今最も注目のトリエンナーレ『奥能登国際芸術祭』に行ってみた

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村おこしの新しいカタチ。

みなさーん!突然ですが、
現代アートは好きですか〜??!
見る人の自由な発想が許され、それについて語り合うのが 
現代アートの醍醐味とも言えますよね!

さて地方都市でも様々な試みが始まっています。
2017年から1回目が始まった石川県のさいはて、奥能登国際芸術祭。
実は昨年開幕予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響で延期になり、
今年改めて『奥能登国際芸術祭2020+』として開催されました。
9月4日から開催さてるも、県内まん延防止措置で室内の会場公開延期。
正直どうなるかと思いました。
2017年1回目の存在は知っていたのに、
その時は他県にいた為、予定がつかず行けなかった記憶があったので。

今回は県内、車を走らせて2時間という事でいってきました!
電車からバス、タクシー、自転車などの交通手段もあります。
3日間で46作品中44作品を鑑賞しました。
何となく気になってる人や興味湧いた人、今回行きたいけど見合わせてる方むけに
主観で語るARTの旅へお連れします!3週に渡って更新予定です。

まず、本屋なので紹介させてください。ツアーの道標

奥能登国際芸術祭2020+
¥1,182

公式ガイドブックも発売されています。
地図、作品解説、モデルコース、飲食情報、交通、宿泊まで完全網羅
しているので初めて珠洲を訪れる人にも安心の1冊です。

今回わたしの現代アートポリシーは作品に関する事前情報なし先入観?を持たずにみたい!と決めていたので、
ガイドブックは地図代わりにお守りとして持って行きました。
あると便利、持ち歩きに安心のA5サイズ。おすすめです!

検温所からスタートがおすすめ!

10月1日から、まん延防止解除となりコロナ対策の一環で室内会場検温必須に。
各インフォメーションで検温とコロナ対策アンケート回答の後にリストバンドをもらい、
いざ各会場へ。
会場は地名10箇所でわかれています!
『大谷』『日置』『三崎』『蛸島』『正院』『直』『飯田』『上戸』『宝立』『若山』

早速、大理石仕様の卓球台を横目にツアースタートです!

室内作品をより多く鑑賞するならパスポートの購入も必修です!

本部のある拠点、飯田さいはてのキャバレーでは公式GOODSも販売してますよ。

今回、浅葉球が手がけた、
ひらがなですずをデザインしたボールペンと、靴下狙いで訪れました。
なんと、ボールペンは早々に売り切れ。。。

だがしかし!靴下2足、白黒それぞれお買い上げです!
ここでしか買えないものばかりなので要チェック!

早速お散歩がてら展示会場へ

サイモン・スターリング [軌間]

作品が並ぶ人けがない軌道跡地。

近づいてみると、映像が。
フィルムを印刷したガラス彫刻作品でした!

続きまして  旧鉄道シリーズ。

ディラン・カク [?]

お猿がスマホをガン見している姿が印象的。
私達の日常的な姿にもリンクするような作品。

隣に座って記念写真も映えそうなインパクトのある作品でした。

またまた、旧鉄道シリーズ

大岩オスカール [植木鉢]

巨大な植木鉢が出現!

植えたてだったのでこれからの季節が楽しみです。
紅葉キレイそうですね!

港の近くの廃屋 よく見ると、、、

佐藤 貢 [網の小屋] 

網?!!!

定置網漁で使われる巨大な網。忘れ去られた網。
港町ならではの作品と言えますね!
家屋を覆う無数の網はどこか不気味で迫力のある存在です。
噂によると中へ入れるそうな。

屋内多目的ホールでは

アーティスト集団の力五山 [漂流記]

カラフルなモビール(やじろべい)がゆらゆらとしています。
壁面との不思議な調和も感じます。

さらに奥に進むと何やら色分けされていて分類がわかるではありませんか!
カラフルな分類はなんと日本列島の平均気温を表しているそうな。
やじろべいも日本の425の有人島が吊るされ、壁面にはユーラシア大陸が描かれていて
化学的要素もたっぷりでサイエンス好きには、心躍る内容とも言えるでしょう。

さて頭もつかったところで小腹も空いたので、、、

お昼は地元B級グルメ弁当!、、、と思っていたのに!

まさかの売り切れでした。。。

道の駅『すずなり』朝10時半にはお弁当類が並ぶらしいのですが、、、
13時過ぎに訪れた時にはすでに時遅し、、、

諦めかけてた、その時に!!!『お弁当』の文字のぼりを発見!

『あげもち処 りん』

そこで無事に念願のスズ弁を購入!

お昼ご飯に頂きました。

スズ弁は、素朴で懐かしい味。珠洲の暮らしや文化をそのまま味わえるお弁当

ぜひ見かけたらご賞味下さい。
のと里山空港と、金沢駅でも販売しているそうです。

再び野外散策。道路に突如として現れたのが

トビアス・レーベルガー 
[Something Else is Possible/なにか他にできる]

2017年の制作からそのままこの地に残されて早4年。
色褪せずにインパクトのある存在感は見るものも引きつけ、想像させます。

進んでいくと望遠鏡が!!!?
果たしてその先に何が見えるのでしょう?
望遠鏡を覗くと、作者からのメッセージが!!!?
ネタバレになってしまうのでここまでにします!

石川と言えば九谷焼、珠洲といえば珠洲焼!

リュウ・ジャンファ [漂移する風景]

2017年の作品は海からの漂流物かのように海岸に並べられていたそうです。
今回は珠洲焼資料館横に場所をかえて展示。
中国の陶器と珠洲焼きの集合体もよくよく見ると、、、

ん?ウルトラマン!?

クマのぬいぐるみが!!!!?

日も少しづつ落ちてきて、、、珠洲の端っこ『三崎』のある場所へ。

Noto Aemono Project [海を望む製材所]

製材所へ。
そこには製材所のあるべき姿、丸太が並んでいた。
でもどこか違和感がある。山の中ではなく、海が近くに見える。
ふと、丸太の横に目をやると。

椅子?
その先にテーブル?そしてその先に海!!!

なんとも不思議な憩いの場所だなと思って海を眺めていると
一人の男性がやってきて。

ここがベストポジションです!

そう言って彼のお気に入りのスポットに案内してもらいました。
どうやら制作のおひとりである新出さんのようです。(後ほど知る)

{遠近法で尚且つ角が揃って幾重にも並ぶ椅子〜テーブル}がポイント。
ここを境目に海の香りと木の香りが左右から漂う。

そして最大の見どころは
椅子〜テーブルが水平線と同じ高さになっているのでした。

この作品の見どころについてひと通り語ってもらうとただの気で囲まれた休憩場に
見えた空間が非現実空間でまるで素敵な海の見える製材場にしか見えてこなくなります。

実際に見たくなったと思いませんか?

日がだいぶ落ちてきたので田んぼに向かいました

ラックス・メディア・コレクティブ [うつしみ]

この場所も旧鉄道の跡地
昼間〜夕方はこんな感じでうっすらと何か浮かんでいるような。

やっぱり。夜が見頃なのでずっと待機して
『うつしみ』真の姿を拝むことが出来ました!

たくさん歩いた後の地元メシは美味い!

Googleの検索で出た焼肉・お食事処『せと』へ。
能登牛定食ほっとする煮物小鉢付き。
店内割と賑わっておりましたよ。
ガッツリめしは男の胃袋鷲掴みであります。

この辺りで1日目終了でーす!
次回はさらに奥能登、スズ攻めまっせ!

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