Let’s Go!Go!! 吉幾三

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目次

前回までのあらすじ

皆さんこんにちは

ヴィレヴァンの野風僧、T31です

HIPHOPについて語ったりしていた僕が
久しぶりに聴いた吉幾三の唄に感銘を受け、
再び(?)吉幾三の魅力にハマっている…という流れで
またこうして筆を執っているわけなんですが…

そんな以前の記事
【Let’s Go!!吉幾三】はこちら

「再び」という言葉に”?”が付いているのは
前の記憶が小学校くらいの頃の記憶なので
当時はハマっていたというよりも
聴かされていた、歌わされていた…という方が強いかもしれません。
そんな気持ちから”?”が付いています

『吉田類の酒場放浪紀』に
エキストラ出演(ロケ現場がたまたま行きつけの店だった)し、
吉田類が少し困惑するくらい絡んで行った(実話)という
そんなめちゃくちゃアクティブな祖母の影響で
演歌という物に触れたのがっきっかけでありました。

やっぱり吉幾三の唄は良いよなー

引用元:吉幾三コンサート 2023郷愁~ぬくもりを歌にのせて~ | YTS山形テレビ(https://www.yts.co.jp/event/event-108988/)

改めて言いますが、やっぱり良いんですよね!!
吉幾三

詞・曲・言い回し・ワードセンス
そのどれをとっても素晴らしく
さらに作詞作曲を自身が行っており
まさに天才としか言いようが無いのでは?
と個人的に思っております

そして、ユーモア満載であり、涙もろくもあり、
下世話な顔を見せたかと思えば、時折見せる真面目な一面も渋い。
唄だけでなく、人としてもとても魅力的なのです。

そんな吉幾三をやっぱりもっと沢山の人たちに
強いて言うなら若い世代の人たちにも聴いてもらいたい!

『俺ら東京さ行ぐだ』
だけじゃないんだよ!

そんな気持ちでいっぱいであります

王道だけど是非聴いてほしいリスト

ここで、王道だけどこの辺聴いておけば、きっと間違いなく魅力を感じてもらえるだろう…
そんな曲たちを一言コメント付きでご紹介させていただきます

  1. 酒よ
    →日本演歌界に残る名曲。この曲が出来てから親友である山本譲二に聞かせ『お前のために作った。この曲はお前が歌うんだ』と言っておきながら後日しれっと自分で歌っていた。…という逸話のある曲。
    聴く人によって“酒”や“思い出”との付き合い方、その時の心情によってこの曲との向き合い方が全然変わる不思議でグッとくる唄。
  2. 雪國
    →デビュー当初はポップシンガーだった吉幾三が本格的に演歌に参戦し、いきなり大ヒットを生み出したこちらも超名曲。恋する女性の悲恋か憂恋か、遠い北の大地を背景に感じさせながらそんな心情が見えてくる曲。
    男性の吉幾三がこんな詞を書けるのが素晴らしいですよね。この歌詞だけで映画1本くらい出来そうです。
    当時プロデューサーとして参加していた千昌夫の反対を押し切りこの曲で演歌界に切り込んでいく。
    元々は酔っ払ってその場でふざけて作った曲がベースになっている…とは本人談。下世話な内容なので気になる方はこの曲が出来た背景をご自身で調べてみてください笑
  3. 酔歌
    →上記2曲に並ぶこちらも吉幾三の大ヒット曲。『1曲○○円』とかで設定しているスナックなどでこの曲を歌うお客さんがとても増え“スナックの売上に貢献した曲”なんて言われたりもしたとか。
    都会に出てきた男が遠く離れた故郷や自分を取り巻く環境を想い酒を呑む。そんな、まさにスナックや飲み屋に来る男性客に刺さりまくる唄です。
    この曲の中には色んな楽器が使われており、その中にはあの平原綾香のお父さんがサックスで参加しているそうです。
  4. 津軽平野
    →前回も書きましたが、この曲はデビュー初期から目をかけて吉幾三をプロデュースしてくれていた千昌夫氏の為に作った曲。民謡歌手として出稼ぎに出ていた父親を想って作った曲だそう。吉幾三バージョンも、千昌夫バージョンもどちらもスゴく良いので是非聴いてみていただきたい!
  5. 俺ら東京さ行ぐだ
    →まだ演歌に踏み込む前に吉幾三の名前を全国区にした代表曲。アメリカのラップ音楽からインスパイアして、当初の仮タイトルは『離村者』だったとか。青森県五所川原出身の吉幾三、自身の幼少期は本当に詞の内容に近いものだったと言う。独特なリズムと訛りが特徴的で、近年のIKUZOブームもこの曲がきっかけでした。
  6. 俺はぜったい!プレスリー
    →上記の『俺ら東京さ行ぐだ』の前に出した、それまでは別名義で活動していたが吉幾三名義にしてからのデビューシングル。『俺ら~』のインパクトが強すぎて少し掠れてしまっていますが、この曲も当時の歌謡界シーンに衝撃を与えヒットしました。この曲の発売された1977年にエルヴィスプレスリーが亡くなり、エルヴィスには特に思い入れのなかった吉幾三が時事ネタ的な感覚で飲み屋で歌ったところウケが良かったそうです。こちらもフォーク調のリズムと訛りの効いた詞がインパクト抜群です。今では使えないような言葉もたくさん使っています笑
  7. 立佞武多
    →青森県五所川原市の伝統行事である祭り『立佞武多』。同市出身の吉幾三が祭りをイメージして作った曲。
    掛け声である『ヤッテマレ!(やってしまえ)』がとても力強く、この曲を聴くと力が湧いて来る気がします。
  8. と・も・子…
    →初期の作品でありながら、今なお根強いファンのいるこの曲。最初は少しふざけた感じの語りから入るが、転調して唄の部分に入ると一変、壮大なラブソングとなります。究極のラブソングだと個人的には思っています。
    ドラマ化、もしくは映画化希望。

前回の続き…世紀の発見か!?

ここで、前回の記事『Let’s Go!!吉幾三』で少し書きましたが
気付いてしまって良かったのか…
この世から消されたりしないだろうか…ハラハラしている大発見がありました。

色んな曲を聴きながら、
吉幾三の唄を、演歌を
もっとたくさんの人に知ってもらうにはどうすれば良いのか…?
なんてことを考えていました。

吉幾三 = おじさん?
演歌 = 年寄りの聴く音楽?
演歌 = 曲も詞も古臭い?

こんなイメージなのでしょうか?
まぁ自分の若い頃も確かに少なからずこんなイメージを持っていたかもしれません

そんな時に気付いてしまいました

それは名曲『雪國』を聴いている時でした

この壮大でドラマチックな歌詞に注目しながら聴いていました

好きよあなた 今でも今でも
暦はもう少しで 今年も終りですね

逢いたくて 恋しくて 泣きたくなる夜
そばにいて 少しでも 話を聞いて
追いかけて 追いかけて 追いかけて・・・雪國 ※

窓に落ちる 風と雪は
女ひとりの部屋には 悲しすぎるわあなた
酔いたくて 泣きたくて ふるえるくちびる
そばに来て 少しでも わがまま聞いて
追いかけて 追いかけて 追いかけて・・・雪國

好きな人はいるの あなた
バカねバカな女ね 意地をはってた私
逢いたくて 夜汽車乗る デッキの窓に
とめどなく 頬つたう 涙のあとを
追いかけて 追いかけて 追いかけて・・・雪國

引用元:J-Lyric.jp 雪國/吉幾三 (https://lyricjp.com/ats/a000457/l005d96h)


“好きよ あなた 今でも” …う~ん、叶わない恋なのだろうか

“逢いたくて 恋しくて 泣きたくなる” …おぉ、こんなにも思ってくれる女性、なかなかいないだろうなー

“追いかけて 雪國” …雪國ってキーワードがどれだけ離れているかをイメージさせる素晴らしいセンスだ

“酔いたくて 泣きたくて ふるえる唇” …なんという艶っぽい詞だろう。これを男性が書いているなんて素晴らしい!

…ん?

……を?

んん??

ちょっとサビだけに注目

“逢いたくて 恋しくて 泣きたくなる夜”

“酔いたくて 恋しくて ふるえる唇”

“逢いたくて 夜汽車乗る デッキの窓に”

“とめどなく 頬伝う 涙のあとを”


え?

逢いたくて…?

恋しくて…?

ふるえる唇
…?

ん?

逢いたくて”…?


ふるえる”…?



え?これ西●●ナじゃん!?

あの一世を風靡して社会現象にもなってた”
あの曲の詞と一緒じゃん!?

彼女の曲が2010年の発売だから、

そのおよそ25年前には吉幾三が先取りしてたんじゃん!?

ってかよく見たら、『雪國』の詞を今っぽく変えたらもうほぼ西●カ●じゃん??

ということは若い世代にもハマるんじゃん??!


こんな事を一人で考えながらドキドキしてました

吉幾三は1980年代にすでに

アイタクテ フルエル

を使っていたのです。

これ気付いた人どれくらいいるんだろうか…?
気付いてしまって良かったんだろうか…?

そんな不安をよそに…

僕が大発見をしてしまったばかりに
この世から消されたりしないか…とか馬鹿な不安を抱いていると

吉幾三の所属レーベルである徳間ジャパン様が
なんか急に『俺ら東京さ行ぐだ』の
”ビデオシネマ”たるものを
公開しだしました

吉幾三も出演しているのですが

若い!!

いつかこの想いが届くだろうか…

今回も色んな事を思い出したりしながら
楽しく書かせていただきました

ご覧頂いた皆様
どうもありがとうございました

いつかこの記事が吉幾三サイドの方に知ってもらえたり
この想いが届いたらどんなに素敵なことだろう
と心の片隅で思っています

超アクティブな祖母と
祖母のDNAを受け継いでアクティブで駄洒落が好きな父に感謝しながら
今日も吉幾三を聴いて眠ろうかと思います

最後に吉幾三公式YouTubeより

50周年企画インタビューをご紹介して終わりたいと思います


それでは皆様

またお逢いしましょう(・.・)ノシ

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この記事を書いた人

全国津々浦々、前衛的村企業戦士

人生半ばにしてなお、世界は広い...
と感じさせられることの多い毎日。

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