韓国版ラストオリジンが4周年を迎えました!
引用元:[진행중]『라스트오리진 4주년 EVENT』 ① : 출석 보상 이벤트 (1/20 ~ 2/20) https://cafe.naver.com/lastorigin/1069902
私ですらもうラスオリなしの生活は考えられないのに、4年もやってたらもはや「衣・食・ラスオリ・住」が当たり前になっているかと思います。サービス継続のためにみんなもラスオリ、やろう!
そして記事を開いた方の中には美少女ゲームに興味がないという方もいらっしゃるかもしれませんが…
みなさん、ラストオリジンをムチムチ美少女のゲームだと思ってませんか?
硬派なロボット戦略RPG、ラストオリジン!!
ラスオリには人工知能搭載ロボットAGSの存在は不可欠です。
以前紹介したロクくんに続き、今回はまた別の魅力を持ったお気に入りのAGSについて語っていきます。
引用元:ラストオリジン公式サイト https://www.last-origin.com/
ラストオリジン?しらん。という方は以前書いた『ラストオリジン』流行らせてください!や過去の記事を読んでくれたら嬉しいです
CT66ランパート
今回語りたいAGSは
軽装型保護機CT66ランパートくん。
ランパートくんは「シティガード」に所属するAGSロボットです。
シティガードは社会の治安維持や犯罪対応など、市民の安全保護のために主に警察や消防に導入された企業連合PECS製のバイオロイド・AGSシリーズです。
警察官や刑事、消防士などが所属しており、警察署で主に運用されていたランパートくんは日本でいう巡査部長にあたる階級を与えられています。
引用元:경찰차 – 나무위키 https://namu.wiki/w/%EA%B2%BD%EC%B0%B0%EC%B0%A8
青と白のボディに黄色のラインが入ったカラーリングは韓国の警察車両がモデルとなっており、韓国の人なら誰しも「警察だ」と気付くデザインとなっています。
本人曰く「紳士のような優しいロボット」とのこと。そう自称する通り優しく穏やかで(CV:檜山修之の)ハキハキとした流ちょうな口調で話し、性格も人間臭くロボットらしからぬ感情的なところがあります。
やはりいつも市民の隣にあり、人間の保護そして安心のためにある仕事上、彼らのAIも人間らしいものがふさわしかったようです。
また、彼を製造していたPECSのオメガ産業の技術力に誇りを持っており、セリフの中に度々オメガ産業の宣伝を織り交ぜます。ゲームで使用できるランパートくんは大型の鎮圧シールドと10mm口径の機関短銃を装備していますが「拡張型ランパートの購入が必要でしたら、いつでもオメガコールセンターにお問い合わせください。」とも宣伝しており、拡張型とあるように様々なパーツ・モデルが製造されていたようで、グレネードランチャーやミニガンなどを装備したものが鉄虫化した機体として登場しています。
あくまで治安維持が目的のため、ブラックリバーなどの軍事企業のものと違い戦争には向いていませんでしたが、対テロリストも想定されていたため戦闘能力はそれなりに高く作られています。
ゲームにおける性能
ランパートくんは入手時点ではパッシブスキルを持たないBランクですが、Aランク~最高SSランクまで昇級することができ、それによって様々な戦い方ができるようになります。
「ミホケロランパ」は序盤で手に入りやすく、ラスオリの基本も学べる初心者にオススメの編成です。
前方二人の保護機を対象に支援攻撃を行えるミホのスキルを効果的に発動するため、保護機であるランパートとケルベロスを配置。ケルベロスは攻撃機に支援攻撃が発動するため手数はさらに増えます。
ただ強いキャラを置くだけでは勝てないラスオリでは、こういったシナジーのある編成が強く、またミホケロランパはそれぞれ昇級すると更なるシナジーが得られるため育てておいて損はありません。
ランパートくんはSSランクに昇級すると、編成に「シティガード所属」が多いほど強くなる上、二種類ある特定の装備によって効果が変わるスキルが追加されます。保護機らしい生存能力の強化か、もしくは範囲攻撃や反撃を追加する攻撃的なスキルへの変化か、ランパートくん一機で様々な戦術が可能になります。
戦争の時間
個別の外伝ストーリー「戦争の時間」は、
元気がなく戦闘にも意欲が無いように見えるランパートくんを、整備担当のフォーチュンが心配し司令官くんに相談するところから展開します。
ランパートくんは共感モジュールと同情心モジュールが搭載された優しい心を持ったロボット。
いついかなる時だって、人間の命を優先します。
製鉄所人質虐殺事件という過去に起きた反企業テロ事件では、人質の救助中現れた鉄虫に襲われる仲間よりも優先して、致命傷を受けた子供を助けようとしたこともありました。子供が助かる確率は僅か4%だったにも関わらず、自身の倫理モジュールの命じる通り子供を病院に連れて行きました。しかし…奇跡など起こるはずもなく、子供は死亡し仲間は鉄虫に虐殺されてしまいました。
映画「アイ,ロボット」のウィル・スミス演じるスプーナーの過去を描くシーンが過ぎります。映画では交通事故で川に投げ出された少女とスプーナーを前に、助けに現れたロボットは生存確率の高いスプーナーの方を助け、少女を見殺しにしてしまいました。
ランパートくんはこれとは真逆の対応をしており、彼の優しさが機械らしからぬ「人間らしさ」を強調しています。
オルカのランパートくんに施した戦闘アップデートの内容に、製鉄所人質虐殺事件の記録が含まれていました。
事件を知り、わざわざ事件現場での鉄虫の掃討を要求したランパートくん。ロボットは「復讐」という感情は持たないはずですが酷く葛藤しているようで、同じくシティガードのAGSで彼の親友であるSD3Mポップヘッドくんは彼を心配します。
ポップヘッドくんは強く反対しますが、ランパートくんは倫理モジュールのせいで仲間が傷つくのを恐れ、モジュールを除去したいと考えているそうです。
司令官くんはハッキングの専門家スカディー協力のもと、ランパートくんの願いを叶えてあげることに。
スカディーはオメガ産業製はハッキングが難しく倫理モジュールの除去まではできないと言いますが、戦闘に特化した軍用モジュールを装備することで余計な感情を上書きできるとのこと。
スカディーは最後に「あなたは仲間に慕われるロボットでした」「ただの機械に近くなりますが、それでもいいなら」と付け加えます。しかし感情のせいで仲間を危険にするくらいなら後悔はないと、ランパートくんの意志は固く揺るぎませんでした。
警察の帰還
ランパートくん外伝二つ目「警察の帰還」。
ランパートくんはラストオリジンでは珍しく外伝が二部構成となっています。
仲間を守るために軍用モジュールを装備したランパートくんでしたが、その後の彼は安全な帰還よりも鉄虫の全滅に重点を置いているように見え、共に出撃した仲間やランパートくん自身の損傷が目立ちます。
優しい紳士のようだった彼は、今では「みんなが選ぶオルカ号冷たい隊員ランキング」で1位になってしまうほど冷酷な戦闘ロボットになってしまいました。
司令官くんは彼の危険な行動を指摘しますが、鉄虫を残しておく方が後に危険となると主張します。そして、損傷した仲間を前に判断が遅れて適切に戦えなかったとし、感情の完全な除去を司令官くんに依頼します。
隊員の真摯な頼みになるべく応えたい司令官くんは、「とりあえずはわかった」と伝え、まずはフォーチュンたちに相談してみることに。
感情の完全除去を求めるランパートくんについて、スカディーは他の方法を考えるべきと話し、司令官くん自身「優しく紳士的なランパートくん」がよかったと考えていました。
フォーチュンからも「ランパートちゃんを助けて」とお願いされます。
そんな中、ランパートくんがいなくなってしまったと連絡が入ります。
ランパートくんは「とりあえずはわかった」という司令官くんの言葉を誤解し、感情を完全除去するためのキーを手に入れるために勝手に出撃してしまったようです。誤解を解くためには直接伝えるしかない、そう思った司令官くんは、危険を承知でランパートくんのもとへ向かいます。
司令官くんを護衛する部隊が蔓延る鉄虫を押しのけてランパートくんのもとにたどり着くや否や、フォーチュンが飛び出します。ランパートくんが変わってしまった原因は自分にあると謝罪する彼女ですが、そこへ残存していた一体の鉄虫が…!
今のランパートくんは仲間よりも鉄虫の破壊を優先してしまうため、フォーチュンが危険です!
しかしフォーチュンに飛び掛かる鉄虫に対し、ランパートくんは撃破よりもフォーチュンの保護を優先。
僅かに残っていた彼の感情が、彼女を庇って守ることを選択しました。
「感情を完全になくしてしまっていたら、あの時フォーチュンのことを守れなかった」と、感情モジュールを戻したランパートくん。
これには仲間として、親友としてポップヘッドくんも喜びます。
ランパートくんは今日、オルカの隊員たちのために舞台に出演します。みんなの喜ぶ顔のためには、彼の持つ紳士のような優しい心は不可欠でしょう。
ランパートくんを始め、AGSは多少なりとも必ず「感情」を持っておりただのロボットととは訳が違います。ランパートくんの外伝は、そんな彼らだからこそ持つ悩みが描かれたストーリーが読め、他のゲームにはない感動が得られるものと思います。
鋼の守護者 ランパリオン
優しい心の他にランパートくんの魅力というと、やはり声。
ランパートくんの声優がなぜ檜山修之なのか。その答えがこのスキン…
背中に翼…胸にはライオンの顔…熱いセリフ…
どこかで見たことあるぞ!!!
外伝で出演すると言っていた舞台で演じたのがこの「ランパリオン」
ランパリオンは以前紹介しました映画企業伝説が作った特撮映画の主役であり、このカスタムランパートは子供の日のために特別に警察で用意されていたといいます。
よっしゃあああああああああああぁーーーっっ!!!!!!
もう確実だろ!!どこをどう取っても勇者王だ!!!
戦闘中のモーションも凄まじく、ランパリオンは他のキャラに比べても異様な凝りよう。
高速回転する拳を発射する必殺ブロウクンマグナムランパリオンパンチ、そして左手をかかげるとプロテクトシェードプロテクターが展開します。さらに戦闘終了時には合体していた装甲がパージし空へと飛び去って行きます。
なんなんだこのクオリティは…
韓国版ではわざわざ、このスキンだけ声優を変更までして寄せにいったという本気度。
韓国版運営が配信したラスオリ生放送 第7回では日本版での声優について、
「『ランパートの声、よっしゃああああ!!!になっちゃったりしませんかねw』と言ったら本当にオファーしてくれた」とも語られています。
PiG Corporation…よくぞオファーしてくれた……そして受けてくれてありがとう檜山修之……
イベント「楽園からの招待状」でもランパリオンは登場します。
イベントでは願いが叶うという仮想世界「楽園」に閉じ込められた司令官くんたちが脱出を目指します。
「楽園」内で指名手配犯に仕立て上げられた司令官くんら一行は、楽園によって洗脳されたオルカの隊員たちに追われる身となります。ランパートくんもまた楽園の影響を受けており、ブレイブポリス警察勇者となったMissSafetyと共に司令官の前に立ちはだかります。
セーフティの掛け声を合図に、ランパートくんはハイパーライオンと
スペシャル!!フュージョン!!!!
EMP(電子機器の機能を阻害する電磁パルス)を受けてなお、彼の真の勇気を以って耐え抜きます。ロボとは思えない精神論。
EMPと司令官くんの嫁(だと思い込んでいるバニラ)の妨害により司令官くんを逃してしまった警察コンビですが、
今度はチョロンロクくんと共に司令官くんのペットになっていたハッピータイラントくんが目を覚まし、屈辱と怒りで暴れ出したうえ鉄虫までも現れます。
次々と街を破壊していく全長22メートルの大怪獣。司令官くんどころじゃなくなった警察勇者の前に、避難に遅れたダッチガールが…!
間一髪、駆け付けたランパリオンがダッチガールを救いました。
そして少女の「ありがとう、“ランパート”」の言葉に、自身が何者であったかを取り戻します。
AGSでありながら、素敵な夢を見れたというランパートくん。セーフティの未だ覚めぬ夢を壊さぬよう、ランパリオンとして市民の避難を彼女に託し、彼は司令官くんのもとへと飛んでいきます。
………何…だろうね………
(特にセーフティの豹変ぶり)
ロボットの考える「人間らしさ」やAI故の葛藤を、そしてCV:檜山修之の熱いロボットドラマを。
ロボットが持つ魅力を、ラストオリジンはランパートくんを通して描いてくれます。そして魅力あるロボットは彼だけではありません。
まだ未プレイだという方、ランパートくんを見て始めようと思った方、このゲームにはたくさんのロボットが登場します。
君の勇気ある決意と行動を待っているぞ!
ネクスト 司令官ズ ヒント
次回もお楽しみに
ラスオリ過去記事
第1回 『ラストオリジン』流行らせてください!
第2回 『ラスオリ』のバイオロイドを語るVVスタッフ【ソワン編】
|
前々回 『ラスオリ』のバイオロイドを語るVVスタッフ【城壁のハチコ編】
前回 『ラスオリ』のバイオロイドを語るVVスタッフ【ブラックリリス編】
コメント
コメント一覧 (4件)
スタートレックをはじめSFでは一定の知能を持ったAIには人格権を認めると共に相応の責任を課す設定が有ったりしますが小難しい事抜きにAIロボも仲間として扱うシナリオいいよね
個人的には改装後のセルジュークとか好きですがあの辺りも掘り下げた話が実装されればなぁと思う
ランパートのある意味一番危険なスキン好き
次は一番好きなイベントだ!
ということはリアンちゃん?
リアンも良いけどタイラントちゃん(?)の話も欲しいですね!!!
只今参上!で若干マイトガインもフェードインしてくるの、面白すぎるんだよなランパリオン……
【コメント機能をご利用いただくにあたっての注意事項】
1. ご投稿いただいた記事やコメントは、掲載までに少しお時間をいただく場合がございます。 2. 投稿内容等が不適切と当サイトのスタッフが判断した場合は事前の通知なしにコメントを削除する場合があります。全てのコメント投稿が掲載されるわけではありませんので、予めご了承ください。 3. 投稿内容の公開・非公開に関するお問い合わせにはお答えできません。 4. 絵文字は機種によって正常に表示されないものが多いため、ご使用はお控えください。 5. 記事内容に明らかに関係のない内容の書き込みはご遠慮ください。 6. 個人のプライバシーに関わる書き込み、公序良俗に反する内容等、当サイトのスタッフが不適切であると判断した場合は事前の通知なしにコメントを削除致します。 7. 名指し等、個人間のやり取りは書き込まないでください。 8. より楽しいコンテンツになる様に是非ご協力をお願いいたします。