どうも、ファビュラスギャル上海アンです。
今回も音楽の話…ではなく、今日は私が心から愛して止まない一人のアイドルについてお話させて頂きます。
アンティークゴールドの可愛らしい鍵。
古びた中に、きらりと目映い小さなオーロラのガラスが嵌っている。
大切な秘密を込めて。
シンプル・ノスタルジック。
そもそも戦慄かなのって?
「TwitterとかYouTubeで見たことあるけど…」「名前は知ってるような…」そんなあなた、私と一緒にサクッとおさらいしましょう。
かなのちゃんは、血液型B型、大阪府出身、担当カラーは水色、年齢は2022年10月現在24歳です。2018年10月18日にトークバラエティ番組「アウトデラックス」にて初出演以降、アウト軍団として番組終了した今年の3月までレギュラー出演していました。”少年院上がりのアイドル”という強烈な肩書きだったので、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
かなのちゃんには「指嚙み診断」という特技があり、人の指を噛んで性格を診断する事が出来るんです。リアタイで見ていましたが大御所の出演者さんの指に容赦なく歯を立てて、あむあむする姿は何とも滑稽でした。
当時はZOC(現:METAMUSE)というアイドルグループに所属しており、シンガーソングライターの大森靖子をはじめとする凄いメンバーばかりで曲もコンセプトも一目置かれるものがありましたが、かなのちゃんは2020年7月8日をもって卒業しました。現在は実の妹でありグラビアアイドルとしても活動している頓知気さきなと2人でアイドルユニットfemme fataleとして活動しながら、ソロ、ファッション、SNS等で幅広い活躍をみせています。
そんなキラキラしたかなのちゃんですが、母親から虐待、ネグレクトを受けていた過去があり、同じ思いをしている若者を救いたいと、自身で2019年1月7日にNPO法人-bae-(ベイ)を立上げました。新聞に大きく取り上げられていたのが印象的で今でも覚えています。
出典元:Buzz Feed.News
少年院出身アイドル・戦慄かなの 母親からの虐待、学校でのいじめを乗り越えて (buzzfeed.com)
”戦慄かなの”という名前の由来ですが、少年院時代に漢検の勉強をしていた際、中でも「戦慄」という漢字が難しく画数も多かった為印象に残っていたそうです。また、単純に「ヤバいやつ!」くらいの感覚で選んだとも過去のインタビューで語っています。確かに一度聞いたら忘れないような芸名ですし、ミスiD2018 サバイバル賞も受賞してるだけあって、名前負けも一切してないのがまたかっこいい。”かなの”は本名だそうです。
地球にやさしいぬいぐるみです。
スモーキーなパステルカラーを基調とした
おしゃれなカラーリングも魅力的です。
バズりすぎ
初っ端からパンピーみたいな入りですみません。でもホントにバズり過ぎなんです。
2022年3月4日に配信曲としてリリースされたfemme fatale の「だいしきゅーだいしゅき」は、 TikTok weekly Top 20にて初登場から14位→3位、その後2週連続で1位を獲得。TikTok見ててこの音源が流れてこない日はありませんでしたし、オタクとしてもファムの素晴らしさがたくさんの人に届いてるかと思うと興奮が止まりませんでした。
キャッチ―なメロディーにこの世の全ての“可愛い”を詰め込んだような世界観。イントロのピコピコ機械音は中毒性大で、声の相性も抜群で聴いていて最高に心地良い。なのに抱きしめたら腕からすり抜けて逃げてしましそうな魔性の魅力を存分に堪能できる、そんな一曲です。初めてfemme fatale の楽曲に触れる方でもかなり聴きやすいかと思います。実際、この曲から沼った私の友達も何人かいました。サビ最後の、
「アタシじゃないなんて 終わってんね。」
という歌詞も印象的です。人間関係で病んだらこのマインドで生きていきます。
また、4月1日に結成された、Hazeのかてぃとの1日限定幻のアイドルユニット、悪魔のキッスも同じくTikTok weekly Top 20にて初登場5位を獲得しました。
オタクがどれだけ心待ちにしていたか、いいね数が物語っていますね。本当にビックサプライズでした。
元はZOC(現:METAMUSE)のメンバーとして活動していた2人。もう交わることのない世界線にいたプリキュア達が劇場版で再会してるような感動…スマホ越しにむせび泣いた同志は沢山い居たことでしょう。でもエイプリルフールなので本当に一日限りだったんですけどもね。それでもやっぱり嬉しかった。
見た目も声も対照的な2人ですが、それがまたいい味を出していて何度も何度も聴き返したくなってしまいます。もうどっちが天使でどっちが悪魔か分からない…このまま2人で世界征服してほしい。
確かにユニット自体は一日で終わってしまったのですが、その後ライブイベント「悪魔night」が開催され、噓だったはずのエイプリルフールが現実のものとなりました。
私が伝えたい大好きポイント
全部です。全部。余すところなく全部。
美味しいものを食べた時に目をクシャっとさせて喜ぶところとか、何事にも努力を怠ることなくストイックに上を目指し続けるところとか…出したらキリが無いんですけど、中でも私が一番大好きなところが一つあります。
それは…
声 です。
かなのちゃんとの出会いも一目惚れならぬ一聴惚れでした。
元々新聞やテレビで存在は知っていたものの、当時はただ「笑った顔可愛いな~」「しっかりしててかっこいい女の子だな~」と画面越しに思うばかりで、オタクとしての第一歩を踏み出すにはタイミングが掴めなかった私。そんなある日、ダラダラとYouTubeを見てた私の元にそれは突然やってきました。ZOCのデビュー曲である「family name」のMVが、YouTubeのおすすめに流れ着いたのです。
本当にいい仕事をしてくれた。ありがとうYouTube。
今まで「アイドル」というジャンルに全く触れてこなかった私ですが、プロデューサー兼メンバーである大森靖子の楽曲は好んで聴いていましたし、唯一知っていて尚且つ大好きだった完全セルフプロデュースアイドルユニット「生ハムと焼うどん」の元メンバーにっちやん(西井万理那)も加わっていて、もはや見ないといけない使命感に駆られ迷わず再生ボタンを押しました。
もう出だしから好きな曲の予感…と五感を全集中させZOCワールドに恐る恐る足を踏み入れ、Aメロに差し掛かった瞬間、
出会ってしまった…
超絶きゅるきゅるボイスでありながら聴けば聴くほど胸が締め付けられる…なんだこの声は。
頭の中でずっと残り続ける甘さ、なのに噛み砕こうとすると鋭い破片となって突き刺さる。まるで飴玉のようなその声に、私は一瞬にして心奪われてしまいました。
運命の姉妹 femme fatale
かなのちゃんを語る上で切っても切れないのが冒頭でも触れた実姉妹アイドルユニットfemme fataleです。なんと事務所に所属せず、完全セルフプロデュースで運営してるんです。凄いですよね。特に初期のころは大まかに、
戦慄かなの→曲、振り付け 担当
頓知気さきな→衣装、グッズ 担当
といった具合で、2人でfemme fataleの土台を一から築き上げました。お互いがお互いの魅力を熟知していたからこそ出来たセルフプロデュースだと思います。
femme fataleには「魔性の女」「運命を狂わす女」と言った意味があり、このユニット名は妹のさきなちゃんが考えました。何でも姉のかなのちゃんの姿を見て思いついたそうです。
確かにfemme fataleを追いかけ始めてから人生狂わされました。最高です。
出典元:AK factory
http://kent-akada.com/wp-content/uploads/2020/04/ES1KB4gU4Ac89S3-e1587589188274.jpg
YouTubeやTwitterなどで
お人形のようになりたかった人間のかなのちゃんと、人間の女の子になりたかったお人形のさきなちゃん
というコメントをよく目にしますが、MVなどでも表情や動きから2人の似てるようで似てない部分や、またその逆の部分も感じることができます。
いつか生まれ変わってしまってもまた巡り合う、そんな必然性を感じさせてくれる運命の姉妹、それがfemme fataleだと思っています。
これ聴けば沼確定 推し曲・推しMV
マジで選べないんですけど、絞りに絞って今回は推し曲と推しMVを二曲ずつ紹介できたらいいなと思ってます。
【推し曲編】
最初にご紹介するのが「バタフライ」私が一番大好きな曲です。
femme fataleの超可愛い楽曲の数々は、”佐々木喫茶さん”という才能に満ち溢れた大変いかついお兄さんが手掛けており、序盤で触れた「だいしきゅーだいしゅき」も佐々木喫茶さんが作詞作曲したものです。
実はこの曲、6年前佐々木喫茶さんのTwitterに当時まだまだ無名だったかなのちゃんが突然現れ
「アイドルやりたいので曲作ってください」と、
その一言で誕生しちゃった楽曲です。かなのちゃんの度胸もですが、突然TwitterのDMに現れた見ず知らずの女の子にこんな最高な曲を作っちゃう佐々木さんの粋な人柄も素敵ですよね。
ご視聴はこちら↓
次にご紹介するのが「安眠swimming」
作詞作曲はまたまたご登場、我らが佐々木喫茶さんです。
衣装もコンセプトも曲も完璧で、もう何も言う事ありません。言いますが。
2人の夢の中を覗き見しているような世界観、でもどこか奇妙で胸騒ぎが止まらない、そんな一曲です。個人的にはメイキングもめちゃくちゃ見ごたえがあるので曲を聴いて気になってくれた方は、是非そちらもチェックしてみてください。
ご視聴はこちら↓
【推しMV編】
最初にご紹介するのが「鼓動」
作詞作曲は水曜日のカンパネラでおなじみ、ケンモチヒデフミさんです。
なんとこのMV、製作費に1000万かかってるんです。動画を見て頂ければ分かるかと思いますが、細部まで繊細なCGが施されており、驚愕の費用にも納得がいきます。VOGUEを取り入れたダンスも大変魅力的で、かなのちゃんとさきなちゃんの心情の対比も端々に現れていて、ハートをギュッと掴まれること間違い無しです。
ご視聴はこちら↓
お次にご紹介するのが「Role of Life」
このMVはもうほんとに全部、
か”わ”い”い”。
Role of Lifeは、femme fatale が現在に至るまでのノンフィクションストーリーが一つの楽曲になっています。ファンも知らない2人の一面や、いつもの和やかな二人のやり取りも見ることができるので、とってもおすすめです。
最初は2人がライブ前に喧嘩しているシーンから始まるのですが、怒った顔も可愛い。。過去のエピソードを知りながら曲としても楽しめる、そんな一曲です。
ご視聴はこちら↓
最後にファンアート見てください
何度もしつこいですが私、上海アンはお絵描きが大好きでして、ここでまた過去のファンアートを晒していけたらと思います。
↑こちらのイラストはかなのちゃんご本人がインスタのストーリーで使ってくださいました。これは嬉しかった…
終わりに
いかがでしたでしょうか。ちょっと話し過ぎちゃったかな。
今後もかなのちゃんのソロ活動や、アイドル界を姉妹で無双するfemme fataleからも目が離せません。今回紹介しきれませんでしたが、他にも素敵な楽曲が盛りだくさんなので、聴いていただけると嬉しいです。
機会があれば、次回は妹の頓知気さきなちゃんにスポットを当てておはなししたいです、
皆様の音楽ライフが有意義なものになりますように。
では、🦋
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