カルト的人気な久留米の「丸星ラーメン」いざ食べるぞ！

記事を書いているうちにどうしても食べたくなりました

前回、福岡県久留米市にあるカルト的人気な丸星ラーメンの魅力を語り尽くすつもりが、だんだんよだれが止まらなくなってきたので、もうこの足で食べに出掛けてきます。

まあラーメンお好きな方はわかると思いますが、美味しそうなラーメンの写真を一度でも見ようものならそこで思考停止です。

もうラーメンを食べないと何も考えられません。たとえそこに毛ガニがすぐ食べられる状態で置いてあろうが和牛ステーキが熱々で鉄板に乗ってようがそんなの関係ありません。

さあ丸星ラーメンに直撃だ！

毛ガニはちょっと揺らぐな…

やっと見えてきたぞ丸星ラーメン！

さあ欲望のままに丸星ラーメンへ向かってきましたがついに看板を発見！

そうそう、丸星ラーメンはこの黄色に赤文字なんですよね。コレなんです。

すでに条件反射でこのカラーリングだけでもよだれがこぼれそうです。

さあ右だ右！

いよいよお店が登場です。

だんだん黄色と赤文字の誘惑に吸い込まれるように早歩きで向かいます。

もっとはやく歩け！俺の足！

いやーいいですよね。

数えきれない歴史を刻んだであろう店構え。

昭和33年から目の前に通る国道3号線を見守ってきた風格がある。沢山のドラマがあったんだろうな。

のれんは新調されたのかな？前とは違った雰囲気ですね。

そしてついに入口到着！

チラリと見えるキッチンがまたいい味出てます。

さあもう早く入ろう！我慢できん！

いざ入店！

さあついに丸星ラーメン到着しましたよ。

まず登場するのがこのメチャクチャシンプルな券売機。

みんなが注文するものはボタンも4倍くらい大きい！

そして上の定価表もいい味出てますね。

店内の雰囲気はこんな感じ。

古き良きな雰囲気そのままでとっても心が落ち着きます。

創業からの歴史ある写真たちや、数々のトラック野郎が帰りの道中で口ずさんだであろう「丸星小唄」も

ついつい見入ってしまいますね。

そうそう、丸星ラーメンの店員は基本的にすべて大先輩のお姉さまたちがテキパキと働いております。

その「お母さん感」「実家感」もまた最高で、お店の雰囲気もあり心が本当に安らぎます。

ラーメンの脇をガッチリ固める2本柱

ラーメンだけでも十分美味しいんですが、丸星ラーメンファンなら必ず欠かさない２つのものがあります。

まず1つ目は「お惣菜」

日替わりだとおもいますが、沢山のお惣菜がズドンッとお店の真ん中にあります。

なんんとこれ

「無料」

なんです！はじめての方は絶対有料だと思って手を出さない方もいますが慣れてくるとみんな食べるんです。

味はちょうど「コレコレ！」という味で美味しい。

見てください。もうこんなに減っています。

そして2つ目は「おでん」

これまた丸星ラーメンを語る上で絶対に欠かせないもの。

こちらは１つ100円ですが、たっぷり味が染み込みまくったおでんがまた最高なんです！

特に今みたいな寒い季節はみんな注文したラーメンの横におでんがあるのを見かけます。

今日はとにかくシンプルに丸星ラーメンだけで口の中をいっぱいにしたいのでグッと我慢。

さあさあラーメンがやってきたぞ！

お冷をたしなみながらじっとその時を待っております。

何気にこの湯呑みスタイルで飲むお冷が好きです。

店内にはトラックの運転手であろうおじさんたちや、家族ときてはしゃぎまくっているお子様や、高齢のご夫婦でじっくりあじわっている方など様々です。この感じが良いですよね。お店がお客さんを選んでるようなラーメン屋はちょっと苦手です。

やぱりみんなに愛されているラーメン屋は何度も来たくなる「なにか」がありますね。

たいへん長らくお待たせしました！

これがそう

「丸星ラーメン」

です！

そうそうこの感じなんです！！！

もちろん白飯は添えます。

「炭水化物に炭水化物？」

みたいな論争が世間で起きておりますがそんなの知ったこっちゃありません。

僕の場合、白飯は単純にお腹を満たすのではなく

最初にすすったスープのおいしさをリセットするために食べます。

白飯を挟むことで毎回初心に帰ることができるとても重要な役割です。白飯がないラーメン屋にはいきません！

さてさてラーメンの味はというと..

程よくとんこつの香りが漂うスープに中太麺の麺が美味しそうに佇んでいます。

シンプルなチャーシュー、ネギとノリもとにかく美味しそう！

創業以来一度も途切れることなく継ぎ足してきたとんこつスープはとても味わい深く濃厚でそれでいてサッパリもしている。

麺は硬さの指定はせずにありのままで食べます。それが一番いいんですよね。

そうそう、僕は最近とんこつラーメンを食べるときには「やわ麺」がマイブームなんです。

本来久留米ラーメンや佐賀ラーメンと相性がいいのは「カタ麺」ではなく「やわ麺」らしい。ぜひ一度挑戦してみて！

そんなこんなでしれっと替え玉を２つペロリと食べたところで完食！

もう大大大満足です。

このスープを飲んだら出てくる優しい言葉が嬉しいですよね。さすが国道3号線を支え続けてきたお店。

帰り道にもありました。

このさりげない優しさがみんなに愛されるところかもしれません。

そうそう、前回の記事で書いていた丸星ラーメン好きな方ならわかる「不思議ワード」の謎がありました。

おでんと総菜は書いたとおりです。それ以外の不思議なワードは

「おもちゃ売り場」

ある時期に突然店内に現れたおもちゃ売り場。なんとラーメン食べながらおもちゃを吟味もできるという不思議な空間。

しかも意外とお子様が買っている！しかし丸星ラーメンはおろかラーメンにもまったく関係のないおもちゃが突然現れたのはなぜだったんだ…

当時写真が無いのがもどかしいですが、その不思議な景色は圧巻でした。

「警察犬」

まあこれが何より一番気になる不思議ワード。しかし丸星ラーメンについて友人と語るときには必ず登場する重要な存在。

当時店内に入るとなによりも目立って壁にでっかくドンと貼られた

「俺の警察犬（とも）」

という歌の歌詞があった。しかもその曲のCDやカセットテープもしっかり販売していた。

僕はもちろん知り合いも誰も聞いたことがない曲。今思うと買っておけばよかったと後悔。

どうやら昭和40年代にはわかる有名なシェパード「カール号」のオーナーだったとか。

このインパクトがとにかく強かった。圧倒的なカルト感があるのはこういう不思議すぎるところなんだろう。これまた当時ケータイもない時代だったので写真が無いのがもどかしい。

さてさて名残惜しいですが丸星ラーメン食べる記事はここまで。

かつて福岡や佐賀で育ち現在遠い場所で働いているみなさん思い出しましたか？

たまには帰ってきて美味しい丸星ラーメンでも食べませんか？