【なかやんの路地裏マヨイ旅】 第一回 熊本市 河原町繊維問屋街

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前回まで声優やミュージシャンについて熱い推し語りをしていた人間が唐突に路地裏の魅力について語りだす。
そんなことしていいんですか?
いいんです!ここそういう場所ですからー!!
というわけで、「三度の飯より路地が好き」、「路地があったら入りたい」ななかやんが始める新連載!
【なかやんの路地裏マヨイ旅】 
第一回 熊本市 河原町繊維問屋街
スタート!!

目次

河原町繊維問屋街とは?

熊本市中心部から路面電車で4駅ほどの場所にある「中央区河原町」。
名前の通り、すぐ近くを川が流れるこの町の一角に古き良き昭和の雰囲気を色濃く残す場所がある。
それが今回紹介する河原町繊維問屋街だ。

来年で開業100周年を迎える市民の足、熊本市電

日本に現存する歴史あるマーケットの多くがそうであるように、この繊維問屋街も戦後の闇市に起源を持つ。
かつては衣料品関係の卸問屋が多く立ち並んでいたことから「繊維問屋街」というわけだ。
時代が進むにつれて問屋街としては徐々に衰退していったが、近年になってそのディープでノスタルジックな雰囲気に惹かれた人々が雑貨屋、カフェ、ギャラリー等を開業、昨今のレトロブームも手伝って、現在では若者達も注目する熊本の穴場スポットとして新たな歴史を刻んでいる。

いざ、ノスタルジック・フィールド

奥に小さく写る椅子がいい味を出している。

一歩足を踏み入れて…
昭和ですか?
いいえ令和です!
映画のセットですか?
いいえ現役の商店街です!
見よ!この圧倒的な情報量!!
足元から頭上まで、視線の先に常に新しい発見がある。

古びた外壁に窓枠の水色がなんとも映える。

繊維問屋街だった頃の名残である当時の看板もそのまま!保存して後世に残したい。

この湿っぽさがノスタルジックに拍車をかける。

子供たちのはしゃぐ声が聞こえてきそうな一角。実はこちら、住居としての機能もいまだ現役。「一階が店舗、二階が住居」という合理的なスタイルが商魂を感じさせる。

物を大切にする精神が伝わってくる。昔、ミシン台をテーブル代わりにされている喫茶店にお邪魔したことがあったがその話はまた別の機会に。
七輪もここでは美術品のよう。

歩いてみて感じる緑の多さ。建物は古びていても、その魅力を最大限に引き出して生きる人々の営みがここにはある。

最後に

老朽化した建物での店舗運営や暮らしには不自由もあるはずだ。しかし、実際に訪れて感じたのは、この場所を愛し、不自由さえも楽しもうと力強く生きる人々の活力だった。
「古き良き」を肌で感じるスポット、河原町繊維問屋街。
この記事で興味を持たれた方、是非一度訪れてみてほしい。

訪問の際はお住まいの方・店舗さまへご配慮いただき、写真撮影の際はマナーを守ってお楽しみください。
詳しくはInstagramをご確認ください。

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推しからしか得られない栄養がある。

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