今一度セカライ2ndを振り返っていたら情緒が激しく乱れた(前半編)

シェアしてね!😘
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

「本当の想い」を見つける旅へ!

さて、そんな旅に出てきたのはわたくし高卒。今年1月の出来事である。
旅というのはこれから書くリアルライブ「セカライ2nd」のことなのだが、のらりくらりと日々を送っていたらいつの間にか5か月近くの時が経過しており、驚きを隠せないでいる。記憶はしっかりと脳に焼き付いているため、できるだけ早口にならないよう、その感動をお伝えしたい所存だ。

「セカライ2nd」とは?
プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd – Will –
幕張メッセで2023年1月7~9日、インテックス大阪で同2月25~26日に行われた、プロセカの全ユニットのキャラクターたちが登場する3DCGライブ。
公式サイト:https://pjsekai.sega.jp/colorfullive/2nd-will/index.html

自分は1月の東京公演では幕張メッセへウキウキで足を運び、Abemaの配信アーカイブを擦り切れるまで観、2月の大阪公演では、映画館でのライブビューイングに参加してきた。その中で一度も、ボロカスに泣かなかったことなどない

事前通販で買い忘れ、二時間半ほど並んで買ったショッパー

現地での震えるほどの感動を思い出して泣いてしまう、というのもあるため100%をお伝えすることは叶わないかもしれないが、プロセカを知るきっかけに、あるいはプロセカユーザーがセカライに興味を持つきっかけになると嬉しい限りだ。
公演は大きく前後半に分かれている。今回は前半部分について書いていこうと思うため、アプリをインストールし、初期ダウンロードの待ち時間にでも読んで頂ければ幸いだ。ほらほら。

目次

青春のきらめき、そのもの(Leo/Need編)

トップバッターを務めたのは、メインビジュアルにも起用され、作中でも主人公パワーを見せる星乃一歌さんがボーカルを務める4人組高校生ガールズバンド・Leo/Need(以下レオニ)だ。
ライブのオープニングが終わり照明が落ちた中、語りなしで演奏されたのは「STAGE OF SEKAI/作詞・作曲:針原翼(はりーP)」。ゲーム内イベントで、ユニットに書き下ろされた楽曲である。セカライでは、ゲーム内に収録されている、書き下ろし楽曲及びボカロ楽曲のカバー曲から選曲されるため、予習しやすいというのも良い点だろうか。

君が輝ける場所はここだよ」という歌い出しが会場に響き渡る感動は、正直に言ってライブ全体を通しても圧倒的な感動であった。

セトリを考えた方々の、初手で禁止カードを切り、会場から死人を出してでも泣かせるという覚悟が窺える。
「ステセカ、聴きたいよね。」「わかる~~~~~」などと会話をしてそわそわしていた開演前の自分と友達に、今一度その覚悟を問うてやりたい。お前たちは初手でステセカを歌われて立っていられるのか、と。二人とも一瞬座りました。

1曲目の演奏を終えるとレオニのバンドメンバー紹介が始まり、一人ずつ左右モニターに抜かれていく。演奏する彼女たちに合わせて生演奏の楽器の音が鳴り響くの、めっちゃきもち~。そしてかわいい、かわいい。イベント内で涙を流して想いを伝えていた穂波がにっこり笑っていて、涙が誘われて仕方ない。
高校時代、何かに必死に打ち込んだことが大してなかった自分のような陰険オタクからすると、レオニは眩しくて堪らない青春の輝き、煌めきそのものだ。一生懸命に夢へ走る姿って、こんなにも美しい。ゲーム内イベントストーリーを読む度に覚えるそんな感情が、この会場でMAXになった。

涙を拭えたところで次の曲へ。2曲目に演奏されたのは「Calc./作詞・作曲:ジミーサムP」。
あの?と思ったそこのオタク!そう、「あの」Calc.である。

初音ミクオリジナル曲 「Calc.」 – ニコニコ動画 (nicovideo.jp)


2012年に公開され、今でも色褪せることのないその曲名を星乃一歌さんが発表した途端、会場からは歓喜の声が上がる。ゲーム内に3DCGを用いたMVが収録されておらず、まだフルサイズも公開されていない楽曲であるが故の興奮もあった。
度々アイコンタクトをとり、間奏で掛け合いをしながら演奏をする彼女たち。作中で最も初音ミクのことが大好きな星乃一歌さんが、そのミクと背中合わせでギターを演奏して歌っていたり、キーボードの咲希が笑顔でジャンプをしていたりと、ライブならではの演出が見られて本当に嬉しかった。
楽器のCGモデルが用いられるのはこのレオニのみなのだが、特にドラムの、叩くと揺れるシンバルの動きには感動した。す、すげー。

そんなレオニパートを浴びながら、オタクは思った。ぶっ飛ばしすぎではないか。
しかし計5ユニットが集うこのライブでは、各ユニット前半2曲、後半2曲しか演奏しないため、確かにぶっ飛ばさなければならないのである。レオニパートの2曲でそれを理解した自分は、今後の選曲に対して”覚悟”を固めた。

もっともっと、たくさんの「希望を届ける」アイドル(MORE MORE JUMP!編)

直後にユニットカラーである黄緑色の光と共に登場したのは、異色ガールズアイドルユニット・MORE MORE JUMP!(以下モモジャン)だ。うおおおおおおおおおお、かわいい。やはりアイドルという存在がステージに立っている姿というのはそれだけで感動する。
早速披露されたのは、「モア!ジャンプ!モア!(作詞・作曲:ナユタン星人)」。その曲名からも分かる通り、他でもない彼女たちのための書き下ろし楽曲である。


フォーメーションを組んで「だからもっと!」と歌い出す桃井愛莉さん、その姿に釘付けになる。この曲も3DMVがゲーム内に入っていない楽曲であるため、そのアイドルらしさが全面に押し出された振り付けが見られて、めちゃくちゃに興奮しないなど不可能であった。さ、最高や我々がペンライトを握っているのはこの時のためだと思わされた。プロだ。
今回、大声に当たらない声援であれば声出しOKとされていたため、曲中に散りばめられたコールを声に出せてとても楽しかった。声出し解禁を見据えた選曲だったのなら本当に頭が上がらない。ありがとう。

一曲目を終えると、それぞれの自己紹介が始まる。ラブリー・フェアリー・桃井愛莉よ!が生で聞けただけでチケット代の元が取れてしまって困ったな。
後の大阪公演では声量制限もなかったため観客がメンバーの名前を叫んでいて、ライビュを見ながら悔しさでぎりぎりと奥歯を噛んでしまった。
「こうやって、HEY!って手を突き上げて…」次の曲のペンライトの振り方を教えてくれるモモジャン。自分はこの時点で次の曲を察して、内心が全く穏やかではない。楽曲追加があったときから、この時のために生きていたのかも。

そう、二曲目は「ヴァンパイア(作詞・作曲:DECO*27)」。
激しいギターが押し出されたバンドアレンジに、興奮が抑えられない。残念ながらジャンプは禁止なので、ペンライトを必死に振る。ジャギジャギのサウンドに合わせて踊るきらきらのアイドル。そのギャップのようなものに脳を激しく刺激され、聴いているだけで息が上がるのが分かった。

表情から指の先まで、何もかもがプロアイドルのモモジャン。
彼女たちのテーマが「希望を届けるアイドル」である以上、自分はモモジャンのファンにはならないのだろうなと感じていた時期もあった。それがどうだ、今ではイベントストーリーを含め彼女たちが完全に生きがいとなっている。
皆も是非、まずはこのヴァンパイアからその沼に入ってみては如何だろう。


一転、そこはストリート(Vivid BAD SQUAD編)

さて、来てしまった。というのも、自分はこのVivid BAD SQUAD(以下ビビバス)というユニットがゲーム内で最も好きだ。男女2人ずつで編成され、ストリートで活動する歌唱ユニット。もっと言うと、そこに所属する男子二人組を激しく好いているのだ。

この通り
この通り(2)

自分の目でステージのその姿を捉えただけでホワァア~と感嘆の声が漏れてしまう。くっそー、自分はこのまま一生オタクなんて脱出できないのだろう。
さて、あくまで平静を装ってライブの感想を書いていかなければならない。

一曲目は「シネマ(作詞・作曲:Ayase)」。
自分が作中で最も好きなキャラクター、東雲彰人という男のために書き下ろされたといっても過言ではない曲である。ひ、ひえ。1stでも披露された曲だが、1stには参加できていないためまさか生で聴けるとは思わず声が出なくなってしまう。
等身大以上の苦悩や葛藤を描いた重要なイベントストーリー、かつその音楽が超絶天才作曲神・Ayaseというのもあって、かなり思い入れが深い。

主役は僕だけだろ」と歌う彰人、それを他の全員が指差す振付がある。オタクはこれが大好きだ。泣いちゃった。是非イベントストーリーを読んだ上でシネマを聴いてほしいものだ。

間髪入れず二曲目「ECHO(作詞・作曲:Crusher P)」の前奏が流れ始める。気絶するかと思った。なんとか気を保ちながらその低音の響くバンドアレンジを全身で浴びる。生演奏の迫力ったらない。

素人なので何の音なのかわからないが、間奏でのアレンジが格好良すぎて正直もうゲーム収録版では満足できない。はやくBlu-rayをゲットして毎日それを聴いて過ごさなければ。
原曲のイラスト(※参照)を5人で再現する振り付け、ルカが中央に立ってビビバスが鏡合わせになる振り付け、最高だった。あれまずビビバスを倒さないとルカに直接ダメージが入らないやつだ。

※原曲MV


曲が終わると、英語が苦手なちゃんと彰人を、「練習を始めたときなんかすごかったのに頑張った」と褒めるルカ(ECHOは歌詞がすべて英語のため)。慌ててその話はいいからと止める二人。パフォーマンスの最中とのギャップに、これこれ…とニッコリしてしまった。ちなみにパンフレットにも苦労した旨が書かれていた。

スクリーンだと若干奥行きが感じづらいところがデメリットだろうか。しかしそれもそこまで気にならず、彼ららしいダンスパフォーマンスも存分に楽しめてすごく良かった。
ちなみにAbemaの配信では全曲定点カメラとの切り替えが可能であった。Blu-ray版にも実装されているらしく、舐め回すのが楽しみだ。

破茶滅茶で、どこか切ないショータイム(ワンダーランズ×ショウタイム編)

スポットライトを浴びて出てきてはペガサス団団長のツカーサ・テンマを名乗ったのは、ワンダーランズ×ショウタイム(以下ワンダショ)のユニットリーダーを務める天馬司
我々は突然入団試験会場に集められたことになっており、困惑しながらも、その後続々と登場するキャラクターに声援を送りながらその世界観にすぐに順応させられる会場のオタクたち。この雰囲気づくりには何度見ても感動する。先ほどまでストリートにいたはずが、いつの間にかショーを見学する観客に。
どうやら天馬司ツカーサ・テンマによれば、その合格条件は最後まで全力で盛り上がること。おいおい、舐めてもらっちゃ困るぜ。こっちがここまでどれだけ盛り上がったと思ってんだ。

そんなこんなで始まった一曲目は「トンデモワンダーズ(作詞・作曲:sasakure.UK)」。
ツカーサ・テンマは誰一人この試験から落とすつもりはないらしい。この曲で盛り上がらないオタクなどこの会場には一人も存在しないからだ。遊園地の閉場間際のどこか切ない雰囲気を孕みながらも、このユニットを体現するかのような底抜けの明るさのある一曲である。
この曲で感動したのは、落ちサビ~ラスサビにかけてのライブ感、いや、ショー感と言うべきか。ショー感…?

落ちサビの歌い出し、天馬司のブレスが会場に響く音がたまらなく良かった。そして、ラスサビに突入すると火花が上がる。SS席で見ていた知り合いが暑かったと言って笑ってしまった。そういった細かな演出こそが、3DCGがスクリーンに投影されているライブ、というものに現実感を与えているのだろう。

そのまま前奏に移り披露された二曲目は、「踊れオーケストラ(作詞・作曲:YASUHIRO(康寛))」。
な、泣いちゃうだろうがやめて。一緒に歌うはずのルカが登場せず、天馬司が焦る様子も大変良かった。
自分はこの曲がとても好きなのだが、振り付け・フルサイズ共にここで初出になるため、予想外で震えて前奏でボロボロに泣いてしまう。ゆったりと、それでいて希望いっぱいに。

指揮をとるように導くルカ。満点の笑顔、その可愛さで釘付けにさせてくれる鳳さん。身体全部で表現するスター・天馬司。しなやかに、そして滑らかに歌い踊る神代類。その伸びのある歌声で我々を魅了してくれる歌姫・寧々ちゃん。そこにいる誰一人として欠けてはいけないと思い知らされ、このカバーがもっと好きになった。

(フルバージョンのMVが最近公開されたので是非!)

探す、まだ見つからない強い想いを(25時、ナイトコードで。編)

圧倒的な存在感で現れたのは、25時、ナイトコードで。(以下ニーゴ)という、音楽サークルとして活動するユニット。
普段は音声通話で作業をしていて独特な雰囲気を纏う彼女たちがステージに立っているのには不思議な感覚を覚えたが、曲が始まると完全に釘付けにさせられる。あ、ああーーーーーーっ。瑞希、かわいい。心中はそればかりだった。大阪公演では絵名の名前を叫んでいる観客が一部いたことが強く記憶に残っている。

一曲目に披露されたのは、「悔やむと書いてミライ(作詞・作曲:まふまふ)」。ユニットに書き下ろされた一番最初の曲で、彼女たちとセカイを繋ぐ重要な一曲である。
次の曲もそうだが、全体的な衣装が黒基調のためか、激しい炎やライトの演出がとても映えていた


悔やむと書いてミライ」と叫ぶように歌いながら上に手を伸ばすメンバー、それに合わせてゆっくりと上げられる会場のペンライト。その美しさ・力強さに思わず涙が溢れてしまった。
重く暗いテーマの多いニーゴだが、どんな不条理にも決して希望を見失わない。失ってたまるか。そんな覚悟が感じられる曲で好きなのだ。

二曲目は「フォニイ(作詞・作曲:ツミキ)」。振り付け・フルサイズ共に初出のカバー楽曲である。初出多いよ脳がパンクしちゃう~~~~~~~~~~~~。
さて、自分はフルサイズ初出楽曲は特にパート分けに注目して聴いてしまうのだが、それはこのゲームのカバーにおけるパート分けが大変俊逸だからである。
特に良かったのは、「如何して愛なんてものに群がりそれを欲して生きるのだ」のまふゆパート。おまけに、胸元に大切に両手を添えたまふゆの後ろからメンバーの手が伸びてきて、まふゆがはっと振り返る、という振り付け。これに脳が、胸が震えるのは、ゲームをプレイしストーリーを読んでいる者の特権だろう。興味のある方は是非に。

原曲のピアノを活かしたバンドアレンジも最高だ。
激しい曲調に対して、時をゆっくり動かしているみたいに踊るMEIKO、最高。原曲MVのイラストを再現した振り付けも用意されていて、思わずふぉお~と唸る。そしてこれは自分の幻覚幻聴の可能性があるのだが、間奏で瑞希が「アハッ♪」とアレンジを加えていて混乱したことを強く覚えている。そんなことをしてはいけないよ。その真偽は円盤が届いたら直ちに確かめよう。ライブ特有のMCの一部とも捉えられるが、もし2DMVが公開されるときがきたら、それにも収録されているといいね。

(されてた・・・。)

曲を終えると、MEIKOは「楽しいという想いは感じたが、それだけじゃないから考えてくる」と言って去っていく。
彼女たちは想いを見つけるためにまだ歌うという結論を出すと、休憩するために一旦はお別れとなった。

届く、次元の壁を飛び越えて

3DCGがスクリーンに投影される形で行われるライブ。しかしそれだけで決して侮ってはいけない。生演奏の迫力や、ここまで書いてきたように細かく練られた演出で心が激しく揺さぶられる。光が反射してしまったり見づらくなったりすることもなく、すべてのキャラクターたちが確かにそこに「居る」と感じられるセカライ。
今回は前半部分のみの紹介となってしまったが、どうだろう。興味を持って頂けただろうか。

自分はきっとセカライ3rdも開催されると信じ、それを楽しみに日々を過ごしているところだ。2ndが決まった際は1stの映像がYouTubeにて無料で配信されたので、もし次回もあるならそこを入り口にしてもらうのも良いかもしれない。
ゲームは好きだけどセカライは見たことがないな…という方は、6月21日に定点映像の収録されたBlu-rayが発売されたので、興味のある方は手に取ってみては如何だろうか。

ゲームアプリのほうはスマホさえあればいつでもどこでも最高のストーリーが読める上にリズムゲームも遊べてしまうので、まだ触ってみていない方は是非。

引用元:「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd – Will -」Blu-ray 2023.6.21発売決定! | 日本コロムビア (columbia.jp) https://columbia.jp/projectsekai/

自分はこの愉快なポーズの青柳冬弥さん(右から二番目)のアクリルジオラマ欲しさに限定セットを予約した。一緒に旅をするのが非常に楽しみだ。

プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st – Link –
プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd – Will –
プロジェクトセカイ公式サイト

シェアしてね!😘
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

高卒のアバター 高卒 インターネットサーファー

小学4年生からツイッターをやっています

コメント

コメントする

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

【コメント機能をご利用いただくにあたっての注意事項】

1. ご投稿いただいた記事やコメントは、掲載までに少しお時間をいただく場合がございます。
2. 投稿内容等が不適切と当サイトのスタッフが判断した場合は事前の通知なしにコメントを削除する場合があります。全てのコメント投稿が掲載されるわけではありませんので、予めご了承ください。
3. 投稿内容の公開・非公開に関するお問い合わせにはお答えできません。
4. 絵文字は機種によって正常に表示されないものが多いため、ご使用はお控えください。
5. 記事内容に明らかに関係のない内容の書き込みはご遠慮ください。
6. 個人のプライバシーに関わる書き込み、公序良俗に反する内容等、当サイトのスタッフが不適切であると判断した場合は事前の通知なしにコメントを削除致します。
7. 名指し等、個人間のやり取りは書き込まないでください。
8. より楽しいコンテンツになる様に是非ご協力をお願いいたします。

目次