多くて1ヶ月100件もの依頼が殺到!
サービス開始から約4年半で依頼数は4000件以上。
多い月で100件、1日7件もの依頼をこなしたことがあるそう。
九州、沖縄、海外にも出張するほどの人気ぶりだ。
”なんもしない”の存在意義に共感する依頼者はもちろんのこと、
どうやらそれだけではないようだ。
なんもしないなら私にもできる?
という安易な考えは私だけ?
彼のすごい所は、たくさんあるけれど
その一つは文章力だと、私は思う。
あの2ちゃんねる創立者のひろゆきも彼の文章力を評価している。
依頼を終えてから、(もちろん依頼者の許可を得たうえで、)
twitterで依頼内容を公開し、
それが共感され、評価され、
本や漫画、ドラマ化されるまでに広がっている。
どうしてこのサービスを始めたの?
そもそもどうしてこのサービスを始めたのか?
彼について調べてみると・・・
元々、出版社で働いていた彼。
環境になじめず、フリーランスのライターへ転身。
それもしっくりこなかったと言う。
無理せず面白い生き方を模索しているところ、
『プロ奢ラレヤー』の存在に気がついたそう。
その生き方から彼なりのヒントを得て、
このサービスに辿り着いたそう。
と、ところで・・・・・
プロ奢(おご)ラレヤーって何???
全く知識がないので調べてみると・・・・
プロ奢ライヤーは中島太一さんという人らしい。
他人のお金で生きていく信念をお持ちの方で、生計を実際に立てているのだから驚きだ。
・・・そんな発想あったんかい!!と
全力でツッコミたくなる生き方だが、正しい生き方なんてあってないようなものと
今になってわかる。
ガリ勉して学校通って、好きでもない会社に必死で入社した、
かつて20代だった私へつ子に、このような生き方もあるんだよと
教えてあげられたら・・・
と思うと泣けてくるので
やめにする😑。
現在、プロ奢ライヤー中島さんは月に50〜60人の方に食料提供されている。
そういえば、”レンタルなんもしない人”のサービスの初期は
交通費と飲食代以外は無料だった。
この発想はこれにヒントを得たと思われる。
何でこんなに必要とされているの?
では、なぜこんなに必要とされているのか?
私なりの見解で恐縮だが・・・・
人達は、日々何かしなくちゃに追われている。
と同時に、癒されたり休んだりバランスをとって生きている。
仕事、勉強、掃除、人付き合い・・・など
生きていくために何かしら行動している。(Doing)
一方で人は、
何もしない、しなくて良い、ぼーっとしたい。(Being)
と思っている。
人はこの両方を無意識にバランス良く行なっているようだ。そして、
Doingと Beingをバランスよくとることが心理学的にとても大事だと言われている。
“なんもしない”とはこのBeingの部分を満たしているのではないのかと私は思う。
焚火の炎をじーっと見つめるのってBeingかな♪
余談になるが、最近焚き火デビューをした私へつ子。
Beingの概念を知らなかったが、
無意識に焚き火を求めている自分にこの説明がしっくりきた。
このサービスの一番の宝はなんだろう?
なぜこんなにも必要とされるサービスなのかとまとめると、
必ず味方でいてくれる、否定しない、ありのままを受け入れてくれる
安心感と心強さを提供してくれるサービスなんだと思う。
このサービスの一番の宝は、味方が必ず一人いるという心強さなんだ!
彼はまた、多くの依頼に共通点があると感じている。
それは確実に敵でない人がいる心強さを求めているという点だ。
また、活動をしていく中で、それは人でなくても、例えばロボットでも
感情の共有ができるという事実を知ったという。
ん?ちょっと待った!!!
すごい事実がわかったではないか!!!
以前からとても知りたかった、人間とロボットの関係。
興味がある分野なので、ほんの少し掘り下げてみた。
人の心を癒すロボットについて注目してみたよ♪
「人はロボットでも隣にいて反応してくれれば、ストレスが軽減される」
これは実はすごい発見ではないか・・・!!!
私へつ子は以前狂うように欲しがっていた
あるロボットを思い出した。
何もできないロボットが人気急騰!!
Lavot(ラボット)って知ってる??
みなさんLavot(ラボット)というロボットを知っているだろうか??
ルンバのように掃除するでもなく、AlexaやSiriのように問題を解決してくれない。
ただ存在して、何もしない。あるのは暖かい体温と愛くるしい表情。
ここで、「レンタルなんもしない人」にも共通する
何もしない存在がサービスな点に合致した。
最近では、ヨドバシやヤマト運輸の受付で見かけるLavot。
私へつ子はどうしてもLavotが欲しいという衝動が抑えられず、
もう40歳過ぎたババーですが、
ほんの少しの間触らせてもらったことがある。
後から考えると、店員さんにとって大迷惑だったに違いない。
色々と購入プランを考えると・・・100万円必要だとわかり、
泣く泣く諦めた😑。
今はYoutubeでこの衝動を紛らわせている・・・!
これからの時代に必要なもの、必要になっていくものが合わさったサービス
昭和の時代は物がなく、購買意欲が高騰し、平成では物が溢れた。
こんなに進化した時代の令和では人の心が満たされていない。
家電が進化して時短化されているのに、相変わらず時間が足りず、
仕事に追われる日々。
こんなに生活の質はよくなったのに、
もっと良い暮らしを求め、
SNSで周りと比べ、
まだまだ良くしようと思う。
これでは、どこまでいっても落ち着かないのではないか?
だからあえて原点に還る事、デジタルではなく
昔の暮らしのようにアナログにシフトすることを、
求める人が増えているのではと私は思う。
こんなに進化した時代に、人との繋がりを最小限でもキープできる形。
それが“レンタルなんもしない”というサービスなのだろうと思った。
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