みなさん一番好きなアニメは何ですか?
私は迷いなく「美少女戦士セーラームーン」と答えます。
「普段は学生として過ごす女の子が人々を脅かす悪が現れれば特殊な力で変身して戦う作品」がめちゃくちゃ好きで、私の中ではセーラームーンがその最高峰だと思ってますがとにかく「戦う変身ヒロイン」「魔法少女」系の作品に魅力を感じてしまいます。
もちろんゲームキャラクターにも同様で、「魔法少女」がコンセプトのキャラクターがいればとりあえずその子について深堀りして、プレイアブルなキャラなら使いこなそうとしてみたり。
引用元:ラストオリジン公式サイト https://www.last-origin.com/
……「地球最後の人間男性がドスケベムチムチバイオロイドと共に時に戦地で時にベッドでバトルを繰り広げる次世代戦略RPG作品」のキャラを紹介する記事なのにどうして登場しそうにない子供向けの魔法少女モノの話なんてするのかって?
いるんです!魔法少女!!ラストオリジンに!!!
ラストオリジン?しらん。という方は以前書いた『ラストオリジン』流行らせてください!や過去の記事から読んでくれるとうれしいです
マジカル★オトメシリーズ、タリスマン・ネックレス!
魔法少女マジカルモモ
今回語りたいバイオロイドは
機動型攻撃機 魔法少女マジカルモモ です。
モモはその名の通り悪と戦う正義の変身ヒロイン…を演じるために製造された、D-エンターテインメント所属の女優バイオロイドです。
同名の番組「魔法少女マジカルモモ」の主人公を演じ、普段から魔法少女として振舞い、笑顔を絶やさない明るく元気な性格です。
名前やデザインは80年代の魔法少女ブームを形成した「魔法のプリンセス ミンキーモモ」を参考にしているようで、服装や髪色など当時の映像のような若干褪せたビビッドカラーでデザインされています。
デザイン通り王道魔法少女と思いきや、ステッキはまだしも共に携えるのは「日本刀」。鉄虫と戦うために装備したわけではなく放送当時からの彼女のメインウェポンで、実際「侍魔法少女」と名乗っています。
製造会社は以前にも紹介しました「伝説サイエンス」。映像作品用のバイオロイドといえばこの会社です。
「現実を超えた現実を」という伝説グループのモットーに則りリアリティを追求するため、合成やワイヤー無しで飛べるよう翼には反重力装置を用い、魔法神のステッキや魔法のカタナは鉄虫すら相手にできる殺傷能力を備えています。
ゲームにおける性能
低確率で急所攻撃が発動して大ダメージが与えられるアクティブスキル「モモチャンバラ」や、
ラウンド開始時にランダムで増加効果を得るパッシブ「世紀末魔法少女」、戦闘不能になると仲間を大幅強化させる「私を忘れないで!」など、トリッキーなスキルが多いモモ。
ただし一定条件で急所攻撃や一部効果を確定で出せるなど運要素を無くすことも可能で、更にSSランクに昇級することでランダム性を無視してパッシブ効果を全て追加で獲得できる「成長型魔法少女」も追加されます。ついでに戦闘続行(復活)効果の獲得やモモチャンバラが確定急所になる条件も緩和。とんでもないスキルだ……
上記のようにモモは条件を整えたり昇級することで真価を発揮し、自己バフの強さと多彩さで多くの場面で活躍してくれる最強角のアタッカーとなります。
“伝説の”子供番組
モモが出演していた番組「魔法少女マジカルモモ」は、人類滅亡前に日本の映像会社「伝説」によって制作・放送されていた作品です。
世界征服を目論む「ポックル大魔王」率いる魔王軍に対抗する魔法少女たちの戦いを描いた、バイオロイドを役者として使った特撮作品だそうで、よくある勧善懲悪ストーリーを踏襲しつつ、よい子のための友情や成長の物語をおさえた子供向け番組となっています。
番組は「伝説グループ」の代表的な作品として鉄虫が現れるまで放送を続け、子供はもちろん大人まで(更にはオルカ号のバイオロイドにも熱狂的な)ファンが生まれるほどの大人気を博しました。
作品に登場する「マジカルモモステッカー」は、魔王軍の敵キャラを封印する「マジカルフリーズ」という技に使用される魔法アイテムのひとつで、人類滅亡前はグッズとしても発売され970種類もあった模様。
グッズは子供たちを中心に売れ、商業的にも大ヒットとなった健全な子供番組「マジカルモモ」。
しかし子供向けなのにどういうわけか、先述した通り魔法少女の武器たちはリアルな殺傷能力を持っています。
“バイオロイドにリアルな戦闘・死傷込みで演じさせる”ことが特徴である伝説作品において、その殺傷能力が向かう先はもちろん、役者たちです。
魔法神のステッキという名のRPG-7(ロケットランチャー)や鋭いチタン製の日本刀等は、毎話登場する敵キャラクター…やられ役のバイオロイドを爆破し、突き刺し、切り刻んで実際に殺すためのもの。
そしてその残虐な殺人シーンすら、子供が楽しむ「マジカルモモ」の目玉ともなっていました。
魔法少女たちは「魔法少女プログラム」によってフィクションの世界を現実と思い込み武器を振るうことを躊躇わず、やられ役もまた洗脳装置や薬品でその役に没頭させていたといいます。
なぜそんな酷いことができるのか?
バイオロイドは生き物じゃないからです。
人類滅亡しろ!!!!(滅亡した)
モモはそんな伝説の中でも「自身は役者である」と認識しており、伝説製バイオロイドでは唯一司令官くんを「司令官」「司令官くん」と呼んでくれるほどの常識人。
思い込みの激しい役者のストッパーとなり、敵役のバイオロイドとも仲良しです。
それでも自身が「魔法少女マジカルモモ」であることは大切にしており、正義の味方として大人子供問わず優しく、夢を壊さないよう振舞います。
オルカ号のよい子にはマジカルモモステッカーを特別にあげているそう。
満月の夜想曲
2020年9月に開催した「満月の夜想曲」は、ひとりで飛び出して行方不明になってしまったもう一人の魔法少女を探すため、友達想いなモモが司令官くんや隊員たちと共に捜索に出かけるという、モモが主役のストーリーイベントです。
モモがオベロニア・レアに滅亡前当時に放送された最新作「八月の満月夜」の内容について話す中、作品に登場した魔法少女マジカル白兎の話題になります。
数年前ラビアタが復元してくれたおかげで一度だけ白兎と再会できたそうですが、すぐに「ポックル大魔王を探す」と言って飛び出して行ってしまい、「魔法少女プログラム」のせいで子供向け番組の設定だと気づけずそのまま行方不明になってしまったとのことです。
友達は心配だけど他の人に迷惑をかけられないというモモですが、そんなモモを心配したレアが司令官くんに許可を貰い、マジカル白兎捜索を行うことに───というのがイベントのあらすじ。
魔法少女マジカル白兎
司令官くんも心を打たれるほどの、執念とも言える友達への思いで捜索を続けるモモ。
必死の捜索の末、ついに再会したもう一人の魔法少女が彼女、魔法少女マ
ウワァァァァァァァァ!!!
とんでもなくムチムチだ!!!
その太ももで魔法少女は無理があるのでは?ウサギがモチーフだから脚は太いほうがいい。それはそう。
ついに魔法少女でモモの友達 魔法少女マジカル白兎を発見します。
行方不明になったのは数年前にも関わらず、その太もものような逞しさと戦闘力で鉄虫を蹴散らし無事生き延びていたようです。
しかし彼女の心は飛び出していったときのままで、やはり全てお芝居の設定だったという現実を受け入れられない様子。
「ポックルは空想の存在で全ては演出」親友のモモがそう言っても、今度はモモまでポックルに洗脳されてしまったと話を聞いてくれません。
再び離れ離れになってしまう二人……果たしてモモは友達と仲直りできるのか!
ポックル大魔王
白兎を仲間に引き入れようとする最中、大魔王を倒すことに執着する彼女に追われる張本人とも合流。
子供番組でその服装を!?!?
テレビの前のよい子のよい子が悪い子になっちゃうよ!
彼女こそが白兎が追っているその人ポックル大魔王。ヴィランを演じていた役者バイオロイドです。
伝説製バイオロイドでは珍しく役と自分自身とがはっきり分かれており、大魔王にふさわしい邪悪な角とセクシーな衣装、178cmの長身に反して素の彼女は気弱で心優しい性格の持ち主です。
モモと同じく自分が役者であると認識しており、大魔王としては高い演技力で別人のように演じていました。
彼女もまた白兎の説得を試みていたようですが、やはりお芝居ということが理解できずかえって激怒され、何年も白兎のマジカルピンクムーンライト(チェーンソー)に怯え逃げながら過ごしてきたそう。
しかしモモはもちろん、命を狙ってくる白兎さえも大切な友達だと思っており、決して彼女と交戦しようとはしません。更に仲間たちのために、わざわざ鉄虫の多いエリアまで誘導して白兎に倒させながら逃げ回るという器用なことまでしていたようです。なんて優しい子なんだ…
白兎から隠れていた所を白兎説得のため魔法少女(?)となっていた隊員たちに発見され、オルカ号に合流。
モモたちは「『ポックルは改心した』と思わせれば白兎を止められる」と考え、彼女にも協力してもらうことになります。
マジックジェントルマン
マジックジェントルマンとはマジカルモモの登場キャラクターの一人であり、モモや白兎が信頼を置く存在のようです。(たぶんタキシード仮面みたいな人)
彼の言うことなら白兎も聞いてくれると思ったモモは司令官くんを「復活したマジックジェントルマン」として紹介します。司令官くんもモモから渡された脚本集を参考に一芝居打つことに。
演技のぎこちなさやトラブルもなんだかんだ乗り切れるほどに白兎はマジックジェントルマンを信頼している様子。なんなら「儀式」を執り行おうと積極的に密着してきます。モモと白兎とポックル大魔王との四角関係を描く外伝も作られていたようで、恐らくそういう関係性
モモに渡された脚本の中には「八月の満月夜」の内容もありました。
大魔王が地上に魔界を作り上げ絶体絶命の中、最後まで戦おうとする白兎を残し4人の魔法少女たちは月までの撤退を余儀なくされる…といったところで現実では鉄虫が襲来しその続きが放送されることはなかった、マジカルモモ最後のシーズンです。
…作られなかった続編は、「ポックル大魔王が殺される」ことで幕を閉じるようでした。
それも殺害シーンだけ無駄に執拗で残酷に、最後のページの半分以上を尽くして書かれています。こんなエンディングにしてはいけないと、改めてオルカ総司令官として、司令官くんの決意も固くなります。
イベント「満月の夜想曲」は現在いつでも遊べる常設イベントとなっています。
魔法少女の活躍、友情、旧人類の罪、魔法少女に扮したレアおばお姉様など非常に満足できる読み応えながら、一区域のみの短いシナリオで楽しく読みやすいイベントストーリーです。
白兎やポックルがクリア報酬で貰える点も魅力的なのでぜひ遊んでみてください!
ブラックモモ
友達のためとはいえ帰還時間を無視したり、演技と言いつつマジのパンチを繰り出したり、よい子の夢を壊さないために笑顔で圧をかけたり、失敗を無理やり話を変えて逸らしたり、少々強引な性格でもあるモモ。
強引なのはそれだけでなく、「劇場版マジカルモモで登場した、マジックジェントルマンに心と体を奪われちゃったブラックモモ」もそう。
イベント「ハコブネ!逆バニークライシス!」のサブストーリー「プロ意識」にて、司令官くんとモモが一緒に見ていた劇場版マジカルモモにブラックモモは登場します。みんなのために存在する魔法少女が、誰か一人だけを愛すると堕落してしまうらしく、ピョンテなシーンも盛り沢山。ホントに子供向けなの…?
司令官くんに観させまいと本気で抵抗するほど、テレビに映る自身の姿を恥ずかしがるモモでしたが…
本物を見たいと言ってしまった司令官くんの前に衣装に着替えて現れた「演技のプロ」には、マジックジェントルマン(司令官くん)の虜となったブラックモモが完全に憑依。
妖艶な笑みを浮かべたモモはそのまま司令官くんをベッドに押し倒し……
ウ、ウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!
こんなアダルトゲームな展開ヴィレヴァンのサイトに載せられn
エッ?!これiOS、Android用で全年齢遊べるんですか?!!それならいいか……
普段の健全な魔法少女ヒロインを知ってからのギャップのせいか、他のどんなスケベ衣装よりもピョンテかもしれない…
ブラックモモ衣装はスキンショップで販売中です。ご自身のロビー画面でもぜひ楽しんでもらいたい!
ネクスト 司令官ズ ヒント
次回もお楽しみに
ラスオリ過去記事
第1回 『ラストオリジン』流行らせてください!
第2回 『ラスオリ』のバイオロイドを語るVVスタッフ【ソワン編】
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前々回 『ラスオリ』のバイオロイドを語るVVスタッフ【T-2ブラウニー編】
前回 『ラスオリ』のバイオロイドを語るVVスタッフ【生命のセレスティア編】
コメント
コメント一覧 (3件)
次はドイツですかぁ
ダッチガールが有力だけど魔法少女と関連あるラインリッターも有りそうだよなぁ
闇落ちモモのスキン破壊力やばすぎなんですよ
伝説は何考えてんだ!大人向け深夜番組になっちゃうだろ!
グッズ発売おめでとう!!!
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