平成の鬼才「そばかす魔理沙の人」が送り出す作品群について

シェアしてね!😘
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事は東方Projectの二次創作です。

目次

はじめに

そばかす魔理沙の人について話す前に、まず東方Projectについてお話させていただきたい。
東方ProjectはZUN氏が個人で製作するインディーゲーム作品群の通称であり、作品数はゆうにゲームだけで20を超える。
様々な能力を持った美少女たちを相手に、主人公の博麗霊夢、霧雨魔理沙らが立ち向かう。


ほかのインディーゲームと比べて大きく異なるのが、ファンメイドに対してとても寛容である点だ。
東方を題材にしたファンメイドの作成や収益化を広く認めているため、有志の人や、企業までもがこの東方を題材にゲームやグッズを作り出してきた。

そのため、東方として知られる作品の姿は、ZUN氏が作り出したオリジナルのものよりも、ファンや企業が作り出した二次創作のもののほうが知られていると言っていいだろう。

その一部を紹介したい。

引用元:東方ロストワード攻略wiki – アルテマ より
https://altema.jp/lostword/
それぞれ博麗霊夢、霧雨魔理沙、蓬莱山輝夜。上二人は知っている人も多いのではないか。



まごうことなき美少女だ。
東方はこのように、「かわいらしい姿の美少女たち」がたくさん出てくる作品として知られている。
もちろんすべてではないがそれでも比率としてみたら圧倒的にかわいらしかったり、美麗な姿の女の子たちが描かれていることがほとんどなのだ。

さて、本題に戻る。「そばかす魔理沙の人」は先ほど説明した、いわゆる東方projjectのファンメイド作品を投稿している方だ。イラストを描いたり、キャラの3Dモデルを作ったりと、ファンとしてはかなり正当な活動を続けている方だ。

活動自体は正統派なのだ。

なのだが、、、

鬼才たる所以

とりあえずこの動画を見てほしい。

異様だ。

なんで萌えキャラ(のはずの子)に微妙にダサいボディコン着せてクネクネ躍らせてるんだ…?

彼の動画にいわゆる萌えキャラは出てこない。キャラクターというよりも実物の人間寄りだ
なんなら「一般人が東方キャラのコスプレしている姿」のイラストでも描こうとしたんじゃないのかと思うくらいだ。

そもそも技術も異様だ。イラストを器用に動かして踊らせることは、今でこそそこまで珍しくない技術かもしれないが、この動画が投稿されたのは2012年。10年も前にこれを個人の一動画で行うあたり、この製作者の技術、熱量は並大抵ではないのだ。

つまり、彼は「明らかに初見でかわいいとは受け入れられないであろう、キャラクターたちの姿」を心血注いで描き出しているわけだ。それも自作のアレンジ曲付きで。

彼のほかの東方動画を見ても大体リアル寄りの顔をしたキャラクターたちがやいのやいの動き回るものばかりだ。

個人的な感想を言うと、常軌を逸しているとさえ思った。

東方のファンアートを作るときは大多数の人間がキャラクター達をかわいらしく、または美麗に描き出してたくさんの人にその魅力を伝えむとする中、ここまで王道を外れたスタイルで活動をする人間もいるものなのか。


きっとこれを見た人間は俺と同じくいくばくかの困惑を示しているのではないかと思い、動画に流れるコメントを読んでいたのだがここでもカルチャーショックを受けた。

引用元:【東方BGM】竹取飛翔LunaticPrincessとヴォヤージュ1970(アレンジ)コメント欄より
https://www.nicovideo.jp/watch/sm17018350

「かわいいw」、「好きかも…」
のコメントであふれている…!

そういう、ものなのか、、、?これも新しい「kawaii」の在り方なのか、、、?もう俺の感性は完全にズレていてボディコンクネクネをかわいいものとしてとらえるのが正しい在り方なのか、、、?

と、自分の理解を超えた世界にたどり着いた人間を前に、俺がひたすらにうろたえることになる動画だった。

しかし、だからこそ気になる

彼の描くキャラクターは、押し出されるようなかわいさにまみれてはいないかもしれないけれど、得体のしれぬ魅力があるのだ。そんじょそこらの人のセンスでは「人間寄りに描いた萌えキャラにボディコンを着せてクネクネ躍らせる」なんて発想はまず出ない。もし出たとしてもそれを実際に絵に起こして動画化までこぎつける労力を払うことなどできはしないのだ。

この人には、何か天才的な感性がある。そう感じた俺は彼の動画やイラストをひたすらあさっていくことにした、、、

あれ、好きかも…

人間は不思議なもので、見慣れてくるとちゃんと彼の描くキャラクターがかわいいかわいいといわれてくる理由がわかるようになる。当初感じていた不気味さというものは自分が見慣れていないから生じていたものでしかなく、動画を数本見続けるうちに違和感を覚えることはなくなる。まじで。

そもそもな話、ちゃんと見るとみんなかわいい。輝夜とか群を抜いて愛嬌ある顔してるしそれ以外のキャラもちゃんとかわいらしいポイントをおさえて描かれているのがわかるようになるのだ。
そこにキャラクター性の魅力が合わさるとなおのことかわいく映る。輝夜がコスプレして潜入しようとするシーンとかほんまに愛くるしいな。
しばらくして、彼の動画内で雑なパンチラとかがあっても普通にうれしくなってしまう自分がいることに気づいて少しビビった

彼の才能はそのイラストセンスだけでなくアレンジ曲や3Dモデルづくりなどでもいかんなく発揮されているので気になった人はぜひ見に行ってみよう!!

シェアしてね!😘
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

【コメント機能をご利用いただくにあたっての注意事項】

1. ご投稿いただいた記事やコメントは、掲載までに少しお時間をいただく場合がございます。
2. 投稿内容等が不適切と当サイトのスタッフが判断した場合は事前の通知なしにコメントを削除する場合があります。全てのコメント投稿が掲載されるわけではありませんので、予めご了承ください。
3. 投稿内容の公開・非公開に関するお問い合わせにはお答えできません。
4. 絵文字は機種によって正常に表示されないものが多いため、ご使用はお控えください。
5. 記事内容に明らかに関係のない内容の書き込みはご遠慮ください。
6. 個人のプライバシーに関わる書き込み、公序良俗に反する内容等、当サイトのスタッフが不適切であると判断した場合は事前の通知なしにコメントを削除致します。
7. 名指し等、個人間のやり取りは書き込まないでください。
8. より楽しいコンテンツになる様に是非ご協力をお願いいたします。

目次