答えてるシーン


後輩ちゃんの自慢が始まって
ムカついた芽衣子が
「直ったよ、コピー機くらい直せるようになろうよ」
中指立ててる手をコピーしてる


・・・最っっっっっ高!!!!!!(笑)


さすが芽衣子さんだな~って思う



でも自分が芽衣子の立場でも
中指立てちゃうだろうな~~~~☆(心の中で)

「・・・ねえ種田。あたし会社辞めちゃおうかな。」

会社が耐えられなくなった芽衣子



「東京には魔物が住んでおります」




上京してきて種田たちと出会い
その時はきっと東京にも憧れを抱いて
空も広く感じてたのに


社会に揉まれ
好き勝手にも生きられず我慢の日々

会社を早退した芽衣子が
家で眠っている種田に


「会社辞めちゃおうかな。
・・・なーんて、ウソ。ウソでーす。」


とボソッと呟いた時



「辞めちゃいなよ。本当に芽衣子がそうしたいなら。
 ・・・きっとどうにかなるさ。

「たとえ誰かに馬鹿にされたり、将来が真っ暗で見えなくなったり、
 行きつく先が世界の果てだったとしても、
 芽衣子と俺は一緒なんだから。」

「・・・てゆーか、俺がどーにかする。




・・・・・種田ああああああああああああ


かっこいいよ、種田
グッジョブだよ、種田

種田にそう言われるの想像すると泣ける

かっこいいイケメンが言っても違うんよ

種田だからこその良さがあるんだよなあ。




・・・作者の浅野いにお先生は種田好きじゃないらしいけど(笑)




まあでもこの後本当に芽衣子は会社辞めて
種田は
「え!?この先俺らどうするの!?」
と焦り散らすんですけどね(笑)

「さすがに1日3回は多すぎ・・・・」

ビリーの実家の薬局の入り口にある「カエル」

それをいつもポストと間違えて
「カエル」の口にハガキを入れようとするおじいちゃんがいる

ビリーは
「・・・おい!じいさん、ポストはこの先にあるよ!」
って毎回教えてあげるんだけど
何回教えても「カエル」に入れようとするおじいちゃん


ハガキは亡くなったおばあちゃんの為に
自分の家の宛先で書いている


「ばあさんが向こうできっと退屈しているから。
 こうやれば私のことをまだ憶えててくれそうで。」



おじいちゃん・・・・・(泣)




人生とは


そんなデカい問題を考えながら
おじいちゃんの為に毎回ポストの場所を教えるビリー


1日のうちの3回目のおじいちゃんの間違いに

「うぉい!また来たのかじいさん!!さすがに1日に3回は多すぎ・・・・」

とビリーがいったとき
おじいちゃんが
ビリー宛に

「いつもありがとう」


というハガキを手渡していた・・・・




ほっこりするうううう
最高にかわいい
良い人

・・・種田がいたことを証明し続けること

種田が事故死してから種田のお父さんが荷物を取りに来た時のシーン


お父さんの帰り際



「・・・すみません。
 なんていうか、あたしさえいなければ、種田はこんなことにならずに済んだのかなって・・・」


そう言う芽衣子に対して


「違うよ。「東京で大切なものが見つかったから」って。
 きっとそれは芽衣子さんのおかげなんでしょう?」

「それでも芽衣子さんが責任を感じてるなら
 どうか成男を忘れないでやってください。」

「アイツがいたといことを証明し続けるのが、あなたの役割なのかもしれない。」



これが芽衣子にとってバンドを、音楽をやるキッカケになるんですよね



誰でも一緒に住んでた彼氏が
自分との生活で悩んで飛び出して
その帰り道で事故死したら
そりゃあ責任感じるよなあ

でも息子を失った悲しみだってあるはずのお父さん
それでも相手を思いやる気持ちと
純粋に思った事を言ったまでかもしれませんが
この言葉で芽衣子はかなり気持ちが楽になったと思うし
自分が出来る存在証明を見つけて
そのときの活力にもなったはず

・・・なんか今、一瞬・・・・
・・・いや、まぁ偶然なんだろうけど・・・・

このシーン一番好き!!!!!!


芽衣子がバンドに入れてほしいと
種田のバンドメンバーだったビリーと加藤に頼んだ時

なんやかんやで承諾してもらって
さっそく3人でスタジオに入る

加藤からエフェクターとアンプの使い方を一通りなんとなく教えてもらって
一回音を出した瞬間



種田の残像が




「アンプのセッティング、種田とまったく一緒だった。」




偶然にしたってこれは何回見ても鳥肌立つ
たまたまだとしてもこれはすごい
奇跡だとしても運命的



そしてスタジオ終わりに飲みにきて
芽衣子が吐きそうになってトイレに駆け込んでいく間
なんだか浮かない顔のビリーに加藤が

好きなもんに理屈なんて考えんなよ。
 お前だってホントはもっとドラム叩きたいんじゃん?」

「なあビリー、やろーぜ。」


と言って

「・・・おう。」

と意志を決める




男の絆というか
もちろん大事な仲間も失って
バンドだって簡単にできるもんでもないし
一回プロの夢を目の前でなくしたからこそ
躊躇してしまうなか
やっぱり好きっていいよなって再確認して
背中を押しながらも手を引いてくれる友達


最高だ、このメンバー

曲が・・・・終わった。

加藤の後輩から出演を誘われたライブ当日。


ステージにいざ立つと視界も頭も真っ白になってしまう
そんな中


「芽衣子!なーにびびってんだよ。もうはじめようぜ?」

と加藤

「失敗なんて気にすんな。俺らがフォローしてやるよ。
・・・芽衣子。おもいっきりやってやれ。」

とビリー




もうなんなんこの2人
かっこいいよ
私もロッチ(バンド名)のメンバーになってこの2人にこう言われたい。(笑)




たくさんいろいろ間違えて
メチャクチャな演奏だったけど
最後にやった種田が作った

「ソラニン」

それだけは間違えずに歌えた芽衣子



この曲が終わったら、またいつもの生活がはじまるんだ




曲が・・・・・
・・・・・・・終わった






その後にビリーが芽衣子の手を取って
みんなで拳をあげたラスト


全員のやりきって満足している顔




いいなああああ
バンドやりたいいいいいい



ってこのシーン見るたびに思います(笑)

実写映画での個人的好きなシーン

実写映画も
わりと忠実にそのまま再現されていて
先程紹介した好きなシーンは
そっくりそのまま実写映画でも言えるんですけど
個人的にここは譲れない好きなシーンがありまして・・・・




最後のライブシーン






・・・・え?さっきも言ってたって?????



いやそうなんだけど
こちとら音付き!!!!!


ASIAN KUNG-FU GENERATIONの
「ソラニン」
はもちろんのこと


そこだけじゃないんですよ・・・・



あんまり知られてないと思うんですが
「ソラニン」を演奏する前にやっている曲


「ささやかな」


これ、私の世界で一番大好きなバンド
「SUPER BEAVER」の曲なんです!!!!!!



本編はこんなに全部は流れないんですけどね




初めてこの映画を見た時は
まだ存在を知らず
なんならバンドにもそんなに目覚めてなかった私
8歳年上のお姉ちゃんが昔ヴィレヴァンで本担当してて
「浅野いにお先生」の作品好きだったんですよね
(おやすみプンプンとか)
んで確か一緒にこれ観た気がする


そう、話を戻して
後から観返した時に

え!?!?!?
あおいちゃんがビーバーの曲歌ってる!?


って大歓喜だった私(笑)


SUPER BEAVERって?????
って方もいると思うので
こちらの記事でSUPER BEAVERも語っているので
気になった方は読んでみてください!







「ソラニン」

アジカンの「ソラニン」はもうみんな知ってるよね


なんならソラニン見たことなくったって
知ってる人は多いはず!!!!!





何回聴いてもいい曲



これは原作の「ソラニン」の作中に出てくる
種田が作った「ソラニン」
そう、浅野いにお先生が考えた歌詞をもとに作ってるんです


そしてソラニンの誕生のきっかけは
「ASIAN KUNG-FU GENERATION」なんです!!

アジカンの新しいアルバムのタイトルが
「ソラニン」と彼女から聞いた浅野いにお先生。
でも実際のタイトルは「ソルファ」(笑)

そして「ソラニン」の意味を調べて語感と意味を気に入り
漫画のタイトルを「ソラニン」にする事に!!


そんなアジカンが「ソラニン」を歌っているなんて
もうなんだかすごいんだよなあ。




そしてMVでギターボーカルの後藤さんが弾いてるギター
実写映画で種田が弾いてるギター
映画でのキーアイテム
これ前に島村楽器に売っててちょっと真面目に欲しくなった



撮影している現場も
原作・実写共に舞台になっている
「小田急線 和泉多摩川」

ちなみにこの場所は
いろんな撮影に使われています!!!!

その中でもサンボマスターの
「輝きだして走っていく」


加藤役の近藤さんのバンドだからこそ
尚更なんだかエモい。






実写映画でのライブシーン

あおいちゃんの「ソラニン」めちゃくちゃいい!!!!

もちろんアジカンの「ソラニン」もいいんですけど
女性ボーカルで
しかもこんなにパワフルに歌えるなんてびっくり

このシーンは本当に私の好きが詰まってます

はるよこい / #29

ソラニンの新装版の最後に
「はるよこい」

ソラニンの11年語の話、「29話目」が掲載されています


こちら新装版「ソラニン」!!




「はるよこい」
全くソラニンの登場人物とは関わりのない人物の話なんですが・・・

部屋探しをしている男女
その部屋にはギターピックが落ちていて・・・

そう、きっとあの2人が生活を共にしていたあのアパート

そしてその男女はあの2人が乗ったあのボートにも乗って
前の住人がどんな人だったのかなんて妄想話して
2人は最後に別れ話をする


なんだか昔のあの2人がちらつく
切ないけど・・・
この女の人にもあの子のように
「未来」が見えるといいな



「#29」
11年後の芽衣子たちの生活
あのみんながどう大人になって成長していったのか
ここで明かされるわけです

ビリーと加藤はまだバンドをやっているし
アイちゃんはまだ加藤と続いていて
芽衣子は年下の彼氏ができて結婚して子供もできて
バンドのライブを観に行ってみんなが集合するわけですが
芽衣子の姿を見つけた瞬間のビリーと加藤の顔が忘れられない


あの時こうしてれば あの日に戻れれば

あの頃の僕にはもう 戻れないよ

Uta-Net – https://www.uta-net.com/song/91828/


ソラニンは別れの曲に聴こえますが
ここまでソラニンを読んで
もう一度聴いてみると
そういうわけではないのかもしれません


時は止まることはないし
自分も歳を取って
出会いも別れも繰り返して
いろんな経験をして
前に進んでいく







あの頃の自分にはもう戻れない
だけどなんとかやろう
前を向いて




最後に

最後まで記事を読んでくださってありがとうございました!

「ソラニン」
何回読み返してもその度に新しい発見というか
気付かされることが多く
なんだか「自分だけじゃない」って安心材料になるというか(笑)

バンドも好きで
だらしない好きな事だけしたい私からしたら
本当に最高の作品です



「浅野いにお先生」の作品は
まだまだ最高の作品がたくさんあるので
またの機会に紹介したいと思います!


私の記事で「ソラニン」気になってくれた方
「浅野いにお先生」の作品読んでみようと思った方
また「ソラニン」見返してみようかなと思った方
そんな方がいたら嬉しいです


ありがとうございました☆

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この記事を書いた人

派手髪ウルフカットの店員
バンド大好き
シルバーアクセサリー大好き
こう見えて保育士・幼稚園教諭の免許持ってます
子ども蹴りそうとか言わないで

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