みなさんロボットは好きですよね?
以前にもロクやランパートの記事で紹介しました通り、私はラストオリジンのAGSロボットが好きです。
ロクもランパートも比較的ヒトに近いボディをしており、彼らに関しては「スーパーヒーロー的なカッコよさ」を持ったロボットだと思います。
ただ、私が本当に心惹かれるのは「ヒトからかけ離れた外見をしながら高度な人工知能を持ちヒト語を話す」タイプのロボットなんです。ナイトライダーをエロいと思っている
性癖のバーゲンセールことラストオリジンですから当然そんな私好みのロボットが
います!!!
ラストオリジン?しらん。という方は以前書いた『ラストオリジン』流行らせてください!や過去の記事で知ってもらえると嬉しいです
引用元:『ラストオリジン』公式サイト https://www.last-origin.com/
AT72ラインリッター
今回語りたいロボットは
軽装型攻撃機 AT72ラインリッター です。
本人曰く滅亡前には通称「ライン川の騎士」と呼ばれていたらしく、実際ラインリッターという名前はドイツ語でそのまま「ライン川(Rhein)の騎士(Ritter)」という意味を持っています。
製造会社のリバーメタル社は三大バイオロイド企業の一つで軍事用バイオロイド・AGSの製造を専門とする「ブラックリバー」の子会社となっており、ラインリッターくんはドイツ・フランス間での戦争勃発に備え生産されました。
製造国は明かされていませんが、ドイツ語の名前や製造会社のモチーフであろう軍用メーカー「ラインメタル」などから、恐らくドイツで製造されたと思われます。
特徴的なのはやはり四足歩行のフォルムと長大な砲塔。
ラインリッターくんは四足の機動力を活かした「騎兵」として戦場を駆け回りながら、「変形機構」を持ち戦車に変形できることで「再び戦場に現れた軽戦車」というコンセプトも担っています。
実際の軽戦車は第二次世界大戦初期までは広く運用されていた後、大戦で戦車が進化していくにつれ次第に姿を消していきました。
そんな中ラインリッターくんは機動力の高い四足モードと高火力攻撃が可能な砲撃モードとに切り替えることで柔軟な戦法を可能とし、また「Pfalz Laser Gun」と「Lanze 105」、光学兵器と火器を同時に搭載できるため敵の防御方法に左右されることなくダメージを与えられるということで、20XX年代の戦場でも活躍することができました。
ゲームにおける性能
ラインリッターくんは自身の側面前方の5マスの保護機や特定の戦闘員を対象とした攻撃支援により手数で勝負するタイプの攻撃機です。
保護機以外にも支援の対象となるスチールラインの一部バイオロイドもしくはスパルタンズの3人を編成すると保護機で囲むよりも攻撃的かつそれぞれシナジーのある編成となり、非常に強力。またラインリッターくんには戦闘開始時にダメージ最小化(全てのダメージを1にする)効果が付くため、保護機がいなくても生存力が高めです。
SSランクへ昇級するとバイオロイドの数・AGSの数に応じてステータスが変化するスキル「騎兵突撃」も獲得し、敵によって編成の組み合わせを変えることで戦術の幅も広がります。
名誉!名誉!名誉!
ラストオリジンに登場するロボット、AGSロボットの魅力を語るのに欠かせないのはやはり感情モジュール…要は人工知能(AI)であり、そしてそれが形作る性格です。
ロボットらしい冷酷で無機質な性格から人間よりも人間らしい明るく心遣いが暖かい性格まで様々な、個性的なAIを持つAGSロボットたちですが、如何にも「人間」どころか「既存の動物」からもかけ離れたデザインをしたラインリッターくんはというと…
名誉!
彼の感情モジュールはとにかく「名誉」に拘りを持っており、名誉こそがラインリッターくんのAIが唯一認知できる欲求であり原動力であるとのこと。
欲求を持つという点から既にただのロボット兵器とは一線を画す彼は「名誉」を得るために自信満々に自らの魅力をアピールし誇りある「騎士」と自称する複雑なAIを持っています。
更に「戦場のど真ん中に突っ込んでこそ名誉が得られる」という、ブラウニーとは別ベクトルの突撃精神を持っており、ログインボイスではアプリを立ち上げて早々戦場に送ってくれと催促し、探索に送り出すと名誉じゃない任務だと不満を漏らし、戦闘中に自身に突撃機能がないことを残念がるなど、「突撃こそ騎士の名誉」という非常にアグレッシブな性格でもあります。
そう、「どの動物にも当てはまらない機械らしい効率重視なデザイン」のロボットのくせに「自身の強さを誇らしげにアピールし、名誉を欲し名誉のために戦う生々しく変な性格」なのです。
こんなのぶっ刺さっちまうだろ!!!!
ラインリッターSP
人間を攻撃できない多くのバイオロイドと違い、施設の警備をする個体や鉄虫化した個体などしばしば戦闘ステージで出会うことがあるAGSロボットたち。
ラインリッターくんもまた警備や軍の生き残りである「ラインリッターSP」という個体がエネミーとして登場し、何度か対面することになります。
味方のラインリッターくん同様にダメージ最小化を持ち保護機の攻撃に砲撃による支援を行うほか、こちらには無い「反撃」を行うことも可能です。
ダメージ最小化と反撃の組み合わせが非常に強く、一方的に攻撃されることもある侮れない相手です。
ただし反撃を行うのは最初の2ラウンドのみ、ダメージ最小化も1回だけと限定されているため、2ターン凌いだあとにダメージ最小化を剥がして対処することが可能です。
ナイトチックやレギオン、スカウトをはじめ多くのAGSロボットが鉄虫化する中、敵として登場するラインリッタータイプは現在“鉄虫ではない”このラインリッターSPのみ。
今のところはラインリッターくんたちが鉄虫に侵食された描写もなく滅亡前から戦い続けているように見えるあたり、彼らの強さ・判断力の高さが窺い知れます。
魔法少女の守護獣
ラインリッターくんは人類滅亡前の人気番組「魔法少女マジカルモモ」に出演していたこともあり、当時の姿を再現したスキンも用意されています。このスキンではアクティブスキル1がレーザー光線から近接攻撃に変わる、念願の「突撃」仕様。
番組内での彼は「ラインタイガー」、魔法少女と共に戦う守護獣という役を担っていました。
マジカルモモ放送当時の出来事は、オルカのラインリッターくんが司令官くんに過去の話として話してくれる「ラインリッター外伝」にて知ることができます。
韓国版ラストオリジンで先行実装された外伝で2023年6月現在、日本版ではまだ読めませんが、韓国では好評らしく日本実装も非常に楽しみな外伝ストーリーです。
戦場で負傷したラインリッターくんを映像会社「伝説」が引き取り、撮影用に改造したことでラインタイガーは生まれました。
始めは名誉ある戦場とは正反対な子供番組の撮影には非協力的でしたが、危険な撮影現場と本気で恐怖する役者を目の当たりにした彼は「彼女たち役者にとってはここが戦場なのだ」ということを悟り、次第にモモや白兎たち役者を護るため、名誉ある行為として本気で取り組むように。
幾度となく俳優たちを事故から救ってきましたが、ついに俳優でもラインリッターくんでもなく撮影スタッフ…人間のミスにより、照明が落下しモモが下敷きになる大事故が発生してしまいます。
現場は血に塗れ、照明が直撃したモモは背中が裂け内部骨格も無事ではない重傷を負い、撮影は中断……
モモの運命や如何に…!そしてラインリッターくんに立ちはだかる現実とは…!
────というのが外伝ストーリーのあらすじ。
「伝説」という旧人類きっての闇を持つ企業、その職員の歪んだ精神性と、ラインリッターくんの考える名誉やそれに伴う彼の優しい心の対比、そして「オルカのラインリッター」に繋がる過去を知ることができるストーリーです。
韓国版のお話からわざわざ持ってきてるあたりでわかる通り、ラインリッターくんがストーリー上で見られる機会は多くありません。ストーリーでのラインリッターくんの活躍は現在日本版未実装のメイン第10区域と外伝の二つ。
日本版では今の所アザズの台詞の中に名前が出ただけなので、彼の活躍を知ることもまだまだ難しいところではあります。
ラインリッターくんのファンが増えれば彼の活躍も増えるはずだと信じてるので、この記事をきっかけに彼の持つ魅力に気付いていただき、彼を好きになってくれたら幸いです!
ネクスト 司令官ズ ヒント
次回もお楽しみに
ラスオリ過去記事
第1回 『ラストオリジン』流行らせてください!
第2回 『ラスオリ』のバイオロイドを語るVVスタッフ【ソワン編】
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前々回 『ラスオリ』のバイオロイドを語るVVスタッフ【魔法少女マジカルモモ編】
前回 『ラスオリ』のバイオロイドを語るVVスタッフ【アイシャ編】
コメント
コメント一覧 (3件)
一番輝いてたのは名誉粗大ゴミだった頃
ポポポポポポポポポポポポ…イ!!!
最初はビール? フリッガ?ブラインドプリンセス?と思ったんですがどっちも本国のミームだしよく考えたらスキンにビールが出るエッチなキャットが有ったな!という結論に
最近ラスオリを始めて偶然ここに辿り着きました
AGS推してくれるのうれしい…うれしい…ラインリッターくんの外伝楽しみに待ちます!次回の更新も楽しみにしてます!!
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