1月29日に記念すべき発売1周年を迎えるゲーム「バディミッション BOND」をご存じでしょうか?
発売から1年経つにもかかわらず、いまだにバディミッションBONDのことを考えて頭を抱えてしまうことがあります。もう1年も経つのだからそろそろこの気持ちを昇華させたい、あとせっかくなら私と同じようにバディミッションBONDのことを考えて頭を抱えてしまう人間を増やしたいという思いから今回この記事を書くことを決めました。
下記の項目に当てはまる方はバディミッションBONDに向いています。
●ゲームは不得意だけど漫画や小説、映画が好きな人
●どんでん返しがあったり先の読めない物語が好きな人
●イケメンが出てくる作品が好きな人
●そのイケメンたちの名状しがたい関係性と渦巻く感情の波に飲み込まれて頭を抱えたい人
特に4つ目に当てはまる方は絶対にプレイして欲しいです。もちろん上記に当てはまらなくても楽しめるゲームだと思います。
もし少しでも気になるかも、と思って下さったならどうぞこのまま読み進めて頂けますと幸いです。
どんなゲーム?
そもそも『バディミッションBOND』はどういうゲームなのか、という話ですが公式から良いPVが出てますのでまずはそちらをご覧ください。
6分半と少し長めのPVですが、キャラクター、ストーリー、ゲームシステムがひとつにまとまった一番分かりやすい動画だと思います。
あらすじ
“真実に迫れ、相棒と共に。
亡き養父の夢を継ぎ、ヒーローを目指す警察官ルークと被害総額・数百億ともいわれる「怪盗ビースト」こと、アーロン。数奇な出会いが2人の運命を大きく変えていく……。頼れる相棒として助け合い、時にはぶつかり合いながら、ルークの父の死の謎、そして世界を揺るがす大きな陰謀に立ち向かう熱き友情の物語。
舞台は世界的なショービジネスの中心地「ミカグラ島」。そこで暗躍する姿なき犯罪組織「DISCARD」に対抗すべく、それぞれの思惑をかかえたワケありの4人が極秘の潜入捜査チームを結成。その名はチーム「BOND」。警察官のルーク、大怪盗ビーストことアーロン、陽気な恋多き忍者のモクマ、冷徹な詐欺師のチェズレイは、光と闇がうごめくこの島で真実を突き止めることができるのか?”
(Nintendo Storeゲーム紹介より引用/https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000012243.html)
さて、PVとあらすじを見て頂いた上で一番大切なことからお伝えしたいと思います。
絶対にネタバレを見ずに
プレイしてください。
出来れば実況なども見ないで、ツイートも検索しないで、自分自身でプレイしその目でストーリーを確かめて欲しいです。なんならこの記事だって見ないでとりあえずまずはプレイして欲しいくらいです。
だたそうは言ってもよく知らないゲームを突然プレイするのは…と思う方もいらっしゃると思います。なのでここからは出来るだけネタバレをしないようバディミッションBOND、通称バディミの魅力をお伝えしていこうと思います。
※核心には触れないようにしていますがネタバレだと受け取れてしまう部分が含まれます。ご注意ください。
魅力的なキャラクター
バディミのメインとなるキャラクターは4人。キャラクターデザインは「アイシールド21」「ワンパンマン」の作画でお馴染みの村田雄介先生です。
まずは警察官のルーク。正統派の主人公!といった感じです。熱血ですが柔軟さもある人懐っこい好青年です。
大怪盗のアーロン。食う、寝る、戦う。こう見えて結構かわいいところがあります。
忍者のモクマさん。お酒が好きなおじさんです。小柄で飄々としていますが肉体派。
詐欺師のチェズレイ。潜入ミッション時は髪を結びます。プレイする前と後で一番印象が変わるのは彼ではないでしょうか。
この4人、特にルークを中心に話は進んでいきます。
バディミッション、というタイトルの通りゲーム中は2人一組のバディを組むことになります。
またまた公式から良い動画が出ているのでどうぞこちらをご覧下さい。
こちらの動画では、ルークとアーロン、モクマさんとチェズレイのバディが紹介されていますが、実際のゲームでは組み合わせに制限はありません。なのでルークとチェズレイ、アーロンとモクマさんといったバディでもプレイすることが出来ますし、組み合わせによってのほほんとしていたり殺伐としていたり雰囲気がガラッと変わるのが楽しいです。
何といってもストーリー
軽くキャラクターの話をしたところで、ここからが本題です。
バディミの魅力は何といっても、進めるほどに密度が増し重みを感じるそのストーリーです。
序盤では少年漫画のような熱いストーリーに興奮し、この先どういう事件や出会いが待っているんだろうというワクワクで満たされます。
バディミに慣れてきた中盤になると重さのあるエピソードが顔を覗かせ、動揺したりため息をつく回数が増えます。
終盤までたどり着いた頃には、その思いもよらない展開と見事なまでの伏線回収、簡単には受け止めきれない複雑な真相に翻弄され頭を抱えることになるでしょう。
終盤の息つく間もない展開には本当に心身ともに疲労しますが、真のラストまで終えた時には長編映画やシリーズ物のドラマを見終わったときのような高い満足感と爽快感が得られるはずです。そして2週目をプレイしたくなること間違いなし。2週目からストーリーが変わるなんてことは無いのですが、初見でプレイしたときの印象と全てを知った上で味わうエピソードでは180度見方が変わり、何でもなかったはずのセリフひとつにも新たな意味を見出して目頭が熱くなることが多々あります。
こう言うととても重くてしんどいストーリーに思われがちですしまあ流れだけ見ると実際そうなのですが、テンポが良くてコミカルな部分も多いので気負わずにプレイして頂けると思います。ウィットに富んだキャラクター同士の会話や個性豊かなサブキャラクターたちのおかげでゲーム全体の雰囲気は程よい明るさに仕上がっています。
ゲーム自体が超超超かんたん!
ちょっと気になってきたけど普段ゲームをしないからちゃんとクリアできるかな…と不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
大丈夫です。まったく問題ありません。
何故ならバディミにはゲームーオーバーという概念が無いからです。
どんなにゲームが下手でも本編を最後までクリア出来るようになっているんです。
推理パートで選択肢を間違えても冷たくあしらわれたりノリツッコミされたりするだけで、正解を選ぶまでストーリーは進みません。QTE※が上手く出来なくてもそのミッションのクリアランクが下がるだけでゲームオーバーにはなりません。(※QTEとは…クイックタイムイベントの略でゲーム内で画面に表示されたボタンやキーを入力するイベント。バディミではタイミングに合わせてボタンを押すところがあります。)
なのでどんなにゲームが苦手でも本編はちゃんとクリアできますし、選択肢でストーリーが大きく変わるといったこともないのでゲームの上手い下手がメインストーリーに関係してきません。安心してください。
ただ、クリアランクが高いとメインストーリーとは別にあるバディエピソードとサイドエピソードがたくさん解放されます。このバディエピソード、サイドエピソードを全部含めてバディミのストーリーなので是非高ランクでのクリアを目指して欲しいです!特に各バディにクローズアップしたバディエピソードは、4人の各組み合わせ計6通り全てに存在するのでより造詣を深めることが出来ます。
最高ランクのSランククリアでもそれほどハードルは高くないので慣れてくればすんなり取れると思います。普段ゲームをほとんどやらない私でも全エピソード回収はそう難しくありませんでした。
あとこれは私の主観なのですが、ミッション(メインストーリー)をクリアしたらそのミッションのバディエピソードとサイドエピソードを回収し確認したうえで次のミッションに進む、という順番でやるのが一番ストーリーを理解しやすいと思います。バディエピソードとサイドエピソードにはメインの裏でこんなことが起きていた、という情報がたくさん盛り込まれているのでメインストーリーの補完が出来ます。
百聞は一見に如かずなのでまずは是非無料で出来る体験版をやってみて下さい。体験版とは言っていますが物語の序盤が存分に楽しめてかなりボリュームがあります。何より私はこの体験版の時点で号泣してしまいました。私のように体験版で涙した人は絶対に本編もやって欲しいですし、何があっても途中で終わらせないで最後まで見届けて欲しいです。
愛にあふれる公式
発売から1年経つのにバディミ熱が衰えないのはゲームの評価の高さによるものだけではないと思っています。
何より大きいのが、公式が熱量を持って作品を愛しているのが伝わってくるところ。キャラクターの誕生日はもちろん、父の日などの様々な記念日にミニエピソードを公開してくれるんです。
例えばルークの誕生日には下記のような動画によるエピソードが公開されましたが、まったくの新規エピソードかつゲームシステムそのままの画面でファンを大いに驚かせくれました。(出来ればクリア後に見て頂くのが最良ですが、未クリア状態でも問題なく見て頂ける動画だと思います。)
あとこれは個人的に一番唸ってしまった父の日のミニエピソード。
ルークの父による何気ないエピソードに見えますが、本編をプレイする前と後では見える世界が違いすぎるとんでもないエピソードです。どういう気持ちで見ればいいのか分からないとしか言いようがありません。
これの何がそんなにヤバいのかはプレイした方にしか分かりませんし、プレイ済みの方はこのヤバすぎるエピソードに震えたのではないでしょうか。
こういった実際にプレイした方を大切にしてくれる公式の愛情が私は大好きです。
また、Twitterでのエピソード公開以外にも本編後を描いたドラマCDの発売やキャスト登壇のイベントを行うなど、発売から今も変わらずずっと精力的に活動してくれています。ドラマCD発売後にはTwitter上での同時視聴企画を公式が行うくらいに公式主導で作品を盛り上げてくれています。
まだまだ遅くない!
発売から1年経ちますがバディミッションBONDの勢いは留まることを知りません。もしかしたら今後続編発売とかアニメ化とかそういったさらに盛り上がる展開が待ち構えているのでは、とも思ってしまいます。
つまり発売から1年経つバディミッションBONDを今から始めてもまったく遅くはないということです。むしろノータッチだった方こそバディミをプレイするのに向いていると思います。私も記憶を無くして何も知らない状態から再度プレイしたいと常々思っているくらいです。
是非バディミッションBONDをプレイして、笑って、泣いて、一緒に頭を抱えましょう!
コメント
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