こんにちは。
特段仏像に詳しいわけでもないのに、地元・石川県立美術館で開催中の
「まるごと奈良博」を観に行ったらとっても良かったので
どこがどう良く感じたか、大分ライトに書いていきたいと思います。
引用元;石川県立美術館 https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/exhibition/exhibition-16316/
きっかけはこのポスターでした。めちゃくちゃ格好良いですよね。
ドープかつ聖闘士星矢みたいなポップさがあって。
なんせ顔がいい
最初に出迎えてくれるのがこの菩薩立像なんですが、イケメンすぎて…二度見!!
アフガニスタン東部とパキスタン北部にまたがるガンダーラ地方の仏像
石造/クシャーン朝(2世紀)
「RRR」に出てた俳優さん?!てくらい濃い顔イケメン。
こういうお顔もありなんだ…とちょっとビックリしたスタートでした。
両方の耳たぶにいるライオンみたいな飾りもカッコイイですよね。
調べたら「邪悪な声を寄せ付けないため」みたいな意味合いらしいんですが
シンプルにイカツくて彼に似合ってて素敵でした。
なんせカワイイ
なんだこのカワイイの…🥺となったのがこちら。
埴輪犬(はにわいぬ)土製/古墳時代(6世紀)
「おーい!はに丸」かな?!?!(昭和生まれ)
”狩猟の様子を表現したもの”として鹿や猪の埴輪と一緒に犬の埴輪も古墳に並べられるのは
あることらしいのですが、このこハッキリいって猟犬の貌してなくないですか?
めっちゃ憶測ですけど、普通に可愛がられてた犬だと思う。
と、古墳時代に想いを馳せられるのもこの展覧会の楽しいところ。
躍動感もすごい
伽藍神立像(がらんしんりゅうぞう)木造/鎌倉時代(13世紀)
今度はこういうお顔の芸人さんいなかったっけ?と親しみを感じるお顔で
ユニークなポージングの神様の像。
「ぴゅんっ」て擬音ついてそう。
なんですが、実はこう見えて”修行を怠る者がいれば釘を刺して懲らしめる
恐ろしい神様で、かつては手に釘と槌を持っていた”らしいです。
てことはこの躍動感も…刺すぞコノヤロー!…ってコト?
やっぱ尊い
なんだかんだイケメンとかわんことか芸人とか言って楽しんできたけど
王道ももちろん抑えておきたい。
ってことで如来像。
装身具も無く、布一枚巻いてるだけ。この清貧さ、尊い。
(如来像は悟りを開いた後のお釈迦様がモデルなので布一枚のシンプル衣装で
菩薩像はまだ王子様だった頃のお釈迦様なので華やかな王族ファッション)
菩薩像の絢爛さもそりゃ目に楽しいけど自分が仏に求めるものは如来様だな、と
感じざるを得ないスタンダードさです。
ありがとう、奈良博。ありがとう、キュレーターさん🙏🏼
最後に
いかがでしたか?
奈良博、気になってもらえたでしょうか?
もし、見に行きたい!と思っても石川県立美術館での展示は今月末までなので
タイミングが合わないかもしれませんが、
これを機に奈良国立博物館に行ってみるのもいいかもしれません。
https://www.narahaku.go.jp/
ここまで目を通して下さりありがとうございました。
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