こんにちは、Shibyです。
最近、今更ながらフランソワーズ・サガンの『悲しみよ こんにちは』を読みました。
新訳なので河野万里子さんが翻訳したものです。
読書の最中、登場人物を勝手に自分の思い浮かべる俳優さんたちに当て嵌めて読んでしまったのですが、その妄想世界のキャスティングを声に出して(しかも職場のサイトに)言ってみても良いでしょうか。haha
あくまでイメージでキャスティングしているので、俳優の出身地や年齢なんかはあべこべです。
ご容赦くださいませ。
『悲しみよ、こんにちは』あらすじ
セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌の父レイモン、その恋人エルザと、南仏の海辺の別荘でヴァカンスを過ごすことになる。そこで大学生のシリルとの恋も芽生えるが、父のもうひとりのガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚に走りはじめたことを察知したセシルは、葛藤の末にある計画を思い立つ……。
引用元:新潮文庫 『悲しみよ こんにちは』Amazon商品ページより
20世紀仏文学界が生んだ少女小説の聖典、半世紀を経て新訳成る。
https://www.amazon.co.jp/悲しみよこんにちは-新潮文庫-フランソワーズ-サガン/dp/4102118284/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=1Q3P2FE6QQ4OJ&keywords=悲しみよこんにちは+本&qid=1664194454&qu=eyJxc2MiOiIxLjgyIiwicXNhIjoiMC45MSIsInFzcCI6IjEuMjUifQ%3D%3D&sprefix=悲しみよ%2Caps%2C192&sr=8-1
この小説を、当時18歳の女の子が書いたということで話題になりました。とてもその年齢の少女が描く世界観とは思えないストーリーと表現力なのですが、実体験では無いということが出版条件となったそうです。そのくらい衝撃的な作品。
小池真理子さんの後書きで知ったのですが、残念なことにサガン好きを「大人こども」と嘲笑する輩が当時はいたそうです。このポエティックなロマンを子供だと言うなんて、理解に至らなかった人の方が大人の皮を被った子供なのではと私は思います。哲学的かつインテリジェンス溢れるサガンの言葉、その心理描写の巧みにぐっと来ずにはいられません。
妄想キャスト
セシル役: エル・ファニング
引用元:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/エル・ファニング
名前 | Elle Fanning エル・ファニング |
生年月日 | 1998年4月9日 |
出身国 | アメリカ |
著名な家族 | ダコタ・ファニング(姉) |
代表作 | 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 『SUPER8/スーパーエイト』 『マレフィセント』シリーズ 『ネオン・デーモン』 『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』 |
映画『ネオン・デーモン』のイメージが私の中で強い。
父・レエモン役:レイフ・ファインズ
引用元:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/レイフ・ファインズ
名前 | レイフ・ファインズ Ralph Fiennes |
生年月日 | 1962年12月22日 |
出身国 | イギリス |
著名な家族 | ジョセフ・ファインズ(弟) ほか |
代表作 | 『シンドラーのリスト』 『イングリッシュ・ペイシェント』 『ナイロビの蜂』 『ハリーポッター』シリーズ 『ハート・ロッカー』 『007』シリーズ 『キングスマン:ファースト・エージェント』 |
映画『胸騒ぎのシチリア』の役イメージが反映しました。だけど、ヴォルデモート。
アンヌ役:キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
引用元:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
名前 | キャサリン・ゼタ=ジョーンズ Catherine Zeta-Jones |
生年月日 | 1969年9月25日 |
出身国 | イギリス |
著名な家族 | マイケル・ダグラス(夫) |
代表作 | 『マスク・オブ・ゾロ』 『エントラップメント』 『シカゴ』 『ターミナル』 『オーシャンズ12』 『RED リターンズ』 |
LUXのCMのイメージでお願いします。
エルザ役:キャスリン・ニュートン
引用元:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/キャスリン・ニュートン
名前 | キャスリン・ニュートン Kathryn Newton |
生年月日 | 1997年2月8日 |
出身国 | アメリカ |
代表作 | 『パラノーマル・アクティビティ4』 『名探偵ピカチュウ』 『ザ・スイッチ』 |
映画『ザ・スイッチ』のスイッチ後のイメージあります。
シリル役:ティモシー・シャラメ
引用元:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ティモシー・シャラメ
名前 | ティモシー・シャラメ Timothée Chalamet |
生年月日 | 1995年12月27日 |
出身国 | アメリカ・フランス(二重国籍らしい) |
代表作 | 『インターステラー』 『君の名前で僕を呼んで』 『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 『DUNE/デューン 砂の惑星』 |
無言で佇んでいてくれればOKです。
さいごに
読書するとき、確実にイメージしていたのはティモシー・シャラメのシリルでした。イメージは映画『君の名前で僕を呼んで』(2017)そして次に、ヒロイン・セシルの父親ことレエモンのイメージも湧きやすかったです。多分、映画『胸騒ぎのシチリア』(2015)のイメージ。アンヌの知的さと美しさとを兼ね備えた女性像は、読むにつれてキャサリン・ゼタ・ジョーンズになっていきました。ちょっと年齢が上ですが。
脇役陣のキャストはパッと浮かんでいったものの、実はセシルに関しては全く想像できていませんでした。敢えて思い浮かべるならば、サガン本人と言ったところでしょうか。しかし、今回の記事を書くにあたって色々考えてみたところ、エル・ファニングちゃんの繊細さと危険さがフュージョンした美貌もふさわしいような気がしてきたのです。
皆様の予想ではどうでしょうか。
以上、勝手に妄想キャスティングでした。
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